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ブックマーク / wiredvision.jp (11)

  • 遺体の冷凍保存への期待と現実 | WIRED VISION

    遺体の冷凍保存への期待と現実 2002年7月10日 コメント: トラックバック (0) Randy Dotinga 2002年07月10日 「半永久的な冷凍保存にたいしたお金はかかりません」。人体を極低温貯蔵するある組織はそう宣伝している。この組織は、先頃亡くなったベースボール界のスター、テッド・ウィリアムズ氏の冷凍保存を計画しているとされる同業者に価格戦争を仕掛けているのだ。 「人体の冷凍保存」――未来における蘇生に望みをかけて遺体を冷凍する――の費用は安くはない。ボストン・レッドソックスの元スラッガーの人体のすべて、あるいは一部の冷凍保存を計画中と報じられているアリゾナ州のアルコー・ライフ・エクステンション財団は、冷凍保存1件当たり12万ドルもの料金を申し受ける。 一方でミシガン州を拠点とするライバル組織クライオニクス研究所は、2万8000ドルという「どこよりもお求めやすい価格」で冷凍

  • ドラッグ『エクスタシー』で兵士のPTSDを治療 | WIRED VISION

    前の記事 iPadTwitter公式アプリ、レビュー 電子教科書の現状と、1章ずつ買えるアプリ 次の記事 ドラッグ『エクスタシー』で兵士のPTSDを治療 2010年9月 3日 社会 コメント: トラックバック (0) フィード社会 Katie Drummond Photo: U.S Army サウスカロライナ州に住むMichael Mithoefer博士と精神科看護師のAnne Mithoefer氏は、2000年以降、合成麻薬エクスタシー(MDMA)の研究で先頭に立っている。 2人は、2004年〜2008年にかけて21名の心的外傷後ストレス障害(PTSD)患者を対象とした研究(日語版記事)を行ない、成果を上げた。そしてこのたび、米品医薬品局(FDA)と米麻薬取締局(DEA)から最終的な承認を得て、元兵士のみを対象とした研究を開始した。 幻覚剤学際研究学会(MAPS)から50万ドルの資

  • 架空世界に執着する人たち:孤独とメディアの心理学 | WIRED VISION

    前の記事 Gmail音声通話:狙いはSkypeではなくFacebook 架空世界に執着する人たち:孤独とメディアの心理学 2010年8月27日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer Photo: Flyinace2000/Flickr 孤独な人がテレビを見ると、実際の人間と接するのと同様の感情的な慰めを得られるようだ。Fionnuala Butler氏とCynthia Picketton氏が、『Scientific American』サイトで、以下のような興味深い記事を書いている。 [心理学者はこれまで、実際の対人関係に関して研究を行なってきたが、最近の研究では、研究対象が「疑似社会関係」まで広がってきている。]擬似社会関係とは、われわれがテレビ映画の中の人物もしくはキャラクターに接するうちに形成される、

  • 日本の危険な自殺方法が米国に上陸 | WIRED VISION

    前の記事 内部は紙より軽い:新型『iPod Shuffle』を分解 電話を革新する『Google Voice』に、通信市場が制覇される? 次の記事 日の危険な自殺方法が米国に上陸 2009年3月16日 Kevin Poulsen パサディナのショッピングセンターで救急チームが対応。写真はTerry Miller, Beacon Media News) 家庭用の化学薬品を混ぜて致死性のある硫化水素ガスを発生させる「硫化水素自殺」は昨年、日で不気味なまでに多発した(USA Todayの記事によると、日では2008年前半で500人以上の人がこの方法で自殺した)。 救急活動担当者たちによると、この自殺方法はインターネットを通じて米国にじわじわと侵入してきているらしい。救急隊員たちに対して、注意しないと巻き添えになる恐れがあるという警告が発されている。 硫化水素自殺が米国に広まりつつあることを

  • 「新植民地主義」を回避するCSR調達 | WIRED VISION

    「新植民地主義」を回避するCSR調達 2008年12月 8日 経済・ビジネス環境国際情勢 コメント: トラックバック (0) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの質」はこちら) 師走に入り忙しい日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。小生も御多分に洩れず、であります。この世の中、長い目で社会を考えるなんて行為は奢侈品に類するものかもしれませんね。ただ、この贅沢、お金がなくてもできるという長所があります。等身大のラグジュアリー(笑)、ということで今回は「新植民地主義」の二回目。前回の続きです。 韓国の大宇ロジスティクスのマダガスカルへの投資に対するファイナンシャル・タイムス(以下、FT)の批判記事(2008年11月20日)を概観してみます。記事のタイトルは、「大宇、広大な土地をタダで入手(Daewoo to pay nothing for vast land acquisition)」

    odd991
    odd991 2008/12/08
    “欧州のメディアは自国の外で自国以外の企業が行う行為にここまで踏み込んだ批判をするのです。記事は「地元の反対」を伝えているのではありません。”
  • 抗欝剤を飲みながら闘う米軍兵士たち:身体強化薬も普及 | WIRED VISION

    抗欝剤を飲みながら闘う米軍兵士たち:身体強化薬も普及 2008年10月 8日 社会 コメント: トラックバック (0) Noah Shachtman 「幸福の追求」 「セルフメディケーション[自分で健康を管理し、軽い身体の不調を治そうとすること]は米国文化に浸透している」と指摘するのは、米国防総省国防研究技術部(DDR&E)の委託による「Human Performance」(人間のパフォーマンス)という研究報告書だ。 とりわけ、その傾向が強いのは軍隊だ。「特殊部隊の兵士の90%、および支援部隊兵士の76%」が、活力増強剤、プロテインパウダー、クレアチン[アミノ酸の一種]、その他の栄養補助剤を使用しているという。 だが軍隊は、化学薬品で身体を強化する以上のことを行なっている。『Time』誌の特集記事「America's Medicated Army」(薬剤を服用する米陸軍の兵士たち)は、数

  • 中国の研究者チーム、「不可能」とされてきた電磁推進の成功を主張 | WIRED VISION

    中国の研究者チーム、「不可能」とされてきた電磁推進の成功を主張 2008年9月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Hambling Photo Credit: SPR Ltd 中国の研究チームが、「不可能」とされてきた宇宙船の駆動方法の裏付けとなる仮説の検証に成功したとして、デモ機の建造を進めている。 チームの検証が正しければ、人工衛星の効率が一変し、宇宙探査の新たな可能性が開けてくる。そして中国には、宇宙空間での軍備において決定的なアドバンテージを得ることにもなるだろう。 「Electromagnetic Drive」(電磁駆動/電磁推進)を略して『EmDrive』と呼ばれるこの推進機構の概念については、議論が割れているなどという言葉では足りない。 この概念を提唱したのは、英国の科学者、Roger Shawyer氏だ。同氏の説明では、この推進

  • 「ゲーム中毒者と高機能自閉症の類似性」研究 | WIRED VISION

    ゲーム中毒者と高機能自閉症の類似性」研究 2008年4月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Susan Arendt 「アムステルダムのあるクリニックは、ゲーム中毒外来を最近開始しました。治療は8週間かかり、グループセラピーやカウンセリングを含みます。」 Photo Credit:Johnnie W@lker/Flickr 4月3日(現地時間)に、英国心理学会の年次会議で発表された研究結果によると、ビデオゲーム中毒の兆候がある人は、高機能自閉症の一種であるアスペルガー症候群の患者と同じ性格特性をいくつか示すという。 この研究は、イギリスボルトン大学のJohn Charlton博士と、米国ホイットマン大学のIan Danforth氏が、ゲーマー391人[うち男性は86%]を対象に、中毒と「強度の依存」、および人格との間にある関連性(もしあるとするなら)を調

  • 人が悪魔になる時――アブグレイブ虐待とスタンフォード監獄実験(1) | WIRED VISION

    人が悪魔になる時――アブグレイブ虐待とスタンフォード監獄実験(1) 2008年3月13日 社会 コメント: トラックバック (0) Kim Zetter カリフォルニア州モントレー発――善良な人々が一転して悪魔になるのを見てきた心理学者のPhilip Zimbardo氏は、その理由がわかるという。 Zimbardo氏が2月28日(米国時間)の午後、『TED会議』(TEDはテクノロジー、エンターテインメント、デザインの略)で公開した約3分間の動画を、Wired.comは入手した。動画には、イラクのアブグレイブ刑務所で撮影された、これまで公開されていなかった写真(英文の画像ギャラリー、残虐な内容につき閲覧注意)が多数取り上げられている。 2004年、米軍関係者によるイラク人収容者虐待の写真が世界各地で公開され、アブグレイブ刑務所は国際ニュースの見出しを飾った。軍法会議で兵士7人が有罪になり、技

  • 学校は何のための装置か〜教育をめぐる経済学 | WIRED VISION

    学校は何のための装置か〜教育をめぐる経済学 2008年2月 4日 経済・ビジネス社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」は こちら) このところずっと、経済学者・宇沢弘文が提唱する「社会的共通資の理論」のことを解説している。社会的共通資とは、社会の共通の財産であるが故、決して私的所有と個人の嗜好のみに依拠した利用が許されず、社会が慎重に管理運営すべきような財・サービスのことだ。(詳しくはここ数回の記事を読んで欲しい)。宇沢は、社会的共通資の生産と消費を、社会的な基準によって適切にコントロールすることで、単なる「自由市場社会」よりもずっと人間的な生活の場を築くことができる、そう論じている。 今回は、「学校教育」という社会的共通資についての宇沢の考えを紹介することとしよう。 まずは、なぜ宇沢が学校教育を問題にするのか、そこからお話する

    odd991
    odd991 2008/02/04
    直感?素朴理論?
  • 「傭兵会社」ブラックウォーター:日本でも警備業務 | WIRED VISION

    「傭兵会社」ブラックウォーター:日でも警備業務 2007年10月 9日 国際情勢 コメント: トラックバック (1) Noah Shachtman 2007年10月09日 米Blackwater社に雇われたガンマンが歩き回っているのはバグダッドやニューオリンズの街中ばかりではない。 Blackwater社のスタッフは実は日にも入っていて、この国にある、議論の多い弾道ミサイル防衛システムを警備している。 『Stars and Stripes』紙によると、日海に面した人口5500人の小さな村落、つがる市車力地区(旧車力村)で、約100人が米国政府との契約のもとに『AN/TPY-2』レーダーを扱う任務に就いているという。 このレーダーは、「強力な電波を西方のアジア大陸に向けており、米国やその同盟各国に向かう敵ミサイルを探知している」と同紙は報じている。 ここで働く約100人のチームは、「米

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