その昔、1990年代前半頃の話です。 年老いた珈琲豆焙煎屋が脱サラして、自家焙煎コーヒー豆小売商売に足を踏み入れたのは、1992年の春のことです。 その頃の焙煎コーヒー豆は高級品というイメージが強くて、百貨店のコーヒー豆売り場はもちろんのこと、スーパーマーケットでも相当に高級な価格で販売されていました。 その時代、自家焙煎したコーヒー豆を圧倒的な低価格設定(浸透価格)で小売販売している店が、少数ですが存在していて繁盛していました。 例えば、関西では、京都市の出町輸入食品や大阪市の有本珈琲問屋、それに西宮市のグレート珈琲さんなどです。 www.ekawacoffee.work www.ekawacoffee.work www.ekawacoffee.work 年老いた珈琲豆焙煎屋は、エカワ珈琲店という屋号で、夫婦2人だけで小さな自家焙煎コーヒー豆小売店を営んでいます。 そのエカワ珈琲店の自家