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昨年10月以降のイスラエルによるガザ侵攻に対して、アメリカのバイデン政権はガザへの人道支援を行い、停戦を求める姿勢を見せつつも、一貫してイスラエルの「自衛」を支持してきました。そうしたダブルスタンダードに、若者を中心にバイデン政権や民主党に対する抗議の声も上がっています。 次期アメリカ大統領候補であるトランプ氏とハリス氏の選挙戦では、イスラエルに関する姿勢もひとつの争点となっています。 世界の超大国アメリカは、民族浄化を推し進めるイスラエルをなぜ支持し続けるのか?国際政治学者の三牧聖子さんと考えました。 三牧聖子さん(本人提供) 討論会で明らかになった、トランプ氏とハリス氏の共通点 ――9月11日に行われたトランプ・ハリス両氏のテレビ討論会、どのようにご覧になりましたか? ハリス氏がトランプ氏を追い詰める局面が目立ち、互いが互いの政策を批判し合いましたが、ガザに関しては、あれほど対照的な二
娘が選んだ一冊:『絶望死のアメリカ』 日本で受験勉強中の娘は予備校で勧められた本をよく購入する。自分では買わないなぁ、という本がたまに購入されるので、結構楽しみにしている。先日も、Kindleでの書籍購入通知がメールで飛んできた。¥3,800、なかなか高い本を買うじゃねーか、娘。そして、本のタイトルは『絶望死のアメリカ』、総ページ数352ページ。これは読み応えがあり、面白そうな本だと思い、読み始めたら、やはり当たりであった。でかした、娘。 絶望死のアメリカ――資本主義がめざすべきもの 作者:アン・ケース,アンガス・ディートン みすず書房 Amazon 見捨てられた非大卒アメリカ白人層 この大作の要点を思い切ってまとめてしまえうと、 現代アメリカにおいて、非大卒白人アメリカ人の自殺、薬物、アルコールによる死亡(本書では絶望死と定義)は、飛躍的に伸びている 背景には、経済成長の果実を共有する輪
2024年アメリカ大統領選では、トランプが選挙人・総得票数の両方で上回って勝利するとともに、議会選でも上院で共和党が過半数を奪還、下院でも伸長と、共和党が完全勝利する結果となった。 前回の大統領選では感想戦を書いたが、今回もそのリソースを使ってまた感想戦を書きたいと思う。今回もタイトルは全く同じでマイノリティの話である。今回もデータはNBCの出口調査を使い、2012(オバマvsロムニー)、2016、2020に加え2024を比較し、共和党側候補へ投票した比率をプロットした。トランプは《3回大統領選を戦った政治家》となり、3回分の比較はアメリカのこの10年の世相を否応なく描き出してしまう。 Race別2012-2024 アメリカ大統領選挙NBC出口調査 Race別の共和党候補へ投票した率今回目立つのは、それなりにボリュームがあるラティーノ層で大幅に支持を伸ばしたことであろう。アジアンやその他で
今回のアメリカ大統領選結果を見て、改めてピケティが語っていた「どの国も右派は低学歴、左派は高学歴に移行してしまいました」という呪いの言葉の意味深さを噛み締めている人も多いのではないでしょうか。なおこの論文の趣旨はその後大著『資本とイデオロギー』に盛り込まれています。 以下、3年前のエントリの再掲です。 バラモン左翼と商売右翼への70年 トマ・ピケティの「バラモン左翼」は、私が紹介したころはあまり人口に膾炙していませんでしたが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-83eb.html(バラモン左翼@トマ・ピケティ) 21世紀の資本で日本でも売れっ子になったトマ・ピケティのひと月ほど前の論文のタイトルが「Brahmin Left vs Merchant Right」。「バラモン左翼対商人右翼」ということですが、この「バラ
長かったこの2日間を、深夜の大学図書館で思い返している。 世界が注目するこの激しい選挙戦を、アメリカの大学のキャンパスで、それも公共政策大学院で迎えることができたのは、今後自分の留学生活を振り返っても大きなハイライトになるだろう。 だからこそ、眠い目をこすってでも自分が聞いたこと・思ったことを書き残しておきたいと思う。 熱気に包まれるキャンパス11月5日、大統領選当日のキャンパスは言わばお祭り状態だった。 選挙の論点を整理するイベントに続いて、学生・教授たちが一堂に会して開票速報を見守るライブビューイングが夜中まで続いた。どちらの候補がどの州を取った、という「当選確実」がディスプレイに大きく表示されるたびに、学生たちは大きく盛り上がった。 「マサチューセッツ」「ハーバード」と聞けば想像がつくかもしれないが、ここで学ぶ生徒たちの大半は民主党・カマラハリスを支持している。ハーバード大学があるマ
今回のアメリカ大統領選でハリスが負けてトランプが勝った、というのはつまりそういう事。 もっとさかのぼると東京都知事選で蓮舫が負けて小池百合子が勝った、というのもつまりそういう事。 何故か? それは、「それなりの数のリベラルがフェミニズムに嫌気がさしているから」これに尽きる。 トランプが勝った、というよりもハリスが負けた、という事が重要なのである。 蓮舫とハリスに共通しているのは、「最初はある程度の支持率を持っていたが、時間と共に支持を失い大敗した」ことである。 そして、彼女らに共通しているのは、「フェミニズムやポリコレ、DEIに傾倒していた」という話である。 少し話が飛ぶが、立憲民主党では、代表選で野田佳彦が勝利したが、この時彼は、若手女性候補である吉田晴美に推薦人を出している。 様々な意図があったと思われるが、一つクリアになったのは、彼女への投票者の多くは「フェミニズムへのコミットメント
投票から一夜明けた6日午後、日本時間の7日朝、民主党のハリス副大統領は首都ワシントンにある自身の出身校、ハワード大学で支持者を前に演説しました。 演説の内容です。 「アメリカの民主主義の原則は、選挙に敗れた場合にその結果を受け入れることだ。この原則は、民主主義を君主制や専制政治と区別するもので、国民の信頼を得ようとする者はみな、尊重しなければならない」 「私たちは民主主義や法の支配、公平な正義、そして誰であろうと、どこから出発しようと、尊重され、守られるべき基本的な権利と自由があるのだという神聖なる理念のために、決して闘いをあきらめることはない」 「アメリカでは、大統領や政党ではなく、合衆国憲法に忠誠を誓うべきだ」 また、ハリス氏は集まった支持者に向け「どうか絶望しないでください。今はあきらめる時ではありません。腕まくりをして本気で取り組む時なのです」と呼びかけました。 そして「暗闇が深い
堀 正岳 @ めほり @mehori この選挙人たちが結果を連邦政府に持っていって投票することで大統領が決まるという、ちょっと回りくどい仕組みになっているのですが、そこも重要な点です 選挙人の数は全部で538人。なので270人を獲得すれば勝つことができます 2/ 2024-11-04 12:32:15 堀 正岳 @ めほり @mehori この「州単位で勝者総取り」が大統領選をわかりにくく面白いものにしている点です。先ほどの画像は2016年のクリントン vs トランプの結果ですが、 ・クリントン:6585 万票 48% 選挙人 232 ・トランプ:6298万票 45.9% 選挙人 306 と、ヒラリーは得票数が多いのに負けています 3/ pic.x.com/drMvVO4QM4 2024-11-04 12:32:16
山口慶明🇺🇸で何とか生きてる @girlmeetsNG Twitterは大人のおしゃぶり/たかがSNS、そんなムキにならないで楽しくやりましょ/本業はアメリカ🇺🇸とメキシコ🇲🇽で給料泥棒。 twitter.com/search?q=from%… 山口慶明🇺🇸で何とか生きてる @girlmeetsNG 明日の米大統領選当日の追い方をざっくり説明。アメリカは国内に時差があるため東部から開票が始まります。これが日本時間11月6日(水)の午前中です。そして『ここだけ注目すればOK』と2日前のポストで述べた激戦7州のうち、ペンシルベニア(19)、ノースカロライナ(16)、ジョージア(16)、ミシガン(15)という票数の多い4州が東部時間に属する州なので(カッコ内は州の持つ票数)、この4州が一方的な結果だった場合、かなり早い段階で決着がつく可能性もあります。 具体的にはこの4州のうち「
「ハリス氏の敗北を確実にするため、トランプ氏に投票する」 11月のアメリカ大統領選挙を前に、アラブ系の有権者の間でいま“ハリス離れ”が広がっています。 「歴代の大統領で最も親イスラエルだ」と自称するトランプ前大統領を支持する動きまで出ています。 ガザ情勢をめぐり、イスラエルを支援するバイデン政権への失望と怒りが高まり続け、その矛先がハリス副大統領にも向けられているのです。 選挙の行方はどうなるのか。 激戦州の1つで、全米最大のアラブ系コミュニティーがある中西部ミシガン州を取材しました。 (ワシントン支局・岡野杏有子) 移民に寛容な民主党を支持する傾向が強いアラブ系アメリカ人たち。 ミシガン州にはおよそ20万人が暮らしていて、前回・4年前の大統領選挙では、僅差で制したバイデン大統領の勝利に貢献したとされています。 なかでもアラブ系の住民が多いのが、最大都市デトロイトの郊外の町ディアボーンです
アメリカのバイデン大統領は、連邦政府が先住民の同化政策の一環として、かつて先住民の子どもたちを寄宿学校に強制的に入れていたことについて、大統領として初めて公式に謝罪しました。 アメリカメディアは、11月の大統領選挙に向けてハリス副大統領への後押しとなることを民主党側が期待していると伝えています。 アメリカ内務省の調査などによりますと、連邦政府は、1819年から1970年代にかけて、先住民の同化政策の一環として400か所以上の寄宿学校を運営し、強制的に入れられた子どもたちは虐待的な扱いを受け、少なくとも973人が死亡したということです。 バイデン大統領は25日、西部アリゾナ州にある先住民の居留地で演説し、政府が先住民の子どもたちを寄宿学校に強制的に入れていたことについて、アメリカ大統領として初めて公式に謝罪しました。 演説でバイデン氏は「これはアメリカの歴史の中で最も恐ろしい時期の1つだ」と
アメリカ大統領選挙は今月5日に投票日を迎えます。民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の支持率がきっ抗し、大接戦のまま投票日を迎える様相です。 7つの激戦州に注目が集まりますが、このうち伝統的に民主党の地盤とされる3つの州でハリス氏が支持を固め切れていません。背景に何があるのでしょうか。 現地からの報告です。 (ワシントン支局長・高木優/国際部記者・高須絵梨) 目次 民主党の地盤「ブルー・ウォール=青い壁」に異変 【1】ハリス氏に投票を決める 全体の勝敗を左右するとされる7つの激戦州のうち、東部のペンシルベニア州、中西部のミシガン州、ウィスコンシン州の3つの州は「ブルー・ウォール=青い壁」と呼ばれ、伝統的に民主党の地盤とされてきました。 ハリス氏にとってはこの3州で1つでも落とすと、勝利のシナリオが狭まりますが、ペンシルベニア州でトランプ氏にリードを許すなど支持を固め切れていませ
バイデン氏、公式発言録改ざんか 「トランプ支持者はごみ」を修正―米報道 時事通信 外信部2024年11月01日14時58分配信 バイデン米大統領=10月22日、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】バイデン米大統領がトランプ前大統領の支持者を「ごみ」と呼んだとされる問題で、米メディアは10月31日、ホワイトハウスの報道室が公式発言録作成に際し、該当箇所を改ざんしていたと報じた。所定の公文書作成手続きを踏まず、改ざん後の内容を急ぎ公開したという。事実ならトランプ氏支持層の怒りに火を付け、5日後に迫った大統領選で同氏を勢いづかせる可能性がある。 トランプ氏支持者を「ごみ」呼ばわり? バイデン氏失言か、共和反発―米大統領選 大統領の発言は、速記室の担当者が作成した記録を報道室がまとめ、公式発言録として公開される。報道によれば、今回の改ざんは報道室がバイデン氏と相談した後に行われた。速記室の
A @bluhue123 Recent CNN Polls: Harris is ahead of Trump by 6 points in Wisconsin - 51% 45% 5 points in Michigan - 48% 43% Drop a 💙 for Kamala pic.x.com/gnqK37pyCh 2024-11-03 01:54:05 町山智浩 @TomoMachi 接戦州ペンシルヴェニア、ジョージア、アリゾナではトランプ信者が集計を監視(の名の下に妨害)するので勝敗が決まるのに数日かかるけど、その前にカマラ・ハリスが選挙人数270を獲得して勝利宣言する可能性が高くなってきました。 x.com/TomoMachi/stat… 2024-11-03 21:59:50
アメリカ大統領選挙まで1週間を切るなか、共和党のトランプ前大統領の集会でコメディアンが自治領のプエルトリコについて「ゴミの島」などと発言したことを受け、波紋が広がっています。 目次 ハリス氏ネットで批判もトランプ氏は“知らない” バイデン大統領 “ゴミはトランプ支持者たち” 米メディア伝える 問題になっているのは27日、ニューヨークで開かれたトランプ氏の集会に登壇したコメディアンのトニー・ヒンチクリフ氏の発言です。 このコメディアンは「海の真ん中に文字どおりゴミの島が浮かんでいる。プエルトリコと呼ばれていると思う」と述べました。 これを受けて、プエルトリコにルーツを持つ歌手のジェニファー・ロペスさんやリッキー・マーティンさん、それに人気ラッパーのバッド・バニーさんなどがSNSに発言への抗議やハリス氏を支援する投稿を相次いで行うなど波紋が広がっています。
「ハリス氏優勢」は本当か? 2024年のアメリカ大統領選挙の投開票日まで残り1ヵ月を切った。4年前と同様に大接戦となっている。 (エマーソンやサスケハナなど)最新の4つの世論調査では、ハリス氏が2~5ポイントリードし優勢だ。「もしハリ」ならばアメリカ史上初の女性大統領の誕生となる。男女平等が叫ばれるアメリカにおいても女性大統領は誕生したことがないから、ハリス大統領の誕生は歴史的な勝利となる。 その一方でトランプ氏の人気は4年前と比べ依然衰えていないとも感じている。特に一部の激戦州ではトランプ氏のリードを示す世論調査もあり、両者はまさに拮抗と言えるだろう。 そんな中、日本の報道の主流となっている「ハリス氏優勢」そしてトランプ氏のマイナス面ばかりがフィーチャーされるニュースには少し違和感を覚える。一つにはハリス氏自身の掲げる政策が見えづらいというのがある。選挙対策で慌てて国境の視察をしていたが
Hi everyone. 富士山の「初冠雪」が確認されたそうですね。 なんとはなく、お目出度いですね。 日本を代表する素晴らしい山です。 ありがたく登山させて、いただきましょう。 ------------------------------------------- ところが近年、外国人が無謀な登山を繰り返し、 富士山を汚しているそうですね。 山小屋に宿泊しなかったり、 山道で仮眠を取ったりしているそうです。 トイレもきれいに使わないそうです。 非常識ですよね。 水や食料を持たず、ピクニックに 行くような服装で富士山に登る 愚か者もいるそうです。 ------------------------------------------- やっぱり、日本の文化が理解できない 外国人は、規制する必要がありますね。 あ、日本より質の良い外国は そんなに無いから、日本の文化を 理解してもらうのは、難し
アメリカ大統領選挙でトランプ前大統領の当選が確実になったのを受け、石破総理大臣は日米同盟の維持・強化に向けて、個人的な信頼関係の構築を急ぎたいとして、できるだけ早期に会談する機会を設けることを調整しています。 アメリカ大統領選挙はトランプ前大統領の当選が確実になり、共和党が4年ぶりに政権を奪還することになります。 石破総理大臣は6日夜「勝利に心からのお祝いを申し上げ、国民の民主主義の選択にも敬意を表したい。連携を密にし、日米同盟をさらなる高みに引き上げていきたい」と述べました。 政府内では日米関係は強固で、政権がかわっても揺るがないといった見方や、トランプ氏側とのパイプの維持にも取り組んできたなどとする、受け止めが広がっています。 一方で、トランプ氏がかつて貿易や安全保障の分野で日本に厳しい姿勢を示したこともあり、今後の出方を警戒する声も根強くあります。 石破総理大臣としては日米同盟の維持
ドナルド・トランプの復活か、あるいはカマラ・ハリスが米国史上初の女性大統領になれるのか――。 ドナルド・トランプ前大統領とカラマ・ハリス副大統領(写真/Getty Imagesより) 日本だけではなく、世界各国でもアメリカの熾烈な大統領選挙は日々メディアで取り上げられている。ニュースを斜め読みする限りだと、民主党のハリスがリードしているようだが、それは報道にバイアスがかかっているからだろうか? そこで、一般社団法人日本外交政策学会の理事長として「地政学講座」で教鞭を執るだけではなく、10月1日からは石破茂内閣の内閣官房参与として官邸入りした、安全保障、アメリカの政治、日米関係のプロフェッショナルである、元拓殖大学教授で国際政治学者の川上高司氏に、アメリカ大統領選挙報道の“見方”を聞いた。(インタビューは2024年9月22日に収録/一部修正しました) 著名人の応援よりも激戦州の獲得 ――11
アメリカ大統領選挙の投開票を2024年11月5日に控えた2024年10月23日に、Microsoft脅威分析センター(MTAC)が「アメリカの民主的プロセスの弱体化を目的としたロシア・イラン・中国による工作活動が活発化している」との調査結果を報告しました。 As the U.S. election nears, Russia, Iran and China step up influence efforts - Microsoft On the Issues https://blogs.microsoft.com/on-the-issues/2024/10/23/as-the-u-s-election-nears-russia-iran-and-china-step-up-influence-efforts/ Iranian hacker group aims at US election
1週間後に投票が行われるアメリカ大統領選挙で、実業家のイーロン・マスク氏がみずからが行う署名活動に応じた有権者を対象に抽せんで毎日1人に日本円でおよそ1億5000万円を配っていることについて、東部ペンシルベニア州の検察は28日、「違法な宝くじにあたる」などとして、マスク氏側を提訴しました。 イーロン・マスク氏は共和党のトランプ氏を支援するため、みずから立ち上げた政治資金団体を通じて、言論の自由と武器所持の権利を支持する署名に応じた有権者の中から、投票日まで毎日、抽せんで1人に100万ドル、日本円にしておよそ1億5000万円を配るキャンペーンを行っています。 対象地域は大統領選挙の結果を左右するとされる7つの激戦州で、アメリカのメディアは、有権者登録などの見返りに報酬を支払うことは選挙違反の疑いがあると、司法省がマスク氏側に警告したと伝えています。 激戦州の1つ、ペンシルベニア州のフィラデル
2024年11月5日に行われるのアメリカ大統領選挙での投票を推奨するイーロン・マスク氏が、激戦区となることが予想されているペンシルベニア州で、有権者に対して「投票したら100ドル(約1万5000円)」という報奨プログラムを独自に開始しました。マスク氏はこの報奨プログラムに署名した人物に100万ドル(約1億5000万円)を寄付すると発表しているのですが、この行為は違法である可能性が高いことが指摘されています。 Elon Musk pledges to give away $1m per day to Pennsylvania voters https://www.bbc.com/news/articles/cg78ljxn8g7o Elon Musk is offering people $1 million to vote - The Verge https://www.theverge.
2024年2月に、「ロシア軍は開戦前に就役していた戦車の台数に相当する3000両の戦車を損失した」と報じられるなど、ウクライナ侵攻ではロシア軍の戦車被害が注目されることがよくありますが、実は攻撃ヘリコプターも相当数が撃墜されているといわれています。一部で強まっている「攻撃ヘリコプターは死んだ説」について、航空機関連のニュースを扱うブログのHush-Kitが検証しました。 Is the attack helicopter dead? | Hush-Kit https://hushkit.net/2024/10/07/is-the-attack-helicopter-dead/ ◆攻撃ヘリコプターが直面している問題 Hush-Kitによると、ロシアの攻撃ヘリコプターは制空権、つまり味方の航空戦力が優勢な状態が確保されていないウクライナ領内の広い範囲で活動しており、高性能な携帯式防空ミサイルシス
23日の外国為替市場では、アメリカの利下げのペースが緩やかになるという見方などから円安が進み、円相場は一時、1ドル=153円台まで値下がりして、およそ3か月ぶりの円安水準となりました。 23日のロンドン外国為替市場では、アメリカ経済は堅調でFRB=連邦準備制度理事会の利下げのペースが緩やかになるとの見方が改めて広がり、アメリカの長期金利が上昇傾向となっています。 これを受けて、日米の金利差が拡大するとの思惑から東京市場に続いてドル買い円売りの動きが強まり、円相場は一時、1ドル=153円台まで値下がりしました。 これは、ことし7月31日以来、およそ3か月ぶりの円安水準となります。 市場関係者は、「アメリカ大統領選挙で高い関税を課す政策などを掲げるトランプ前大統領が優勢だとの観測もあり、インフレ再燃リスクから金利上昇圧力がかかっている」と話しています。
トランプ氏支持者を「ごみ」呼ばわり? バイデン氏失言か、共和反発―米大統領選 時事通信 外信部2024年10月30日20時43分配信 バイデン米大統領=28日、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】バイデン米大統領が29日、トランプ前大統領の支持者を「ごみ」と呼んだような場面があり、物議を醸している。バイデン氏の発言は、トランプ氏を応援するコメディアンが先に米領プエルトリコを「ごみの島」とあざけったことに反論する趣旨だったが、共和党は猛反発。大統領選が1週間後に迫る中、ハリス副大統領の選挙戦に影響する可能性もある。 プエルトリコは「ごみの島」 トランプ氏集会で差別発言―米大統領選に影響も バイデン氏は選挙関連のオンライン会合で、コメディアンの発言に言及。映像によると「プエルトリコ人は善良で高潔な人々だ。唯一、私に浮かんで見えるごみは、トランプ氏のサポーターズ(支持者たち)だ」と述べた
アメリカ大統領選挙は投票日前日の現地時間4日となりました。 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、勝敗のカギを握る7つの激戦州では、各種世論調査の支持率の平均が日本時間の5日午前3時の時点で、トランプ氏が48.5%、ハリス氏が47.8%と大接戦となっています。 民主党のハリス副大統領は4日、激戦州のなかでも選挙人の数が最も多い東部ペンシルベニア州の3か所で集会を開く予定です。 集会に先立ち、ハリス氏は現地でみずからの支持者を前にあいさつし、「私たちはこの国を愛している。最高の私たちのために戦っている。投票に行こう、そしてともに勝利しよう。仕事にとりかかろう。あと24時間だ」と呼びかけました。 一方、トランプ前大統領は激戦州の3つの州で集会を開くことにしています。 このうち南部ノースカロライナ州の集会では、「あした、あなたの投票によりハリス副大統領をクビにしてアメリカを
経済という魔物この世界中で物や情報が行き交う時代、他国の情勢にも大きく影響される経済への対処法は限られている。しかし、その評価は時の政権に向かうわけで、これはある種の運である。改善トレンドに上手く乗れれば万々歳、悪化トレンドなら御愁傷様。これは本邦においても、かつての政権交代だったり、先日の衆院選だったりで思うところがある人も多いだろう。 衣食足りて礼節を知る?人権(自由権)でも経済的自由と精神的自由では、後者が前者に優越するとされる。というのも、経済的自由が損なわれる場合は民主的プロセスを経て回復が見込めるが、精神的自由が損なわれる場合は民主的プロセス自体が機能不全を起こし、回復が困難になるためである。 その点でいえば、不正選挙の主張、議会襲撃の扇動や、反対派の弾圧を示唆するトランプは精神的自由、民主主義に関して非常に脅威となる存在である。ハリス(バイデン)の能力への疑義があったとしても
アメリカ大統領選挙の投票日まで10日となるなか、全米の世論調査の平均で、野党・共和党のトランプ氏の支持率が与党・民主党のハリス氏をわずかに上回り、両陣営の激しい選挙戦が続いています。 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、全米を対象にした各種世論調査の平均では、10月26日時点で支持率は、▽共和党のトランプ前大統領が48.4%、▽民主党のハリス副大統領が48.3%と、トランプ氏が0.1ポイント上回っています。 ハリス氏はバイデン氏の撤退を受けて大統領候補になって以降、支持を広げてきましたが、投票日が近づく中、支持のかげりも指摘されていました。 このサイトのまとめで、全米の平均でトランプ氏がハリス氏を上回ったのは、ことし8月にハリス氏が民主党の大統領候補の指名を受けて以降、初めてです。 トランプ氏は選挙の行方を左右する7つの激戦州でも、すべてでハリス氏を上回っています。
防衛省は5日朝、北朝鮮から複数の短距離弾道ミサイルが発射され、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられると発表しました。 北朝鮮は先週にもICBM=大陸間弾道ミサイル級のミサイルを発射していて、防衛省が情報収集と警戒監視を続けています。 防衛省によりますと、5日午前7時半から7時39分ごろにかけて北朝鮮西岸付近から複数の短距離弾道ミサイルが北東の方向に向けて発射されました。 ミサイルはいずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側の朝鮮半島付近の日本海に落下したとみられるということです。 発射されたミサイルのうち、少なくとも7発は最高高度がおよそ100キロ、飛行距離はおよそ400キロと推定されるとしています。 今回の発射による船舶や航空機への被害は確認されていないということです。 北朝鮮が弾道ミサイルや、弾道ミサイルの可能性があるものを発射したのは、10月31日にICBM級
アメリカ大統領選挙の投票日が近づく中、郵便投票のために路上に設置されている投票箱に火がつけられるなど、放火事件が相次いでいます。 このうち西部ワシントン州バンクーバーでは、28日の朝、日本の郵便ポストのような形の投票箱から煙が上がっているのが見つかりました。 アメリカABCテレビが直後に撮影した映像では、駆けつけた警察官が投票箱を開けてかき出した投票用紙が、ほぼ燃え尽きている様子が確認できます。 前日の27日朝以降に投かんされたおよそ数百枚の投票用紙のほとんどが焼失したとみられるということです。 この少し前には、隣のオレゴン州ポートランドでも投票箱の一部が焼けて投票用紙3枚が損傷し、警察は防犯カメラの映像などから火が出る直前に投票箱の横に車を止めた人物が相次いで火をつけたとみて、放火事件として調べています。 地元の当局は該当する有権者に対しては、再度、投票用紙を配布することにしています。
民主党左派とカマラ・ハリス:「擬似サンダース政権」継続圧力と予備選の洗礼なき指名の功罪 www.spf.org こちらはPDF [PDF]「大統領候補ハリス」 と民主党の分断 http://www.gaiko-web.jp/test/wp-content/uploads/2024/09/Vol87_p14-19_Presidential_candidate_Harris.pdf 渡辺将人先生の一連のカマラ・ハリス分析の論考はパーフェクトゲームでしたね。私にとっては、今回の大統領選挙の最大の収穫は渡辺先生の論考を読めたことでした。— オッカム (@oxomckoe) November 6, 2024 すでに多くのところで高い評価を得ておりますが、こちらの『外交』に掲載された、渡辺将人慶應義塾大学准教授の論稿、「『大統領候補ハリス』と民主党の分断」は圧巻であり、今回のハリス候補の敗北を理解する
アメリカのIT大手マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏が、ハリス副大統領を支援する団体に約5000万ドルを献金していたとニューヨーク・タイムズが報じました。 アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは22日ビルゲイツ氏が、アメリカ大統領選挙でハリス副大統領を支援する非営利団体に約5000万ドル、日本円で約75億5000万円を献金したことを関係者に明らかにしたと報じました。 また、記事によりますと、ビル・ゲイツ氏は今まで政治から距離を置く立場を取っていてハリス氏への支持についても公言しておらず、今回の献金により彼の政治に対する戦略が変化しているとしています。 一方、実業家のイーロン・マスク氏はトランプ前大統領を支援する団体に約7500万ドル、日本円で約112億円を献金していて、ハリス副大統領とトランプ前大統領の接戦が続く中、世界の富豪らが候補者への支持を打ち出す異例の事態となっています。
ロシアによるウクライナ侵攻で、北朝鮮兵士が約3000人が既にロシアに派遣されていると韓国情報院が報告。今後、2024年中に約1万人の派兵が予定されており、北朝鮮側には合計30億円以上の見返りを獲得するという。専門家は、その派遣兵には北朝鮮の精鋭部隊「暴風軍団」も含まれる可能性があると指摘。ウクライナ当局は警戒を強め、北朝鮮兵に向けてハングルで投降すれば「1日3食提供する」と呼びかける動画を作成した。 【画像】北朝鮮の中でも最精鋭とされる「暴風軍団」と呼ばれる特殊部隊はこちら 「既に3000人あまりを派遣」北朝鮮兵のロシア派遣拡大ウクライナメディアが、「女性や子どもとモスクワ市内を歩いていたとされる北朝鮮の将校の動画が公開されている」と報じた。ロシアの首都・モスクワにある「赤の広場」で撮影された映像には、ハングルで「北朝鮮軍 将校?」と書かれていた。 関係者によると18日、約150人の北朝鮮
石破総理大臣は、アメリカ大統領選挙に勝利し再び就任することになったトランプ氏と電話で会談し、祝意を伝えた上で、できるだけ早期に対面での会談を行うことを確認しました。 石破総理大臣とトランプ氏の電話会談は、7日午前9時半ごろから、およそ5分間行われました。 この中で、石破総理大臣は「今回の勝利に心からお祝いを申し上げる。『アメリカを再び偉大に』という訴えが、多くのアメリカ国民の賛同を得たことに敬意を表する」と述べ、祝意を伝えました。 これに対し、トランプ氏は「会って話をすることを楽しみにしている」と応じ、両氏はできるだけ早期に対面での会談を行うことを確認しました。 また、新たな政権のもとで日米同盟をより高い次元に引き上げていくことで一致しました。 このあと石破総理大臣は記者団に対し「話をしたのは初めてだが、フレンドリーな感じがした。これから先、ことばを飾ったり、繕ったりするのではなく、本音で
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