12/01/31 COURRiER 〈決断疲れ〉 今月号のCOURRiERに面白い記事があったので紹介。 「人は決断疲れをする」というもの。 記事によるとイスラエル刑務所での仮釈放調査で 受刑者が仮釈放されるか否かに最も影響を与えたのは 民族的背景や犯罪内容ではなく 〈決定が行われた時間〉とある。 釈放が認められたのは全体で30%。その中で午前中に 審問を受けた受刑者は70%が釈放。午後の遅い時間に 受けた受刑者は10%にもみたない確率だった。 これは作業として決断することに疲労が蓄積し 刑務所でなく日常的に我々にも起こっている事象とのこと。 決断を繰り返していく中でエネルギーを消費し、 徐々に決断自体が脳に難しい作業となっていく、 そうすると決断に伴う変化に抵抗を感じ、 安易な結果・考えなければならないような結果を 選びにくくなっていくようだ。 ※受刑者に