パラリンピックにAOKIが送ったメッセージ オリンピックが熱狂の大会だとすれば、パラリンピックは共感の大会だろう。 両腕がなくとも、足で弓を引くアーチェリーの選手がいる。欠損していても、クールな表情で泳ぐ選手がいる。ラケットを口にくわえ、裸足の右足で球を投げ上げ、サーブする卓球選手がいる。 オリンピックは無観客でよかったが、パラリンピックは見に行って、スタンディングオベーションを贈りたい。そう思うのは私だけではないだろう。 紳士服チェーンAOKIの創業者、青木拡憲はパラリンピックに共感し、こんなメッセージを出している。 「パラリンピアンの皆さまが日頃よりなされているご努力は、並大抵ではなく、私の想像の域をはるかに超えているものだと思います。 そのご努力と大会にかける情熱に心より敬意を表します。ご健闘を心よりお祈りしております」 青木は長野県に生まれ、高校の時は陸上部だった。家が貧しかったか