ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバである「NAS(Network Attached Storage)」が、最近急速に普及してきている。企業などはもちろん、一般家庭においても日々増え続ける音楽ファイルやデジカメの写真の管理と、その活躍の場は広がっている。このNASを手軽に構築できるシステムが「FreeNAS」だ。 FreeNASはFreeBSDをベースとする、NASに特化したOSである。もちろん、一般的なLinuxやFreeBSDにSambaやNFSといったファイルサーバーをインストールしても同様に使用できるが、設定にはある程度のスキルが必要であり、パフォーマンスを上げるためには不要なデーモンを切るなど、面倒な作業が必要になる。最近では安価なNAS専用マシンが人気ではあるが、それほど柔軟な設定ができないものが多い。それに対して、FreeNASの場合にはいったん起動させてしまえば
■平澤寿康の周辺機器レビュー■ 第12回 玄人志向 NASキット「KURO-NAS/X4」 ~HDD4台内蔵できる自作NASキット 発売中 価格:オープンプライス(実売35,800円前後) 手持ちのHDDを取り付けて手軽にNASを構築できるNASキットの中でも、特に人気の高い玄人志向の「玄箱」シリーズ。NASとしての利用はもちろん、Linuxを動作させて小型のLinuxサーバーとしても活用できることから、特にPC上級者を中心に圧倒的な支持を獲得している。2007年に登場した「KURO-BOX/PRO」は、NASキットではなく「LinuxBox組み立てキット」と位置付けが変更されたものの、手持ちのHDDを取り付けてNASや小型Linuxマシンとして活用できるという、基本的な性格は変わっていない。そして、KURO-BOX/PROの流れを汲む最新モデル「KURO-NAS/X4」が、2008年12
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