額の中央からツノが生えた幻の生物「ユニコーン(Unicorn)」のように、非常にまれな存在として大きく飛躍する可能性を秘めた企業を「ユニコーン企業」といいます。IT技術やクラウドサービスの発展により、ユニコーン企業はアメリカや中国を中心に世界で増え続けていますが、日本ではまだまだ少ないのが現状です。 この記事では、ユニコーン企業とは具体的にどのような企業を指すのか解説し、日本に数が少ない根本的な理由やユニコーン企業を育てるポイントをご紹介します。 ユニコーン企業とは、伝説の幻獣である「ユニコーン」になぞらえて、希少な存在で成長性の高いスタートアップベンチャー企業を指す言葉です。ベンチャー企業へ資金提供や経営コンサルティングをおこなう、ベンチャーキャピタリストのアイリーン・リー氏によって2013年に発案されたといわれています。 ユニコーン企業と呼ばれるには次の条件を満たす必要があります。 評