遺体の冷凍保存への期待と現実 2002年7月10日 コメント: トラックバック (0) Randy Dotinga 2002年07月10日 「半永久的な冷凍保存にたいしたお金はかかりません」。人体を極低温貯蔵するある組織はそう宣伝している。この組織は、先頃亡くなったベースボール界のスター、テッド・ウィリアムズ氏の冷凍保存を計画しているとされる同業者に価格戦争を仕掛けているのだ。 「人体の冷凍保存」――未来における蘇生に望みをかけて遺体を冷凍する――の費用は安くはない。ボストン・レッドソックスの元スラッガーの人体のすべて、あるいは一部の冷凍保存を計画中と報じられているアリゾナ州のアルコー・ライフ・エクステンション財団は、冷凍保存1件当たり12万ドルもの料金を申し受ける。 一方でミシガン州を拠点とするライバル組織クライオニクス研究所は、2万8000ドルという「どこよりもお求めやすい価格」で冷凍