【動画】文楽人形が神輿と宮入り 大阪市の高津宮黒門市場のみこしと共に、高津宮に入る文楽の人形「団七九郎兵衛」=17日午後、大阪市中央区、林敏行撮影黒門市場のみこしと共に、高津宮に入る文楽の人形「団七九郎兵衛」=17日午後、大阪市中央区、林敏行撮影 【向井大輔】「大阪の台所」といわれる黒門市場などから神輿(みこし)が出てにぎわう高津(こうづ)宮(ぐう)(大阪市中央区)の夏祭りが17日始まり、人形浄瑠璃文楽の人形が“飛び入り参加”して盛り上げた。 20日〜8月5日に開かれる国立文楽劇場(同区)公演のPRの一環。上演演目「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」に、この夏祭りが登場することから、劇場が企画した。高津宮は落語「高津の富」の舞台としても知られる。 午後3時10分すぎ、「わっしょい!」のかけ声とともに市場の神輿が高津宮の参道に着くと、文楽の人形遣い、吉田玉女(たまめ)さんらが遣う主
■商都の土から“無垢”な実像を掘り出す 以前、朝日新聞が「ゼロ年代の50冊」というアンケート企画を実施した際、私は迷わず『アースダイバー』を選んだ。縄文期の地図と現在の東京を重ねることで、古代からの地勢がそれぞれの街の成立に根深くかかわっているとわかり、いたく興奮したからだった。 土地の歴史や記憶をたどるアースダイビングの手法は、人間の勝手な思惑でできているように見える街の表層を剥がし、真の地肌を顕わにする。その作業には当然、膨大な参考資料や証言が不可欠となる。東京篇から7年後に刊行されたこの大阪篇でも、中沢新一はそれらをふまえつつ自身の知見を総動員し、無垢な大阪の実像に迫っている。 固い洪積層を土台とした東京とは違い、「くらげなす」土砂層の上につくられていった大阪。古代、南方や朝鮮半島から海民が上陸し、上町台地や生駒山の麓に暮らす先住民と出会うのだが、弥生式の生活様式を持つ彼らは、新たに
文楽協会への補助金凍結を表明している大阪市の橋下徹市長は24日、26日夜に文楽を観劇することを明らかにした。大阪府知事時代の09年に初めて観劇した際、「二度と見に行かない」と文楽を酷評。補助金を巡っても協会側と溝を広げていたが、歩み寄った形だ。橋下市長は公演後に技芸員との会談も要望している。 観劇するのは国立文楽劇場(同市中央区)で公演される「曽根崎心中」(近松門左衛門作)。橋下市長はこの日、「今までにないくらい文楽が話題になっている。もう一度古典を見たい」と話した。 市は今年度の補正予算案で、文楽協会への補助金を昨年度比25%減の3900万円計上。しかし、橋下市長は技芸員との面会を拒否されたとして、「特権意識にまみれた今の文楽界を守る必要はない」と補助金凍結を表明。その後も非公開での面談を求める協会と、公開にこだわる橋下市長の間で膠着(こうちゃく)状態が続いていた。 橋下市長はこの
1985年東京都生まれ。2009年、ダイヤモンド社入社。以後2年間は営業部に所属。営業マンとして主に神奈川県、新潟県を担当。2011年春の人事異動にともない、書籍編集局第二編集部に配属。 新人編集者ムラタの××日記 2011年4月、ダイヤモンド社書籍編集局に大型新人が配属された。 彼の名はムラタ。2009年入社から営業部で書店営業を担当してきた彼が、全く異なる職種である書籍編集の部署で、何をどう感じ、どんなふうに自分らしい仕事のしかたを見つけていくのか。 本連載は、一人の若手編集者が様々な壁にぶちあたりながら成長していく過程を自ら日記形式でしたためていくものです(予定)。あたたかい目で見守っていただけましたら幸いです。 バックナンバー一覧 本日は2月29日です。4年に一度しかないこの閏日ですが、過去に遡ると、リットン調査団が来日したり(1932年)、マンガ誌「ビッグコミック」が創刊されたり
「虚白院(きょはくいん)」(京都市上京区烏丸通上御霊前下ル相国寺門前町)で11月21日より、企画展「物気色(モノケイロ)-物からモノへ-」が開催される。 今年1月京都大学総合博物館(左京区吉田本町)で行われた「物からモノへ」展の続編にあたる同展。日本語の「もの」という言葉には人的意味の「者」、物質的意味の「物」のほかに「モノノケ」や「モノノアハレ」に代表されるように霊的な意味を持つという。同展では霊的な意味を持つ「モノ」に焦点を当てる。そのためアート作品は、ただの「物」ではなく、そこには「モノ」が宿り、作家も「物」をクリエートする「者」ではなく、「モノ」につかれて作品を生み出す「依代(うつわ)」であると考えるという。 会場となる虚白院は相国寺(京都市上京区)の隣に位置する築120年の旧宅。朝鮮通信使ゆかりの地にあり、初代主人の南画家河野秋邨(しゅうそん)を慕って若き日の同志社大学元学長、田
秋の壬生狂言の演目のひとつ「土蜘蛛(つちぐも)」=9日午後、京都市中京区、高橋一徳撮影 鎌倉時代に始まったとされる無言の仮面劇「壬生(みぶ)狂言」(国重要無形民俗文化財)の秋の公開が9日、京都市中京区の壬生寺で始まった。「カンデンデン」と聞こえる鉦(かね)、太鼓、笛の囃子(はやし)が境内に鳴り響いた。 この日は、源頼光の家来たちが土蜘蛛(つちぐも)を退治する「土蜘蛛」など6番を上演。戦いのさなか、土蜘蛛が舞台いっぱいに白い糸をまくと、客席が「おーっ」とどよめいた。紙製の糸は持っていると厄よけになるとされ、客席まで届いた糸を子どもたちが笑顔でかき集めていた。 11日まで、午後1時から上演。大人800円、中高生600円、小学生400円。
相場英雄(あいば・ひでお)氏のプロフィール 1967年新潟県生まれ。1989年時事通信社入社、経済速報メディアの編集に携わったあと、1995年から日銀金融記者クラブで外為、金利、デリバティブ問題などを担当。その後兜記者クラブで外資系金融機関、株式市況を担当。2005年、『デフォルト(債務不履行)』(角川文庫)で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞、作家デビュー。2006年末に同社退社、執筆活動に。著書に『株価操縦』(ダイヤモンド社)、『偽装通貨』(東京書籍)、『誤認 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎』(双葉社)などのほか、漫画原作『フラグマン』(小学館ビッグコミックオリジナル増刊)連載。ブログ:「相場英雄の酩酊日記」、Twitterアカウント:@aibahideo 大量の現役力士や親方を巻き込んだ日本相撲協会の野球賭博問題は、大関・琴光喜と大嶽親方の解雇処分と引き換えに、名古屋場所の開催決行
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く