会社更生手続き中の半導体大手エルピーダメモリは31日、米マイクロン・テクノロジーの完全子会社になったと発表した。また、坂本幸雄社長(65)が経営破綻(はたん)の責任を取って同日付で退任し、後任に同社の木下嘉隆取締役(55)が昇格した。 同日付でマイクロンが600億円を支払い、エルピーダの全株式を取得した。買収総額は2千億円。マイクロンは、2019年までに計1400億円のもうけが出るようエルピーダに製造を委託することで、残りを支払う予定だ。 関連記事エルピーダ、米マイクロン傘下に 地裁、更生計画を認可2/28マイクロン、2800億円支援 エルピーダ更生計画案8/21エルピーダ債権者が独自の更生計画案 東京地裁に提出8/14レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュース