Interview & Text:森朋之 様々なアーティストとのコラボレーション企画「組曲2」をスタートさせた花譜。第2弾楽曲「抱きしめて」は、シンガーソングライターの崎山蒼志が作詞・作曲を手がけた、儚さ、切なさ、美しさ、温かさが滲むミディアムチューンだ。 以前から崎山の楽曲のリスナーであり、「五月雨」などをカバーしたこともある花譜にとって、今回のコラボレーションはどんな意味があったのか?「花譜さんの歌声をイメージして曲を書きました」(崎山)という「抱きしめて」について、花譜、崎山に語り合ってもらった。 お互いのファーストインプレッションは? ――花譜さんが崎山さんの音楽を知ったきっかけから教えてもらえますか? 花譜:(バラエティ番組)『日村がゆく!』のフォークソングGPで崎山さんが演奏している姿を見たのがきっかけです。めちゃくちゃカッコいいと思ったし、同世代でこんな歌詞が書ける人がいるん