浜松市の天竜川で2011年8月、23人乗りの川下り船が転覆して乗客4人と船頭1人の計5人が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた当時の船頭主任・小山正博被告(68)の控訴審で、東京高裁は20日、禁錮2年6月、執行猶予4年の有罪とした1審・静岡地裁判決を破棄し、無罪とする判決を言い渡した。 大島隆明裁判長は、「被告の立場では、転覆について現実的な危険性を認識できなかった」と述べた。 事故は同年8月17日に発生。天竜浜名湖鉄道(浜松市)が運航する船が川底からの噴流に押し流されて転回した後、岸壁に衝突して転覆し、操船していた船頭(当時66歳)と当時2~80歳の乗客4人が死亡した。 小山被告は乗船していなかったが、船頭の指導役として起訴され、1審は「船頭らに船の転回時に危険を回避する訓練を実施する義務などを怠った」と有罪を言い渡した。 しかし、2審判決は、小山被告が同社と結んだ業務委託契約には
日本ゴルフ協会は20日、来月12日に開幕する「日本オープンゴルフ選手権」(岐阜・岐阜関CC)に、米ツアー参戦中の石川遼が出場すると発表した。同じく米ツアーを主戦場とする昨年大会の覇者・松山英樹からは同日、欠場の連絡があったことも発表した。 石川の日本オープン出場は2年連続8度目。大会制覇はまだないが、プロ転向1年目の2008年大会(福岡・古賀GC)と翌09年大会(埼玉・武蔵CC豊岡C)で2位に入っている。大会に出場エントリーした石川は、以下のコメントを同協会に寄せた。 「昨年に引き続き日本オープンに出場すること、そして日本のゴルフファンの皆様の前でプレーすることを楽しみにしています。今はまだアメリカで来年の出場権をかけて戦っているところですが、皆様に楽しんでいただけるようなゴルフができるよう、しっかりと調整したいと思います。よろしくお願いします」
歌手の安室奈美恵(40)が20日、自身の公式サイトを通じて来年9月16日をもって引退することを発表した。突然の報告を受けツイッターをはじめSNS上では驚きと悲しみの声にあふれた。 ツイッターでは「安室ちゃん引退ってマジか!?」「安室ちゃんの引退がちショックなんやけど…」「安室ちゃん…嘘やろ…」「安室奈美恵!引退だってショックじゃなぁ(泣)ラストライブ行きたいなぁ」「安室ちゃんのニュース見て震え止まらない」「安室ちゃん、ほんとにやめてよ考え直して泣」などの声であふれた。 安室は、1977年9月20日生まれ、沖縄県出身。沖縄アクターズスクール発の5人組グループ・スーパーモンキーズを経てソロアーティストに。1990年代、彼女のファッションやメイクを真似る“アムラー”が社会現象になった。“かっこいい女性像”として女性からの圧倒的な支持を得ており、男性ファンも多い。16年7月発売のシングル「Hero
トランプ米大統領は19日、ニューヨークの国連本部で、就任後初めて国連総会の一般討論演説を行い、6回目の核実験や日本上空を通過する弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮を世界共通の脅威と非難した。横田めぐみさんを念頭に「13歳の日本人の少女を拉致した」と述べ、北朝鮮による拉致問題にも言及した。 トランプ氏はこれまで北朝鮮に対し、武力行使を排除しない姿勢を示しきた。金正恩体制は「下劣」で、世界全体にとっての脅威であり「核・ミサイル開発を無謀に追求している」と強調。全ての国が連携して北朝鮮を孤立させなければならないと主張し、一方的な交渉には応じない姿勢を改めて示した。 演説を通じて、米国の国益を優先する「米国第一」は国際協調と合致すると説明。どの国も自国民を第一に考え、その上で共通の脅威に対処し、共通の利益を図るため協調すべきだとした。 立ち見の外交官もあふれ 「北朝鮮の体制は下劣」。19日、就任後初
トランプ米大統領が19日、初めて国連総会の一般討論演説を行った。核実験やミサイル発射の挑発を続ける北朝鮮を「ならず者国家」と強く批判。拉致被害者の横田めぐみさんの例を挙げて人権問題にも触れ、国際社会全体が直面する危機だと強調した。 トランプ氏は北朝鮮に関する演説で、約1年半にわたって北朝鮮に拘束され、今年6月に帰国後急死した米国人学生の例とともに、「日本の13歳の少女が自国の海岸から誘拐され、北朝鮮スパイに語学を教えることを強いられた」と拉致被害者の横田めぐみさんに触れた。北朝鮮国内の幹部粛清などとあわせ、こうした体制が世界の脅威であることを強調した形だ。 また「少数のならず者国家が、国連の原理を侵している」と強調。「正義が邪悪に立ち向かわなければ、悪が勝利する」とも訴えた。米国に届く弾道ミサイルとそれに搭載できる核兵器を開発する北朝鮮の挑発行為は米国と北朝鮮の問題だけではなく、国際社会が
徳島ヴォルティスは19日、2日に敵地で行ったJ2第31節の松本山雅FC戦であったサポーターによる観戦ルール違反行為について、1名にホームゲーム5試合の入場禁止処分、4名に厳重注意処分を科したことを発表した。また、今回の行為者が所属するサポータークラブ1団体が登録を抹消され、活動禁止となっている。 入場禁止となった1名は、ピッチ内に向けて中指を立てる「侮辱的行為」を行ったことによる処分。すでに10日から発効しており、5試合は今季の残りホームゲーム全試合にあたる。また、その間のアウェーゲームも対象となるという。 厳重注意の4名は「試合中~試合終了時に、フェンスや手すりに腰を掛けたり、またがったりする」形で応援をしていたことによる処分としている。 徳島は9日に違反行為の発生をすでに発表していたが、公式サイトでは改めて、「ご迷惑をお掛けした松本平広域公園総合球技場でご観戦された全ての皆様、運営主管
この夏、炎天下の車の中で6歳の女の子が遺体で見つかりました。ブラジル国籍のナガトシ・ビアンカ・アユミさん。今春、小学生になったばかりでした。足跡をたどると、人知れず送っていた過酷な暮らしの一端が見えてきます。学校や行政機関の対応は十分だったのでしょうか。外国籍児童の不就学などに詳しい専門家と検証します。(小川尭洋) 工場や住宅が立ち並ぶ三重県四日市市大治田地区。外国人住民が多く暮らすアパートでアユミさんは暮らしていた。遺体には殴られたような痕があり、死後10日ほどだった。県警は、同居していた母親(26)の内縁の夫、トクダ・バレロ・フェルナンド・ホセ容疑者(35)=ペルー国籍=を死体遺棄容疑で逮捕。傷害致死の疑いも視野に調べている。 学校や行政機関などへの取材から、生前、アユミさんの身の回りであった出来事をまとめたのが表だ。 転居を機に学校とのつながりが途絶え、母が三女の出産に備えて入院。行
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く