辻調理師専門学校などで構成する「辻調グループ」(本部 大阪市阿倍野区)の留学生が、5年前と比べて約2.8倍の133人に増加していることが明らかになった。 現在、日本料理・西洋料理・中国料理などを教える「辻調理師専門学校」に74人、洋菓子・和菓子などを教える「辻製菓専門学校」に59人と合計133人の留学生が在籍。特にアジア圏の留学生が多く、韓国(68人)・台湾(37人)・中国(17人)など合わせて9カ国の学生が在籍する。2008年度は48人で2012年度に100人を超えた。 同校のアンケートでは、「本場で日本料理を学び、将来は自国の割烹店で働きたい」(韓国30歳男性)、「中国では料理人の社会的ステータスが低い。偉大な職業であることを認められるよう高い技術を身に付けたい」(中国24歳男性)などの声が寄せられたという。 辻調グループの辻芳樹代表は「日本の食文化の特徴は、さまざまなジャンルの料理が
![食の教育機関「辻調グループ」-留学生が増加傾向に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/36b2cacd9cd4d2946bd5e0b5c37ae17dbe4f818e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.keizai.biz%2Fabeno_keizai%2Fheadline%2F1380343053_photo.jpg)