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カリフ制の検索結果1 - 40 件 / 473件

  • 【記者コラム】この「結末」を誰が予想した……崩壊した国シリア

    イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最後の拠点、シリア東部バグズを離れ、クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」による尋問を待つIS戦闘員とみられる男たち(2019年2月22日撮影)。(c)AFP / Bulent Kilic 【5月9日 AFP】こんな結末が訪れると、誰が予想しただろう。拘束され、砂漠に並んで座らされているイスラム過激派の戦闘員とされる数百人を見ながら、私は思った。すべては8年前、シリア政権に対する単なる抗議デモから始まった。当時は誰もイスラム過激派について話題にすることなどなかった。 そして今、ある一つの国が崩壊した。 死者37万人以上。家を追われた人は、人口の半数以上に当たる1300万人近くに上る。平和的な民衆蜂起をのみ込んだ暴力の渦から生まれたイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は、台頭し、そして衰退した。 彼らはシリアからイラクを広範囲にわたって

      【記者コラム】この「結末」を誰が予想した……崩壊した国シリア
    • 【徹底解説!超簡単イスラム入門】なぜ仲が悪い?『スンニ派』と『シーア派』の違い(相違点比較)

      『スンニ派』と『シーア派』何かとよく目にするイスラム教の二大勢力、『スンニ派(或いはスンナ派、スンニー派とも呼ばれる)』と、『シーア派』。 いったいこの2つの派閥はどう違うのだろうか? イスラムの歴史の流れを追いながら、宗派の違いを誰でも分かるように簡単に解説する。

        【徹底解説!超簡単イスラム入門】なぜ仲が悪い?『スンニ派』と『シーア派』の違い(相違点比較)
      • 「全能の神がいるなら、なぜ悪や無知、罪を自ら作り出すのだ?」との問いは、やっぱり重要だよね - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

        新井白石と「思想的名勝負」をしたシドッチの遺骨見つかる。白石のその後も含め、思いを馳せる。【記録する者たち】 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160406/p1 を書いた縁で、ネット上にあった新井白石のシドッチ尋問記「西洋紀聞」の現代語訳を読むことができた。 そして、自分にとってはなじみ深い議論に、ここでも巡り合うことができた。 少し、これをまとめて論じたい。 “西洋紀聞現代語訳 Seiyoukibun.pdf” http://htn.to/Q1xkyq 「天戒を破った罪が大きいので自ら贖うことができず、デウスがこれをあはれんで、3 千年後にイエスになって生れて、罪を贖えた」という説なんか、まるで嬰児のたわ言である。 一方で刑罰をつかさどるものが、一方であわれむべき情を発して、罪を許そうと努めている。マサンを食うなという天戒自体、そもそもデウス自身が課し

          「全能の神がいるなら、なぜ悪や無知、罪を自ら作り出すのだ?」との問いは、やっぱり重要だよね - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
        • 『イスラーム国の衝撃』を剽窃した記事についての対応 - 中東・イスラーム学の風姿花伝

          池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。

          • ムスリムの大多数はいい人なのです。だから私たちに対し「日本人はいい人たちなのに、このままでは不信仰ゆえ地獄に業火に焼かれてしまう。日本人をイスラム教に導かねば!」と考えるのです。

            飯山あかり Dr. Akari IIYAMA @IiyamaAkari イスラム思想研究者。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書『ハマス・パレスチナ・イスラエル』『中東問題再考』『エジプトの空の下』など。【飯山あかりちゃんねる】youtube.com/@ikarichannel/… note.com/iiyamaakari/m/… リンク www.shinchosha.co.jp 飯山陽 『イスラム教の論理』 | 新潮社 神の啓示の言葉を集めたコーランによれば、異教徒は抹殺すべき対象である。彼らを奴隷化することも間違っていない。ジハードは最高の倫理的振る舞いである。その意味で、カリフ制を宣言し、イスラム法によって統治し、ジハードに邁進する 28 リンク 河出書房新社 イスラム2.0 :飯山 陽|河出書房新社 イスラム2.0 インターネットの発達がイスラム教徒を覚醒させた─

              ムスリムの大多数はいい人なのです。だから私たちに対し「日本人はいい人たちなのに、このままでは不信仰ゆえ地獄に業火に焼かれてしまう。日本人をイスラム教に導かねば!」と考えるのです。
            • ISISについて:池内恵と対談

              イスラム国躍進の構造と力 『公研』2014年10月号 「対話」 池内恵 VS 山形浩生 山形:イスラーム国の人たちの言動や行動を見ると、ずいぶんと前近代的で昔に戻ったかのような印象を受けます。その一方で彼らの意識には、中東の民主化への動きとも言える「アラブの春」が大きく関係しているのだと思います。池内さんは今回のイスラーム国の登場と「アラブの春」の関係をどのように捉えていらっしゃいますか。 池内:「アラブの春」が一回りしたことで中東地域に生まれた環境は、イスラーム国にとって非常に都合の良いものになりました。その環境と言うのは、中央政府の揺らぎ、弱体化であり周辺領域の統治の弛緩です。そこに、元来イスラーム国が依拠するイスラーム過激派の戦略論がぴたりと合わさった。9・11テロに対して、アメリカは大規模な対テロ戦争を展開し、イスラーム過激派は軍事的にも情報的にも経済的にも追い詰められました。それ

              • ISIS、カリフ制イスラム国の樹立宣言:朝日新聞デジタル

                イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は29日、シリア北部からイラク中部にまたがる「イスラム国」の樹立を宣言した。アラビア語衛星テレビ「アルジャジーラ」などが伝えた。 インターネット動画サイト「ユーチューブ」で配信されたISISのスポークスマン、アドナン師の声明によると、ISIS最高指導者のアブバクル・バグダディ師をイスラム教開祖ムハンマドの後継者を意味する「カリフ」に任命した。 声明は「シリア北部のアレッポからディアラまで」を「イスラム国」とし、「世界中のイスラム教徒」に対し、バグダディ師をカリフとして認め、忠誠を誓うよう求めている。ISISはシリア東部からイラク北部のモスルやティクリートを制圧し、バグダッドの北東60キロのディアラ州に進出している。

                  ISIS、カリフ制イスラム国の樹立宣言:朝日新聞デジタル
                • 本当にイスラム国をISILと呼ぶ必要があるのか!? 呼称問題を考える - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                  「マスコミはいい加減、イスラム国と呼ぶのをやめろ」「イスラム国じゃなくてISILだろうが」 いま、ネット上では過激派集団「イスラム国」の呼称問題が大きな議論を呼んでいる。イスラム国という呼称を使うことで、実際にイスラム国という国が存在するように誤解を招きかねない、というのがおもな指摘だ。自民党も先月1月26日に、アメリカに倣って「ISIL」と表記することに決定し、安倍晋三首相も30日の国会で「まるで国として国際社会から認められ、イスラムの代表であるかのような印象を与える。イスラムの人にとって、きわめて不快な話になっている」と、「ISIL」使用の理由を述べている。 ISILとは「Islamic State in Iraq and the Levant」の略で、訳すと「イラクとレバントのイスラム国」となる。CNNの報道によれば、アメリカ政府がこの略称を使用する理由は「組織がイラクやシリア以外の

                    本当にイスラム国をISILと呼ぶ必要があるのか!? 呼称問題を考える - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                  • 北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」

                    「イスラム国」に戦闘員として渡航計画を企てていたとして、10月6日に北海道大学の男子学生が警視庁公安部から事情聴取を受け、東京都杉並区の宿泊先などの家宅捜索を受けた。小誌は、この学生の渡航支援を行ったとして、同じく事情聴取と家宅捜索を受けた中田考氏に9月24日の段階で接触していた。9月に現地を訪れたばかりの中田氏が語る「イスラム国」とは――。 Wedge編集部(以下、――)なぜ「イスラム国」へ行ったのか。 中田 考(なかた・こう)氏 カリフメディアミクス代表取締役社長、同志社大学高等研究教育機構客員教授、イスラム学者(c)Takashi Suga 中田考氏(以下、中田)9月上旬に「イスラム国」に招かれ、シリア国内の彼らが支配する地域へ行ってきた。「(編集部注:8月にシリアでイスラム国に拘束されたとみられる)湯川遥菜氏の裁判をしたい。公正に裁きたいと思うのだが、英語も通じず、話にならないので

                      北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」
                    • 偶像崇拝のタブーなどニ次元には関係なかった!【イスラム法学者・中田考】が語るアニメとイスラム

                      ――2015年末、アニメ『ノラガミ ARAGOTO』の製作委員会が本編内において、イスラム教にかかわる音声の不適切な使用があったと謝罪した。宗教的、文化的違いから、日本のアニメのイスラム圏への進出の難しさがたびたび指摘されてきたが、その真意とは何か?ここでは、イスラム社会、特にアラブ社会をより理解すべく、イスラム法学者・中田考氏と共に、その影響を考えていきたい。 (写真/佐藤裕信) ──今回はイスラム圏における日本のアニメやマンガなどの影響について、中田先生にお話をおうかがいしていきたいと思います。そもそも、先生ご自身もツイッターでアニメなどの話をされていて、かなりお好きな印象があるのですが……。 中田 考(以下、中田) ネットにいろいろと書かれている影響か、私がサブカル好きという噂があるんですよね(笑)。ですが、少し誤解なんです。私は『鉄人28号』や『鉄腕アトム』など、往年の人気アニメを

                        偶像崇拝のタブーなどニ次元には関係なかった!【イスラム法学者・中田考】が語るアニメとイスラム
                      • 「本当のイスラム」の追求 : どこまでもイスラム国

                        イスラム思想の観点から、イスラム国現象を読み解きます。イスラム国が消滅するその日まで、継続させるのが目標。 「どこまでもエジプト(http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/)」著者による姉妹ブログです。 イスラム国からフランス人移住者のモノローグを収めた動画が公開されました。 フランス人とはいっても、生まれついてのイスラム教徒ではなく、キリスト教徒として生まれ育ち、イスラムに改宗した人のものです。 改宗フランス人の動画は過去にもありますが、この動画をみて私が理解したのは、 「本当のイスラムを追及するとイスラム国にたどり着く」ってことが言いたいんだろうな、ということです。 彼(アブ―サルマーン)の話の概要は以下です。 自分はキリスト教徒として生まれ育ち、5年前にイスラムに改宗した。 きっかけはバイク事故にあったことであり、その後真実とは何かについて探求する

                          「本当のイスラム」の追求 : どこまでもイスラム国
                        • 安倍政権にまた人質見殺しの新事実が…相次ぐ失態暴露に公安が口封じ逮捕の動き? - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                          「イスラム国」人質殺害事件での日本の対応について、国会では連日、野党から追及が行われている。しかし、安倍晋三首相は問題となっている中東訪問時のスピーチに関しても「言葉が不適切だったとは考えていない」などと正当性を主張するばかり。肝心の交渉については、「(政府は)もっとも効果的な方法を考えた」(菅義偉官房長官)と言い張るが、その詳細は「具体的な内容は避けたい」(岸田文雄外相)の一点張り。 それも当然だろう。官邸は湯川遥菜さんと後藤健二さんを救うための方策など何も講じていなかったのだから、具体的内容などいえるわけがない。 実際、昨日2月7日放送の『報道特集』(TBS系)でも唖然とさせられるような新事実があきらかになった。それは、湯川さんと後藤さんの殺害予告動画が公開された1月20日以降、日本政府がイスラム国へ送った日本語の「音声メッセージ」の存在だ。 音声メッセージの送り主は、「実在するシリア

                            安倍政権にまた人質見殺しの新事実が…相次ぐ失態暴露に公安が口封じ逮捕の動き? - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                          • イラクはどこまで解体されるか

                            6月10日に北部モースルが陥落して以降、イラク分裂の危機が現実性を持って語られるようになった。「イラクとシャームのイスラーム国」(ISIS)勢力は、北はモースルからティクリートまでを、西はファッルージャからバグダードに向かうルートを制圧し、さらに東方のディヤーラ県まで勢力を拡大している。ISISの制圧地域が地理的に「スンナ派地帯」だからというので、「イラクの宗派別分裂」が言われるのだが、事態はより深刻だ。なぜなら、分裂は地理上の問題ではなく、現政府が一つのまとまった国家領域としてのイラクを守ろう、という意思と能力がないことが、露呈されたからだ。 モースルが陥落した際に、これを守るべきイラク国軍はさっさと逃げたと、前回のコラムで述べた。イラク国軍や警察は、イラク国民をではなく、自らの宗派や民族を守ることにばかり、専念しているのだ。それだけではない。マーリキー首相をはじめとして、政府要人たちの

                            • イスラム国邦人人質事件 イスラーム学者中田考氏の緊急会見 外国人特派員協会

                              盛田隆二 🌐™ @product1954 1/22 午前10時から始まります! 【イスラム国・邦人人質事件】イスラーム学者・中田考氏の緊急会見を生中継 urx2.nu/gskY ▶動画はこちら youtube.com/watch?x-yt-ts=… 2015-01-22 09:51:30 Susanna Yukari Oseki @niigatamama 中田氏「中東ではイスラエルと国交をもっている国はほとんどない」「難民支援、人道支援のためというのであれば、160万人以上、半数以上がいるトルコに行くべきであった。」「イスラエルに行くと、アメリカの手先と思われるのが当然。」 2015-01-22 10:21:30 Susanna Yukari Oseki @niigatamama 中田氏「中東の安定が失われているのはイスラム国が出現する前からのこと。そういうなかでイスラム国だけを指摘した

                                イスラム国邦人人質事件 イスラーム学者中田考氏の緊急会見 外国人特派員協会
                              • ハッサン中田さんのこと - 王様の耳そうじ

                                根羽村のドラマも上映されるイベントなのだ! (ねばろぐ ~長野県根羽村から~) カッセイカマンドラマねばむら編 公開中! (ねばろぐ ~長野県根羽村から~) 田中真知さんとの邂逅 (中東ぶらぶら回想記) 虫喰いについて (中東ぶらぶら回想記) 新犯罪 誕生? (ag's blog) 振り込め詐欺全文掲載 (ハラキリロマン) 時計じかけのオレンジ (AML Amazon Link) 先日、東大の駒場祭で、ハッサン中田さんのシリアについての講演を聞いた。ハッサンさん(日本名・中田考さん)は、1990年代、ぼくがカイロに暮らしていた頃のご近所さんで、ときどきうちで、いっしょにご飯を食べたり、あれこれ話をしたりした。当時かれはカイロ大の院に留学中で、イブン・タイミーヤという中世のイスラム法学者の研究をしていた。 ハッサンさんは敬けんなムスリムで、うちで話をしていても、礼拝の時間になると、ちょっと失

                                  ハッサン中田さんのこと - 王様の耳そうじ
                                • 池内恵氏の、内田樹氏への評価がヒジョーにキビシー/twitterのdadaさんも内田評 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                  いつも紹介しているのは池内恵氏のブログなのだが、フェイスブックもやっておられた。 https://www.facebook.com/satoshi.ikeuchi/posts/10201992410450887 先日の「イスラーム国」への北大生参加問題で、すっかり「サブカル」として日本でごく少数のフリンジな方々に受容されかけていることが明らかになったイスラーム教ですが、……中田考氏が、朝日新聞からウェッジにまで、左右対極のメディアに取り上げられてしまっているところが、イスラーム教をめぐる日本の言説に特徴的な問題であろうと思います。 中田氏は日本向けにサブカル的な要素を取り入れた宣教をしており(彼自身がサブカル好きなんだろう)ますが、中田氏のイスラーム法学者としての本来の仕事は、アラブ世界で有力な説や歴史上正統性のある説を踏まえた、イスラーム教徒にとって反論のしがたい、多くの人にとっては反論

                                    池内恵氏の、内田樹氏への評価がヒジョーにキビシー/twitterのdadaさんも内田評 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                  • 「イスラム国」「ISIS」「ISIL」 その違いは?

                                    (CNN) オバマ米大統領は10日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(ISIS)」に対して空爆を行う方針を明らかにした。 この組織はもともと、2004年に故アブムサブ・ザルカウィ容疑者がイラクで立ち上げた国際テロ組織アルカイダの分派だった。 ザルカウィ容疑者は06年6月、米軍の攻撃で死亡。後継者となったアブアイユーブ・マスリ指導者はその数カ月後、「イラクのイスラム国(ISI)」の創設を発表する。 ISIは13年4月、シリアのアルカイダ系武装組織である「ヌスラ戦線」を統合した。ヌスラ戦線の指導者アブバクル・バグダディ容疑者は、組織は今後「イラクとレバント(またはシャム)のイスラム国」と呼ばれるようになるだろうと発言。これが現在の、同組織の呼称を巡る混乱のもとになっている。 ISIL オバマ米大統領や国連、一部の報道機関がこの組織を指すのに使っているのが「ISIL」だ。アラビア語名を訳し

                                      「イスラム国」「ISIS」「ISIL」 その違いは?
                                    • 焦点:次世代見据えるイスラム国、シリア北東部で「国家モデル」構築

                                      9月4日、支配地域を急速に広げてきたイスラム国は、シリア北東部ラッカで「カリフ国家(預言者ムハンマドの後継者が指導する国家)」の実例を示そうとしているようだ。ラッカ近郊で8月撮影(2014年 ロイター) [ベイルート 4日 ロイター] - シリア北東部の砂の平原にある町々では、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が、市民生活に深く入り込んでいる。頭部切断などの残虐行為で恐れられる同組織だが、こうした場所では電気や水の供給のほか、銀行や学校、裁判所、礼拝所、パン屋に至るまでが彼らの手によって動いている。 過去数カ月、シリアとイラクで支配地域を急速に広げてきたイスラム国。メディアでは、戦地での情け容赦ない行動や、厳格なイスラム法を強制する姿勢などが大きく扱われている。一方、現地住民らは、勢力拡大の大きな要因は、効率的で時として極めて現実的でもある統治能力にこそあると語る。 そうしたイス

                                        焦点:次世代見据えるイスラム国、シリア北東部で「国家モデル」構築
                                      • 【画像大量】秘密結社と犯罪組織を淡々と紹介していく : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ

                                        【画像大量】秘密結社と犯罪組織を淡々と紹介していく Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)17:29:15 ID:bHm 関連スレ ◆【男性閲覧注意】淡々と画像を貼るスレ カワイイはつくれる編 ◆【画像大量】淡々と画像を貼るスレ ゆるキャラ編 ◆【画像あり】カルト教団と新興宗教を淡々と紹介していく ◆【閲覧注意】淡々と画像を貼るスレ 恐怖症編 ◆【画像大量】淡々と画像を貼るスレ 巨大建造物・彫刻編 ◆【画像大量】淡々とスポーツ女子の画像を貼るスレ ◆【画像大量】淡々と画像を貼るスレ 広告・メッセージ編 ◆【画像大量】淡々と画像を貼るスレ 廃船・難破船編 ハラデイ 3: 名無しさん@おーぷん 2015/06/07(日)17:39:19 ID:bHm 犯罪組織の主な活動は、 殺人/暴行/暗殺/共謀/拷問/誘拐/人身売買/放火/窃盗・強盗/密輸・密造 麻薬・銃の販売/

                                          【画像大量】秘密結社と犯罪組織を淡々と紹介していく : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ
                                        • 2014年『SFだ』と思った、SF的想像力が刺激された事件ベスト10 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                          http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141222/p4 から続きます。 自分の書いた関連ブログ記事、あるいはサイトのストレートニュース記事などをつけた。 自分は実は、いろいろ不謹慎とのそしりもまぬがれないかもしれないが「これ、SFだよなぁ…」という目で、いろんな事件や時事問題を見たりしていました。 そんな観点からの2014年。 1位 カリフ制復活の「イスラム国」が中東に”建国”世界から義勇兵集まる カリフ復活とイスラーム国(IS)を材料に「国・忠誠・正統性」とは何か—をあらためて考えてみる - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140817/p4 「原理主義」に自由社会はどう対するか〜中田考=ハサン中田氏を巡る騒動から(池内恵ブログを手がかりに) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141013/p1

                                            2014年『SFだ』と思った、SF的想像力が刺激された事件ベスト10 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                          • 「善と悪は科学で測れるか?」 by サム・ハリス - 道徳的動物日記

                                            www.samharris.org 今回紹介するのは、心理学者哲学者・神経科学者のサム・ハリス(Sam Harris)が自著『Moral Landscape: How Science Can Determine Human Values(道徳の風景:科学はいかにして人間の価値を決定することができるか)』で行っている議論をハリス自身が紹介している記事。 サム・ハリスはリチャード・ドーキンスやクリストファー・ヒッチェンズなどと並んで、英米の新無神論(New Atheism)ムーブメントを牽引する人物であり、2004年に出版された著書『信仰の終焉:宗教、テロ、理性の未来(The End Of Faith: Religion, Terror, and the Future of Reason)』はかなり話題になったようだ。現在でも痛烈にキリスト教やイスラム教を批判し続けており、最近ではテレビ番組に

                                              「善と悪は科学で測れるか?」 by サム・ハリス - 道徳的動物日記
                                            • ISILのカリフとモロッコ王国のカリフ | Kousyoublog

                                              モロッコの「カリフ」 シリア、イラク地域で勢力を急拡大しているイスラーム国(IS)の指導者アブー・バクル・アル=バグダディがカリフを自称しているが、実は現在モロッコ王国国王もカリフを称している。 モロッコ王国憲法  第 19 条 国王は、アミール・アル=ムーミニーンであり、国民の最高の代表者であり、国民の統合の象徴であり、国家の持続と永続を保障する者である。国王は、イスラームの保護者であり、憲法の尊重のための監視人である。また国王は、公民、社会的諸団体および地域社会の権利と自由の守護者である。 国王は、国家の独立と王国の真正なる領土の保全とを保障する者である。 「アミール・アル=ムーミニーン」がすなわちカリフである。これは1996年憲法で、現在は「アラブの春」の影響で発生した民主化運動によって2011年に改正された新憲法となっているが、『国王の人格は神聖であり、その聖性は侵されない。

                                              • クーデター下のイエメン情勢など: 極東ブログ

                                                「イスラム国」の人質になった後藤健二さんへの連帯を示すため、フランスのシャルリー・エブド襲撃事件でのフランス人に習って、「I am Kenji」と示す日本人がいた。イスラム過激派からの攻勢に対応するということだろう。そうした気持ちはわからないではない。が、シャルリー・エブド襲撃事件で攻勢をかけたのは「イスラム国」ではない。 もちろん、「イスラム国」ではないからシャルリー・エブド襲撃事件対応を真似るなということでもない。フランス極右勢力が「Je ne suis pas Charlie(私はシャルリーではない)」と掲げたように、日本人の一部が「I am not Abe(私はアベではない)」と掲げていけないということでもない。表現の自由が保障された国での表現は自由なのだから。 シャルリー・エブド襲撃事件の真相が十分に解明されたわけではないが、この攻撃の主体は「イスラム国」ではなく、犯行声明を出し

                                                • イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書

                                                  イスラム国関連の書籍をざっと4,5冊読んだが1冊選ぶとしたらこれだな。次点としてロレッタ・ナポリオーニの『イスラム国 テロリストが国家をつくる時』はイスラム国のメディア戦略とテクノロジー、あとは世界政治の中での立位置にページを割いていてまとまっているのが良かった。それに対して本書『イスラーム国の衝撃』はイスラム国(伸ばし棒うつのが面倒臭いから書名以外では省略する)イスラム国そのものの成り立ち、疑問点に思想と政治両面からフォーカスした内容でその分ぎゅっと詰まっていてわかりやすい。 今や日本人の脳内にもくっきりとその特異性が刻みつけられているイスラム国だが、ニュースをみているだけだと時間や文字数上の制約からどうしても「今まさに起こっている事象そのもの」に対してのあーだこーだに終始することになる。成り立ちから今後まで見通していく為には新書程度でもまとまった分量で読むのがいいだろうと思う。何しろ歴

                                                    イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書
                                                  • 〝学歴厨のFラン大学生〟が【たらい回し人生相談】にやってきた(前編) |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                                    「ヤバいやつがもっとヤバいやつに訊く」・・・本邦初のカルト人生相談シリーズ。今回訪ねてきたのは、学歴厨のFラン大学生「K君」。中学受験失敗以来ずっと学歴コンプに悩まされつづけてきたK君は、“正しい生き方”なるものを求めて彷徨いつづけている。すぐになんでも正しい答えを欲しがって周囲の人たちを困惑させる姿は駄々をこねる幼稚園児のよう。そんな彼が相談する相手が、「大司教」と呼ばれる謎の危険人物。ある筋では名の知れた博覧強記の異常天才である。先般の人生相談の一部始終を公開。さらに本人たちによる原稿校正時のコメントもそのまま付記した。(前編) ヤバいやつがもっとヤバいやつに訊く・・・ <相談の経緯> 『みんなちがって、みんなダメ』等の著作で知られるイスラム法学者の中田考先生はひとつの悩みを抱えていた。以前の記事にて、レンタルおじさんとして人生相談を行った。その際に依頼してきたK君がどうにもならないの

                                                    • 朝日新聞 - 【街角から】エジプト・ムルシ支持派があつまるラバア広場を歩く  - Asahi中東マガジン

                                                      Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html

                                                      • 宗教学たん執筆の記事とメルマガ『寝そべり宗教学』について | プレタポルテ by 夜間飛行

                                                        読者の皆様への夜間飛行からのお詫びと『寝そべり宗教学』についてのご説明 日頃より、夜間飛行メールマガジンおよび、ニュースサイト「プレタポルテ」へのご愛顧をいただきありがとうございます。 このたび、メールマガジン「寝そべり宗教学」および、プレタポルテ掲載の「宗教学たん」記事について盗用等の指摘を受けた件について、読まれていた読者の皆様に不快な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。経緯につきましては、「宗教学たん」筆者からの説明をご覧ください。 夜間飛行は「価値あるコンテンツを読者のもとへ届ける」ということを使命としています。紙媒体であれ、ネット媒体であれ、実名であれ、匿名であれ、そのことに違いはありません。「宗教学たん」は仮想のキャラクターであり、匿名の筆者ですが、それは決してコンテンツの価値や信頼性を損ねるものではない、というのが我々の見解です。 メールマガジン「寝そべり宗教学」は

                                                        • 北大生は違ったフィクションに生きたかった9日17時更新 - 高世仁のジャーナルな日々

                                                          きのうはせわしかった。 早朝5時半に枕元の携帯が鳴った。床についたのが3時過ぎなので眠い!もうろうとして電話に出ると、ある民放局の私の知らない記者だった。ブログを見たという。 「常岡さんと連絡がつかないんですが」。 そりゃそうだ。スマホ、携帯合わせて8台を押収されたのだから。 常岡さんの新しい携帯電話番号を記者に教えて切ると、すぐ別の二つのテレビ局から電話が来た。朝食後、通信社と新聞社から電話。みな常岡さんへの取材希望だ。 10時すぎ常岡さんに会う。 朝からすでに何回かインタビュー取材されたという。 日テレで、常岡さんのインタビュー取材に付き添う。日テレの取材が終わって、外に出ると、二つのテレビクルーが待ち構えている。 テレビのインタビュー中も、常岡さんの携帯電話が引っ切り無しに鳴る。常岡さんがこんなにマスコミに取材されるのは、2010年、アフガンで誘拐され半年後に解放されたとき以来だ。

                                                            北大生は違ったフィクションに生きたかった9日17時更新 - 高世仁のジャーナルな日々
                                                          • アジアで影響力を拡大するイスラム国――海外報道から考える/平井和也 - SYNODOS

                                                            米国のオバマ大統領が9月10日(水)の夜、国民向けのテレビ演説を通して、イスラム教スンニー派の過激派組織「イスラム国」打倒に向けた戦略を発表した。米国はイスラム国を弱体化・壊滅させるための軍事行動を主導する考えであり、空軍を主力としてシリア国内の標的への、初の空爆を行う考えも明らかにしている。 オバマ大統領はテロの脅威を減らすため、有志連合の協力による対テロ戦略を発表。ケリー国務長官に対して、イスラム国と戦っているイラク政府とクルディスタン地域政府の訓練、教育、軍事支援に必要な資金提供の指示も出している。 このような状況の中で、イスラム国のアジアへの影響も懸念されている。本稿では、アジアにおけるイスラム国の影響に注目する。 まず最初に、アジア太平洋地域情勢を中心に報道を行っている雑誌『The Diplomat』8月23日付の記事(リズヴィ・シハブ氏=建国財団研究員)を見てみよう。そこでは、

                                                              アジアで影響力を拡大するイスラム国――海外報道から考える/平井和也 - SYNODOS
                                                            • 池内 恵

                                                              先日の「イスラーム国」への北大生参加問題で、すっかり「サブカル」として日本でごく少数のフリンジな方々に受容されかけていることが明らかになったイスラーム教ですが、そこで注目を集めているのが「カワゆいカリフ制」などと言ってウェブ上のマニアから、内田樹氏のような頭の軽い現実感の薄い軽率な居座り系文系知識人にまで(...

                                                                池内 恵
                                                              • 硬軟織り交ぜて支配強めるISIS イラクとシリアで勢力拡大――恐怖と分断統治とソフトパワー:JBpress(日本ビジネスプレス)

                                                                黒地に白い文字の刻まれた「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の旗が今、シリア東部の町デリゾールのほとんどの地域ではためいているが、他の反政府勢力によると、地上にISISの戦闘員の姿はほとんど見えないという。 ISISは秩序を保つために地元の部隊を使い、一定の距離を置いて町を支配している。デリゾールのハムザ旅団のムンディル・サファン氏は、「彼らは町にやって来て、『誰もお前たちの邪魔はしない。だが、何か必要なものがあれば、我々が助けてやる』と言った」と話す。 バシャル・アル・アサド大統領率いるシリアの政府軍と戦っている多数の反政府勢力と同様に、サファン氏の部隊は、アルカイダから分派したISISがデリゾール県の9割を掌握したと主張する中で、以前と変わらぬ活動を行っている。「ISISは、我々の部隊が以前と同じように地域を統治するに任せている」とサファン氏は言う。 シリアとイラクの多くの地域で

                                                                  硬軟織り交ぜて支配強めるISIS イラクとシリアで勢力拡大――恐怖と分断統治とソフトパワー:JBpress(日本ビジネスプレス)
                                                                • 隣人としてのイスラーム 収奪から共生へ - 内田樹の研究室

                                                                  2014年2月24日集英社新書『一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』 刊行記念トークイベント@スタンダードブックストア心斎橋 中田考&内田樹 「隣人としてのイスラーム 収奪から共生へ」 ――今日はたくさんの方にお運びいただきありがとうございます。今日は「隣人としてのイスラーム 収奪から共生へ」というようなテーマ設定でお話いただければと思います。 最近、イスラームに関しては、ハラール認証ビジネスというものがたいへん盛り上がっているという報道が目立つようになってきましたね。イスラームといえば「いろいろなタブーがある」というイメージが一般にはあると思うんですけれども。このトークの皮切りの話題として、ハラールというものに我々日本人はどう理解し、接したらいいのかということをイスラーム学者である中田先生からまず、お話いただきたいのですけれども。 ハラール認証ビジネスの問題点 中田 「ハラー

                                                                  • カリフ制樹立を宣言した「イラクとシャームのイスラーム国」の過去・現在・将来/髙岡豊 - SYNODOS

                                                                    カリフ制樹立を宣言した「イラクとシャームのイスラーム国」の過去・現在・将来 髙岡豊 現代シリア政治 / イスラーム過激派モニター 国際 #イスラーム国#カリフ制 2014年6月、「イラクとシャームのイスラーム国」[*1]の攻勢を前にイラク軍が脆くも敗走、イラク中部の諸都市や、西部のシリアやヨルダンとの国境通過地点が「イスラーム国」などの武装勢力の手に落ちた。 これを受け、「イスラーム国」やイラクの政情がにわかに注目を集めた。しかし、このようなできごとは、「イスラーム国」が突如イラクに現れたことや、イラクの政界で突如「宗派対立」が嵩じたことを意味しない。「イスラーム国」は少なくとも10年前にはイラクで活動していたし、イラクの政界も諸政治勢力の個利個略に基づく政争に明け暮れるようになってから久しかった。 むしろ、「イスラーム国」による攻勢が「大戦果」を収めたのは、イラクの政治過程の破綻と9.1

                                                                      カリフ制樹立を宣言した「イラクとシャームのイスラーム国」の過去・現在・将来/髙岡豊 - SYNODOS
                                                                    • 検証・日本人人質事件:IS派閥、綱引き ヨルダン依頼「仲介役」国境へ 首相周辺「国難に直面した」 - 毎日新聞

                                                                      • イスラーム教をなぜ理解できないか(2)リベラル・バイアスが邪魔をする〜米国のガラパゴス | 中東・イスラーム学の風姿花伝

                                                                        昨日の「「こころ教」のガラパゴス」(2015年6月10日)が随分シェアされて、いいねが1100を超えている。イスラーム教の宗教規範について、日本の規範と対比させることで理解しやすくなった人もいるのではないか。 日本では「こころ」に特化した宗教認識が広がることで、それを「常識」「普遍」と受け止めてしまい、それに合わないイスラーム教が「宗教ではない」ように見えてしまったり、「真のイスラームはそんなものではない、もっとひとりひとりの『こころ』を大事にしたものであるはずだ」と強弁して中東の現実から目を閉ざしたりしてしまう。 これについては、読んだ人自身が思い当たるところがあったのではないだろうか。イスラーム教をなんとか知ろうとして手に取った本にそんなようなことが書いてあったりもしたはずだ。 少し構図は違うのだが、欧米でも固有の条件下で同様の障壁があり、認識や議論が阻害されている。欧米の議論は日本で

                                                                          イスラーム教をなぜ理解できないか(2)リベラル・バイアスが邪魔をする〜米国のガラパゴス | 中東・イスラーム学の風姿花伝
                                                                        • イスラム国の堅固な基盤確立、教訓は米軍の戦略

                                                                          2014年9月に「イラク・レバントのイスラム国」と称するグループが公開したプロパガンダ・ビデオに登場する英語を話す人物(2014年10月7日提供)。(c)AFP PHOTO/HANDOUT/FEDERAL BUREAU of INVESTIGATION 【2月6日 AFP】イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は、過去のイスラム過激派の運動の失敗に学んでシリアとイラクに堅固な支持基盤を築き、世界中の多くのスンニ派教徒へ向けて大々的にアピールしている──このように分析し警告する新著が今月、米国で発売される。 「ISIS: Inside the Army of Terror」(ISIS:テロの軍隊の内幕)の著者らは、イスラム国の戦闘員や構成員数十人と話し、イスラム国の何が魅力なのか、また数々の残忍な戦術をどのように正当化しているのかを聞い

                                                                            イスラム国の堅固な基盤確立、教訓は米軍の戦略
                                                                          • 社説:オバマ大統領のイラク介入は正しい:JBpress(日本ビジネスプレス)

                                                                            3年近く前に米軍を撤退させたイラクに戻ることにしたバラク・オバマ米大統領の決断は、危険を伴うが、正しい。 スンニ派の過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の猛攻は、その過程でキリスト教徒やヤジド派といった無防備な少数派をとらえ、改宗するか、さもなくば死ぬかという最後通告を突きつけた。 イラク北部のクルド自治区はISISに制圧される恐れがある。人道的な大災害と戦略的な大惨事が同時に起きる現実的な危険がある。つまり、地中海に道がつながる中東地域の中心に新たなジハーディスタン(聖戦地域)が生まれる恐れだ。 ISISは勢力を拡大しており、食い止めなければならない。ISISの前進を止める手段を持つのは、米国だけだ。 宗派浄化に乗り出すジハード主義の脅威 米国は、ISISが8月初めにキリスト教徒が多数住む町とともにヤジド派の伝統的な居住地域だったシンジャールを制圧した後、モスル近郊の山岳

                                                                              社説:オバマ大統領のイラク介入は正しい:JBpress(日本ビジネスプレス)
                                                                            • 【寄稿】民主主義は今も「歴史の終わり」=フランシス・フクヤマ氏 - WSJ

                                                                              25年前、私は「ナショナル・インタレスト」という小さな雑誌に「The End of History?(歴史の終わり?)」と題する論文を書いた。時は1989年春。それまで冷戦について大きな政治論争、イデオロギー論争に夢中になっていた私たちにとって、それは信じられないような瞬間だった。論文が掲載されたのはベルリンの壁が崩壊する数カ月前のことで、北京の天安門広場でちょうど民主化を求める抗議運動が起きていたころだ。東欧、ラテンアメリカ、アジア、サハラ以南のアフリカでは民主主義への移行の波が起きていた。  当時私は、(大きな哲学的な意味での)歴史が左派の思想家の想像とは大きく異なる方向に進んでいると主張した。経済と政治の近代化を進めた結果、行き着いたのはマルクス主義者やソ連が主張していたような共産主義ではなく、ある種のリベラルな民主主義と市場経済だった。私はこう書いた。歴史は最終的に自由、つまり選挙

                                                                                【寄稿】民主主義は今も「歴史の終わり」=フランシス・フクヤマ氏 - WSJ
                                                                              • 「イスラム教徒が、他宗教の国で差別されるのは当然。嫌なら帰れ!」……と、イスラム法学者(中田考)が言っている(季刊「宗教問題」) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                                「宗教問題」という面白い題名の、ちょっと面白い季刊雑誌があります。 前の号まではamazonでも買える 宗教問題9 作者: 小川寛大,富岡幸一郎,白川勝彦,山村明義出版社/メーカー: 白馬社発売日: 2014/12/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る宗教問題10 作者: 小川寛大,乙骨正生,富岡幸一郎,小川 寛大出版社/メーカー: 白馬社発売日: 2015/04/14メディア: 単行本この商品を含むブログを見る のだが、なぜか最新号はpdfじゃないと出てこない。 http://www.jrc-book.com/order%20seet/syuukyou/9908526_03.pdf この最新11号には、イスラム国への”義勇兵”問題で一躍有名になったハサン中田こと中田考氏がインタビューで登場している。 そこでの質疑が、相変わらず世俗とのずれをまったく

                                                                                  「イスラム教徒が、他宗教の国で差別されるのは当然。嫌なら帰れ!」……と、イスラム法学者(中田考)が言っている(季刊「宗教問題」) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                                • シリア情勢:一段とひどくなるオバマ大統領の選択肢:JBpress(日本ビジネスプレス)

                                                                                  トルコと国境を接するシリア北部の要衝アインアルアラブ(クルド名:コバニ)の丘にたてられたイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の旗のそばに立つ同組織の戦闘員とみられる人影〔AFPBB News〕 バラク・オバマ米大統領は法律家の面が強すぎて、指導者の面が弱すぎる。前米国防長官のレオン・パネッタ氏には売り込むべき回顧録があるが、実際は、同氏の大統領批判は見慣れた場所を歩んでいる。 現職の政府高官も退任した政府高官も、これまでずっとオバマ大統領のホワイトハウスの過度な慎重さについて不満をこぼしてきた。重要か否かは別として、米国の同盟国も同じ不満を表明している。 多くの場合、彼らの言い分には一理ある。そして、またオバマ大統領の言い分にも一理ある。 一見したところ、カリフ制イスラム国家を自称するスンニ派過激組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」によるシリア

                                                                                    シリア情勢:一段とひどくなるオバマ大統領の選択肢:JBpress(日本ビジネスプレス)