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子供が大人の手を取って、やってほしいことをさせようとする行動が、対人関係の発達を考える上で重要な意味を持つとする研究成果を、聖心女子大の川上清文教授(発達心理学)らのグループがまとめた。子供たちが自分にはできない限界を知り、代わりに大人にやってもらおうとする行動と考えられるという。12日に東京大で開かれる日本赤ちゃん学会で発表する。 この行動は大人の手をクレーンのように操るため、「クレーン行動」と呼ばれ、1歳ごろから現れる。相手と目を合わせず、手しか見ていないことが多いため、コミュニケーション能力の発達に遅れがある子供に多く、人を単に道具として扱うと考えられてきた。 研究グループは、1歳半~2歳半の幼児22人とその母親に30分間パズルで自由に遊んでもらい、様子を1組ずつビデオで撮影した。2人の専門家が判定した結果、約半数の10人が計31回のクレーン行動をした。うち18回は母親のひざに座り、
昨日「そもそも性格を4つの類型に当てはめること自体が不可能でしょう。」と与太を書いてしまったので、罪滅ぼしを。まずは、なぜこれが「与太」であるのか。 性格を4つの類型に当てはめることは不可能? →類型なので、いくつかの種類に分ける事は可能。それが4種類ではいけない、という理由は特に無いです。 プロフィール欄を見れば解るように、人には様々な属性があります。日本人であること、漢であること、高卒・αブロガー・非モテ・水・めがねその他色々な属性を人は持っています。 「だから人を評価する時、評価軸は属性の数だけ必要で、4つどころでは収まらない」ついこう考えてしまいがちですが、私もそう思ってしまったワケですが、それはちょっと待って下さい。そも類型というのは、事柄を一般化して総体として捉える、という事です。個々の属性はともかく、全体としてこんなパターンがあるよね、と言うのが類型の考え方で、有効な物の見方
経済全体がパニックに陥る「恐慌」と最近ビジネスマンに蔓延すると言われる「鬱」。一見、何の関係もなさそうに見える両者だが、マクロとミクロという違いこそあれ、実は心理学的に見れば同じメカニズムが働いている。しかもいずれも甚大な経済的損失を社会に与えるという結果も同じだ。 だとすれば、そのメカニズムを解き明かすことで、経済的な損失をいかに抑えるか、という対策も見えてくるはず。 人間心理の分析を基に、「恐慌と鬱の経済学」を検証したい。まずはマクロ的現象である恐慌から。 恐慌招く不安の連鎖 米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題に端を発した金融危機を前に世間では、1930年代の世界恐慌に似た景気の悪化が起きるのではないか、あるいは既に起きているのではないかという声が溢れている。 その兆候を示す実例として挙げられるデータとして、例えば自動車販売台数がある。2008年10月の自動車
被害者を引きずってまで逃走しようとする悪質なひき逃げ事件が後を絶たない。死亡ひき逃げ事件は高い検挙率にもかかわらず、なぜ容疑者は逃げようとするのか。抑止に向けた有効な取り組みはあるのか。犯罪者の心理を研究している新潟青陵大学大学院の碓井真史教授(社会心理学)に聞いた。 −−事故を起こした直後、ひき逃げ犯はどのような心理状態に陥るのか 「大なり小なり心理的にパニック状態になり、まともな行動がとれなくなる。運転席から立てず、ハンドルを握ったままひたすら運転し続けたり、119番をしようと思っても電話のボタンを押すことができないなどのケースもあった」 −−ひき逃げの検挙率は高いのに、なぜ逃げるのか 《警察庁によると、死亡ひき逃げ事故は平成19年までの5年間で1239件発生し、1171件を検挙。検挙率は94・5%に上る》 「検挙率を考えるのは、計画的で冷静な犯罪に限った話。そのような難しいことを考え
最近、部下を怒れない上司が増えています。部下指導は、相手の立場に立って行うのが原則ですが、時には怒りを使う方がいい場合もあります。今回は怒りを使った方がいいケースとその使い方を、5回にわたってお話しします。 「地震、雷、火事、親父」ではありませんが、昔の会社の上司というのは、とにかくよく怒る怖い人でした。子供は父親に怒られて成長するし、若い人も上司から怒られて育つと考えられていたわけです。怒らないと、上司として責任を果たしていないようにすら見られました。 怒れない大人が増加中、そのワケは? 感情的にならずに、部下の視点に立って自分の言いたいことを伝えるのが大事なのであって、上から頭ごなしに言っちゃうと部下は落ち込みますよ、ということが20年前のマネージャー研修ではよく言われてました。その当時の上司は怒るのが当たり前だったのですね。ところが、今は怒れない上司が多いです。なぜでしょうか? 昔は
夢は記憶を整理する脳のデフラグ作業であるという説がありますが、男性と女性では夢の見方が異なっているらしく、女性のほうがより激しい悪夢を見るという研究結果があるそうです。 インパクトの強い悪夢は起きてからも恐怖感が体から抜けないことがありますが、夢を記憶している人も女性の方が多いとのこと。 詳細は以下から。 cbs13.com - Women Experience Far More Terrifying Nightmares Than Men イギリスの研究者が170人のボランティアに行った調査によると、よく悪夢を見る男性は19%しかいないのに対し、よく悪夢を見る女性は30%もいたとのこと。悪夢を見る女性には排卵期が近く、わずかに体温が上昇している人が多かったそうです。 心理学者のJudy Kuriansky博士は「女性は気分が違うとホルモンバランスが変わり、身体にも変化が現れます。彼女たち
人が悪魔になる時――アブグレイブ虐待とスタンフォード監獄実験(1) 2008年3月13日 社会 コメント: トラックバック (0) Kim Zetter カリフォルニア州モントレー発――善良な人々が一転して悪魔になるのを見てきた心理学者のPhilip Zimbardo氏は、その理由がわかるという。 Zimbardo氏が2月28日(米国時間)の午後、『TED会議』(TEDはテクノロジー、エンターテインメント、デザインの略)で公開した約3分間の動画を、Wired.comは入手した。動画には、イラクのアブグレイブ刑務所で撮影された、これまで公開されていなかった写真(英文の画像ギャラリー、残虐な内容につき閲覧注意)が多数取り上げられている。 2004年、米軍関係者によるイラク人収容者虐待の写真が世界各地で公開され、アブグレイブ刑務所は国際ニュースの見出しを飾った。軍法会議で兵士7人が有罪になり、技
人間関係論(社会心理学)の授業で書いたレポートだが、あまり知られていない内容もあると思ったので、一部修正を加えて掲載。 - 個人的に興味深く感じたテーマであり、今回文献を数件読み、さらに知人の関係者からのコメントを元にして、考察してみたい。 悲惨な災害を受けた被害者だけでなく、その現場を目撃したり、現場で活動したりした人々が被るストレスは惨事ストレス(Critical Incident Stress)と呼ばれる。報道活動を行うジャーナリストも当然この対象となるが、ジャーナリスト自身にも、周囲で彼らを支える人々にも、その認識は共有されていない。これまでのジャーナリズム研究では「テロ・戦争報道」「事件・事故・災害報道」「企業・組織内の労働環境」「ジャーナリズムと倫理」の4つの領域で、惨事ストレスに関連する研究や評論はあるが、ジャーナリスト自身のストレスを主として論じたものは少ない。ジャーナリス
アーノルド・ミンデルの思索と実践が現代社会に重要な意味を持つ、あるいはさらに持ち続ける可能性があるのは、本書「昏睡状態の人と対話する プロセス指向心理学の新たな試み」(参照)によるものだろう。本書、あるいはコーマワークが存在しなければ、ミンデルは奇矯な思索者・精神医学者ということで終わるだろう。もっとも類似の問題は、本書のはしがきでミンデル本人が言及しているように、キュブラー・ロスにも関連している。 本書、あるいはコーマワークとはなにか。これは邦訳の表題が適切で「昏睡状態の人と対話する」ことであり、その手法に言及したものだ。アマゾンの紹介が、ある意味で、簡素にまとまとまっているので引用する。 著者のミンデル氏は、昏睡状態の人と対話するという信じられないことを可能にした。忍耐強い働きかけを行っていくと、クライアントは筋肉の一部の動きや言葉の応答によって、死にたいか、生きたいかの意思表示や未解
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