ブックマーク / president.jp (22)

  • 試乗希望殺到! ホンダ「S660」のうれしい誤算

    今注文しても納車は来年に 「これほど試乗希望者が多いと思いませんでした。特に土日は事前に予約をいただかないと、試乗することは難しくなっています。平日でも数時間待っていただくことがあります。こんなことは今まで経験したことがありません」 こう話すのは都内のホンダカーズ関係者だ。ホンダは4月2日、軽自動車のスポーツカー「S660」を発売、その試乗目当てに毎日多くのお客がやってくるそうだ。そして、見せてくれたスケジュール表には30分ごとに区切られたマス目にびっしりと試乗希望者の名前が書かれていた。そのため、クルマを見るのにも予約が必要な状態で、筆者が平日に訪れたときには「4時間後ならクルマをじっくり見ることができる」とのことだった。 ホンダの全販売店がそんな状況かというと、そうではない。実はS660は生産台数が1日40台と少ないため、一部の販売店にしか配車されていないのだ。それも1台だけ。そのため

    試乗希望殺到! ホンダ「S660」のうれしい誤算
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/04/26
    試乗するけど買うつもりない人が多いでしょ、この手の車は。試乗した人数と成約件数の比率をカローラ・アクシオあたりと比べてみたら?
  • 【長距離試乗記】フルモデルチェンジ! 「TOP of TOYOTA」アルファード/ヴェルファイア

    トヨタ自動車の高級車ラインナップの象徴といえば、今年で初代登場60周年を迎える「クラウン」であろう。一時、その上に「セルシオ」が置かれたことがあったが、10年前のレクサスブランド日展開を機にトヨタブランドから切り離された。1991年にクラウンから派生する形でデビューした上位モデル「クラウンマジェスタ」もあるが、確固たる地位を築くことはできなかった。クラウンは今も昔も、日の高級車の代名詞であることは言を待たない。 が、実際にカスタマーから支持されている高級車という観点から見ると、クラウンはすでに“王座”を失陥して久しい。トヨタの高級車ラインナップで最も良く売れているモデルは、大型ミニバンの「アルファード」「ヴェルファイア」だ。2012年末に“リボーン(生まれ変わり)”をうたい、クラウンが現行モデルにフルモデルチェンジした。近年の高級車としては異例ともいえる好調な売れ行きだったが、2013

    【長距離試乗記】フルモデルチェンジ! 「TOP of TOYOTA」アルファード/ヴェルファイア
  • 独BASF「50%軽量化」で日本の自動車部品市場攻略へ

    約2分で試作品ができる装置を導入 ドイツの化学会社BASFが日の自動車部品市場に向けて大攻勢をかけようとしている。2012年のエンジニアリングプラスチック技術開発センターを皮切りに、14年にはデザインファブリーク東京をオープン。これは、素材とデザインについての用途開発を日の自動車メーカーと一緒になって進めようというもので、ドイツ以外で開設するのは初めてだ。 そして、この3月にはアジア・コンポジット・センターを開設した。「この施設は主に自動車のさらなる軽量化を促進することを目的に開設したもので、コンポジットと呼ばれる熱可塑性複合素材を使って、自動車部品をはじめとする新たなアプリケーションと試作品を顧客とともに開発する」とBASFジャパンの瀬畑一茂副社長は説明する。 また、マシュー・ストルトン執行役員は「自動車部品のほとんどをコンポジット成形品に置き換えることが可能で、その試作品を顧客に近

    独BASF「50%軽量化」で日本の自動車部品市場攻略へ
  • どうして、あの営業マンばかりが売れるのか? -月10台クルマを売り続ける「営業しない営業」 業界トップの秘密公開:神奈川日産自動車 安田哲也氏:PRESIDENT Online - プレジデント

    「あなたと話がしたいんだ」 そんなことを言ってくる客がいるという。 手軽なネット取引が利用客を増やすなか、昔ながらの対面営業で投資家の心をつかむのが業界中堅の立花証券。立川支店一筋26年の田島雅明さんは、「とくに仕事とは関係のないことでも相談を受ければお応えしますし、雑談をすることもありますよ」とにこやかに話す。 一見したところ仕事とは無関係の相談や単なる雑談であっても、顧客との対話には営業マンにとって大切なヒントが含まれている。田島さんのように、顧客のほうから「話がしたい」と言われるようになるには、どうしたらいいのだろうか。 ここで紹介するのは、トップセールスの証言から構成した「話し方」や「聞き方」の実例である。 なかには他人には真似のできない、その人ならではのテクニックやスキルもあるだろう。しかし、どんな形であれ、優秀な人の話には何かしらのヒントが含まれているはずだ。 まずは、自動車業

    どうして、あの営業マンばかりが売れるのか? -月10台クルマを売り続ける「営業しない営業」 業界トップの秘密公開:神奈川日産自動車 安田哲也氏:PRESIDENT Online - プレジデント
  • マツダ「クリーンディーゼル」でV字復活は本物か?

    ディーゼル車のシェアは6割強 「都会からアウトドアまでどんなシーンにもふさわしい次世代のスタンダードモデルとして自信を持って提案する。コンパクトクロスオーバーSUVとしての独自のスタイリッシュなデザインを持ち、運転することの楽しさを感じられる快適な走行性能を合わせ持った商品だ」 マツダの小飼雅道社長は2月27日の発表会で、新型車「CX-3」についてこう説明した。同車は2012年に発売した「CX-5」以来、独自の次世代技術「SKYACTIV」と「魂動デザイン」を全面採用した5番目のモデルとなる。プラットフォームは「デミオ」と共通化しているものの、既存のジャンルにこだわらず、全くゼロからの発想でつくりあげたという。 そして、国内向けは1.5リットルのクリーンディーゼル車のみで、価格も236.7万円~302.4万円(消費税込み)と、1.5リットルとしては強気の設定だ。 「4弾目のデミオまでディー

    マツダ「クリーンディーゼル」でV字復活は本物か?
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/03/10
    「4弾目のデミオまでディーゼル車をかなり買っていただいた。CX-5、アテンザで7~8割、デミオで6割ぐらいがディーゼル車」さすがにアクセラXDは高過ぎて売れてないか。アクセラ1.5Dの追加を
  • ホンダ、社長交代で“一人負け”を脱せられるか?

    8代目社長はダークホース的存在 自動車業界世界8位の自動車メーカー、ホンダ。肝煎りのハイブリッドシステムやタカタ製エアバッグのリコール問題に端を発した販売減少や薄利多売による利益率の低下により、円安による追い風に沸く日の自動車産業において2度も業績を下方修正するなど“一人負け”の様相を呈するなか、2009年以降、7代目社長を務めてきた伊東孝紳氏が今年6月で降板することになった。 「世界6極(日・北米・南米・欧州・アジアパシフィック・中国)体制を強化し、それぞれの地域が独立して顧客ニーズにマッチした商品の開発、生産をすることに取り組んできた。また、F1へのチャレンジ、スポーツカーの復活、航空機ビジネスの発足も果たせた。今、飛躍の準備は整った。若い新リーダーのもと、チャレンジすべきだと考えた」 2月23日に行われた記者会見の場に姿を見せた伊東氏は、このように前向きのトップ人事であることを強

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    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/02/26
    「(グレイスは)発売と同時に試乗車を用意したが、お客様のほうから試乗させてくれと言われたのは文字通りゼロ」年寄り向けセダンは試乗せず買うパターン多いから、この点に関しては問題視する必要ないと思う
  • 70万人!「道路逆走」認知症ドライバー、本日もアクセル全開

    認知症の要介護者には、どう向き合ったらいいのか 先日、友人から次のような話を聞きました。 友人のお父さんは80代半ば。身体に衰えはなく普通に日常生活を送れるため要介護認定は受けていませんが、認知症の症状が出始めています。そのお父さんから友人に電話が入ったそうです。「クルマが動かないから、見に来てくれ」と。 実家から数キロ離れたところに住む友人が駆けつけると、お父さんはクルマの運転席にいました。エンジンはかかっていて、「アクセルを踏んでも進まないんだ」といいます。なにやら焦げ臭いにおいがするので運転席を見ると、サイドブレーキが引かれたままになっている。 友人はすぐに察しました。「ボケて、サイドブレーキを解除することを忘れているんだ」と。それまでもワイパーの動かし方を忘れたりして「危なっかしいな」と感じていたようですが、「ついにここまでボケたか。こんな状態でクルマの運転なんかさせたらまずい」と

    70万人!「道路逆走」認知症ドライバー、本日もアクセル全開
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2015/02/07
    タイトル煽り過ぎだ
  • 不吉なジンクス?! 快進撃続ける富士重工に死角はないか?

    「蛻変(ぜいへん)」 富士重工業の吉永泰之社長は今年のキーワードにこの言葉を挙げる。蛻変とは、蝉の卵が幼虫になり、さなぎになり、羽化して成虫になっていく様子をいうが、環境に対応しながら形を変化させながら成長させていくという意味だ。吉永社長は社員に向けた新年の挨拶でこの言葉を言った後、「仕事のやり方を変えながら脱皮し、変化して前に進もう」と訴えた。 富士重工は現在、飛ぶ鳥を落とす勢いというぐらい好調で、いちばん元気のある自動車メーカーと言っていい。昨年のグローバル販売台数を見ても、91万3000台と前年に比べて10.1%も伸びているのだ。「100万台が見えてきた」とは吉永社長の弁だが、特に米国は絶好調で、「昨年は初の50万台を超え、今年は2020年の目標台数にほぼ近い数字になる」という。 もちろん業績もうなぎ登りで、2015年3月期第2四半期決算を見ても、売上高が前年同期比16.4%増の1兆

    不吉なジンクス?! 快進撃続ける富士重工に死角はないか?
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    ohtomobldg 2015/02/03
    北米一本足の次が見えない。3列シート大型SUVの発売などで北米での絶好調はまだまだ続くだろうけど
  • リコール続出! ホンダは「タカタ問題」を乗り切れるか?

    ホンダが抱える品質問題の質 昨年秋に発売した主力モデル「フィット」が1年のあいだに5回ものリコールを重ねるなど、品質問題に苦しんでいるホンダ。アメリカをはじめ世界で大きく取りざたされているタカタの安全装置、SRSエアバッグの欠陥問題は、まさに弱り目に祟り目といったところだろう。 タカタは創業者である故・高田武三氏の一族が経営の実権を完全に掌握している独立系企業。取引先もグローバルに広がっているが、ホンダとタカタの関係はその中でも特別なものがあった。ホンダは1987年、高級車の初代「レジェンド」に日車として初めてエアバッグを搭載したことで知られているが、タカタはその重要な開発パートナーであった。 レジェンド以降もホンダはエアバッグが膨らむ際の乗員への攻撃性を減らす技術やバイク用エアバッグなど、独自のエアバッグ技術を世に送り出し、高く評価されてきた。その中にはタカタとの共同特許によるものも

    リコール続出! ホンダは「タカタ問題」を乗り切れるか?
  • 完全復活! トヨタが挑んだ「働き方改革」の衝撃

    トヨタ自動車では、経営層をはじめ多くの社員がこう話している。というのも、研究・開発の技術者と生産技術技術者とが、13年春に完成した「パワートレーン共同開発棟」で一緒に働くようになったからだ。 トヨタではこれを「働き方改革」(加藤光久副社長)と位置づけている。 名鉄・豊田市駅から岡崎市に向かって国道248号線を15分ほど車を走らせると、広大なトヨタの施設群が見えてくる。左側には技術部門(研究・開発)の総山があり、右には生産部門の拠点が広がる。 両者を2つに区切るのが国道248号線であり、見えない壁とは技術部門と生産部門とを隔てる“障壁”を意味する。 技術や生産、調達といった機能別の強さはトヨタの特徴だ。だが、機能別の強さは半面で強烈なセクショナリズムを生む。縦割りの関係性は強く、横のつながりは希薄。国道を挟んだ左右の両者は、これまでほとんど相容れなかったのである。 「働き方改革」の現場で

    完全復活! トヨタが挑んだ「働き方改革」の衝撃
  • トヨタでも「燃料電池車」を普及させられない理由

    トヨタ「燃料電池車」はコストダウンで700万円 バッテリー式EVに続く次世代エコカーと言われる水素燃料電池車は、今度こそ発進することができるのか――。6月25日、トヨタ自動車が燃料電池車の生産型プロトタイプ(試作モデル)、「トヨタFCV」を発表した。 加藤光久副社長は発表会のプレゼンのなかで「新型FCVセダン(トヨタが使用する燃料電池車の呼称)は08年に投入した『FCHV-adv』の20分の1。2010年に市販燃料電池車の開発に取り組んで以降、頑張ってここまで(販売価格700万円)たどりつけた。ファン・アンド・クリーンビークル(楽しく環境性能に優れたクルマ)をお届けしたい」と気勢を上げた。また、資源エネルギー庁燃料電池推進室の戸邉千広氏は、「エネファーム(家庭用燃料電池発電・給湯システム)が8万台設置ずみであるなど、燃料電池は日が世界をリードしている分野。経産省としても導入支援に力を入れ

    トヨタでも「燃料電池車」を普及させられない理由
  • 【ホンダ】営業利益率6.3%が示すブランド崩壊の危機

    営業利益額は大きいが営業利益率は6.3% 2009年、「良い物を早く、安く、低炭素でお届けする」という経営方針を掲げて伊東孝紳氏がホンダの7代目社長に就任してからはや5年。13年度の決算は、まさにその成果が顕著に表れたものとなった。 売上高は前年同期比で19.9%増の11兆8400円、営業利益は37.7%増の7500億円。その数字だけを見れば、大幅な増収増益である。14年度も売上高12兆7500億円(13年度比7.7%増)、営業利益7600億円(同1.3%増)の達成を目指すという。 「今期は国内販売103万台という数字にチャレンジしたい。世界販売は483万台を見込んでいる」 2013年度のホンダの決算発表の席上、岩村哲夫副社長は何度も“チャレンジング”という言葉を使い、威勢の良さを見せたが、その姿勢とは裏腹に、決算の内容はかなり悪い。 営業利益の額は大きいが、営業利益率はわずか6.3%。1

    【ホンダ】営業利益率6.3%が示すブランド崩壊の危機
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    ohtomobldg 2014/05/24
    国内は軽シフト、コンパクトにシフトで儲け減るのはわかるが海外で儲からない理由は?インセンティブに頼って売ってるから?
  • 【富士重工】トヨタを凌ぐ営業利益率“絶好調”企業が描く2020年の姿

    「為替以外のところで営業利益が増えている状況になっていて、会社の実力が強くなってきた」 富士重工業の吉永泰之社長はこう喜んだ。同社が5月9日に発表した2014年3月期連結決算は売上高が前期比25.9%増の2兆4081億円、営業利益が171.1%増の3265億円、そして当期純利益が72.8%増の2066億円となり、いずれも過去最高を記録。営業利益率は13.6%で、トヨタ自動車の8.9%を大きく上回る。もちろん、業界トップだ。 その理由は言うまでもなく車の販売が好調なこと。なにしろ82万5000台と前期に比べて10万台超、14%も伸びているのだ。しかも、「今もお客さまにお待ちいただいている状況で、当に申し訳ない」(吉永社長)とうれしい悲鳴を上げている。 今期(2015年3月期)もその勢いは続き、販売台数は11%増の91万6000台を計画。そして売上高は13.0%増の2兆7200億円、営業利益

    【富士重工】トヨタを凌ぐ営業利益率“絶好調”企業が描く2020年の姿
  • 三菱自動車・次期社長 相川哲郎 -生え抜きエースの「技術屋魂」

    三菱自動車・次期社長 相川哲郎(あいかわ・てつろう) 1954年、長崎県生まれ。78年東京大学工学部卒業後、三菱自動車入社。2004年常務執行役。05年常務取締役。14年6月25日社長就任予定。 今期末には16年ぶりに株主への復配を実現する三菱自動車。「再生に一つの区切りがつき、新たなスタートラインに立った」として、益子修社長が会長兼CEO(最高経営責任者)に就き、次の社長兼COO(最高執行責任者)に“生え抜きエース”の相川哲郎常務が昇格する。益子社長が「業務経験が豊富で商品力、モノづくりの強化を確実にやり遂げるための最適任者」と太鼓判を押せば、相川氏も「若手の力を最大限に引き出し、技術とデザインを磨き、もう一度、スリーダイヤのブランドを構築したい」と抱負を語る。しかも「デザインは会社の規模に関係なく勝負できる。SUVや環境車を斬新なデザインで出したい」とも。 同社は三菱重工業の自動車部門

    三菱自動車・次期社長 相川哲郎 -生え抜きエースの「技術屋魂」
  • トヨタvsホンダ「コンパクトカー燃費戦争」の裏側

    トヨタが国内最高燃費を実現! 世界の自動車業界では今、エンジンの熱効率を巡る戦いが過熱している。そのさなかの4月10日、トヨタ自動車が次世代エンジンに関してマスメディア向けの技術説明会を行った。 発表したのはいずれもコンパクトカー向けのもので、排気量1.3リットルの直列4気筒と、排気量1リットルの直列3気筒の2機種。うち1リットルは、14日発表のベーシックカー「パッソ」のマイナーチェンジを機に搭載され、JC08モード燃費は27.6km/リットルと、普通車の非ハイブリッド車のトップに踊り出た。 今回の新エンジンの熱効率は1.3リットルが38%と、ハイブリッド用を除く量産車用ガソリンエンジンとしては「世界トップレベル」(トヨタ関係者)、1リットルも37%に達しているという。従来型がどちらも35%前後であったことを考えれば、進歩の幅はかなり大きいと言える。この2つのエンジンを皮切りに、2016年

    トヨタvsホンダ「コンパクトカー燃費戦争」の裏側
  • 走り重視の会社で「スバルらしい」内装を追求 -富士重工業 スバル技術本部 室井理恵【2】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    職場は男性ばかりとはいえ、入社以来、そのことをそれほど意識したことはありません。 確かに最初の頃は、取引先の年配の方に信用してもらえなかったり、上司と話をしたいと言われたりすることもありました。 でも、しっかりとコミュニケーションをとろうと心がけているうちに、そうしたことはすぐに起こらなくなりました。むしろ今では、女性エンジニアだから相手に覚えてもらえるというメリットの方が大きいと感じています。 仕事について言えば、女性ならではの視点はあると思います。特に走行性能を重視した車づくりの文化があるスバルでは、どちらかというと内装よりも走りを重視する傾向にありました。だから、以前はスバル車といえば内装は黒ばかり。明るくて広さが感じられるベージュを基調とした内装が増えてきたのは、私が入社して少し経ってからのことでした。 内装に明るい色を使うと、お客様の中には「汚れそうだな」と感じる人も多いでしょう

    走り重視の会社で「スバルらしい」内装を追求 -富士重工業 スバル技術本部 室井理恵【2】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
  • クルマ好きではなかった私がスバルで働く理由 -富士重工業 スバル技術本部 室井理恵【1】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    私は材料研究部に所属し、車の内装に使われる材料を研究開発しています。 車の中というのはご存知の通り、夏場に焼けるほど熱くなることもあれば、冬には凍るくらい寒い環境に置かれることもあります。何年も時間が経ってくると、太陽の光でシートやコックピット周りの樹脂が色褪せる可能性もあります。 6月に発売を控えたレヴォーグなどは特にそうですが、近年では内装が富士重工の社内でもとても重視され始めているんです。だから、私たちの部署も昔に比べて重要度が増しているのを感じます。高級感を抱かせる樹脂の質感とはどんなものか、触り心地をどう表現するか、汚れの目立ちにくいシート表皮、臭いをどう抑えるか――。一つひとつのテーマと格闘する毎日です。 この仕事の面白さや醍醐味は、限られた予算の制約の中でいかに「物らしさ」を出せるか、を追求していくところにあると私は思っています。例えば、高級車のダッシュボードやコンソールを

    クルマ好きではなかった私がスバルで働く理由 -富士重工業 スバル技術本部 室井理恵【1】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
  • ホンダの開発者「俺は慶応の院卒だぞ。貴方は工業高校卒じゃないか。年は上でも、貴方に俺を叱る資格はあるのか」:PRESIDENT Online

    その一つは、まだ20代の頃。その夜、5歳年上の先輩から「飲みにいこう」と誘われ、ホイホイとついていった。仕事に自信と充実を覚え始めていた人見は、「先輩は自分を慰労してくれるのだろう」と勝手に考えていた。ところが、飲み始めてしばらくすると、先輩は突然言い放った。 「おまえはダメな奴だ。今のままじゃ成長しない。例えば土日は何をしている? ライバル車を見にいっていないだろう」。予想外の叱責に酔いが醒めてしまう。そして、心の中で人見は叫んでいた。「何を言い出すんだ。俺は慶応の院卒だぞ。あなたは工業高校卒じゃないか。年は上でも、あなたに俺を叱る資格はあるのか」と。 以来、先輩を避けるようになる。しかし、先輩の指摘は正しかった。週末に他社のディーラーに足を運び、競合車を観察すると学ぶことは多かったのだ。「満足してしまうと人は成長しないし、苦労を重ねないと先頭には立てないのです。ありがたい叱責でした」。

    ホンダの開発者「俺は慶応の院卒だぞ。貴方は工業高校卒じゃないか。年は上でも、貴方に俺を叱る資格はあるのか」:PRESIDENT Online
  • 火花散る軽自動車・燃費ウォーズ【2】

    軽自動車メーカーが繰り広げる激しい低燃費競争。抜かれては抜き返しの裏に、各社技術陣のどのような努力があるのだろうか。 (※第1回はこちら http://president.jp/articles/-/12310) ハート・ツー・ハートの共同開発 スズキの次世代環境技術は「スズキグリーンテクノロジー」と呼ばれるが、中心技術はエネチャージだろう。 減速時に発電して、東芝製リチウムイオン電池「SCiB」と鉛電池に充電され、その電気はカーナビやエアコン、ライトなどの電装品に使われるシステムだ。走行中にアクセルから足を外すとエンジンへの燃料供給は止まるが、タイヤとつながっているエンジンは慣性で動き続ける。従来は捨てていたこの力を利用してオルタネーター(発電装置)を回して発電する仕組み。ガソリンが発電に使われなくなり(エンジンの発電負荷がほぼなくなり)、燃費性能は格段にアップした。ワゴンRのほか、35

    火花散る軽自動車・燃費ウォーズ【2】
  • 火花散る軽自動車・燃費ウォーズ【1】

    軽自動車メーカーが繰り広げる激しい低燃費競争。抜かれては抜き返しの裏に、各社技術陣のどのような努力があるのだろうか。 整数で勝たなければ 「リッター40キロという目標に対し、今できる見通しがあるのかと言えば、正直まだ何もありません。具体的な方針も含めてです。ただし、技術開発には目標が不可欠。35を達成した今、スズキが視野に入れなければならないのは40なのです。(2011年に)ミライースの30に対しアルトエコが30.2と、0.2差の小数点で勝ったとき、当は我々も悔しかった。やはり、整数でやり抜かなければ」 スズキの技術部門のトップである田治副社長は話す。35や40といった数字は軽自動車の燃費性能を表したものだ。軽自動車の需要拡大と相まって、今、低燃費技術をめぐる競争が激化している。 スズキは13年12月発売の軽自動車「アルトエコ」で、リッター35キロを達成。現時点で、これがガソリン車とし

    火花散る軽自動車・燃費ウォーズ【1】
    ohtomobldg
    ohtomobldg 2014/04/14
    コストかかる低燃費技術の導入が上のクラスより先なのが面白い。衝突被害軽減ブレーキの普及も早いし。技術競争は客の為になってる