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とはずがたり 源氏物語の検索結果1 - 40 件 / 64件

  • 同人誌の企画中止につきまして|三宅香帆

    私の同人誌企画およびそのアンケートにつきまして、ご批判を受け、同人誌企画は延期させていただきます。本企画のアンケートで傷つけてしまった方には、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。 ご批判とはこちらのブログのことです。 そもそも企画の意図につきましてこれは私の個人的な興味なのですが、私は受容史というものが、とても好きです。たとえば万葉集について平安時代の官僚が「読みづらくて難しい(意訳)」と書かれていたり、あるいは源氏物語を読んだ菅原孝標女が「こんな恋愛したい」と書き残していたり、そのように「どのように物語を受容したのか」という点について記録が残っていること自体に、とても惹かれるのです。おそらく物語そのものが残ることと同時に、その物語をどう読んでいたのか? という記録が残っていること自体に、胸がじんと熱くなるのです。 そういう意味で、たとえば最初は(ざっくりと)男性向け

      同人誌の企画中止につきまして|三宅香帆
    • 「光る君へ」時代考証・倉本一宏が語る「平安時代は、本当はこんな時代だった」後編

      今から1000年の昔の日本は、いったいどのような社会だったのか? 天皇や貴族たちの生活は? はたまた、ドラマに登場する紫式部や藤原道長たちはどのような人物だったのか? 時代考証を担当する倉本一宏氏に、最新の研究成果も交えながら解説してもらった。その後編(前編はこちら)。 古記録から見えてくる紫式部、道長、そして晴明の実像は!? ――紫式部はどんな人物だったと思われますか? 私は歴史学者なので本当は専門外なんですけれども、一般的に歌集『紫式部集』から、ある程度少女時代と結婚・出産・夫との死別、つまり第1の人生は復元できるんです。すべてが本当の話じゃないとは思いますが。そして、夫と死別したのちに『源氏物語』と『紫式部日記』を執筆するという、世間でクローズアップされている第2の人生があります。 ですが、私はむしろ『源氏物語』を書き終わった後の人生の方が長いと考えています。これは第3の人生と言うべ

        「光る君へ」時代考証・倉本一宏が語る「平安時代は、本当はこんな時代だった」後編
      • 大河ドラマ「光る君へ」の漢文とアナクロニズム|桃井御酒

        昨日かなり遅ればせながら、大河ドラマ「光る君へ」の第1回を観た。 力の入ったセットや小道具で、それらしい雰囲気が出ていてよかった。大筋で雰囲気が出ているから、細部にあるアナクロニズム(後の時代のものごとが紛れこむ時代錯誤)が、かえっておもしろい。 「光る君へ」の調度品のしくじりを発見。 藤原兼家の後ろの唐屏風に書かれている人物が明らかに清国人w(平安時代だったら宋代か唐代の人物のはずなのに)#光る君へ pic.twitter.com/zwc1jeaayX — 介 (@suke88887) January 7, 2024 視聴前にこのツイートを見ていたから、多少の先入観があったことは否定できない。けれども、過去を描くのにアナクロニズムはつきものだ。無毒なアナクロニズムなら、アナクロニズムとして美味しく楽しめばいい。 第1回は少女時代の紫式部の話。ちなみに「少女時代の紫式部」という表現もアナク

          大河ドラマ「光る君へ」の漢文とアナクロニズム|桃井御酒
        • 源氏物語内に「いま『交野の少将』という小説が人気ですが」と書かれてるが、その作品が残ってないらしい。【記録する者たち】 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

          その時に流行っているモノを作中に取り入れるとすぐに意味不明になってしまうという話の元祖「源氏物語・第二帖・帚木より」 ついでに漫画によくある、物語に関係なく作者が独り言をつぶやくってのも紫式部は1000年前にやっている。 pic.twitter.com/4LRjosjnz2— 杉村喜光:知泉(源氏物語の漫画、執筆中 (@tisensugimura) October 18, 2022 古くなりかけた流行語を登場人物に言わせて別の登場人物に「古い古い」とツッコませ、更に単行本化の時に「本当に古くなった」と作者独白を書き足した漫画家師も居らっしやいますね。 元ツイートで触れられている人でもない、本ツイートをリツイートしている人でもない、また別のひらがな漫画家で。— detcha (@detcha4) 2022年10月18日 司馬遼太郎が多用して、小説らしくなくなり、司馬本人が「小説の作り方なんて

            源氏物語内に「いま『交野の少将』という小説が人気ですが」と書かれてるが、その作品が残ってないらしい。【記録する者たち】 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
          • まず読みたい100冊

            I. <まず読みたい図書> 1)全学生向きの図書 著作名 著者・編者名 *シリーズ名な ど 出版社 西暦発行年 現在書店で 入手が可能 か(○または ×) 筑波大学図書館 での所蔵の有無、 ある場合は配架番 号 *その他の情報 紹介コメント(80字以内) 三四郎 夏目漱石 岩波文庫 岩波書店 ◯ 081-I95-G10-6 漱石が明治時代の大学生を描いた名作です。自分と比べて見るのも一 興。 地獄変・偸盗 芥川龍之介 新潮文庫 新潮社 ◯ 無 各作品は図書館所蔵 の他の版で読むこと ができる。 何百もの小説を残した芥川。「羅生門」だけじゃ物足りない。 万葉集と日本人:読み継がれる 千二百年の歴史 小川靖彦 角川選書 KADOKAWA 2014 〇 911.12-O24 古典と呼ばれる作品が現代までどのように読み継がれてきたのか、そして それは書物(モノ)としてどのように伝えられてきたのか。

            • ポジティブな意味で「上澄み」を使うのは誤用なのか

              「上澄み」とはもともと、液体中の不純物が下層に沈んだあとの、上層に近い綺麗な部分のことを言う。そこから比喩的に「全体における良い部分」のことを指すようになった。 ところが、そうした用法は近年広まった誤用である、という主張がある。「上澄み」はネガティブな意味で使われるべきだ、というのである。 最近気になってる日本語「上澄み」。 上澄みをさらう(すくう)、といった慣用表現があり、それは「表面的な理解」といった意味と認識していた。 用例:そんな上澄みをさらった程度で○○を理解できたと思うなよ しかし最近よく聞く誤用なのか拡張なのか…逆の意味で使われているのをよく見る。 用例:葬送のフリーレンのクヴァールって、序盤に戦ったキャラなのに実はめちゃくちゃ強かったんだな。こいつ魔王軍の中でも上澄み中の上澄みだね。 「クヴァール 上澄み」で検索するとめちゃくちゃ出てくるこの用法。 強さの評価で上澄み、と言

                ポジティブな意味で「上澄み」を使うのは誤用なのか
              • 大河ドラマ『光る君へ』 “本物”の平安を届ける/書道指導・根本知|NHK広報局

                彰子の入内じゅだいと定子の死…。 怒涛どとうの展開を迎えた大河ドラマ『光る君へ』第28回ですが、書道指導を担当する私がご紹介したいのは、雪が降るなか、道長が日記に取り消し線を2本入れたシーンです。 彰子の中宮御立后りっこうの日として、安倍晴明が“よき日”と占った2月25日の”廿(二十)”まで書いた後、ふと筆を止め「まだ詔みことのりはおりてはおらぬ」と書いた箇所を消します。 実はこの2本の取り消し線、時代考証の倉本一宏さんの情熱で、1000年以上前に書かれた道長の日記「御堂関白記みどうかんぱくき」とまるっきり同じように、線と線の隙間すらそろえて引こうと、柄本佑さんや制作チームは撮影に臨んでいました。 稽古で線を引く練習をして、いざ本番。 ビーっと2本線を引き、監督からはOKの合図。 しかし、線と線の間がつぶれてしまっている…。 私は「もう1回」とお願いしました。 柄本さんも「俺も、ここ狙いた

                  大河ドラマ『光る君へ』 “本物”の平安を届ける/書道指導・根本知|NHK広報局
                • 戦争だけが歴史じゃない 2024年大河ドラマ「光る君へ」時代考証・倉本一宏教授インタビュー【前編】 - 東大新聞オンライン

                  2024年の大河ドラマ「光る君へ」。紫式部が主人公となる本作は、平安貴族の世界を描く初めての大河ドラマとなる。「光る君へ」の時代考証を務めるのは、日本古代史・古記録学を専門とする倉本一宏教授(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学)だ。大河ドラマの見方や、日本古代史研究の魅力、歴史への向き合い方について話を聞いた。(取材・山口智優) 倉本一宏(くらもと・かずひろ)教授(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学) 89年東大大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。09年より現職。著書に『紫式部と藤原道長』(講談社)、『平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像』(NHK出版)など。 【後編はこちら】 研究者を目指したきっかけや、平安時代の「リアルな歴史」を学ぶことの重要性について聞きました。取材こぼれ話も合わせて掲載しています。 史実とドラマは別物 区別して楽しんで ─

                    戦争だけが歴史じゃない 2024年大河ドラマ「光る君へ」時代考証・倉本一宏教授インタビュー【前編】 - 東大新聞オンライン
                  • 「光る君へ」時代考証・倉本一宏が語る「平安時代は、本当はこんな時代だった」前編

                    今から1000年の昔の日本は、いったいどのような社会だったのか? 天皇や貴族たちの生活は? はたまた、ドラマに登場する紫式部や藤原道長たちはどのような人物だったのか? 時代考証を担当する倉本一宏氏に、最新の研究成果も交えながら解説してもらった(後編はこちら)。 戦もなく、人々が比較的豊かだった平安時代はもっと評価されていい ――「光る君へ」の時代考証を担当することになった経緯を教えてください 2022年5月に「光る君へ」の内田ゆきチーフ・プロデューサーからご連絡をいただき、作品の内容について相談を受けて、それに応えるという日々が続いていたのですが、そのうちにスタッフのみなさんからも相談を受けるようになって、正式に時代考証を担当することになりました。 お引き受けした理由は、平安時代史、当時の政治状況や後こう宮きゅう(天皇のきさきや女官たち)の情勢、人々の生活を、より多くの方に理解してもらえる

                      「光る君へ」時代考証・倉本一宏が語る「平安時代は、本当はこんな時代だった」前編
                    • 海外「日本は世界の先を行っていた」昭和初期刊行の配色図鑑が世界のファッション業界で一大ブームに

                      今回は青幻社から刊行されている、 「配色事典―大正・昭和の色彩ノート」の話題から。 この「配色事典」は、洋画家の和田三造が編纂し、 1933年(昭和8年)に刊行された「配色総鑑」の新装版で、 当時モダンであった348の色づかいが収録されています (すべての色表にCMYK値、カラーチップ付き)。 調和する色同士が一目で分かり、 その通りに合わせればコーディネートがハマる事から、 昨年ごろから世界中のファッション関係者が注目。 インスタグラムやTikTok等のSNSでは、 非常に多くのモデルさんやインフルエンサーなどが、 「配色事典」を用いたコーディネートを披露しています。 また、米Amazonでは2626個の評価がつき、 レビューも多数掲載されるなど売れ行きも好調のようです (評価の数は日本語版(2588個)よりも多い)。 時を超え、さらには国境をも超えて評価されるこの事典に、 各国から様々

                        海外「日本は世界の先を行っていた」昭和初期刊行の配色図鑑が世界のファッション業界で一大ブームに
                      • ネットが無かった30年前の学生はどうやって勉強してたのか、という想い出がたり 検索編 – egamiday3+

                        とあるご縁、とあるところからの依頼で、30年前、スマホもインターネットも無かった頃って、大学生はどんなふうに勉強してたんですか?的なことを人に問われてお話しする、という機会があったので、そこでお話ししたことをまとめてみました。 ご依頼が去年(2023年)のことなので、30年前だと1993年になります。その頃の我が輩ことegamidayさんは、京都のとあるホルモー的な大学の文学部生で、教養的雑多な学びから専攻の日本文学(註:「国文学」)、中でも古典文学(中世)を中心に勉強してたあたりで、演習・講読あり、レポートあり、翌年は卒論ありという身にありながら、ネットも無え、パソコンも無え、GoogleもCiNiiもJapanKnowledgeも無え、え、そんな状態でいったいどっからどう情報探してたんだっけ?ということを、思い出し想い出ししながら語る、というメモです。 検索の日の1993、的な感じで。

                        • イーロン・マスクから路上売春、犠牲者意識ナショナリズムまで。Amazonの50%還元セールからほんとうに面白い30冊+αを紹介する。 - Something Orange

                          ●まえがき~面白い本、色々あります。 ●ビジネス/経済 ①ときど『東大卒プロゲーマー』 ②ウォルター・アイザックソン『イーロン・マスク(上)(下)』 ③保手濱彰人『武器としての漫画思考』 ④竹村俊助『書くのがしんどい』 ⑤グラント・サバティエ『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』 ●趣味/実用 ⑥リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット『LIFE SHIFT』『LIFE SHIFT2』 ⑦アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』 ⑧つんく『凡人が天才に勝つ方法』 ⑨Pha『しないことリスト』 ⑩先崎学『うつ病九段』 ●歴史/地理 ⑪塩野七生『ローマは一日にしてならず』 ⑫りゅうちぇる『こんな世の中で生きていくしかないなら』 ⑬出口治明『全世界史』 ⑭木村朗子『紫式部と男たち』 ●社会/政治 ⑮ジョナサン・ゴッドシャル『ストーリーが世界を滅ぼす』 ⑯阿

                            イーロン・マスクから路上売春、犠牲者意識ナショナリズムまで。Amazonの50%還元セールからほんとうに面白い30冊+αを紹介する。 - Something Orange
                          • 「昔好きだった作品」の表現に戸惑ってしまったら? フィクションが与える2つの影響──文学研究者・小川公代さん | こここ

                            「昔好きだった作品」の表現に戸惑ってしまったら? フィクションが与える2つの影響──文学研究者・小川公代さん こここスタディ vol.19 子どものころ夢中になっていた漫画やアニメ、小説。大人になった今見てみると、当時を懐かしく思う一方で、「男らしさ」や「女らしさ」の表現が目についたり、「セクハラ」や「パワハラ」とも取れるシーンが気になったりしてしまって、昔のように無邪気に楽しめなくなることが増えた。 描かれている振る舞いと、現代の価値観とのギャップに少しでも気づいてしまうと、「私、その作品好きだったんだよね」という言葉さえ、もはや言い出しにくい気持ちになる。時代や自分の価値観が変わった……と言ってしまえばそうだけれど、その作品が好きだった過去の自分さえも否定するようで、どこかさみしい。 私たちは、自分の、あるいは社会の変化を受け止めながらも、かつてのめり込んだ“古い”作品を楽しむことはで

                              「昔好きだった作品」の表現に戸惑ってしまったら? フィクションが与える2つの影響──文学研究者・小川公代さん | こここ
                            • 現代に蘇る『源氏物語』: 極東ブログ

                              久しぶりのブログという感じになってしまい、近況というのもなんだが、今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』を楽しく見ている。藤原道長と紫式部の若き日の秘められた恋といった、ラノベ(ライトノベル)のような展開も面白いが、そこここに『大鏡』や『小右記』などからの史実に『蜻蛉日記』をまぜたりするのも楽しい。これからは『御堂関白記』や『枕草子』もまぜていくだろうと期待が高まる。『源氏物語』を仄めかす趣向も楽しい。『光る君へ』というタイトル自体この趣きもある。今回の大河ドラマを好むのは私だけではなく、令和六年の『源氏物語』ブームといった印象も受ける。が、この『源氏物語』、一千年も昔の物語の反面、現代の反映もあることも興味深い。連想される一番大きな話題は、五年ほど前に発見された写本である。この後続の話はなお興味深い。 発端は五年前、三河吉田藩主・大河内松平家の子孫の実家に源氏物語を書写した写本があるとして、

                              • JapanKnowledge版『日本国語大辞典』でテーマを探索しよう - ronbun yomu

                                この記事は「言語学な人々 Advent Calendar 2023」の17日目の記事です。 adventar.org 前置き 小学館『日本国語大辞典(第2版)』(以下、日国)の JapanKnowledge 版(以下、JK版日国)は、紙媒体にはない検索機能を備えています。*1 JapanKnowledge Lib 使い方ガイド JapanKnowledge 全体を対象とした「詳細(個別)検索」でも以下の検索を行うことができますが、 見出し検索 or 全文検索 AND, OR, NOT検索 完全一致、前方一致、後方一致、部分一致 この詳細検索の対象を『日国』に限定すると、検索範囲(見出し or 全文 or 用例 or …)をさらに細かく設定できたり、品詞で絞ったりできるようになります。 方法は以下の通り。 「詳細(個別)検索」にマウスオーバーして「日本国語大辞典」 または、「詳細(個別)検索

                                  JapanKnowledge版『日本国語大辞典』でテーマを探索しよう - ronbun yomu
                                • 「源氏物語」は男性中心社会への批判だ 大河「光る君へ」大石静さん:朝日新聞デジタル

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                                    「源氏物語」は男性中心社会への批判だ 大河「光る君へ」大石静さん:朝日新聞デジタル
                                  • 海外「日本は世界の先を行っていた」昭和初期刊行の配色図鑑が世界のファッション業界で一大ブームに

                                    今回は青幻社から刊行されている、 「配色事典―大正・昭和の色彩ノート」の話題から。 この「配色事典」は、洋画家の和田三造が編纂し、 1933年(昭和8年)に刊行された「配色総鑑」の新装版で、 当時モダンであった348の色づかいが収録されています (すべての色表にCMYK値、カラーチップ付き)。 調和する色同士が一目で分かり、 その通りに合わせればコーディネートがハマる事から、 昨年ごろから世界中のファッション関係者が注目。 インスタグラムやTikTok等のSNSでは、 非常に多くのモデルさんやインフルエンサーなどが、 「配色事典」を用いたコーディネートを披露しています。 また、米Amazonでは2626個の評価がつき、 レビューも多数掲載されるなど売れ行きも好調のようです (評価の数は日本語版(2588個)よりも多い)。 時を超え、さらには国境をも超えて評価されるこの事典に、 各国から様々

                                      海外「日本は世界の先を行っていた」昭和初期刊行の配色図鑑が世界のファッション業界で一大ブームに
                                    • 【紫微斗数・四柱推命】瀬戸内寂聴さん「自分を愛し胸を張って生きる」 - はっぴーをパワーあっぷするブログ

                                      瀬戸内寂聴さんの声を聞いたのは、「源氏物語を語る」と題したカセットテープが最初でした。 図書館から借りて聴きましたが、当時私は高校生で、瀬戸内さんは晴美と名乗っていました。 対談形式の解説でしたが、歯に衣着せない語り口がとても印象的でした。 『自分を愛し胸を張って生きる 瀬戸内寂聴の言葉』 【紫微斗数】瀬戸内寂聴さん 【紫微斗数】生まれ時刻がわからないと手も足も出ない 【紫微斗数】命無星曜格「天機・天梁」の人 天機星 天梁星 【遷移宮】生年化禄 【紫微斗数】未の刻生まれ「もう一つの根拠」 【紫微斗数】瀬戸内寂聴さん「その他の人生傾向」 【四柱推命】瀬戸内寂聴さん 日干【癸】の印綬格「良い命式」 【癸 未】月支印綬・日支偏財 【癸 未】生まれの女性の特徴 月支「印綬」・日支「偏財」 大運と歳運 「2021年」丑年 2021年は、歳運【辛 丑】偏印運・冠帯・羊刃 『自分を愛し胸を張って生きる 

                                        【紫微斗数・四柱推命】瀬戸内寂聴さん「自分を愛し胸を張って生きる」 - はっぴーをパワーあっぷするブログ
                                      • 読了!永井紗耶子著【商う狼】~実在の人物だと初めて知った - 満喫!わたしの自分時間

                                        【杉本茂十郎】いざとなれば、金は刀より強いんです *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* ごきげんよう! 源氏物語を借りに図書館に行くと、ついつい他の本が気になって借りてしまって、源氏物語が一向に進まないという負のスパイラルにハマっているerizaです(^^♪ 以前に読んだ永井紗耶子さんの【木挽町のあだ討ち】。 これが時代小説としては、ほぼお初だったにもかかわらず、面白くて面白くて! この作家さんの他の作品を読んでみたいと思い、予約しました。これも確か待ち人数は2桁台だったはず。 【商う狼】江戸商人 杉本茂十郎 待ちに待って、ワクワクしながらページをめくります。 この作家さんは、ほんとにつかみが上手いと思う。否が応でも本の世界観に惹き込まれ、途中で止められなくなってしまうのが辛い。 「杉本茂十郎」は、実在の人物です。 朝日日本歴史人物事典によると 生年:生没年不詳 江戸後期に十

                                          読了!永井紗耶子著【商う狼】~実在の人物だと初めて知った - 満喫!わたしの自分時間
                                        • 日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない、という“前提”の理解なしに、B2Bマーケティングや営業支援はできない。|高広伯彦(Ph.D. of Management Science)

                                          日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない、という“前提”の理解なしに、B2Bマーケティングや営業支援はできない。 日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない。 外資経験のある人なら構造的に理解をされてるかもしれないが、欧米ではそれぞれの role (職種)がはっきりと別れていて、分業化されている。 最も大きな違いは、例えば日本における「営業」は、客を獲得すると、その客を長きに渡って担当として対応する。一方で欧米における「Sales」は、新規の客を獲得するとそこまでで、customer 化したあとは別の role が顧客対応する。 このあたりは日本企業が外資との取引を考慮する際に、「“営業”に来た同じ人が担当してくれるのか?」という危惧に繋がる。実際私も外資にて、この質問を何回も受けた。 日本には、「お得意様」や「得意先」という言葉があるが、実はこれに当たる英語はな

                                            日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない、という“前提”の理解なしに、B2Bマーケティングや営業支援はできない。|高広伯彦(Ph.D. of Management Science)
                                          • 感慨深い古語「然(さ)あらば」とは?#源氏物語 - ioritorei’s blog

                                            其の四十二 美しき日本語の世界。 美しき日本語の世界。 実は大切な言葉を省略している日本語 実は大切な言葉を省略している日本語 別れる時の挨拶である「さようなら」。 実は大切な言葉を省略している日本語のひとつだということをご存知だろうか。 現在では「さようなら=別れの言葉」として認識されているが、そもそも「さようなら」という言葉自体に別れの意味はない。 元になっている言葉は「然(さ)あらば」という古語。 これは「さやう(さよう)ならば」と同義で、「そうであるならば」という意味で用いられていた。 この「さやうならば」は、武士の挨拶として遣われており、正しくは 「さやうならば、御暇仕らん(さようならば、おいとま つかまつらん)」 と遣われていた。 これは「それならば、帰りましょう」という意味だが、正確に訳すと「それならば(あなたにやむを得ない用事があるならば)私は帰らせていただきましょう」とな

                                              感慨深い古語「然(さ)あらば」とは?#源氏物語 - ioritorei’s blog
                                            • もしも平安時代だったら……あなたはどの姫君タイプ?『源氏物語 お姫様診断』なるものが - 発達凸凹息子との学習や生活あれこれ

                                              おはようございます ずんだです。 こんなのがあったので (ちょっと今、タイムリー?(笑)) もしも平安時代だったら……あなたはどの姫君タイプ?『源氏物語 お姫様診断』 https://otonasalone.jp/396430/ 私は、やってみたら 紫の上タイプ あなたは紫の上タイプです。幼少期に光源氏に見初められ、そのまま実質の正室となった紫の上。光源氏が生涯で一番大切にした女性として知られています。天真爛漫で明るく、そこにいるだけで周りの人々の気持ちまで明るくさせることができるのが最大の魅力。無垢な雰囲気が年上の男性の庇護欲をかきたてる姫君です。 あなたも紫の上同様、周囲の人から愛され、特に年上の男性からの人気が高いことでしょう。ただ、やや苦労知らずな面があるため、仕事でも恋愛でも、予期せぬトラブルには弱い傾向があります。自分をとりまく状況、噂話などにも耳を傾けるよう意識すれば、トラブ

                                                もしも平安時代だったら……あなたはどの姫君タイプ?『源氏物語 お姫様診断』なるものが - 発達凸凹息子との学習や生活あれこれ
                                              • 生成 AI とどう付き合うか? けんすうさんに聞いてみた!|Gemini - Google の AI

                                                *本 note は、Google がけんすうさんにインタビューした内容を編集して掲載しています。けんすうさんには、Gemini の改善や活用のための知見をいただくため、アドバイザーに就任いただいています。また、Gemini を含む生成 AI の利用に関する説明は例示を目的としています。実際の回答結果については、ご自身で正確性をご確認いただくようお願いいたします。 こんにちは。Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。 今回は、Gemini アドバイザーのおひとり、古川健介さんのインタビューをお届けします。今注目の IT 企業アル株式会社の代表取締役を務め、けんすうという愛称で知られる古川健介さん。 早稲田大学在学中に掲示板サイト「したらば」の運営に携わり、ハウツーサイト「nanapi」の生みの親でもあるけんすうさんは、現在、大手出版社とともに漫画制作を

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                                                • 「恋愛観」や「結婚制度」に縛られすぎてない? 既婚者マッチングアプリ「カドル」の挑戦

                                                  「伝統的な家族観」という言葉を耳にすることがある。それは多くの場合、異性間での一夫一婦による結婚という形式を指している。 そしてその言葉は、変わろうとする社会の兆しや、日本ではマイノリティである価値観や性的志向を持つ人の声を塞ごうとする時にも、良いように使われてきた。 日本社会ではむしろ、この「伝統的な家族観」から逸脱する人間や行為が極端に忌避される場面も見られる。 でも、本当にそれは日本において「伝統的」なのだろうか? そしてどのような経緯から、そうした価値観は形成されてきたのか? 改めて立ち止まって考えてみたい。 本稿は、既婚者専用のマッチングアプリ「Cuddle」のプロモーション記事である。 既婚者マッチングアプリ - Cuddle(カドル) | 出会い・セカンドパートナー 「Cuddle(カドル)」は結婚後に異性と交流したい方を応援する、既婚者専用マッチングアプリです。既婚者同士お

                                                    「恋愛観」や「結婚制度」に縛られすぎてない? 既婚者マッチングアプリ「カドル」の挑戦
                                                  • 働いていると本が読めなくなるのはなぜ? 多忙な社会人が読書量を増やすコツ - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                                    一般的に、ビジネスパーソンの読書量は減少傾向にあると言われています。その背景にはさまざまな理由がありますが、著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)が話題となっている作家で文芸評論家の三宅香帆さんは、その最大の要因として「いまの働き方」を挙げます。そもそも、ビジネスパーソンにとっての読書の重要性はどのようなところにあるのでしょうか。多忙ななか、読書量を増やすコツとあわせて解説してもらいました。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/玉井美世子 【プロフィール】 三宅香帆(みやけ・かほ) 1994年1月12日生まれ、高知県出身。作家、文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了(専門は萬葉集)。大学在学中に、京都・天狼院書店の店長に就任。2017年、大学院在学中に著作家としてデビュー。『「好き」を言語化する技術』(ディスカヴァー・ト

                                                      働いていると本が読めなくなるのはなぜ? 多忙な社会人が読書量を増やすコツ - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                                    • 尾脇秀和『女の氏名誕生』(ちくま新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                      10月13 尾脇秀和『女の氏名誕生』(ちくま新書) 9点 カテゴリ:歴史・宗教9点 同じちくま新書から出た『氏名の誕生』が非常に面白かった著者による女性の氏名の歴史を辿った本。読む前は『氏名の誕生』の補遺、B面のようなものかと思っていましたけど、予想以上に盛りだくさんの内容で読み応え十分です。  まず、女性の氏名で議論になっているのが夫婦別姓で、「夫婦同姓は昔からの伝統」と「北条政子に見られるように昔は別姓」という意見が戦わされてきたわけですが、本書によればそもそも女性に名字はないというのです。 これだけでも読みたくなりますが、さらに本書は江戸時代の「お〇〇」(おきく)から明治以降の「〇〇子」(菊子)への変化、識字率の向上する前の名前に対する認識、戦後の国語改革やワープロ、パソコンの普及によって一つの文字にさまざまな字形が存在するという常識が失われ、字形にまで一種のアイデンティティを求める

                                                      • 【源氏物語577 第19帖 薄雲8】姫君を手放すことでどんなに苦悶していることかと思うと哀れで、一夜がかりで源氏は慰め明かした。忍びきれずに泣く明石の上が哀れであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                        この雪が少し解けたころに源氏が来た。 平生は待たれる人であったが、 今度は姫君をつれて行かれるかと思うことで、 源氏の訪れに胸騒ぎのする明石であった。 自分の意志で決まることである、 謝絶すればしいてとはお言いにならないはずである、 自分がしっかりとしていればよいのであると、 こんな気も明石はしたが、 約束を変更することなどは軽率に思われることであると反省した。 美しい顔をして前にすわっている子を見て源氏は、 この子が間に生まれた明石と自分の因縁は 並み並みのものではないと思った。 今年から伸ばした髪がもう肩先にかかるほどになっていて、 ゆらゆらとみごとであった。 顔つき、目つきのはなやかな美しさも類のない幼女である。 これを手放すことでどんなに苦悶していることかと思うと哀れで、 一夜がかりで源氏は慰め明かした。 「いいえ、それでいいと思っております。 私の生みましたという傷も隠されてしま

                                                          【源氏物語577 第19帖 薄雲8】姫君を手放すことでどんなに苦悶していることかと思うと哀れで、一夜がかりで源氏は慰め明かした。忍びきれずに泣く明石の上が哀れであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                        • 平家物語61 第3巻 有王①〈ありおう〉〜The Tale of the Heike💐 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                          たったひとり、鬼界ヶ島に取り残された俊寛が、 幼い頃から可愛がって使っていた有王という少年があった。 鬼界ヶ島の流人が 大赦になって都入りをするという話を伝え聞いた有王は、 喜び勇んで鳥羽まで出迎えにいった。 「どんなにおやつれになってお帰りだろう、 随分辛いことだったろうなあ」 あれこれ考えているうちに、 鬼界ヶ島の流人らしい一行が到着した。 見送り人のごった返す中で、 有王は、俊寛の姿を探し求めたが、 それらしい人の姿は見当らなかった。 有王は次第に不安と焦燥を覚えながらも、 「そんなはずはない、そんなバカなことはない」 と自分にいい聞かせながら、 一人一人の顔をのぞきこむようにして探した。 何度探しても結局は、無駄であった。 俊寛らしい人の影はみえないのである。 「もし、一寸お尋ねいたします」 思い切って有王は、人に尋ねてみようと決心した。 「今日ご大赦のあった鬼界ヶ島流人のうちの一

                                                            平家物語61 第3巻 有王①〈ありおう〉〜The Tale of the Heike💐 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                          • 本に狂わされた文芸評論家・三宅香帆が「好き」を貫いて探し当てた「自分らしく生きるための答え」 - Woman type[ウーマンタイプ] | 女の転職type

                                                            生き方も、働き方も、多様な選択肢が広がる時代。何でも自由に選べるってすてきだけど、自分らしい選択はどうすればできるもの? 働く女性たちが「私らしい未来」を見つけるまでのストーリーをお届けします 京都大学大学院に在学中、アルバイト店員として書いた書店のブログ記事が話題を呼び、『人生を狂わす名著50』(ライツ社)で書評家デビュー。最近では、2024年4月に出版された『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)が15万部を突破するベストセラーになるなど、文芸評論家としてのキャリアを着実に築いてきた三宅香帆さん。 幼いころから本の虫だった三宅さんにとって、小説や詩などの文芸を評論する「文芸評論家」という仕事は天職のように思えるが、最初から評論の道へ一直線ではなかった。 「本に人生を狂わされた」と著書で語るほど、三宅さんの人生の節目にはいつも「本」があった。彼女はどのように「本が好き」という気

                                                              本に狂わされた文芸評論家・三宅香帆が「好き」を貫いて探し当てた「自分らしく生きるための答え」 - Woman type[ウーマンタイプ] | 女の転職type
                                                            • 平家物語53 第3巻 足摺②〈あしずり〉〜The Tale of the Heike🌊 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                              「俊寛がいまこんな有様になったのも、 あなたの父の謀叛からじゃ。 あなたも知らぬ顔はできぬはずじゃ。 頼む、許されぬとあらば都とまでは言わぬ、 せめてこの船で日向か薩摩の地まで連れて行ってくれい。 あなた方が島にいればこそ、 時には故郷のことも伝えきくことができた。 今わし一人になったら、それもできなくなるのじゃ」 俊寛は少将の袂をつかんで離さぬ。 袂が島と本土とむすぶただ一つの橋のように、 彼は両手でつかんでいた。 俊寛に口説かれた少将は、 もともと気性の優しい人だけに涙ぐみながら、 何んとかこの男に希望を与えようとして懸命に慰めた。 「まことにご尤もの話しと思います。 われら二人が召し帰されるのは嬉しいが、 あなたを見ては行くに行かれぬ気持です。 お言葉通り、船に乗せてお連れしたいが、 上使の方が、それはだめじゃと、 それ、さきほどからくり返して申しておらるる。 許されもしないのに三人

                                                                平家物語53 第3巻 足摺②〈あしずり〉〜The Tale of the Heike🌊 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                              • お時間のある方だけどうぞ - 思いつくままに日暮らし

                                                                特に書くこともないんだけど、そろそろ更新したいなーという謎の意思があって、とりあえず書き始める。 ブログって書けるときは「毎日でも更新できるんちゃう?」という意欲にあふれるんだけど、翌日には憑き物が落ちたように「いや、やっぱり無理やわ」となる。 毎日更新されているかたを見ると、ほんと尊敬しかない。 今週はママ友とのランチや代講を頼まれたりでふだんより予定のつまった一週間になったせいで、なんだかバタバタした。 まぁ、毎日働いてるかたに比べたらなんじゃそりゃってくらいのもんなんですけど。(ママ友とのランチってなんやねんって言われそう) ちょっと予定がつまると気ぜわしくなるところは父譲り。 おかげで今週から見ようと思っていたドラマもまだ見れていない。 さっき録画していた今月の「100分de名著」を見た。 今月はアーサー・ウェイリーなる人が翻訳した「源氏物語」をさらに日本語に翻訳し直した「ウェイリ

                                                                  お時間のある方だけどうぞ - 思いつくままに日暮らし
                                                                • 【小説投稿サイトの書き方】初心者向け面白い小説を書くための考察 - アマチュア作家の面白小説ブログ

                                                                  はじめに 面白い小説にするための小説技法 1 オチ 2 キャラクターの重要性 3 一話目の重要性 4 ストーリーとテーマ 5 風景描写 6 ハッピーエンドとバッドエンド 7 感動 8 魅力的な世界観 9 謎の提起 10 謎の提起 その2 11 女性キャラの書き方 12 魅力的な脇役 13 ネタづくり 14 長編の終わらせ方 今の時代に小説を書こうとするなら 1 時代のニーズ 2 書きたい時代 3 モチベーション 4 読者層 5 現在の心境 6 毎日書くこと 7 創作はボケ防止 8 芸能の世界 9 気持ちの余裕 10 定年 11 公募に向かない作品 長編の書き方 1 長編の書き方 その1 2 長編の書き方 その2 3 長編の書き方 その3 4 長編の書き方 その4 5 長編の書き方 その5 6 長編の書き方 その6 7 長編の書き方 その7 8 長編の書き方 その8 9 長編の書き方 その9

                                                                    【小説投稿サイトの書き方】初心者向け面白い小説を書くための考察 - アマチュア作家の面白小説ブログ
                                                                  • 【源氏物語630 第20帖 朝顔12】朝顔の姫君に夢中になって 御所の宿直の夜が多くなり、自宅でも手紙を書いている源氏に、紫の上は 姫君との噂は本当であり、打ち明けてくれてもいいのにと思った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                    顧みられないというようなことはなくても、 源氏が重んじる妻は他の人で、自分は少女時代から養ってきた、 どんな薄遇をしても 甘んじているはずの妻にすぎないことになるのであろうと、 こんなことを思って夫人は煩悶《はんもん》しているが、 たいしたことでないことは あまり感情を害しない程度の夫人の恨み言にもなって、 それで源氏の恋愛行為が 牽制《けんせい》されることにもなるのであったが、 今度は夫人の心の底から恨めしく思うことであったから、 何ともその問題に触れようとしない。 外をながめて物思いを絶えずするのが源氏であって、 御所の宿直《とのい》の夜が多くなり、 役のようにして自宅ですることは手紙を書くことであった。 噂に誤りがないらしいと夫人は思って、 少しくらいは打ち明けて話してもよさそうなものであると、 飽き足りなくばかり思った。 🪷🎼#愛食 written by# ハシマミ 少納言のホ

                                                                      【源氏物語630 第20帖 朝顔12】朝顔の姫君に夢中になって 御所の宿直の夜が多くなり、自宅でも手紙を書いている源氏に、紫の上は 姫君との噂は本当であり、打ち明けてくれてもいいのにと思った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                    • 【平家物語86 第4巻 信連合戦①〈のぶつらかっせん〉】🌺この日五月十五日、満月である。 三条の御所で高倉宮は、雲間にかくれ移る皓々《こうこう》たる月を眺めていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                      🙇信連を信達と間違えております。信連合戦が正しいです🙇 この日五月十五日、満月である。 三条の御所で高倉宮は、 雲間にかくれ移る皓々《こうこう》たる月を眺めていた。 遥か東国に下した密使の行方、 そして源氏勢の反応、 あるいは俄かに可能性をおびて 身に迫ってきた皇位のことに思いを廻らせていたのであろうか。 雲間をよぎる月の光を浴びた宮の姿は、 無心に月夜を楽しむとも見えた。 この時、 息せき切って宮の御所に現れたのは入道頼政の急使である。 宮の御乳母の子、 六条亮大夫宗信 《ろくじょうのすけのだいふむねのぶ》は 使いの手紙をあわただしく宮の御前にひらいた。 「宮のご謀叛のことすでに露顕、 宮を土佐の畑《はた》へお流し申さんと、 官人ども検非違使別当の命を受けてお迎えに向う。 急ぎ御所を出でさせ給い、三井寺へ入らせ給え。 この入道頼政も即刻御許に参じ奉らん」 意表を衝《つ》く知らせである

                                                                        【平家物語86 第4巻 信連合戦①〈のぶつらかっせん〉】🌺この日五月十五日、満月である。 三条の御所で高倉宮は、雲間にかくれ移る皓々《こうこう》たる月を眺めていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                      • 🪷【源氏物語568 第18帖 松風32】紫の上が、明石の上への手紙を見ようともしないのを見て、「見ないようにしていて、目のどこかであなたは見ているじゃありませんか」と溢れるような愛嬌で話しかける源氏。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                        その晩は御所で宿直《とのい》もするはずであるが、 夫人の機嫌《きげん》の直っていなかったことを思って、 夜はふけていたが源氏は夫人をなだめるつもりで帰って来ると、 大井の返事を使いが持って来た。 隠すこともできずに源氏は夫人のそばでそれを読んだ。 夫人を不愉快にするようなことも書いてなかったので、 「これを破ってあなたの手で捨ててください。困るからね、 こんな物が散らばっていたりすることはもう 私に似合ったことではないのだからね」 と夫人のほうへそれを出した源氏は、 脇息《きょうそく》によりかかりながら、 心のうちでは大井の姫君が恋しくて、灯《ひ》をながめて、 ものも言わずにじっとしていた。 手紙はひろがったままであるが、 女王《にょおう》が見ようともしないのを見て、 「見ないようにしていて、 目のどこかであなたは見ているじゃありませんか」 と笑いながら夫人に言いかけた源氏の顔には こぼれ

                                                                          🪷【源氏物語568 第18帖 松風32】紫の上が、明石の上への手紙を見ようともしないのを見て、「見ないようにしていて、目のどこかであなたは見ているじゃありませんか」と溢れるような愛嬌で話しかける源氏。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                        • 【源氏物語626 第20帖 朝顔8】朝顔の姫君に袖にされた源氏。「あまりに哀れに自分が見えすぎますから」と深い歎息《たんそく》をしながら源氏は帰った。女房の宣旨は源氏に同情をした。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                          なべて世の 哀ればかりを 問ふからに 誓ひしことを 神やいさめん と斎院のお歌が伝えられる。 「そんなことをおとがめになるのですか。 その時代の罪は皆 科戸《しなど》の風に追 ってもらったはずです」 源氏の愛嬌《あいきょう》はこぼれるようであった。 「この御禊《みそぎ》を神は (恋せじとみたらし川にせし 御禊《みそぎ》神は受けずもなりにけるかな) お受けになりませんそうですね」 宣旨は軽く戯談《じょうだん》にしては言っているが、 心の中では非常に気の毒だと源氏に同情していた。 羞恥《しゅうち》深い女王は 次第に奥へ身を引いておしまいになって、 もう宣旨にも言葉をお与えにならない。 「あまりに哀れに自分が見えすぎますから」 と深い歎息《たんそく》をしながら源氏は立ち上がった。 「年が行ってしまうと恥ずかしい目にあうものです。 こんな恋の憔悴《しょうすい》者に せめて話を聞いてやろうという寛大

                                                                            【源氏物語626 第20帖 朝顔8】朝顔の姫君に袖にされた源氏。「あまりに哀れに自分が見えすぎますから」と深い歎息《たんそく》をしながら源氏は帰った。女房の宣旨は源氏に同情をした。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                          • 「すごーい」といえるための教養のススメ

                                                                            ネットでは「教養」の話が定期的に盛り上がる。その様子をみるに、「教養」という言葉は一種のバズワードで、それぞれが勝手な定義を持ち、その定義に沿って言いたいことを言い合っているようにみえる。 または、「『教養』という言葉にはいろんな側面がある」と言ってしまうべきだろうか。 今日は、そんな「教養」のいろんな定義や側面のひとつとして、「すごーいといえるための教養」についてオススメしてみたい。 「教養は役に立つ」を、俗っぽく考えてみる 教養談義の定番のお題、「教養は役に立つか否か」。 だが私に言わせれば教養は役に立つに決まっているのであって、ただ、役に立つように教養を身に付けたり運用したりしていない人がいるだけだと思う。 では、どのように教養を役に立たせるのか? 教養を役に立てる方法は色々あるが、今回はあえて単純化して「すごーいと言えるための教養」、というお役立ちを紹介してみたい。 ビジネスパーソ

                                                                              「すごーい」といえるための教養のススメ
                                                                            • 【源氏物語627 第20帖 朝顔9】源氏は朝顔に手紙をつけて朝顔の姫君に贈る。姫君からは、「秋にふさわしい花をお送りくださったことで ももの哀れな気持ちになっています」と言った返事があった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                              不満足な気持ちで帰って行った源氏は ましてその夜が眠れなかった。 早く格子を上げさせて源氏は庭の朝霧をながめていた。 枯れた花の中に朝顔が 左右の草にまつわりながらあるかないかに咲いて、 しかも香さえも放つ花を折らせた源氏は、 前斎院へそれを贈るのであった。 あまりに他人らしくお扱いになりましたから、 きまりも悪くなって帰りましたが、 哀れな私の後ろ姿を どうお笑いになったことかと口惜しい気もしますが、 しかし、 見し折りの つゆ忘られぬ  朝顔の 花の盛りは 過ぎやしぬらん どんなに長い年月の間あなたを お思いしているかということだけは 知っていてくださるはずだと思いまして、 私は歎《なげ》きながらも希望を持っております。 という手紙を源氏は書いたのである。 真正面から恋ばかりを言われているのでもない中年の源氏の おとなしい手紙に対して、 返事をせぬことも感情の乏しい女と思われることであ

                                                                                【源氏物語627 第20帖 朝顔9】源氏は朝顔に手紙をつけて朝顔の姫君に贈る。姫君からは、「秋にふさわしい花をお送りくださったことで ももの哀れな気持ちになっています」と言った返事があった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                              • 考察『光る君へ』4話 五節の舞姫を務めるまひろ(吉高由里子)は気づいてしまった…花山天皇(本郷奏多)即位式に歴史ファンはハラハラ | カルチャー | クロワッサン オンライン

                                                                                謎の男・直秀(毎熊克哉)は散楽のメンバー、そして都を騒がす盗賊だった。第2話、第3話の「弟よ~!」も相手が右大臣家の道長(柄本佑)だとわかった上で仕掛けていたのだね……。 直秀は、アキの女御を演じている間、まひろ(吉高由里子)と道長の視線を誘導し、彼らがお互いに気づきやすいようにしている。ふたりの仲が深まっても幸せな未来は待っていないだろうから、道長とまひろを近づけたくはない。が、会えずに落胆する彼女の顔を見るのは忍びない。そういった思いからの「娘の心を弄ぶのはよせ」か……。 屋根の上から見下ろす直秀の心は痛むし、尻も痛む。 「大胆なことをやっておるなあ!」と大人の余裕で、道長からまひろをかっさらっていく宣孝(佐々木蔵之介)。 笑顔なのに笑ってない目をまっすぐ道長に向け「世話になったな」。身をやつしているとはいえ、官位は遥かに上のはずの道長がキョどる迫力である。まひろに市女笠を被せて貴族の

                                                                                  考察『光る君へ』4話 五節の舞姫を務めるまひろ(吉高由里子)は気づいてしまった…花山天皇(本郷奏多)即位式に歴史ファンはハラハラ | カルチャー | クロワッサン オンライン
                                                                                • 【源氏物語625 第20帖 朝顔7】「今はもう神に託しておのがれになることもできないはずです。私が不幸な目にあっていた時以来の苦しみの記録の片端でもお聞きください」源氏は朝顔の姫君に会いたいと伝える。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                                  「今になりまして、 お居間の御簾の前などにお席をいただくことかと 私はちょっと戸惑いがされます。 どんなに長い年月にわたって 私は志を申し続けてきたことでしょう。 その労に酬《むく》いられて、 お居間へ伺うくらいのことは 許されていいかと信じてきましたが」 と言って、源氏は不満足な顔をしていた。 「昔というものは皆夢でございまして、 それがさめたのちのはかない世かと、 それもまだよく決めて思われません境地に ただ今はおります私ですから、 あなた様の労などは静かに考えさせていただいたのちに 定《き》めなければと存じます」 女王の言葉の伝えられたのはこれだった。 だからこの世は定めがたい、頼みにしがたいのだと、 こんな言葉の端からも源氏は悲しまれた。 「人知れず 神の許しを 待ちしまに ここらつれなき 世を過ぐすかな」 ただ今はもう神に託して おのがれになることもできないはずです。 一方で私が

                                                                                    【源氏物語625 第20帖 朝顔7】「今はもう神に託しておのがれになることもできないはずです。私が不幸な目にあっていた時以来の苦しみの記録の片端でもお聞きください」源氏は朝顔の姫君に会いたいと伝える。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸