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河合隼雄さん 2007年に亡くなった心理学者で元文化庁長官の河合隼雄さんの業績を記念し、河合隼雄物語賞・学芸賞の2賞が創設される。今年5月に設立した河合隼雄財団(代表理事・河合俊雄京都大教授)が主催、新潮社が協力する。 物語賞は人の心を支えるような物語を作り出した文芸作品(児童文学を含む)が対象。作家の上橋菜穂子、小川洋子、宮部みゆきの3氏が選考委員。学芸賞は学術的成果と独創をもとに世界の深層を物語性豊かに明らかにした著作に贈られる。選考委員は心理学者の岩宮恵子、文化人類学者の中沢新一、霊長類学者の山極寿一、哲学者の鷲田清一の各氏。共に、選考会は来年5月で、過去2年間に発表された著作が対象。授賞式は7月に京都で。賞金は各100万円。 河合俊雄代表理事は「物語をキーワードに、河合隼雄の目指したものが共有されれば」と話す。財団は河合さんの遺産で運営される。
漢文をテーマにした本の出版が目立っている。堅く、近寄りがたいイメージの漢文を、親しみやすく工夫した本や、漢文と日本語とのかかわりを探る本まで様々だ。明治大学の加藤徹教授(中国文学)と、その魅力を探った。(清岡央) 加藤教授は最近、『中国古典からの発想』(中央公論新社)や『怪の漢文力』(中公文庫)、『絵でよむ漢文』(朝日出版社)を相次いで刊行した。「団塊世代を中心に、漢文を学び直したいという人が増えています。若者にお説教するにも『論語』の一説で理論武装できます」。中高年サラリーマン層と漢文。実は歴史的になじみがある。 『三国志』や『水滸伝』などが日本に輸入されて普及したのは江戸後期。「当時、漢籍を出世のために一生懸命勉強したのは、下級武士と上層の百姓・町人。彼らは中流実務階級、今で言えば、サラリーマン層でした」と加藤教授。『中国古典からの発想』でも、伊藤博文や福沢諭吉ら、<幕末・明治の傑物の
今年のノーベル化学賞受賞が決まった根岸英一氏、鈴木章氏はともに若い時期に海外に飛び出して研究に励んだ。しかし、近年の若者は「内向き」志向が強い。若手社員の意欲低下は企業経営にも影響が甚大だ。 海外に長期派遣される研究者の数がピーク時よりも半減している。海外の大学や研究機関に1か月以上滞在する研究者は昨年度で3739人。ピークだった2000年度の7674人から大きく減少している。 白熱教室で話題のハーバード大学でも、昨年の留学生666人のうち日本人はたったの5人だった。韓国42人、中国36人、シンガポール22人、インド20人に比べると大きく水をあけられている。米国への留学生自体、昨年の日本は3万人足らずで、約10万人のインド・中国、約7万人の韓国の後塵を拝している。 留学生の減少で、日本の大学の存在感も低下している。米国の大学院の博士号取得者の出身大学別ランキング(2008年)では、日
今回は、多くの読者が悩まされてきたであろう、また、現在も我が子の問題として悩みの種になっているかもしれない、悪名高き偏差値を取り上げてみる。 これまで、平均値と標準偏差を学び、それらを用いて色々な分析が出来る事を示したが、もう一つの応用が偏差値である。偏差値は一般用語として社会で用いられているにもかかわらず、一体それがなにを表すのかに関して理解している人は意外に少ないように思われる。その理由の一つが、このシリーズで繰り返し述べている、標準偏差の直感的理解の欠如からきているのだろう。 偏差値とは何か まず、次のような状況を考えて見よう。全国的な学力テストで、数学と英語の全国の平均点が60点の時に貴方の点は両方とも50点であった。貴方のパフォーマンスは平均以下であることは明らかなのだが、同程度に悪いのだろうか。 Aの分布を数学の分布とし、Bの分布を英語の分布とした場合、相対的な貴方のパフォーマ
学科試験を課さないAO入試を廃止したり、募集枠を縮小したりする大学が相次いでいる。AO入試は、少子化で大学同士の学生獲得競争が激化するなか急増してきたが、さほど受験勉強しなくても大学に入れるため、学力低下を招いているとの指摘もある。入学後、授業についていくのに四苦八苦する学生もおり、大学側の見直しに拍車をかけているようだ。 ◇ 大阪府立大は8月に2011年度入学者のAO入試を実施したが、今回、工学部の電子物理工学科と知能情報工学科で中止した。このため、同学部のAO入試での募集定員は5学科18人から3学科10人に減った。中止の理由は「AO入試は面接など学生を選考する手間がかかる。それに見合う受験生が質的にも量的にも集まらない」。 9月8日までAO入試の出願を受け付けた鳥取大も工学部4学科のうち3学科で中止。募集定員は12人から5人に減少し、農学部でも18人を16人に減らした。福井大
数学者で時事問題にも鋭い視点で論評し、「よろず評論家」として活躍した京都大名誉教授の森毅(もり・つよし)さんが24日、敗血症性ショックのため大阪府内の病院で死去した。82歳だった。2009年2月27日、自宅で料理中にコンロの火が服に燃え移り、重いやけどを負って入院していた。葬儀は行わない。 東京都生まれ。東京大理学部で数学を専攻。卒業後、北海道大助手などを経て1957年に京大助教授、71年から同教授。京大教員時代からテレビに出演し、関西弁の独特の語り口が評判になった。91年に退官後、講演や執筆活動のほか、テレビのコメンテーターでも幅広く活躍した。 画家の安野光雅さんとの話を収めた「対談 数学大明神」や「異説 数学者列伝」など著書も多数ある。
甲賀市水口町綾野の主婦万木(ゆるぎ)筆子さん(74)が15年以上かけて、通信制の放送大教養学部の各コース(専攻)を順番に受講し続けている。卒業研究に取り組んでいる「社会と経済」分野を終えれば、同大学にある全5コースを制覇することになる。滋賀県では初で、全国でも12人しか達成していない快挙だが、本人は「学ぶ楽しみは生涯、追い続けたい」と意欲的だ。 ■県内初 「学ぶ楽しみ生涯追う」 万木さんは1994年、放送大に入学した。9歳の時に終戦を迎え、墨塗りの教科書や学制改革をただ中で体験し、「勉強が中途半端だった」という思いを抱えていた。 子育てや親の介護が一段落したころ、妹の勧めで放送大を知った。高校の授業で源氏物語に魅せられた記憶もあり、文学や歴史を学ぶ「人間の探究」専攻に入学、7年かけて卒業した。受講した他の分野にも興味を広げ、「生活と福祉」「発達と教育」「自然の理解」の各専攻は2〜3年
大阪に「科学者維新塾」という集まりがある。 理系の博士号を取得して研究者になるのではなく、政治家やジャーナリスト、作家やプロデューサーなど知見を活かした職業に就くにはどうしたらよいかを考える勉強会である。月に一度、こうした分野から講師を呼んでいる。 大阪大学工学部の河田聡教授が中心になって昨年から始めた。河田教授はナノテクの学者であり、理化学研究所の主任研究員も兼任しているが、大学と社会の間にある「壁」を取り除くことを常に考えている。 そうした発想の中から生まれた塾だ。筆者も2年連続で講師に呼ばれた。塾生は阪大の院生が中心だが、他大学からも集まっている。 この塾の志は、幕末に大阪にあった「適塾」を思わせる。 医者である緒方洪庵が開いた「適塾」は当時、国内では最先端の学問であった「蘭学」を学ぶ塾であり、医学塾でもあった。塾生からは日本赤十字社を創設した佐野常民、五稜郭に立てこもった幕府医師の
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