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ブックマーク / www.sankei.com (14)

  • 【関西の力】だし(2)どん兵衛が東西で味が違う理由-「境界線」は天下分け目の関ケ原、異例の工夫(1/3ページ)

    昭和51(1976)年に発売された日清品の看板品、即席うどん「どん兵衛きつねうどん」には、毎年数件、「味がおかしい」という苦情が寄せられる。苦情の主の多くは、関東に単身赴任する関西のサラリーマン。「いつもと味が違う」というのだ。それもそのはず、関西と関東のどん兵衛はパッケージが同じでも中身が少し違う。関西版は昆布だし主体の薄味、関東版はかつおだしを効かせた味付けとなっており、それぞれだしが違うのだ。 40年続く看板商品 「W」と「E」の印字を見つけろ 全く同じ商品のようだが、実はパッケージをよく見ると、ふたの「NISSIN」のロゴ脇に関西版は「W」、関東版には「E」という小さい印字を見つけることができる。それぞれ成分表示も異なっており、スープの内訳を見ると、関西版は昆布エキスが関東版より前に書かれており、より多く含まれていることが分かる。 日清品ホールディングス広報部次長の大口真永さ

    【関西の力】だし(2)どん兵衛が東西で味が違う理由-「境界線」は天下分け目の関ケ原、異例の工夫(1/3ページ)
    noritada
    noritada 2024/04/23
  • 「メガソーラーは不要」福島市が宣言 山地で法面崩壊、土砂流出の被害も 景観、災害…懸念多く

    メガソーラー建設に伴い、山肌が露出した先達山の斜面。異様な光景に驚く市民は多い=福島市(芹沢伸生撮影) 大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が相次ぎ、景観が損なわれ災害の発生も危惧されているとして、福島市は「ノーモア メガソーラー宣言」を12日までに発表した。「山地へのメガソーラー設置は望まない」という市のスタンスを明確にし「事業者に入り口の段階で諦めてもらう」(木幡浩市長)のが狙いだ。 市によると、出力1メガワット以上のメガソーラーは未完成も含め、8月現在で市内に26施設ある。山間部では多くが斜面に設置され、森林伐採で土壌が保水機能を失い、過去には大雨で法面が崩落し、土砂が流出するなどの被害も出ている。 市は令和元年に「太陽光発電施設の設置に関するガイドライン」を設け、事業者に法令順守や周辺環境への配慮、地域住民との協調などを求めてきた。しかし、手続きが適法であれば市は建設を止めるこ

    「メガソーラーは不要」福島市が宣言 山地で法面崩壊、土砂流出の被害も 景観、災害…懸念多く
  • 完成予定から20年遅れ 「阪急淡路駅」高架事業の複雑怪奇

    いつになったら完成するのか-。阪急京都線と千里線が乗り入れる淡路駅(大阪市東淀川区)付近で、鉄道を高架化する立体交差事業が著しく遅れている。交通の円滑化を図るため平成9年から大阪市や阪急電鉄が事業に乗り出したが、大がかりな工事ゆえに、当初の完成見込みは20年近く後ろ倒しに。専門家は「建設技術は年々向上しており、あらゆる工法を模索すべきだ」と指摘している。 結局完成は令和13年度?京都線千里線が交差する淡路駅周辺は電車の往来が激しい。2路線の踏切が連続する地点もあり、車がスムーズに流れず、交通渋滞の解消は積年の課題だった。 そうした中、市は高架化と周辺の区画整理を同時に進める計画を策定。駅周辺の7・1キロを高架化し、17カ所の踏切をなくす。事業を開始した9年時点で15年後の完成を想定していた。 ただ肝心の用地取得が難航。15年度に8年、27年度に7年の遅れが生じた。今年春には、さらに4年の遅

    完成予定から20年遅れ 「阪急淡路駅」高架事業の複雑怪奇
  • 400年前の忘れ物? 国宝の屋根裏から大工道具「ノミ」発見 京都・大徳寺

    鎌倉時代末期(14世紀)に創建された臨済宗大徳寺派の大山の大徳寺(京都市北区)で、方丈(国宝)の屋根裏から、建立された寛永12(1635)年当時のものとみられる大工道具のノミが見つかり、京都府教育委員会が18日、発表した。現在作られていない両刃のノミで、府教委は「大工の忘れ物ではないか」としている。 方丈は住職の住居や法要を行う場。府教委は令和2年度から方丈の解体修理を実施しており、今年4月に瓦や屋根材などを取り外したところ、天井板の裏側と木材との間に挟まれるようにノミがあるのが見つかった。 ノミが見つかった修理工事中の大徳寺方丈の屋根裏付近=18日、京都市北区(渡辺恭晃撮影)鉄製で長さ23・3センチ、刃の幅は1・72センチ。両刃の形状から木材に穴をあけるのに使われていたとみられる。天井裏の木材をくぎ付けする際、長いくぎを使わなくてすむよう、木材に穴をあけており、大きさがノミの刃幅と同じ

    400年前の忘れ物? 国宝の屋根裏から大工道具「ノミ」発見 京都・大徳寺
  • 「日本最古のトイレ」に車突っ込み損壊 東福寺の重文

    乗用車が後進し扉を破壊。東福寺境内にある東司内に突っ込んだ=17日午前、京都市東山区(京都府教育委員会提供、一部画像処理しています) 17日午前9時半ごろ、京都市東山区町の東福寺で、京都古文化保存協会の男性職員(30)が運転する乗用車が、現存する日最古の便所として知られる東司(とうす)(国の重要文化財)に後進して突っ込んだ。けが人はいなかったが、木製の扉や柱が壊れたという。 京都府警東山署と東福寺によると、男性は前進するつもりが、バックにギアを入れたままアクセルを踏み、そのまま突っ込んだとみられる。男性は業務で東福寺を訪れていたという。 東福寺は13世紀に創建された臨済宗東福寺派の大山として知られる。東司は15世紀前半の室町時代に建てられ、修行僧が利用していた。 東福寺資料研究所の石川登志雄所長は「今までにない大きな事故であぜんとしている。一日も早い復旧を目指す」と話していた。 NH

    「日本最古のトイレ」に車突っ込み損壊 東福寺の重文
  • 偽造品放置でアマゾン提訴 背景に「相乗り出品」

    インターネット通販大手「アマゾン」のサイトに自社製品の偽造品が出品されているのに放置され、売り上げが減少したなどとして、医療機器の製造・販売業者が9月、アマゾンジャパン(東京)に対し計2億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。偽造品を扱っていると勘違いされ、深刻な風評被害にも悩まされたという業者。背景にあったのは「相乗り出品」と呼ばれる、アマゾン独特のシステムだった。 10分の1以下で販売提訴したのは、新型コロナウイルス禍で注目を集めた医療機器「パルスオキシメーター」を製造している「トライアンドイー」(神戸市)と、販売会社の「エクセルプラン」(同)。 訴状によると、エクセル社は平成23年5月、アマゾンと出品サービス契約を交わし、登録料(月額4900円)を支払って「アマゾンマーケットプレイス」に複数種類のパルスオキシメーターを出品していた。 指に挟むだけで手軽に血中酸素飽和度が測定で

    偽造品放置でアマゾン提訴 背景に「相乗り出品」
  • 絶滅昆虫生きていた! 60年ぶり琵琶湖で発見

    国内で絶滅したとされていた水生昆虫「キイロネクイハムシ」を京都大の研究者が琵琶湖で発見し、日昆虫学会の英文誌に掲載された。2日付。国内での生息確認は60年ぶりで、論文をまとめた同大の曽田貞滋(ていじ)教授は「他の絶滅種も人知れず生き残っているかもしれない」と話す。 キイロネクイハムシは体長4ミリほどの甲虫で、沈水植物のクロモなどをべる。ネクイハムシの仲間の多くが成虫になると水から出るのに対し、一生を水中で過ごし、水質のよい場所でしか生息できない。 キイロネクイハムシが見つかった琵琶湖(加藤真教授提供)明治18(1885)年に新種として発表され、その後千葉県や兵庫県などでも採集された。国内での詳しい分布や生態は分かっておらず、昭和37年に福岡市で確認されて以降は見つかっていなかった。環境省の「レッドリスト2020」では絶滅種(昆虫類では4種のみ)に分類されていた。 今回の個体は、京都大で

    絶滅昆虫生きていた! 60年ぶり琵琶湖で発見
  • スキー場パトロール隊長がクレバスに落ち死亡 山形・月山

    11日午後3時25分ごろ、山形県西川町の月山スキー場姥ケ岳ゲレンデで、同スキー場パトロール隊長の濵広人さん(56)がクレバス(幅約50メートル)に落ちたと119番通報があった。約3時間後の6時半ごろに救助されたが、死亡した。 西村山消防部によると、濵さんは同日午前中、ゲレンデのクレバス周辺に目印をつけ、危険箇所を知らせようと1人で向かったが、午後になっても戻らないため、別の職員がゲレンデを探したところ、深さ約8メートルのクレバスに落ち、身動きが取れない濵さんを見つけた。救助時、濵さんに意識はあったが、その後、搬送中に意識がなくなり死亡が確認された。寒河江署によると、目立った外傷はなく、死因は低体温症とみられる。

    スキー場パトロール隊長がクレバスに落ち死亡 山形・月山
  • 「トンガで自衛隊機見られるとは…」 首相ら総出でお出迎え

    大規模噴火と津波があったトンガに国際緊急援助活動として派遣された航空自衛隊のC130輸送機が現地に到着した際、トンガのフアカヴァメイリク首相ら政府要人が勢ぞろいして出迎えていたことが24日、政府が自民党会合で行った説明で分かった。トンガは親日国として知られ、自衛隊による支援に政府を挙げて歓迎する意思を示した形だ。 自衛隊機がトンガに到着したのは22日。空港には首相のほか、副首相、外相、財務相、保険相、貿易・経済開発相らが出迎えた。フアカヴァメイリク首相は「日自衛隊機をトンガで見られるのは当に感慨深い。日の皆さんにありがとうと伝えてほしい」と語ったという。 日政府はトンガ政府からの支援要請を受け、100万ドル以上の緊急無償資金援助の実施を表明。自衛隊機が飲料水のほか、火山灰を除去するための高圧洗浄機、マスクなどを届けている。また海上自衛隊の輸送艦で手押し一輪車、リヤカー、ポリタンク

    「トンガで自衛隊機見られるとは…」 首相ら総出でお出迎え
  • 山手線通勤客ら30~50%減 JR東、スイカで分析

    JR東日は4日、IC乗車券「Suica(スイカ)」の利用データを分析した結果、山手線で平日午前7~10時に東京都心へ通勤する乗客らが新型コロナウイルス禍前と比べ30~50%程度減少していたと発表した。 調査は山手線各駅の改札から出た乗客の数を、コロナ禍前の昨年1月20日と、今年9月30日までの各日で比較。感染状況による変動はあったが、乗客数は大半の日でコロナ禍前の50~70%の範囲内だった。乗車目的は把握しておらず、通勤以外の利用者も含んでいる。 JR東によると、山手線東側の東京や品川など、オフィス街にある駅で減少率が高かった。 男女とも30、40代で減少が目立ち、今年1月からは回復傾向にあるとしている。

    山手線通勤客ら30~50%減 JR東、スイカで分析
  • 古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」埼玉県川越市ほか全国展開へ

    スマートフォン向け古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」が今年4月に50万ダウンロードを達成したことを記念し、今月21日から全国へのエリア拡大と法人向け開発キット無償貸し出しの2つをスタートさせる。 同アプリはフジテレビ、ビーマップ、菁映社の3社で構成される「大江戸今昔めぐり製作委員会」が提供。ベースとなる江戸末期の古地図を人の手による“完全描き起こし”で再現した。スマホ上で現代図と古地図を重ね合わせることが簡単にでき、地図の透過度を自由に変えられる機能も搭載。2017年12月にサービス開始以来、古地図ファンや街歩き愛好者の間で人気を呼んでいる。 今回、江戸以外のエリアの古地図に対応することを決め、第一弾は埼玉県川越市と静岡県静岡市となった。 川越藩の城下町として発展し、現在は小江戸と呼ばれ多くの観光客を集める川越市。同委員会が基地図、古地図活用に実績を持つ同市の櫻井印刷所が詳細地図を作成とい

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  • 全女性隊員の情報持ち出し 海自、男性2曹を停職処分 - 産経ニュース

    海上自衛隊は15日、全ての女性隊員の個人情報を無断で持ち出したとして、補給部(東京)に所属する40代の男性2等海曹を停職5日の懲戒処分とした。持ち出された情報は平成27年ごろに海自に所属した全ての女性隊員約2700人の生年月日、入隊の時期、所属部隊などで、外部への流出はなかったとしている。 海自によると2曹は28年、職務上必要がないのに当時の職場のサーバーから自分が使っていたパソコンに約2700人分の情報を移した。さらに補給部に異動後、元の職場の同僚に、パソコンに保存していた個人情報をメールで送るよう頼み、最終的に補給部のサーバーに入れた。メールを送った隊員は、内容を知らなかったという。 家族構成が話題になった際、2曹が来知ることができない情報を把握していたため、周囲が不審に感じて問題が発覚した。補給部副部長の伊藤秀人海将補は「指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出し

    全女性隊員の情報持ち出し 海自、男性2曹を停職処分 - 産経ニュース
  • 女性昆虫学者が世界初解明、コケに化けるイモムシのツノ(1/2ページ)

    どこにいるのか、まるで隠し絵-。見事にコケに擬態しているのはシリブトガガンボ亜科の幼虫だ。自然界で見つけるのも難しく、詳しい生態は知られていない。この小さなイモムシをめぐり、愛媛大学大学院理工学研究科の今田弓女(いまだ・ゆめ)助教(32)=昆虫生態学=が、やわらかいツノのような突起「肉質突起」が多面的な役割を果たしていることを世界で初めて解明した。論文は英国の国際学術誌にオンライン掲載された。 採集するのも一苦労 「ガガンボ」はハエやカの仲間で、成虫はカを大きくした姿に似ている。幼虫の大きさは数ミリ~1センチ程度。色は茶色や黒、白いのもいるという。一般にガガンボ類の幼虫は土や落ち葉の下、水中などにすんでいるのに対し、シリブトガガンボ亜科の幼虫は植物に巧妙に擬態。特にコケの上にすむ幼虫は体の色だけでなく、肉質突起と呼ばれる構造物を持っている。 「全体に突起があって形が面白い。研究したいと思っ

    女性昆虫学者が世界初解明、コケに化けるイモムシのツノ(1/2ページ)
    noritada
    noritada 2021/01/24
    “「森に入ってはいつくばって探すしかない。訓練した目が必要で、私は2年くらいかかりました」”
  • 自治体またぐ「広域避難」 移動手段や受け入れ調整難航も(1/3ページ)

    甚大な水害などの発生に備え、大勢の人が都道府県や市区町村の境界を越えて事前に逃げる「大規模・広域避難」。未曽有の災害が相次ぐ今、人口が集中する三大都市圏の海抜ゼロメートル地帯などで効果が期待される半面、対象者や調整の手間が多く、避難行動も複雑になるといった課題も見えてきた。現行法では災害発生前の対応にも限界がある。広域避難の制度化を模索する国は、今夏にも専門家の意見を集約し、方向性を打ち出す方針だ。 避難所に頼れない 「私たちも同じリスクを抱えていると実感した」。九州を襲った豪雨を受け、大阪府摂津市の川西浩司・防災危機管理課長は危機感を強めた。 大阪市の北東部に位置する摂津市。淀川や安威(あい)川など複数の1級河川に接し、淀川氾濫時には市域の8割程度が浸水すると想定されている。人口約8万6千人のうち、浸水エリアには約6万8千人が居住。風水害に対応できる避難所は30カ所あるが、浸水リスクがな

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