ちゃお @ci4o_neko 今更『雪国』読んでるんだけど、今のところ死ぬほど文章が上手いラノベとしか思えない、萌え萌えすぎる、秋山瑞人の前世が川端だった可能性がある 2024-05-06 01:37:43
「夏への扉」「月は無慈悲な夜の女王」などの作品で知られる作家のロバート・A・ハインラインは、SFというジャンルの質を高めた作家のひとりとして「SF界の長老」とも呼ばれています。作家のケビン・ケリー氏は、ハインラインにファンレターを送った際に返ってきた書面を示し、その独特な回答方法について語っています。 ct2: Heinlein’s Fan Mail Solution https://kk.org/ct2/heinleins-fan-mail-solution/ ケリー氏はハインラインから実際に送られてきたファンレターの返信として、以下の画像を示しています。 一番上にはハインラインの署名。「Care of Mr.Lurton Blassingame」というのは、ハインラインの著作権代理人を務めたラートン・ブラッシンガム様方宛の手紙である旨が記されています。 本文の一番上には「Dear Si
1. 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディー・ウィアー 著、小野田和子 訳 2. 『オービタル・クラウド』藤井太洋 著 3. 『AIとSF』日本SF作家クラブ 編 4.『虚数』スタニスワフ・レム 著、長谷見一雄・沼野充義・西成彦 訳 5. 『SF超入門』冬木 糸一 著 6. 『サイエンス・フィクション大全』グリン・モーガン 著、石田亜矢子 訳 1冊目は、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』だ。 ▲『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー 著、小野田和子 訳、早川書房 もし未読なら、素晴らしい!おめでとう! こんなにめちゃくちゃ面白い本をこれから読めるなんて、羨ましいなぁ。紹介やレビューを目にする前に、いますぐ(今すぐにだ)読んでほしい(公式の紹介やAmazonレビューはネタバレ満載なので見てはいけない)。 映画化されるらしいが、約束された傑作になるだろうが、ITエンジニアな
星新一(作家、1926~1997)がある年に友人たちに送った年賀状にはこう書かれていたそうです。 ことしもまたごいっしょに九億四千万キロメートルの宇宙旅行をいたしましょう。これは地球が太陽のまわりを一周する距離です。速度は秒速二十九・七キロメートル。マッハ九十三。安全です。他の乗客たちがごたごたをおこさないよう祈りましょう。 (『きまぐれ博物誌』角川文庫所収のコラム「思考の麻痺」より) 年賀状がまるでショート・ショート(超短編の小説)ですね。 この「名言」の年賀状が書かれたのは、1960年代の終わり。引用元のコラムに“先日、三億円を巧妙に奪取した事件があり”とあるので、昭和の有名な犯罪「三億円事件」があった1968年頃のようです。 昨年(2022年)の後半に、地球の人口は80憶をこえました。星のこの年賀状が書かれた時代――1970年の世界人口は37億人でしたから、50年余りで2.2倍に増え
すまない、この研究室は三月末で解散だ 新井パグナス 「今年の春から関西の大学に移ることになった。なのでこの大学の研究室は解散になる」 研究室のグループリーダーである猪俣准教授からの突然の異動報告。准教授は実は定年制のポジションではなく、10年の任期付きで今年度で終了だった。 佐々木はT大大学院修士課程の一年生。固体物理学の理論、いわゆる物性理論を研究する大学院生だ。T大学大学院のグローバル卓越プログラムの審査に通って、二年生になる春からは月額22万円の生活費が約束されたばかり。先生の指導を受けるために先生について行って関西の大学に移動したら、そのお金はパーである。やっと仕送りなしで生活できると思ったのに。なので至急別の研究室に受け入れてもらわなければならない。 理論系大学院生の知られざる生活。 『この仕事がおもしろい! 「働くヒト」小説コンテスト』応募作品 おかげさまで、2019年3月現在
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