JR東日本千葉支社は14日、京葉線に来春開業予定の幕張豊砂駅(千葉市美浜区)の駅舎などを報道陣に公開した。工事は約9割が完了し、今後は看板や改札を設置する予定だ。 幕張豊砂駅は京葉線新習志野-海浜幕張のほぼ中間に位置し、近くにはイオンモール幕張新都心などがある。新たな駅舎は高架下に造られた平屋で、半透明の屋根を用いるなど明るさを確保した開放的なデザインという。 2018年に千葉県と千葉市、イオンモールでつくる協議会と、JR東で設置協定が結ばれ、20年7月に本格着工した。事業費は約115億円の見込みで、半分をイオンモールが、残りを他3者が均等に負担。駅名は公募で決めた。 JR東は駅前開発にも力を入れており、月内にホテル建設に着手する。(共同)