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dramaに関するperstivetechのブックマーク (257)

  • 【レビュー 】ドキュントメント『Changes』(夏目深雪)

    あなたは世界である 山卓卓の『Changes』はとりあえずドキュメンタリー映画であると言っていいだろう。一人の俳優に焦点を当て、生い立ちから掘り下げて作品化する山のソロプロジェクト「ドキュントメント」の最新作である作は、80分程度の映像作品であり、かつて山の主宰する劇団「範宙遊泳」でも役者をやっていた田中美希恵というふくよかな女優が痩せていくことを(一応)主題としている。「ドキュントメント」というのは、山の造語で、「ドキュメント」(記録)と、「DQN(ドキュン)」という痛い人を指すネットスラングを掛け合わせたそうだ。 「とりあえず」「程度」「一応」などと保留の言葉が多いのは、この作品がいわゆる「ドキュメンタリー」からも表向きの主題からも、逸脱している点が多いからである。上映分数については、試写や上映の度にその映像が付け足されていくそうで、80分程度というのはあくまで私が観た試写で

    【レビュー 】ドキュントメント『Changes』(夏目深雪)
  • 【Opera】NISSAY OPERA 2018『コジ・ファン・トゥッテ』(菅尾友演出)|室田尚子|note

    「女の貞操はアラビアの不死鳥のようなものだ」それなら男の貞操は?「女はみんなこうしたもの」なら男はどんなものなの?そもそも「女の貞操」を賭けの対象にするのも不愉快だし、浮気させるように誘っておいて、それに乗ったら手のひら返しで女「だけ」を責めるっておかしいよね?それでなんで最後に女が反省してめでたしめでたしみたくなってんの?男は全然反省しないわけ? と、『コジ・ファン・トゥッテ』を観るたびに後から後から湧き起こるこの反発、怒り。音楽が美しいだけに余計ムカつく。いったいこれをどう美味しくいただかせてくれるの?というのが、毎回私が演出家へ(勝手に)突きつけている注文なのだが、今回の菅尾友演出、たいへん美味しくいただかせていただきました。いや、当に。以下、何をどう「美味しくいただいたか」をあげてみる(菅尾さんへのインタビューはこちらをご覧ください)。 その1、設定。グリエルモとフェルランドはA

    【Opera】NISSAY OPERA 2018『コジ・ファン・トゥッテ』(菅尾友演出)|室田尚子|note
  • ナシーム・スレイマンプール×ブッシュシアター|フェスティバル/トーキョー18

    劇作家と俳優、ぶっつけ番の出会いの先にあるのは― 毎ステージ異なるキャストで、リハーサルはなし。俳優に求められるのは、作品の内容、自分の役割について、何も知らずに番を迎えること。そんな一風変わった作品で、45カ国以上の劇場を旅してきたのは、イラン出身で、ドイツ・ベルリン在住の劇作家、ナシーム・スレイマンプール。作は、『白いウサギ、赤いウサギ』など、世界各地で翻訳上演される戯曲を手がけてきた彼が、「母語のペルシア語で伝える」ことを主眼に執筆した作品です。 いったん番が始まれば、俳優は、たった一人で、作家人が出す指示に従い、話し、行動するのみ。次第に打ち解け、リラックスしたムードで展開する二人のコミュニケーションは、時に観客をも交えながら、言葉の力、言葉とアイデンティティの結びつきといったテーマへと接近していきます。 Photo: David Monteith-Hodge Photo

  • 第25回 日生劇場舞台フォーラム2018 開催のお知らせ(11/10) | 日生劇場

    第25回 日生劇場舞台フォーラム2018 日生劇場舞台フォーラムは、1993年財団創立20周年を記念し、舞台芸術者の育成、支援を目的にスタートしました。日生劇場の舞台で実際に上演された舞台装置・照明・音響・衣裳などを使い、第一線の指導者による若手舞台技術者向けの教育の場として、大きな反響をいただいています。 日生劇場舞台フォーラム 過去の実施結果など、詳しくはこちら 第25回 日生劇場舞台フォーラム2018 オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』 ”転換可能な私たちの舞台” 場所:日比谷「日生劇場」 日時:2018年11月10日(土) 18:30開会(18:00受付開始) 入場料 無料(事前申込不要) ※ご案内ハガキなどをお持ちでなくても、ご参加いただけます。 今年の日生劇場舞台フォーラムは、オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』の舞台を題材に、実際の舞台の中で、装置図面やデザイン画、衣裳、照明、映像

  • NISSAY OPERA 2018『コジ・ファン・トゥッテ』 | 公演スケジュール | 日生劇場

  • バングラデシュを読み解く|フェスティバル/トーキョー20

    11/1(Tue) 18:30 「パフォーミングアーツから見るベンガル文化」 ベンガルと呼ばれる地域は、現在ではバングラデシュとインドの西ベンガル州に分かれていますが、同じベンガル語を使用し、千年以上にわたって共通の文化を育んできました。豊かな伝統を誇るベンガル文学は長らく韻文を中心に歌われるものとして発展し、その歌から演劇や踊りなどのパフォーミングアーツも花開いていきました。近代に入るといわゆる近代演劇も上演されるようになりましたが、それに一石を投じる作品を発表し続けたのが、ノーベル賞詩人のタゴールです。今回はそのタゴールも含め、ベンガルのパフォーミングアーツを中心にその文化を紐解いていきます。 丹羽京子 (東京外国語大学 准教授) 東京外国語大学修士課程修了後、コルカタ(旧カルカッタ)のジャドブプル大学大学院比較文学科博士課程で学びPh.D.取得。東京外国語大学准教授。専門は近現代のベ

  • FTブックス|フェスティバル/トーキョー18

    フェスティバルに参加するアーティストからの選書・選曲をご紹介する「F/T Books & Music」。音楽を通じて、フェスティバルの作品世界や舞台芸術に足を踏み入れることのできる企画です。 今年は「○○な人へ」というテーマに自由に選んでいただきました。 観劇前に、観劇後に、アーティストにとっての表現の燃料や、世界の切り取り方をのぞいてみませんか?きっと、観劇がより楽しいものになるはずです。

  • 上演前ストレッチ|フェスティバル/トーキョー20

    演劇を観る前に、身体を動かして、少し頭をスッキリ、体に優しいストレッチをしてみませんか? 講師には、"We are healthy soldiers for our bodies' piece"をモットーに活動を行うホワイトレオターズから、ダンサー・映像作家の吉開菜央さんを迎えます。 普段身体を動かさないひとでも大丈夫。身体をほぐしてゆるりとした時間をすごしましょう。

  • ディレクターズ・ラウンジ|フェスティバル/トーキョー18

    「ディレクター/ディレクションのこれから」 10月25日(木)16:00 吉開菜央 10月27日(土)16:00 ハラサオリ 10月28日(日)16:30 相模友士郎 ※時間が変更になりました 10月29日(月)19:00 マグダ・シュペフト ※逐次通訳あり 11月08日(木)19:00 額田大志 「背景? 前景?」 10月24日(水)19:00 ムハンマド·アル=アッタール ※逐次通訳あり 11月09日(金)17:00 ダリウス・コシニスキ ※逐次通訳あり ※その他、複数回開催。 ※スケジュール・登壇者などの詳細は追加が決定次第、こちらのページにて発表します。 ©️Natsuki Kuroda ダンサー・振付家・映画作家吉開菜央 生き物ならではの身体的な感覚・現象を素材に、「見て、聴く」ことに集中する時間を映画にしている。新作触覚映画《Grand Bouquet / いま いちばん美しい

  • 松田正隆×長島確「フェスティバル/トーキョー18」 - ステージナタリー 特集・インタビュー

    身を置いて、スケッチを描く ──2016年に始動した「福島を上演する」は、複数の戯曲により福島の今にフォーカスを当てる、3年がかりのプロジェクトです。プロジェクトの前には、13年から16年にわたって上演された「長崎を上演する」があり、そこですでに“複数の戯曲”“現地取材”“3年”“1度きりの上演”というシリーズの土台はできていたわけですが、松田さんの中で確信のようなものがあったのでしょうか? 松田正隆 そもそも「長崎」の前の12年に「アンティゴネーへの旅の記録とその上演」という公演を上演していまして(編集注:戦死した兄の死をめぐる理不尽な出来事に遭遇した、ギリシャ悲劇の王女・アンティゴネーを巡って、東日大震災と原発事故のメディアと“私たち”の関係性に焦点を当てた作品)、それには2つの上演があったんですね。第1の上演では、街中でいくつかの物語を展開させつつ東京から福島への旅を見せるもの、

    松田正隆×長島確「フェスティバル/トーキョー18」 - ステージナタリー 特集・インタビュー
  • シンポジウム|フェスティバル/トーキョー18

    10/16 (Tue)  19:00  「いま」のお祭りを考える 美術批評家福住 廉(ふくずみ・れん) 1988年東京都生まれ、同在住。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。国内外約30の地域に関わりながら、中長期的なフィールドワークを経て多様な人びとと協働し、日常に問いを投げかける場を共同体の内部に出現させる「コミュニティ・スペシフィック」を志向したアートプロジェクトを実践しつづけている。2016年には、国際交流基金アジアセンターのフェローシッププログラムで1年間インドネシアに滞在。以降、日とインドネシアを行き来しながら活動を展開している。2016年には米経済誌フォーブス「30 Under 30 Asia」アート部門に選出された。 写真家/著述家/NPO法人Art Bridge Institute代表理事港 千尋(みなと・ちひろ) 1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科

  • 土井敏邦Webコラム:日々の雑感 369:映画『アミラ・ハス』が出来るまで(2)

    2018年10月27日(土)13:30~18:00 東京大学(郷) 最新ドキュメンタリー映画『アミラ・ハス ―イスラエル人記者が語る“占領”―』上映 ツイート 2018年10月11日(木) 共同プロジェクトの挫折 アミラ・ハス招聘の実現には、何よりそのための資金が必要だった。私は中東関係のある研究者団体と共同企画にすることで資金の問題を解決できないかと考えた。さっそくその研究者団体の責任者に「アミラ・ハス氏を日に招聘して『占領50年・シンポジウム』をいっしょにやりませんか」と話をもちかけた。すると、その責任者は私の提案に賛同してくれた。団体の承諾も得られ、話はとんとん拍子に進んだ。 実現の可能性が見えてきた段階になって、私はアミラに電話し、「実現できそうだから、時間を空けてほしい」と伝えた。ほんとうに日講演が実現すると気で信じていなかったのだろう。彼女は驚き、「なんとかスケジュール

  • MI(X)G|フェスティバル/トーキョー18

    カラフルな「アジア」のグルーヴに出会い、巻き込まれる! カラフルでキッチュな衣裳に身を包んだ「サル」たちが躍動する『Toky Toki Saru』(F/T17)でも好評を博したタイのダンサー・振付家、ピチェ・クランチェンが、再び南池袋公園での新作上演を構想。今年もフェスティバル/トーキョーのオープニングを飾ります。 今作のテーマは「変化し続けるアジア」。アジア域内で加速するMigration(=移動)、Immigration(=移住)による未知(X)の出会い、それらを受け入れる融和(=Grant)の喜びが、アジアの各地域から集ったダンサー、振付家6名と、オーディションを経て選ばれた日在住のダンサー24名により、伸びやかに表現されます。 ダンサーたちは、ユニークなバルーン型のオブジェを装着。色も形もさまざまなオブジェが揺れ動くさま、DJの生み出すグルーヴ……。ステージを設けない開放的な広場

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    「Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募」審査結果 2020年に向けて文化プログラムの企画案13件を選定! 東京都とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)では、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の東京を文化面から盛り上げるため、「Tokyo Tokyo FESTIVAL」として様々な文化プログラムを展開します。 その中核となる企画のアイデアを2018年2月に一般の皆さまから広く公募したところ、2,436件に及ぶ企画アイデアが寄せられました。 これまで、外部有識者等による審査会にて選考手続きを進めてまいりましたが、この度、13件の企画案を選定いたしました。選定に当たっての視点や審査会委員については下記のとおりです。 選定された企画案は、2019年秋から2020年9月までの間に実施する東京都とアーツカウンシル東京の主催事業として、今後、具体的な準備を

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  • 東京芸術祭 2017 | 【 コラムシリーズ 】プランニングチームの0場 ― 第1回 :「東京」に、つかのま(フェスティバル/トーキョー 長島確ディレクター)

    HOMEニュース【コラムシリーズ:プランニングチームの0場】〔第1回〕「東京」に、つかのま ― フェスティバル/トーキョー 長島確ディレクター

    東京芸術祭 2017 | 【 コラムシリーズ 】プランニングチームの0場 ― 第1回 :「東京」に、つかのま(フェスティバル/トーキョー 長島確ディレクター)
  • 世界の舞台芸術集う『フェスティバル/トーキョー18』全プログラム発表 | CINRA

    『フェスティバル/トーキョー18』の全プログラムが発表された。 2009年から開催されている『フェスティバル/トーキョー』は、国内外のアーティストによる作品を紹介する国際舞台芸術祭。11回目を迎える今回は、10月13日から37日間にわたって東京・池袋の東京芸術劇場、あうるすぽっと、南池袋公園ほかで開催される。 全プログラムは7月11日に行なわれた記者会見で発表。参加するアーティストとカンパニーは、国外から参加する「アジアシリーズ vol.5」と国内から参加する「まちなかパフォーマンスシリーズ」に分類されている。またマレビトの会、イランのナシーム・スレイマンプール、劇作家で演出家の山卓卓らも参加する。プログラムの詳細は後日発表される。チケットは9月5日から先行割引チケット、9月9日から一般前売りチケットが販売される。 『フェスティバル/トーキョー18』ディレクターの長島確は「フェスティバル

    世界の舞台芸術集う『フェスティバル/トーキョー18』全プログラム発表 | CINRA
  • 池袋エリアを中心に今秋「東京芸術祭」 今年で3年目、国際舞台芸術祭など

  • 穂の国とよはし芸術劇場プラット

  • F/T17事業実績報告書を公開しました

    2017年9月~11月開催のフェスティバル/トーキョー17の事業実績報告書を公開しました。 ▸F/T17 事業実績報告書(PDF、4.5MB) 報告書に関するお問い合わせ フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 広報: press@festival-tokyo.jp

  • “時代に逆行した面倒なメディア”=演劇が今、なぜ必要なのか? フェスティバル/トーキョー新ディレクター長島確インタビュー

    ホーム / ニュース・記事 / “時代に逆行した面倒なメディア”=演劇が今、なぜ必要なのか? フェスティバル/トーキョー新ディレクター長島確インタビュー 現代ほど“つながり”が簡易化した時代はない。SNSを介せば見ず知らずの人にも簡単にコンタクトが取れるし、長らく会っていない友人の近況だって逐一チェックできる。人と人が交わるために、わざわざ時間と手間を割いて直接会う必然性はなくなってきているのだ。 しかし、「人と人が会う面倒さを当に捨てられるのか」と、長島確は立ち止まって考える。長島は、まだ日では馴染みが薄い「ドラマトゥルク」というポジションから舞台芸術に携わり続けてきた人物であり、今年4月からフェスティバル/トーキョーの新ディレクターに就任が決まった。 多様なメディアが誕生し、世界中で政治の「劇場化」が叫ばれる今、舞台芸術の存在意義はどこにあるのだろうか。国内最大級の国際舞台芸術祭、

    “時代に逆行した面倒なメディア”=演劇が今、なぜ必要なのか? フェスティバル/トーキョー新ディレクター長島確インタビュー