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アフガニスタンに関するpoohmobilのブックマーク (119)

  • 米国とタリバン、アフガンめぐる歴史的な和平合意に署名

    カタールの首都ドーハで開催された和平合意の署名式典で握手する、米国のアフガニスタン和平担当特別代表を務めるザルメイ・ハリルザド氏(左)とタリバンの創設者の一人であるアブドル・ガニ・バラダル師(右、2020年2月29日撮影)。(c)AFP/Giuseppe CACACE 【2月29日 AFP】(更新)米国は29日、カタールの首都ドーハで、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)との画期的な和平合意に署名した。米史上最長の戦争となったアフガニスタン戦争からの出口を模索した今回の合意では、米国がアフガニスタンから駐留部隊を14か月以内に完全撤退させるとのプランが示されている。 今回の合意は、成功すれば最終的に、18年に及ぶ過酷な戦争の終結に至り得るタリバンとアフガニスタン政府との対話につながると期待されている。 ドーハの高級ホテルで開催された署名式典では、タリバンの元戦闘員で交渉役を

    米国とタリバン、アフガンめぐる歴史的な和平合意に署名
  • 米とタリバン、29日に和平合意調印 暴力削減期間の終了後に

    21日、米国とアフガニスタンの反政府勢力タリバンは、「7日間の暴力削減」期間が終了する29日に和平合意に調印する方針であることが分かった。写真はアフガニスタン駐留米軍。2019年11月撮影(2020年 ロイター/Tom Brenner) [ワシントン 21日 ロイター] - 米国とアフガニスタンの反政府勢力タリバンは、「7日間の暴力削減」期間が終了する29日に和平合意に調印する方針。双方が21日、明らかにした。

    米とタリバン、29日に和平合意調印 暴力削減期間の終了後に
  • アフガンでの「停戦計画なし」 タリバンが報道否定

    アフガニスタン中部ワルダク州で、丘の上に座り込む米兵(2019年6月6日撮影、資料写真)。(c)THOMAS WATKINS / AFP 【12月31日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は30日、同勢力が同国での停戦に同意したとの報道を否定した。 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を含む複数のメディアはこれに先立ち、タリバンが間もなく何らかの形での一時停戦を発表する見通しだと報道。18年余り続く紛争の規模が縮小する可能性が出ていた。 だがタリバンは声明で、「一部メディアはここ数日、停戦に関する虚偽の報道を出している。実際にはアフガニスタン・イスラム共和国に停戦計画はない」と述べた。 米国とアフガニスタン政府はかねて、タリバンに停戦を呼び掛けてきた。米国はここ1年にわたりタリバンと交渉を続けてきたが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領

    アフガンでの「停戦計画なし」 タリバンが報道否定
  • アフガニスタンで銃撃された中村哲医師死亡 | NHKニュース

    アフガニスタンで長年、農業用水路の建設など復興に携わってきた医師の中村哲さんが4日、東部ナンガルハル州を車で移動中に何者かに銃撃され、病院で手当てを受けていましたが、死亡しました。病院の担当者はNHKの取材に対し、「病院に運ばれてきた時、中村さんの容体は悪く、すぐに手術が必要な状態だった」と明らかにしました。 アフガニスタン東部ナンガルハル州の警察などによりますと、福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表の医師、中村哲さん(73)が現地時間の4日午前、日時間の4日午後、ナンガルハル州の州都ジャララバードを車で移動中に、何者かに銃撃されました。 中村さんはけがをして病院で手当てを受けていましたが、病院関係者や地元の当局者によりますと、その後、死亡が確認されたということです。 地元の当局者はNHKの取材に対し、中村さんは治療を受けるため、ナンガルハル州の病院から首都カブール近郊にあるアメリ

    アフガニスタンで銃撃された中村哲医師死亡 | NHKニュース
  • 地雷撤去はアフガン女性の自立と夢への第1歩

    <女性だけの地雷除去チームが中部バーミヤン州で活動中──危険極まりない仕事を彼女たちはなぜ選んだのか> アフガニスタンのライエガ・マルファト(22)は今年8月、地元バーミヤン州の赤土を注意深く掘り返しながら、地雷探知機が何かの金属に当たるのを感じた。慎重に探知機を脇に置き、大皿ぐらいの物体の周囲を手で掘り始める。素人目には一見、危険はなさそうに見えるが、マルファトはすぐに気付いた──旧ソ連時代の対人地雷だ。 マルファトは他の19人の女性と共に、アフガニスタン初の女性だけの地雷除去チームで活動している。国連地雷対策サービス部が2018年に創設したこの試験的プログラムには、主な目標が2つある。 まず、女性たちに数十年続く戦乱が残した危険物の除去訓練を施し、スキルを身に付けさせること。中央高地にあるバーミヤン州は比較的平和な地域だが、それでも地雷などの爆発物がそこら中に残っている。 2つ目は、こ

    地雷撤去はアフガン女性の自立と夢への第1歩
  • 学校も危険…平和を知らない子どもたちの心の傷 アフガン

    アフガニスタン・ナンガルハル州の破壊された学校で授業を受ける子どもたち(2019年7月25日撮影)。(c)NOORULLAH SHIRZADA / AFP 【10月20日 AFP】アフガニスタンの首都カブールにある学校で大きな爆発が2回起こり、窓ガラスが割れ、破片が雨のように降ってきた日のことを、マディナさん(16)は今でも夢に見る。 マディナさんは腕と足に傷を負ったが生き延びた。体の傷は徐々に癒えつつあるが、攻撃を受けたことによるトラウマに今も悩まされている。 マディナさんのようなアフガニスタンの若者の多くは、平和を知らない。学校が戦闘の最前線となることが多く、カウンセリングも不十分な国で暮らすことの心理的影響は計り知れないと、専門家らは警鐘を鳴らす。 「怖い一日だった。今も悪夢を見る。集中できず、試験の準備をするのがとても大変だった」とマディナさんは語る。学校にはがれきが散乱し、教室の

    学校も危険…平和を知らない子どもたちの心の傷 アフガン
  • トランプ氏、タリバンとの和平交渉中止を発表 極秘会談も取りやめ

    ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンで(2019年9月5日撮影、資料写真)。(c)JIM WATSON / AFP 【9月8日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は7日、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)との「和平交渉」を中止すると発表した。交渉をめぐっては、18年にわたるアフガニスタンでの紛争に終止符を打つ、歴史的な取り決めの最終段階に入っていたとみられていた。 トランプ氏は、大統領専用の別荘キャンプデービッド(Camp David)で、タリバン幹部やアフガニスタンのアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領らと極秘で会談する予定だったが、首都カブールで起きた自爆攻撃で米兵が1人犠牲になったことを理由に取りやめることを明らかにした。 トランプ氏は、この攻撃により米兵の他に11人が死亡したと述べ、「直ちに会談を中止し、和平交渉を

    トランプ氏、タリバンとの和平交渉中止を発表 極秘会談も取りやめ
  • アフガニスタン、今も「衝撃的で容認できない」数の民間人死傷 国連

    イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に殺された息子たちについて語るアフガニスタン人女性。同国東部ナンガルハル州コット地区にて(2019年4月22日撮影、資料写真)。(c)NOORULLAH SHIRZADA / AFP 【7月30日 AFP】国連アフガニスタン支援団(UNAMA)は30日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバン(Taliban)と米国による和平協議が続いているにもかかわらず、18年にわたるアフガニスタン紛争で現在も「衝撃的で容認できない」数の民間人が死傷しているとの報告を発表した。 UNAMAの報告によると、2019年1~6月の民間人死者数はこれまでで最大の死者数を出した昨年の同じ時期と比べておよそ30%減少したものの、1366人となり、負傷者は2466人だった。うち子どもの死者数は327人、負傷者数は880人で、全死傷者の3分の1近くを占めた。 UNAMAは死傷者の減

    アフガニスタン、今も「衝撃的で容認できない」数の民間人死傷 国連
  • 地雷踏み子ども7人死亡、アフガニスタン 後絶たぬ民間人死者

    アフガニスタンの首都カブール郊外の村で、撤去した地雷の破片を見せる地雷処理員(2013年4月2日撮影、資料写真)。(c) SHAH MARAI / AFP 【5月12日 AFP】アフガニスタン東部のガズニ(Ghazni)州で11日、地雷が爆発し、子ども7人が死亡、2人が負傷した。当局者が明らかにした。 同州のアレフ・ヌーリ(Aref Noori)報道官はAFPに対し、地雷は同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)が治安部隊を攻撃するため主要道路に仕掛けていたもので、遊んでいた子どもたちが踏んだところ爆発したと述べた。タリバン側は今のところ声明を出していない。 アマヌラ・カムラニ(Amanullah Kamrani)ガズニ州議会議員は、死亡した子どもたちの年齢は7~9歳で、少なくとも4人が同じ一つの家庭に属していたと述べた。 長年続く内戦のためアフガニスタンはあらゆるところに地雷や不発弾、

    地雷踏み子ども7人死亡、アフガニスタン 後絶たぬ民間人死者
  • タリバン、赤十字とWHOの活動を「禁止」 アフガニスタン

    アフガニスタン・カブールにある赤十字国際委員会(ICRC)の病院(2017年2月9日撮影)。(c)SHAH MARAI / AFP 【4月12日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は11日までに、赤十字国際委員会(ICRC)と世界保健機関(WHO)の国内での活動を「禁止」すると表明した。これを受けてICRCは同日、アフガニスタンでの活動を中止したことを明らかにした。 アフガニスタンの国土の約半分に強い影響力を持つタリバンの声明は、ICRCがタリバンとの「合意に沿った活動を行っていなかった」と主張。また、WHOも予防接種の推進活動中に「疑わしい動き」があったと非難し、「追って連絡するまで両団体の国内での活動禁止を決定した」と通告するとともに、スタッフの安全は保証できないと警告している。 アフガニスタンでは農村部の多くで医療保健サービスの利用が不可能な状況で、ポリオへ

    タリバン、赤十字とWHOの活動を「禁止」 アフガニスタン
  • アフガン女性、やっとつかんだ自由どうなる? タリバン復権に広がる懸念

    アフガニスタンの首都カブールにある飲店で働く女性たち(2019年1月30日撮影)。(c)WAKIL KOHSAR / AFP 【2月6日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)が女性の権利に対する考えを改めたと見なすのは単純過ぎる──こう話すのは、首都カブールで飲店を経営しているライラ・ハイダリ(Laila Haidari)さんだ。ハイダリさんは、教育を受けた多くのアフガン女性と同様に、タリバンと米国との間でいかなる和平協定が結ばれようとも、これまでに苦労して手に入れてきた自由が奪われるのではないかと不安を抱いている。 タリバン政権はかつて、教育および労働の機会を女性に与えなかったが、米国主導の多国籍軍による侵攻を通じて政権が崩壊してからの約20年間で、そのような厳しい制約は徐々に緩和されていった。 「彼らが戻って来たら、女性たちは公共の場から出て行かなければなら

    アフガン女性、やっとつかんだ自由どうなる? タリバン復権に広がる懸念
  • 初めての仕事、アフガニスタン人女性の人生を変える庭園

    アフガニスタン東部ジャララバードの庭園で、仕事をする女性(2018年4月23日撮影)。(c)AFP PHOTO / NOORULLAH SHIRZADA 【7月16日 AFP】植物を植えたり、雑草を取ったりしているだけに見えるかもしれない。だが、アフガニスタン東部ナンガルハル(Nangarhar)州ジャララバード(Jalalabad)の庭園で働く女性たちにとって、この仕事はそれ以上の意味がある。アフガニスタンの最も保守的で最も不安定な州の一つであるナンガルハル州では、女性が家の外で働く機会はめったにない。 フードとスカーフで顔を部分的に覆った女性が、男性職員と同じような、ゆったりとした蛍光オレンジ色の仕事着を着て、ジャララバードの庭園で働いている。植物の鮮やかな緑がオレンジ色を際立たせる。 女性たちは週に6日、庭園の手入れをする仕事をしており、忙しそうにバラの生け垣や果物の木の間で働いてい

    初めての仕事、アフガニスタン人女性の人生を変える庭園
  • 戦火さえ来ない最果ての地、アフガニスタンのワハン回廊

    アフガニスタン・ワハン回廊の自宅で義理の娘(右)と一緒に事の用意をするスルタン・べギウムさん(左、2017年10月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / Gohar ABBAS 【3月11日 AFP】「タリバン……それ、なあに?」アフガニスタンの山岳地帯、ワハン回廊(Wakhan Corridor)にある凍えるほど冷え切った自宅でスルタン・ベギウム(Sultan Begium)さんは恥ずかしそうに尋ねた。この辺りはアフガニスタンでもあまりに辺境であるため、住民たちは祖国を荒廃させた数十年に及ぶ紛争の影響を受けることなく暮らしてきた。 孫がいる、きゃしゃな体のベギウムさんの人生が過酷なものだったことは、その顔の深いしわから見て取れる。ベギウムさんたちワハン人(ワヒ人などとも)は、この地域に暮らすおよそ1万2000人からなる遊牧民だ。 地元では「バーム・エ・ドゥニヤ」(ペルシャ語で「世界の

    戦火さえ来ない最果ての地、アフガニスタンのワハン回廊
  • アフガン初、女性学専攻の学生に学位 「社会変える力に」

    アフガニスタンの首都カブールで、同国初となる女性学の修士課程を終え、終了式に出席した学生(2017年11月5日撮影)。(c)AFP/SHAH MARAI 【11月6日 AFP】家父長制が根強いアフガニスタンで5日、国内で初めて女性学を専攻した大学院生たちに学位が授与された。女性が抑圧された旧支配勢力タリバン(Taliban)などによる攻撃も相次ぐが、修了生たちは社会を変える力になりたいと抱負を語っている。 学位を与えられたのは男性7人を含む22人。カブール大学(Kabul University)で、韓国の資金援助を受けて国連開発計画(UNDP)が開設した2年間の修士課程を修了した。フェミニズム理論や市民社会論などを学んだ。 修了生で男性のムジタバ・アレフィ(Mujtaba Arefi)さんは「これは変化の始まりです」と話した。女性のサジア・セディキ(Sajia Sediqqi)さんは、アフ

    アフガン初、女性学専攻の学生に学位 「社会変える力に」
  • 映画『ソニータ』オフィシャルサイト | わたしの値段は9,000ドル。家族のために結婚を強いられるアフガン難民ソニータは歌うことで自らの運命を変えていく――

    沈黙のかわりに私は叫ぶ。 絶望の淵に立たされたとき、あきらめない少女の歌は奇跡を引き寄せる。 家族のために結婚を強いられる魂のラッパー、 ソニータは歌い、自らの運命を変えていく―― <<サンダンス映画祭2016グランプリ&観客賞ダブル受賞作>> 監督をも巻き込み、運命を変えていくソニータの姿に世界中が感動したドキュメンタリー。 映画について | 上映スケジュール | 国際ガールズ・デー全国上映キャンペーン!(2018年10月) 《サンダンス映画祭2016 ワールドシネマ部門グランプリ》 《サンダンス映画祭2016 ワールドシネマ部門観客賞》 《アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)2015 観客賞》 《シェフィールドドキュメンタリー映画祭ヤング審査員賞》 ほか受賞多数 ソニータがスクラップブックに書いた夢は有名なラッパーになること。しかし、パスポートも滞在許可証もなく、アフガ

  • アフガンの少女ら、3分の2が学校に通えず 事態の好転みられず

    アフガニスタン南東部ガズニ州で、屋外で授業を受ける女子生徒たち(2014年5月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/RAHMATULLAH ALIZADA 【10月17日 AFP】アフガニスタンに暮らす少女のうち、およそ3分の2が悪化する治安状況や貧困により学校に通えていないとする報告書を、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が17日に発表した。HRWは家父長制が根強い同国における女子教育への取り組みの重要性を訴えている。 1996~2001年の旧支配勢力タリバン(Taliban)政権時代に比べると、教育を受けている少女の数は数百万人増加したものの、複数の地域で女子生徒の割合は減っており、HRWは状況の進展が、ここ数年停滞していると訴えている。 HRWが国内4州で実施した調査と政府の資料をまとめた報告書によると、通学していない児童350万人のおよそ85%が少女で、女子全体の3

    アフガンの少女ら、3分の2が学校に通えず 事態の好転みられず
  • アフガン南部で村民70人拉致、7人死亡 タリバンの犯行か

    アフガニスタンのカンダハル・タリンコット間の幹線道路に設置された検問所で警戒に当たる警察官(2016年5月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/RATEB NOORI 【7月23日 AFP】アフガニスタン南部カンダハル(Kandahar)州で21日、幹線道路沿いにある村から住民70人が拉致され、少なくとも7人が殺害された。約30人が解放されたが、依然として少なくとも30人の行方が分かっていない。旧支配勢力タリバン(Taliban)の犯行とみられている。現地の警察が22日、明らかにした。 カンダハル州警察のトップ、アブドゥル・ラジク(Abdul Raziq)氏はAFPに対し、「タリバンが21日にカンダハルとタリンコット(Tarinkot)を結ぶ幹線道路沿いの村の民家から計70人を拉致し、今日7人を殺害した」「遺体は今朝、村民らによって発見された」と述べた。 またラジク氏は「30人が解放されたが

    アフガン南部で村民70人拉致、7人死亡 タリバンの犯行か
  • あのタリバンが“復活” でも対処すべき政権トップは性的暴行疑惑…|アフガニスタンの絶望が深い

    アフガニスタンのアブドゥル・ラシッド・ドスタム副大統領 PHOTO: MUSTAFA BAG / ANADOLU AGENCY / GETTY IMAGES 世界を見渡すと、国際社会から「忘れられた紛争」というのが存在する。 そうした紛争はアフリカや中東、南アフリカに多いが、最近再び緊張が高まっているのは、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方の紛争である。2017年7月にもインド兵とパキスタン兵が戦闘で死亡したばかりで、巡礼者たちが殺害されるという事件も起きている。 そしていま、新たに世界から「忘れられた紛争」が生まれつつあるようだ。イラクやシリアの混乱で大きく報じられなくなったアフガニスタン紛争だ。実は最近、アフガンの情勢は悪化の一途をたどっており、ニュースは報じられているのだが、あまり大きく取り上げられることはない。 7月17日、国連アフガニスタン支援派遣団(UNAMA)がア

    あのタリバンが“復活” でも対処すべき政権トップは性的暴行疑惑…|アフガニスタンの絶望が深い
  • アフガニスタン女性の聖域、首都カブールの美容院 Afghan beauty parlours are a sanctuary for city women - YouTube

    窓に飾られた写真は大きな期待を抱かせる。コール墨で縁取られた物憂げな目。鮮やかで派手なネイル。だがアフガニスタンの首都カブール(Kabul)の美容院に入ると、外観から受けたイメージは内側の活気にあふれた現実を反映し切れていないことがはっきりと分かる。 2001年に旧支配勢力タリバン(Taliban)政権が転覆するとカブールには魅力的な小さなオアシスがいくつも花開いた。光り輝く女性の空間が、ほこりっぽい危険な男性支配の街頭と著しい対照を示し始めた。 カブールの中心部に軒を連ねるそれらオアシスの窓はインパクトの強いメーキャップや洗練されたヘアスタイルの画像で覆われ、男性の視線から室内を保護している。入り口はついたてやシンプルなカーテンでふさがれている。 このように守られたブドワール(私室)への敷居をまたぐと、女性たちはベールやスカーフを脱ぎ捨て、レギンスや襟元、大きく開いた背中をブルカからのぞ

  • アフガン初の女性パイロット、米国に亡命申請で衝撃広がる

    アフガニスタン・カブールの飛行場でカメラに向かってポーズを取るパイロットのニロファル・ラフマニさん(2015年4月26日撮影)。(c)AFP/SHAH Marai 【12月27日 AFP】アフガニスタンで初の女性パイロットとなったニロファル・ラフマニ(Nilofar Rahmani)さん(25)が米国での訓練を終えた後、同国に亡命を申請したことを明らかにし、アフガニスタン国内では政情不安や女性の権利、若者の大量流出といった問題への国民的議論をあおる出来事として衝撃が広がっている。 米軍のエースパイロットを描いた米映画「トップガン(Top Gun)」にちなみ「アフガニスタンのトップガン」と呼ばれてきたラフマニさんは、15か月にわたった米空軍での訓練コースを終えて先週、アフガニスタンへ帰国する予定だった。しかし帰国の前日、ラフマニさんは自分の身の安全に懸念を感じていることを理由に、帰国しないと

    アフガン初の女性パイロット、米国に亡命申請で衝撃広がる