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ミャンマーに関するpoohmobilのブックマーク (120)

  • 「ロヒンギャのジェノサイド防止を」 国際司法裁、ミャンマーに命令

    ミャンマーとバングラデシュの国境沿いに設けられた一時的な居住地に集まったロヒンギャ難民。ミャンマー・ラカイン州側から撮影(2018年4月25日撮影、資料写真)。(c)Ye Aung THU / AFP 【1月23日 AFP】オランダ・ハーグ(The Hague)の国際司法裁判所(ICJ)は23日、仏教徒が多いミャンマーにおけるイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の迫害をめぐる裁判で、ミャンマーに対し、ロヒンギャのジェノサイド(集団殺害)を防止するための緊急対策を講じるよう命じた。 ミャンマーでは2017年、軍による弾圧が行われ、ロヒンギャ約74万人が隣国バングラデシュに避難した。この問題でミャンマーに対し司法判断が下されたのは、今回の命令が初めて。 ICJは、イスラム教徒が多数を占めるガンビアが、1948年のジェノサイド条約に基づいて要求していた、同条約が定めるあらゆる暴力行為

    「ロヒンギャのジェノサイド防止を」 国際司法裁、ミャンマーに命令
  • 中国とミャンマーが経済協定調印、「世界が終わるまで足並みそろえる」とスー・チー氏

    ミャンマーの首都ネピドーにある大統領府で、会談を前に握手する中国の習近平国家主席(左)とアウン・サン・スー・チー国家顧問(2020年1月18日撮影)。(c)AFP/Nyein CHAN NAING 【1月18日 AFP】ミャンマーを訪れている中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は18日、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問と会談した。両国は数十ものインフラ事業や通商協定に調印。さらに中国は、イスラム系少数民族への対応で批判を浴びるミャンマーをあくまでも支持する姿勢をみせた。 2017年に起きたミャンマー軍によるイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)への弾圧は、約74万人のロヒンギャがバングラデシュへと避難を余儀なくされる事態を招き、国連(UN)の調査官からはジェノサイド(大量虐殺)と非難された。だがそうした中でも中国はミャンマーを強く支持し

    中国とミャンマーが経済協定調印、「世界が終わるまで足並みそろえる」とスー・チー氏
  • スー・チー氏の党関係者、ミャンマー・ラカイン州で死亡

    ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(2019年12月14日撮影、資料写真)。(c)Thet Aung / AFP 【12月26日 AFP】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が党首を務める国民民主連盟(NLD)の報道官は26日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)へのジェノサイド(集団殺害)が問われた国際司法裁判所(ICJ)での裁判で、国を擁護する弁論に立ったスー・チー氏への支持を表明する集会を計画していた党関係者が、ラカイン(Rakhine)州で殺害されたと発表した。 死亡したのは、NLDのラカイン州ブティダウン(Buthidaung)代表を務めていたイェ・テイン(Ye Thein)氏。仏教徒の少数民族ラカイン人の自治権拡大を求める武装組織アラカン軍(Arakan Army)に今月11日に拉致され、以後身柄を拘束されていた

    スー・チー氏の党関係者、ミャンマー・ラカイン州で死亡
  • ロヒンギャの村、潰され政府施設に一変 BBCがミャンマーで取材 - BBCニュース

    画像説明, ロヒンギャの2つの村があったところに建設されたフラ・ポー・カウン難民キャンプ。帰還者2万5000人を受け入れるという ミャンマーの国境地帯に暮らし、政府の迫害を受けてきたとされるイスラム教少数民族ロヒンギャ。彼らが住んでいた村々が破壊され、警察の官舎や政府の建物、難民キャンプがつくられていることが、BBCの取材で明らかになった。

    ロヒンギャの村、潰され政府施設に一変 BBCがミャンマーで取材 - BBCニュース
  • アングル:孤立するミャンマーに中国「一帯一路」の甘い誘惑

    [ヤンゴン 7日 ロイター] - ミャンマーの与党・国民民主連盟(NLD)が結成されたのは、独裁政治に抵抗する最中だった。軍事独裁政権下にあって、NLDの活動家たちは獄中で何年も過した。 8月7日、ミャンマーを「一帯一路」計画の主要拠点にしたい中国は、同国の議員らにあの手この手で接近を図ろうとしている。写真は北京を訪問したミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(左)を出迎える中国の習近平国家主席。4月24日撮影(2019年  Fred Dufour/代表撮影) だが、3年前に政権を獲得して以降、ノーベル平和賞受賞者でもあるアウン・サン・スー・チー国家顧問率いるNLDは、当時からすれば考えられないような相手と手を組んでいる。中国共産党だ。 友好関係はスー・チー氏と中国の指導者ら上層部の交流の中で培われてきたが、党員レベルの中国訪問にも支えられている。その中身は、コンテナターミナルや教育

    アングル:孤立するミャンマーに中国「一帯一路」の甘い誘惑
  • 焦点:ミャンマーの堕ちた偶像、スー・チー氏に若者世代が反旗 | ロイター

    アイテム 1 の 4  12月1日、ミャンマーの若手活動家でテレビ番組の司会も務めるThinzar Shun Lei Yi氏は、かつてアウン・サン・スー・チー国家顧問の熱烈なファンを自認していたが、いまや最も痛烈な批判者の1人だ。写真はヤンゴンで9月、ロイター記者らの解放を求めるデモンストレーション(2018年 ロイター/Ann Wang) [1/4] 12月1日、ミャンマーの若手活動家でテレビ番組の司会も務めるThinzar Shun Lei Yi氏は、かつてアウン・サン・スー・チー国家顧問の熱烈なファンを自認していたが、いまや最も痛烈な批判者の1人だ。写真はヤンゴンで9月、ロイター記者らの解放を求めるデモンストレーション(2018年 ロイター/Ann Wang)

    焦点:ミャンマーの堕ちた偶像、スー・チー氏に若者世代が反旗 | ロイター
  • ロヒンギャ弾圧と経済制裁のジレンマがスーチーを追い込む | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <ロヒンギャ弾圧のミャンマー政府にEUが鉄槌――経済制裁の成否を左右する日はどう動く> イスラム系少数民族ロヒンギャに対する弾圧について、ミャンマー政府は国際社会から厳しい批判を受けても意に介さない姿勢を見せてきた。ミャンマー軍のトップは「国連に干渉する権利はない」とも発言した。しかし、今後はそうはいかなくなるかもしれない。EUが貿易制裁を検討し始めたからだ。 欧州委員会は10月3日、ミャンマーが無関税でEUに輸出できる関税優遇措置の停止を検討していることを明らかにした。今後6カ月の間にミャンマーが改善措置を取らない場合は、制裁を発動する。 ロヒンギャ弾圧をめぐる国際社会の対応はこれまで、国連人権理事会による非難決議や、国家顧問で事実上の国家元首のアウンサンスーチーの名誉市民称号の剝奪など「メンツ」に関わるものが中心だった。 一方、ミャンマーからEUへの無関税輸出額は年間約18億ドルに達

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  • カナダ、スー・チー氏の名誉市民号を剥奪 ロヒンギャ危機めぐり 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News

    ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問。ベトナム・ハノイで(2018年9月13日撮影、資料写真)。(c)KHAM / POOL / AFP 【9月28日 AFP】カナダ議会は27日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問に与えていたカナダの名誉市民号を実質的に剥奪することを全会一致で決めた。ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の危機を受けた動き。 カナダ政府は2007年、長期の軟禁を経験したミャンマーの民主活動家で、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者でもあるスー・チー氏に対し、名誉市民号を授与した。カナダ名誉市民号はこれまでスー・チー氏のほか5人にしか与えられていない。 しかし、スー・チー氏がロヒンギャに対するミャンマー軍の残虐行為を非難することを拒むと、同氏の国際的な名声は失墜。カナダ政府は先

    カナダ、スー・チー氏の名誉市民号を剥奪 ロヒンギャ危機めぐり 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News
  • ロヒンギャ危機めぐる国際的非難、ミャンマーの反発

    ミャンマー・ヤンゴンの堂で、携帯電話でフェイスブックを見る人々(2018年8月31日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAI AUNG MAIN 【9月6日 AFP】イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)への処遇をめぐり、国際社会から不名誉な非難を浴びせられてきたミャンマーでは、多くの人が困惑し、傷つき、憤り、やり場のない気持ちを抱えて過ごしている。国連(UN)のみならず交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)からもやり玉に挙げられた。だが、仏教徒が大半を占めるこの国で、無国籍のロヒンギャの苦境に寄せられる同情の声はあまり聞かれない。 昨年、ミャンマー軍がロヒンギャの武装勢力を取り締まるという名目で行った作戦で約70万人のロヒンギャが暴力にさらされ、世界を震撼させた。だがミャンマー国内では、軍が侵入者である「ベンガル人(ロヒンギャの蔑称)」から国を守

    ロヒンギャ危機めぐる国際的非難、ミャンマーの反発
  • 国連はいかにしてロヒンギャの「ジェノサイド」報告書をまとめたのか | ミャンマー政府からは入国拒否、証拠集めは難航… | クーリエ・ジャポン

  • ロヒンギャ弾圧から1年、変化しつつある難民キャンプでの生活

    バングラデシュ南部ウクヒアのバルカリ難民キャンプに広がるロヒンギャ難民が作った小屋(2018年8月24日撮影)。(c)Dibyangshu SARKAR / AFP 【8月29日 AFP】イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)のジャマルさん(仮名、20)は、バングラデシュの難民キャンプで、れんがを運ぶ仕事をしている。1年前、ミャンマーで襲撃された際に銃撃されて片手を失ったため、重いれんがを運ぶことは容易ではない。 だがジャマルさんは、ミャンマー軍の弾圧から逃れて来た大勢のロヒンギャの人々と同じように、ここで人生を立て直そうとしている。この世界最大の難民キャンプで暮らしているのは、国籍のない人々約100万人だ。 「れんが運び仕事を頑張っているが、片手がないので大変だ」と、失った右手の手首にチェック柄のスカーフを被せながらAFPの取材に応じたジャマルさん。もうすぐ父親になるという彼は

    ロヒンギャ弾圧から1年、変化しつつある難民キャンプでの生活
  • 急増するロヒンギャ難民の「二次被害」―人身取引と虐待を加速させる「ロヒンギャ急行」

    ・ミャンマーを逃れたロヒンギャ難民の少女や女性のなかには、人身取引の犠牲者になる者が多い ・彼女たちの多くは周辺諸国に密輸されており、とりわけ最近ではバスで隊列を組んでマレーシアに向かう「ロヒンギャ急行」が目立つ ・マレーシアでロヒンギャが、買春などだけでなく、虐待などの問題が深刻な家事労働に関わることが懸念されている バングラデシュに逃れていたロヒンギャ難民のうち62人が5月27日、帰国の途につきました。2017年11月にミャンマー、バングラデシュ両政府は難民帰還に合意しており、今後さらに多くのロヒンギャが故郷に戻れることが期待されています。 ただし、帰還後の安全への懸念や、親族が虐殺された心理的トラウマもあり、70万人以上とみられるロヒンギャ難民の多くがすぐにミャンマーに戻れる状況にはありません。 その一方で、少女や女性を中心にロヒンギャが周辺国で売りさばかれる事態も急増。なかにはバス

    急増するロヒンギャ難民の「二次被害」―人身取引と虐待を加速させる「ロヒンギャ急行」
  • ロヒンギャ武装集団、ヒンズー教徒を虐殺 アムネスティが報告書

    ミャンマー西部ラカイン州マウンドーで、発掘された家族の遺体のそばで泣くヒンズー教徒の女性たち(2017年9月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / STR 【5月23日 AFP】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は23日、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の武装集団が昨年8月、ラカイン(Rakhine)州で発生した暴動でヒンズー教徒を虐殺していたとする報告書を発表した。被害者の大部分は子どもだったという。アムネスティの告発により、ラカイン州における民族対立の複雑さが改めて浮き彫りとなった。 ロヒンギャの武装組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)」は2017年8月25日に警察の検問所を襲撃し、これをきっかけにラカイン州は混乱に陥ったが、報告書によると同じ日にARSAはヒンズー教徒の村も襲っていたという

    ロヒンギャ武装集団、ヒンズー教徒を虐殺 アムネスティが報告書
  • ミャンマーのロヒンギャ集落55か所が更地に、人権団体が非難

    ミャンマー西部ラカイン州北部でのロヒンギャ集落破壊の様子が分かるとされる衛星写真。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ提供(2018年2月19日撮影、同23日公開)。(c)AFP PHOTO / DIGITALGLOBE via Human Rights Watch 【2月23日 AFP】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は23日、ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州の衛星写真から、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の少なくとも55か所の集落がここ数か月のうちに当局によってブルドーザーで更地にされたと発表した。HRWは、軍が残虐行為に及んだとされる場所で政府が証拠隠滅を図ったものと非難している。 昨年8月、ミャンマー軍がロヒンギャ掃討作戦に乗り出してからというもの、約70万人のロヒンギャが隣国バングラデシュに避難し、同州北部に残るロヒンギャはほぼ皆無

    ミャンマーのロヒンギャ集落55か所が更地に、人権団体が非難
  • ロヒンギャの惨劇 ミャンマー住民にどう焼かれ、強奪され、殺害されたか

    2月9日、昨年9月にミャンマーのラカイン州インディン村で拘束された10人のロヒンギャの男たちは、すぐそばで浅い墓穴を掘る隣人の仏教徒たちを見つめていた。拘束からまもなく、彼ら10人の遺体がその穴に横たわった。写真は殺害された10人のロヒンギャたち。ロイターは仏教徒の村民から写真を入手。複数の目撃者が写真に間違いがないと確認した。提供写真(2018年 ロイター) 縛られ、拘束された10人のロヒンギャの男たちは、すぐそばで浅い墓穴を掘る隣人の仏教徒たちを見つめていた。それからまもなく、昨年9月2日朝、彼ら10人の遺体がその穴に横たわった。そのうちの2人を切り殺したのは仏教徒たち。残る8人はミャンマー軍によって射殺されたと、穴を掘ったグループの2人がロイターに証言した。 ミャンマーで起きたイスラム系少数民族ロヒンギャの惨劇。「ひとつの墓穴に10人を入れた」。同国ラカイン州インディン村にある仏教徒

    ロヒンギャの惨劇 ミャンマー住民にどう焼かれ、強奪され、殺害されたか
  • 軍のロヒンギャ虐殺関与確認「新たな一歩」 スー・チー氏

    ミャンマー東部ロイコーでの青年らとの会合に出席したアウン・サン・スー・チー国家顧問(2017年12月29日撮影)。(c)AFP PHOTO / THET AUNG 【1月14日 AFP】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問は12日、同国のイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が法的手続きを経ずに殺害された事件への関与を国軍が認めたことについて、「新たな一歩」だと述べた。現地紙が13日報道した。 ミャンマー軍は過去数か月間、ロヒンギャに対する虐待や虐殺があったことを強く否定してきた。しかし、同軍は10日、西部ラカイン(Rakhine)州インディン(Inn Din)村で昨年9月2日に起きた事件の調査結果として、治安部隊員4人がロヒンギャ戦闘員10人の殺害に手を貸したと発表した。 同州では昨年8月から約65万5000人のロヒンギャが隣国バング

    軍のロヒンギャ虐殺関与確認「新たな一歩」 スー・チー氏
  • ミャンマー軍のロヒンギャ掃討、1か月で6700人殺害 多数の子どもも

    ミャンマーのラカイン州マウンドー付近で、焼き払われた村の航空写真(2017年9月27日撮影、資料写真)。(c)AFP 【12月14日 AFP】(更新)国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は14日、ミャンマーの西部ラカイン(Rakhine)州で同国の政府軍が8月末からイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の武装勢力に対して開始した掃討作戦により、最初の1か月で少なくとも6700人のロヒンギャが殺害されていたと発表した。 MSFは独自に実施した調査に基づき、「最も控えめに見積もっても、少なくとも6700人のロヒンギャが殺害された。その中には5歳未満の子どもたちが最低730人含まれている」と指摘した。 国連(UN)と米国はミャンマー政府軍の掃討作戦について、ロヒンギャに対する民族浄化と称してきたが、これまで具体的な死者数の推定値は公表してこなかった。 MSFは複数のロヒンギャ難

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  • 動画:スー・チー氏がロヒンギャ迫害の現場を初視察 米国務長官は来週ミャンマー訪問へ

    【11月3日 AFP】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問兼外相が2日、軍の作戦を受けてイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が大量に隣国バングラデシュに避難したラカイン(Rakhine)州北部を初めて視察した。一方、米国務省は同日、レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官が来週、ミャンマーを訪問すると発表した。同州での「人道危機」をめぐってミャンマー側と協議する予定。 ラカイン州の州都シットウェ(Sittwe)に入った後、軍事作戦の中心地となった同州のマコンドー(Muangdaw)とブティダウン(Buthiduang)を訪問した。 しかし、軍によって放火されたロヒンギャの数百の村の一部を視察したかどうかは不明。 ミャンマー西部にあるラカイン州では、8月末に武装集団が治安部隊を襲撃したことへの報復として軍が激しい掃討

    動画:スー・チー氏がロヒンギャ迫害の現場を初視察 米国務長官は来週ミャンマー訪問へ
  • ロヒンギャ難民が50万人以上に、「人道と人権の悪夢」国連総長

    バングラデシュ・コックスバザールで、収容された遺体が運ばれてくるのを到着を待つロヒンギャの人たち(2017年9月29日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【9月29日 AFP】(更新、写真追加)国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は28日、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が大量に隣国バングラデシュに避難している状況について、「人道と人権における悪夢」と訴えるとともに、ミャンマー指導部に事態の収拾を強く求めた。難民が50万人以上に上っている他、ロヒンギャを乗せたボートが転覆し、少なくとも19人が死亡する事故も発生している。 国連安全保障理事会(UN Security Council)は同日、ロヒンギャ問題について公開会合を行った。国連安保理がミャンマーに関する会合を行うのは極めてまれ。 ミャンマー西部ラカイン(R

    ロヒンギャ難民が50万人以上に、「人道と人権の悪夢」国連総長
  • ロヒンギャを襲う21世紀最悪の虐殺(後編)

    <「ミャンマー政府は全土からロヒンギャを追放しようとしている」――祖国を追われたロヒンギャたちの孤独な闘いが続く>(誌2017年3月28日号掲載の特集記事より転載) (前編はこちら) 「無国籍難民」がハードルに 少数民族の反乱の怖さを知るミャンマー政府は、ラカイン州全土が反政府になることを恐れている。ロヒンギャがラカイン族にとって脅威だとあおり対立構造をつくり出し、彼らにロヒンギャを襲わせている。アブールカラム(日在住のロヒンギャ難民)によれば、ラカイン州でロヒンギャを虐殺する者の多くは恐怖心を植え付けられたラカイン族で、大半が仏教徒だ。 「ロヒンギャを悪玉に仕立て上げるというのは言い得て妙だ」と、ミャンマーに詳しいジャーナリストの田辺寿夫は言う。「中央政府は、ラカイン族やラカイン州に住む仏教徒に対して決まってこう言って脅威をあおる。『ロヒンギャはムスリムだ。一夫多だ。放っておけば、

    ロヒンギャを襲う21世紀最悪の虐殺(後編)