2.3 RCE(Remote Code Execution)とは 攻撃者がリモートから任意のコードを実行できる脆弱性のこと。これが成立すると、あなたのマシンで攻撃者が好き放題にコマンドを叩ける。ローカルLLMの脆弱性の多くはこのRCEに分類される。 2.4 デシリアライズ(Deserialization)とは プログラムが保存・送信用に変換(シリアライズ)したデータを、元のオブジェクトに復元する処理のこと。Pythonのpickle.loads()が代表例。この復元処理に悪意あるデータを食わせると、任意のコードが実行される——これが今回の脆弱性の多くに共通する根本原因だ。 これらの用語が押さえられたら、実際にどんな脆弱性が報告されているのか見ていこう。 3. ローカルLLM脆弱性が生まれた背景 3.1 「速度優先」で生まれたエコシステム ローカルLLMのエコシステムは、2023年のLlam

