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スパイク・リーの検索結果161 - 200 件 / 674件

  • 「コンテンツ立国」を目指すためには必須? デジタル時代の日本における、映像アーカイブの重要性

    伊藤智彦監督、野崎まど脚本による『HELLO WORLD』は変わったSF映画だった。過去改変に挑む「タイムループもの」のようだが違う。男子高校生の主人公の前に10年後の成長した自分が現れるが、彼は未来からやってきたのではない。むしろ10年後の彼が現在であり、高校生の主人公は、彼が暮らす街も他者も含めて、全てが膨大なデータから精巧に作り出された「過去の再現」なのだ。本作のユニークさは、過去のデータに過ぎない存在が、現実の本人を超えて意思を持って行動し、その行動が現実の本人をも変えていく。過去のデータが現実を変えていくのだ。言うなればこれは「アーカイブもの」のSF映画だ。 本作はアーカイブを主題にした作品として画期的だと筆者は思う。アーカイブとは単純に過去を保存するだけではない、過去と出会い、未来を作るアクティブな行為なのだとこの物語は教えてくれる。 『HELLO WORLD』(c)2019「

      「コンテンツ立国」を目指すためには必須? デジタル時代の日本における、映像アーカイブの重要性
    • 官能美の極致『第三夫人と髪飾り』はなぜベトナムで上映中止になったのか? アッシュ・メイフェア監督に聞く

      19世紀の北ベトナムを舞台に、男児を産むことが女性最大の務めとされていた「一夫多妻・父権社会」の影を、14歳の「第三夫人」の視点から捉え、息をのむ美しい映像でつづる『第三夫人と髪飾り』。本国ベトナムで公開4日後に上映中止となった衝撃作だ。日本公開に先駆け、9月上旬に来日した女性監督に話を聞いた。 スパイク・リーやトラン・アン・ユンら世界的な巨匠が才能を絶賛する新鋭女性監督アッシュ・メイフェア。1985年にベトナムに生まれ、中学・高校をオーストラリアの寄宿学校で過ごし、英国オックスフォード大学を経て、ニューヨーク大学(NYC)で映画制作を学んだ。 長編デビュー作となる『第三夫人と髪飾り』は、曾祖母の話から着想を得て自ら脚本を書いた。自身が「フィクションではあるが、現実にあったことを織り上げて作ったタペストリー」と評する物語は、NYU映画学科で教鞭を執るスパイク・リーから激賞され、2014年度

        官能美の極致『第三夫人と髪飾り』はなぜベトナムで上映中止になったのか? アッシュ・メイフェア監督に聞く
      • スパイク・リー監督がネットフリックスで放つ「ヴェトナム戦争もの」新作が期待大の理由(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        ブラザーが戦地に還る 一昨日5月19日に公開されたトレーラーが話題だ。スパイク・リー監督の新作映画、来る6月12日にネットフリックスで公開される『ザ・ファイブ・ブラッズ(原題:Da 5 Bloods)』が「期待できそう」として耳目を集めているのだ。 なにしろ「リー監督が撮る、ヴェトナム戦争の黒人兵もの」というだけで、前のめりにならざるを得ない。その気持ちは僕にもわかる。さらに加えて、トレーラーの出来ばえが、おそらくリー作品史上に残る、アドレナリン放出系!の内容に仕上がっているのだから。こちらがそれだ。 基本的に同じ(日本語がないだけ)なのだが、アメリカ版のほうはこちら。 こんなものを観せられたら、盛り上がるしかない――というところで、なぜに「期待すべき」なのか、そのポイントなどをここで挙げてみたい。 複眼で「戦争と人生」を見る 同作はこんなストーリーだ。アフリカ系アメリカ人の退役軍人4名が

          スパイク・リー監督がネットフリックスで放つ「ヴェトナム戦争もの」新作が期待大の理由(川崎大助) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 映画界に進出したラッパー百科。『バッドボーイズ』復活に寄せて | CINRA

          祝『バッドボーイズ』シリーズ復活。俳優も務めるラッパー百科 「アンソニー・アンダーソンの息子が、『ウィル・スミスがラッパーだって本当?』っていっていたらしい」。2018年にラップ専門メディア『ラップ・レイダー(Rap Radar)』のインタビュー中に、ウィル・スミスが語った。アンソニー・アンダーソンは、『ハッスル&フロウ』(クレイグ・ブリュワー監督 / 2005年)などで知られる俳優で、彼の息子の生年月日はわからないが、現在大学生なので20歳そこそこだろう。そう、若い世代は、ウィル・スミスがラッパーだったことを知らない人もいる。『インデペンデンス・デイ』(ローランド・エメリッヒ監督 / 1996年)や『メン・イン・ブラック』(バリー・ソネンフェルド監督 / 1997年)とブロックバスタースターへと成長し、『ALI アリ』(マイケル・マン / 2001年)ではモハメド・アリを演じて「アカデミ

            映画界に進出したラッパー百科。『バッドボーイズ』復活に寄せて | CINRA
          • ブルース・ホーンズビーが語る名曲「The Way It Is」と65歳の新境地、レオン・ラッセルとの共演秘話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

            HOME ブルース・ホーンズビーが語る名曲「The Way It Is」と65歳の新境地、レオン・ラッセルとの共演秘話 最新アルバム『Non-Secure Connection』をリリースしたブルース・ホーンズビーは、御年65歳にして創作面のピークを迎えているようだ。1986年のヒット作『The Way It Is』やボブ・ディラン、ドン・ヘンリー、グレイトフル・デッドなどとの共演でも知られる彼が、ヒップホップ界での再評価、公民権運動とブラック・ライヴス・マター、今は亡きレオン・ラッセルとの共演について語ってくれた。 「ヒップホップをテーマにした大ヒットNetflixシリーズは何というタイトルだったかな?」とブルース・ホーンズビーは聞いてきた。「ヒットさせたければ私に参加を依頼すべきだね!」 もちろん、これはホーンズビー流のジョークだ。しかし2020年夏、このキーボーディスト=シンガーが思

              ブルース・ホーンズビーが語る名曲「The Way It Is」と65歳の新境地、レオン・ラッセルとの共演秘話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
            • 災害の倫理 ナオミ・ザック著 髙橋 隆雄監訳 阪本 真由美訳 北川 夏樹訳

              命にかかわる脅威に直面した状況では、誰がどのような行動をとるべきなのか。地震、竜巻、鳥インフルエンザなどの様々な災害の事例を挙げ、災害時の行動のあり方について、倫理学の観点から論じる。また、政治学の視点から、災害に関する道徳についても検討する。政策決定と倫理学をつなぐ一冊として、防災行政関係者にも参考となる。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 ペーパーバック版序論 災害倫理の概要 近年の災害 将来に向けた研究と展開 序論 本書の背景 謝辞 序章と各章の概要 災害とは何か? 「災害」の定義 第Ⅰ部および第Ⅱ部と各章の概要 第Ⅰ部 倫理 一章 防災計画──最大数を救うことが最善なのか? 戦争における医療トリアージ 日常のなかで計画を立てることの倫理 災害計画の倫理 最近の鳥インフルエンザ流行に対する計画とその広範な倫理的意味 準備計画と対応計画 最大数を救う 二章 救命ボートの倫理と災害──太っ

                災害の倫理 ナオミ・ザック著 髙橋 隆雄監訳 阪本 真由美訳 北川 夏樹訳
              • ミュージック・イズ・ヒストリー その2 - 本と奇妙な煙

                ザ・ポリス『白いレガッタ』 マイケル・ジャクソン トーマス・ドルビー「ハイパーアクティブ!」 プリンス ティアーズ・フォー・フィアーズ 「エルヴィス・イズ・デッド」 ノーマン・ホイットフィールド 1995 いまここにある、緊張 マライア・キャリー自伝に驚く 悲しみの『ザ・ラヴ・ムーヴメント』 オレはオレ自身を……どう観るのか? 2000 物事はひとつになる 前回の続き。 ミュージック・イズ・ヒストリー シンコーミュージック Amazon ザ・ポリス『白いレガッタ』 81年の夏、オレは映画に出た。(略)子供たちがいっしょになって地元に小さな食料雑貨屋を作る、という話だった。(略) [ロケ地までの送迎車の]ドライバーは車にカセットを2本持っていた。スクイーズの『アージーバージー』とザ・ポリスの『白いレガッタ』。最初から最後まで何度も何度も聞いた(略)。ヒット曲も気に入ったが、より惹きつけられた

                  ミュージック・イズ・ヒストリー その2 - 本と奇妙な煙
                • 【後編】2019年最高だった映画たち【7-12月公開】|tkq

                  1-6月公開を対象とした前編の続きでーす。後半だとほとんどまだDVD化もされていませんな。なんで俺は今年の映画の紹介なのにひたすら『ディストラクション・ベイビーズ』の話ばっかりしているのか。では、みなさま、よいお年を。 前編はこちら! Girl トランスジェンダーの苦しさというものは僕たちは想像できるのか。トランスジェンダーの男性として生きるララはバレリーナになるのが夢。彼女はバレエ学校に入学を認められ、夢を追う努力をする。しかし、そこには当然問題があってうまくいかず……。これはノラ・モンスクールさんというダンサーの実話を基にしているらしい。宝塚歌劇団がトランスジェンダーの男の子を入団させるだろうか? 答えはノーだ。入学を認めてくれるだけでも、進んだ環境と言えるだろう。そして、彼女をトランスジェンダーとして認めてくれる家族もいる。そう、割と恵まれた環境なのだ。これがトランスジェンダー問題に

                    【後編】2019年最高だった映画たち【7-12月公開】|tkq
                  • 2010年代ベスト・アルバムを終えて、音楽シーンを振り返る|THE MAINSTREAM(沢田太陽)

                    どうも。 いやあ、2010年代ベスト・アルバム、楽しかったけど、疲れましたね(笑)。やっぱ、100枚選んで、50枚レヴュー書くって、好きでやってることではあるけど、結構な労力ですよ。このあと、今年の年間にすぐ行こうかとも思ったんですが、ちょっと疲れたのでいったん休ませてください(笑)。来週は月曜にゴールデン・グローブのノミネートもあるし、今週からオスカーに向けての前哨戦の結果も出てきているので、週末から週明けはそっちやって、それ済んでから年間ベスト、行かせてください。 それにしても楽しかったなあ。改めて、トップ100見てみましょう。 こうやって、改めて見てみると、いいアルバム多かったなあ、と思います。やはり、10年単位でこうやって見ると、100枚以上、いいアルバムがあるものですねえ。 今回は、「では、2010年代は音楽にとっていい時代だったか?」について、語って行きましょう。 ①音楽のリス

                      2010年代ベスト・アルバムを終えて、音楽シーンを振り返る|THE MAINSTREAM(沢田太陽)
                    • 映画『シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』(2012/ダニエル・コーエン監督)感想‣ジャン・レノの天才シェフ役が見もの! | コウスケの人生を愉しく生きるためのブログ

                      『シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』のあらすじと概要 Nenad MaricによるPixabayからの画像 問題だらけの寄せ集めシェフたちが、20年来の三ツ星レストラン「カルゴ・ラガルド」を守るため奮闘する姿を描いたコメディドラマ。 20年間にわたり三ツ星評価を守り続けてきたパリの超有名高級レストラン「カルゴ・ラガルド」は、厨房の要のベテランシェフのアレクサンドル(ジャン・レノ)がスランプに陥ってしまい、料理への閃きを失い、このままでは次の審査で星を失いかねないという危機に直面していました。次の品評会が迫るなか、新メニューが浮かばないアレクサンドルは、天才的な舌をもつ若手シェフのジャッキー・ボノ(ミカエル・ユーン)に出会います。 生意気な性格のためいくつものレストランをクビになり、仕方なくアルバイトとして、老人ホームでペンキ塗りをしていたジャッキー・ボノと、老人ホームの厨房で働

                        映画『シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』(2012/ダニエル・コーエン監督)感想‣ジャン・レノの天才シェフ役が見もの! | コウスケの人生を愉しく生きるためのブログ
                      • 2010年代ハリウッド映画を代表する「三大メキシコ系移民作家」の作品を、メキシコ系移民たちは必要としているのか?

                        MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 2010年代の映画界におけるメキシコ・フィーバーは「トランプ時代の反響」と言い切れるのか?2013年は『ゼロ・グラビティ』でアルフォンソ・キュアロン、2014年は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、2015年は『レヴェナント』で2年連続のイニャリトゥ、2017年は『シェイプ・オブ・ウォーター』でギレルモ・デル・トロ、2018年は『ローマ』で5年ぶりにキュアロン。アカデミー賞という少々古びた権威にどれほどの価値を置くかはさておき、2013年から2018年までの6回のアカデミー監督賞のうち、実に5回がメキシコ人監督によって占められているというの

                          2010年代ハリウッド映画を代表する「三大メキシコ系移民作家」の作品を、メキシコ系移民たちは必要としているのか?
                        • 【ディズニーで学ぶアメリカの歴史と文化】第2弾:名作『南部の唄』の復活を求めて - tener’s diary

                          本日はいつも書いてるディズニー映画感想企画とは少し異なる趣旨の記事を書こうと思っています。今回の記事はディズニー関連ブログのアドベントカレンダーに参加させていただく形で書くものになります。 adventar.org 去年もこのアドベントカレンダーに参加させていただきましたが、懲りずに今年もまた参加したいと思います。今年も去年に引き続き新シリーズ【ディズニーで学ぶアメリカの歴史と文化】の新記事を書きます。 前回は、ディズニーと関係の深いアメリカ南部の街ニューオーリンズについての記事を書きましたが(下記の記事です)、今回もアメリカ南部についての記事を書きたいと思います。ずばり、タイトルにもある通り『南部の唄』についてです。 president-tener.hatenablog.com 数多あるディズニー映画の中でも特に物議をかもしがちなこの『南部の唄』。かねてからTwitterでは本作について

                            【ディズニーで学ぶアメリカの歴史と文化】第2弾:名作『南部の唄』の復活を求めて - tener’s diary
                          • 『アメリカン・ユートピア』の希望を感じさせる音楽 デヴィッド・バーンが語る、選曲の物語性

                            デヴィッド・バーンがソロ名義では14年ぶりのオリジナルアルバム『アメリカン・ユートピア』を発表したのは2018年のこと。さらにバーンはそのアルバムをベースにしたショウを作り上げて、2019年にブロードウェイで上演した。その仕上がりを気に入ったバーンが、スパイク・リーを監督に招いて映画化した『アメリカン・ユートピア』だ。本作はバーンがトーキング・ヘッズ時代に制作したライブ映画『ストップ・メイキング・センス』(1984年)で見せたアートとエンターテインメントの融合を、さらにバージョンアップしたしたような作品だ。そこで今回、バーンにリモートインタビューをして、音楽面からショウの魅力を紐解いてみた。まず、気になったのが選曲だ。ショウではアルバム『アメリカン・ユートピア』収録曲を中心にしてトーキング・ヘッズ時代の曲も演奏しているが、バーンは選曲に物語性を感じるように構成したという。 「冒頭では一人の

                              『アメリカン・ユートピア』の希望を感じさせる音楽 デヴィッド・バーンが語る、選曲の物語性
                            • 映画主婦的2020年上半期新作映画ベストテンと今年のいろいろ - ファンタスティック映画主婦

                              あっという間に今年も半分が終わり。早いものです。 この半年は、新型コロナ、緊急事態宣言、自粛、ステイホームと、色んなことが一気に押し寄せてきて、3ヶ月前のことも遠い昔のことように思えます(そして大して昔ではないのに忘れ去られた東京アラート…)。 みなさん、お元気ですか?? そんなわけで例年に比べてあまり映画を観られてないのですが、とりあえず例によって例のごとく、節目として上半期ベストなるものでも発表しようかと思います。 有名どころはほぼ観てないので「なんでこいつあれを入れないでこんなのランクインさせてんだ?」と思っても、笑って受け流していただけますと幸いです! お暇ならお付き合いくださいませ~~ では早速、10位からどうぞっ!デデンッ!! 10位 再生と輪廻と生命の旅 9位 キプロス問題を知る国境間コメディ 8位 上半期一番のキッズホラー 7位 人生をベットして 6位 BLMのその先へ 5

                                映画主婦的2020年上半期新作映画ベストテンと今年のいろいろ - ファンタスティック映画主婦
                              • ソウル&ファンク大辞典:「アフロフューチャリズム」がSF好きの日本で芽吹かない理由

                                2018年は映画『ブラックパンサー』の大ヒットや、ジャネール・モネイ『ダーティ・コンピュータ』等、久しぶりにメジャーな世界で「アフロフューチャリズム」をたくさん見かけた一年だった。アフリカの血を引くものが、未来世界で伝統文化を大切にしながら、SFのような最新テクノロジーと独自哲学を操る芸術的概念、大雑把に説明すればそんなところだが、そもそもなぜ「アフリカの血」にこだわったSF的思想がこれほど長く語られるようになったのだろうか? 「アフロフューチャリズム」誕生に大きく関与した一人といわれているのが、孤高の電波系音楽家サン・ラーだ。彼は専門がジャズだったため、常にアフリカ的なものに触れる機会が多かった。また、彼は強烈な体験を大学生の時にしていた。宇宙人との遭遇だ。鮮烈な光に包まれた後、土星に拉致されている(本人談)。まだ宇宙人やUFOの概念も確立していない1930年代のことだ。目の前には、耳に

                                • 70年代ローランドCR-78登場『ショック・ドゥ・フューチャー』予告編、場面写真 | ムビコレ | 映画・エンタメ情報サイト

                                  主演はアレハンドロ・ホドロフスキーの孫娘 1978年のパリを舞台に、日本製リズムマシンRoland(ローランド)CR-78に魅せられた女性ミュージシャンを描く青春映画『ショック・ドゥ・フューチャー』が、8月27日に公開される。このたび、予告編のほか、日本版ポスターや新たな場面写真が公開された。 80年代NY発、鬼才デイヴィッド・バーンとスパイク・リーが夢のコラボ。スーツに裸足で踊る『アメリカン・ユートピア』場面写真公開 主演は、カルト映画の巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー(『エル・トポ』)を祖父に持ち、ミュージシャン・モデルとしても活躍するアルマ・ホドロフスキー。予告編では、まだまだ男性優位の音楽業界で自分を貫く主人公アナとして登場し、物語の鍵となるROLAND CR-78を使って、友人(クララ・ルチアーに)と共に“宅録”で作曲する様子が描かれている。 予告編の最後には、ピエール瀧らと電気

                                    70年代ローランドCR-78登場『ショック・ドゥ・フューチャー』予告編、場面写真 | ムビコレ | 映画・エンタメ情報サイト
                                  • 『アメリカン・ユートピア』と、もっとも興味ぶかい観察対象としての人間|伊藤聡

                                    私たちはいつも人間を眺めている「どうして、他の人間を眺めるのって楽しいんだろうか」とデイヴィッド・バーンは観客に問いかけます。「僕らは、自転車や、きれいな夕焼けや、ポテトチップスの袋やなんかを眺めたりもするけれど、なによりよく見ているのは他の人間の姿なんだよ。人間ほど見ていておもしろい対象はない」。映画全体を通して、もっとも印象に残るメッセージでした。なぜ人間を見ることはこれほどおもしろいのでしょうか。現在69歳のデイヴィッド・バーンが自由に踊り、歌い、表現するライブ・パフォーマンスを映画化した『アメリカン・ユートピア』を見た私は、彼が観客へ向けてその言葉を伝えたのはどうしてだろうかと考えています。 2019年、ブロードウェーで上演されたライブ演奏を映画化できないかと考えたデイヴィッド・バーンは、映画監督スパイク・リーにコンタクトを取りました。そこで完成したのが本作『アメリカン・ユートピア

                                      『アメリカン・ユートピア』と、もっとも興味ぶかい観察対象としての人間|伊藤聡
                                    • 【Interview】パプリック・エネミーのチャック・Dインタビュー。新アルバム制作背景、「Fight The Power」、ソーシャルメディアについて。 | HIP HOP DNA

                                      Oct. 26 2020 【Interview】パプリック・エネミーのチャック・Dインタビュー。新アルバム制作背景、「Fight The Power」、ソーシャルメディアについて。 Public EnemyChuck Dパブリック・エネミーWhat You Gonna Do When The Grid Goes Down?アイズレー・ブラザーズBET AwardsFight The Power: Remix 2020ソーシャルメディアインタビュー デビュー当時からメッセージ性の強い楽曲を多くリリースしてきたベテランヒップホップグループのPublic Enemy(パブリック・エネミー)。彼らは現代のアーティストたちにも強い影響を与えており、ヒップホップという音楽ジャンルのメッセージ性をより社会的なものとした代表的なグループの一つとして知られている。2013年にはロックの殿堂入りも果たしている

                                        【Interview】パプリック・エネミーのチャック・Dインタビュー。新アルバム制作背景、「Fight The Power」、ソーシャルメディアについて。 | HIP HOP DNA
                                      • 2020年上半期のベスト映画5作 - 名馬であれば馬のうち

                                        つってもコロナで数ヶ月くらい新作映画観られなかったんですけどね。いやまあ新作は配信でもありましたが。配信もなんかどん詰まってなかった? そういうわけで例年より新作映画に接する機会が少なかったので、毎年20作くらい挙げる上半期ベストも五作に絞りました。五作だとちょうどいい感じに悩ましくなりますね。 2020年上半期のベスト5作 1. 『ジョジョ・ラビット』(タイカ・ワイティティ監督、米) 2. 『ハスラーズ』(ローリーン・スカファリア監督、米) 3. 『アンカット・ダイヤモンド』(サフディ兄弟監督、米) 4. 『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』(グレタ・ガーウィグ監督、米) 5. 『ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密』(ライアン・ジョンソン監督、米) その他面白かったやつ ついでに宣伝 2020年上半期のベスト5作 1. 『ジョジョ・ラビット』(タイカ・ワイティティ監督、

                                          2020年上半期のベスト映画5作 - 名馬であれば馬のうち
                                        • ピーター・バラカンが語る、観直してカルチャーを学ぶ映画と音楽〜前編〜 | ブルータス| BRUTUS.jp

                                          教えてくれた人:ピーター・バラカン(ブロードキャスター) 迫力のライヴ・シーンは、可能な限り映画館で観たい 音楽映画には、ライヴやドキュメンタリー、ミュージシャンの波瀾万丈の人生を描いた伝記作品など、さまざまな形式があります。ライヴ作品の場合、劇場の大音量で観ると迫力が違います。また、ドキュメンタリー作品の場合、とにかく情報量が多く、大きなスクリーンで観るとディテールがハッキリ見えるため、発見が多いんです。 気に入った作品をDVDや配信で、再生/一時停止を繰り返しながら細かくチェックしますが、まず最初は映画館で観たいですね。僕が興味を持つような作品は、上映権が切れてしまうとなかなか再公開されないケースが多い。最近は、良質だけど規模の小さな新作は劇場公開されないこともある。 もったいないと思い、2021年から作品の権利を取得し、劇場で上映する映画祭を始めました。そんな中から新旧含め、2度なら

                                            ピーター・バラカンが語る、観直してカルチャーを学ぶ映画と音楽〜前編〜 | ブルータス| BRUTUS.jp
                                          • 映画『サマー・オブ・ソウル』〜美しくもシビアな過去と現実が託した希望 | TURN

                                            劇中、猛烈に印象に残る場面がある。取材にきていたレポーターが「まさに今日、人類が月に着陸をしましたが、それよりこのフェスの方が大事ですか」とマヌケな質問で客にマイクを向けるシーンだ。オーディエンスの一人は頷いてこう言う。「月に行くカネでハーレムの貧困層を助けられた」。その通り! 演奏シーンではないが、思わず立ち上がって声をかけたくなる、本作きっての名場面だ。と同時に、こうした不条理は今も厳然としてある、というジレンマもそこに感じ取ることができるだろう。貧困どころか、黒人というだけで殺められてしまう事件が今も日常的に起こっている、50年経っても変わらない現実が胸に痛い。 だから、とても美しい映画ではあるが、同時に、シビアな現実に立ち返らせる作品だ。劇中、グラディス・ナイトが語る「黒人であることを誇りに思うべき」というコメントに対し、ただただ大きな拍手を送りたくなるし、自分もブラックとしてここ

                                            • スピルバーグ氏がネトフリと提携、年数本製作へ

                                              米ロサンゼルスで、イベントに出席するスティーヴン・スピルバーグ監督(2019年2月28日撮影、資料写真)。(c)Mark RALSTON / AFP 【6月22日 AFP】米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)は21日、映画監督のスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)氏(74)が率いる製作会社アンブリン・パートナーズ(Amblin Partners)との提携を発表した。 ハリウッド(Hollywood)が動画配信サービスを本格的に受け入れることを示す大きな契約で、スピルバーグ氏は今後、ネットフリックス向けに毎年数本の作品を製作する。 スピルバーグ氏については、近年の動画配信サービスに懐疑的で、ネットフリックス作品をアカデミー賞(Academy Awards)の選考対象から除外しようとしたとの報道があったが、本人はデマだと否定していた。 ネットフリックスとの

                                                スピルバーグ氏がネトフリと提携、年数本製作へ
                                              • スチャダラパーが語る「アメリカン・ユートピア」、デイヴィッド・バーン&スパイク・リーという2人の鬼才が作り上げた劇的ライブ映画 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

                                                ナタリー 音楽 特集・インタビュー スチャダラパーが語る「アメリカン・ユートピア」、デイヴィッド・バーン&スパイク・リーという2人の鬼才が作り上げた劇的ライブ映画 映画「アメリカン・ユートピア」 PR 2021年5月25日 元Talking Headsのフロントマンであるデイヴィッド・バーンが出演し、スパイク・リーが監督を務めたライブ映画「アメリカン・ユートピア」が5月28日より公開される。 本作の原案となったのは、2018年にバーンが発表したアルバム「American Utopia」。同作のワールドツアー後、2019年の秋にはブロードウェイのショーとしてライブの世界観を再構築した舞台が上演され、その斬新な内容が好評を博す。バーンは舞台の映像化を考え、「ドゥ・ザ・ライト・シング」などで知られる映画監督スパイク・リーに声をかけ、いざ映画化がスタートした。本作でバーンは、総勢11人のミュージシ

                                                  スチャダラパーが語る「アメリカン・ユートピア」、デイヴィッド・バーン&スパイク・リーという2人の鬼才が作り上げた劇的ライブ映画 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
                                                • 沢田太陽のオールタイム映画100選(2023年版 1921-2020)|THE MAINSTREAM(沢田太陽)|note

                                                  どうも。 では、年末にお約束しました、僕のオールタイム映画100選のリスト、出来ました! 順位はなく編年体。こんな感じです! キッド(1921 チャーリー・チャップリン) キートン将軍(1925 バスター・キートン&グライド・バックマン) メトロポリス(1926 フリッツ・ラング) サンライズ(1927 FW・ムルナウ) 西部戦線異状なし(1930 ルイス・マイルストン) 上海特急(1932 ジョセフ・フォン・スタンバーグ) 我輩はカモである(1933 レオ・マッケリー) キング・コング(1933 メリアンCクーパー&アーネストBシュードサック) 或る夜の出来事(1934 フランク・キャプラ) 祇園の姉妹(1936 溝口健二) 赤ちゃん教育(1938 ハワード・ホークス) ゲームの規則(1939 ジャン・ルノワール) オズの魔法使い(1939 ヴィクター・フレミング) ヒズ・ガール・フライ

                                                    沢田太陽のオールタイム映画100選(2023年版 1921-2020)|THE MAINSTREAM(沢田太陽)|note
                                                  • 町山智浩『ザ・ファイブ・ブラッズ』を語る

                                                    町山智浩さんが2020年6月26日、Periscopeライブ配信でスパイク・リーの映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』について話していました。 https://t.co/TLw627UkKx — 町山智浩 (@TomoMachi) June 26, 2020 (町山智浩)それで今日はですね、なんでライブ配信をしたかというと、もうひとつあって。「映画ムダ話」というのを僕はずっとやってるんですけどもね。1本200円で買えるポッドキャストみたいなもんですよ。ダウンロードし聞いてもらうんですが、1本の映画について徹底的に解説するっていうことをやってまして。それで今週末に更新されるのがスパイク・リーの新作の『ザ・ファイブ・ブラッズ』について話してるんですよ。 で、『ザ・ファイブ・ブラッズ』というのはベトナム戦争に行った兵士たち、戦友たちが45年たってベトナムに戻るという話なんですね。何をしに戻るのかという

                                                      町山智浩『ザ・ファイブ・ブラッズ』を語る
                                                    • 映画『メイキング・オブ・モータウン』レビュー:4つの視点で見るヒットの作り方

                                                      日本では2020年9月18日に公開となったドキュメンタリー映画『メイキング・オブ・モータウン』。昨年、設立60周年をむかえたアメリカ音楽業界を代表するレーベルや創設者ベリー・ゴーディについて迫るこの映画について、音楽性をライター/翻訳家である池城美菜子さんに解説いただきました。 <関連記事> ・モータウンと社会問題:政治やプロテスト・ソング ・モータウンのグループ達:デトロイト発、一大レーベル創世記 ・モータウンの重役までになりレーベルを支えたスモーキー・ロビンソン スモーキー・ロビンソンの言葉 「いままで何曲作ったか、って? 覚えていないな。8年くらい前にEMI出版からカタログが届いて、それには4,000曲くらい登録されていたよ。そのうち、どれくらい残っているかは分からないけど‥どの曲も同じだけの労力と集中力を注ぐよ。書く時は、その曲と一体化しようとする。あと、何かしら意味があることも大

                                                        映画『メイキング・オブ・モータウン』レビュー:4つの視点で見るヒットの作り方
                                                      • 小説のような文学的表現、政府・メディアの欺瞞を突く痛烈なメッセージ、 困難に屈しない希望の詩~『インディラップ・アーカイヴ もうひとつのヒップホップ史:1991-2020』ためし読み公開|DU BOOKS

                                                        小説のような文学的表現、政府・メディアの欺瞞を突く痛烈なメッセージ、 困難に屈しない希望の詩~『インディラップ・アーカイヴ もうひとつのヒップホップ史:1991-2020』ためし読み公開 90年代以降、アメリカをはじめとした世界の音楽チャート、ひいてはエンタテインメント産業を席巻し、人気・市場規模ともに拡大の一途をたどるヒップホップ。インディラップは、そうした華やかなりしメインストリームラップの裏で人知れず発展と深化を遂げてきました。では、メインストリームとインディはどこが違うのか? そもそもインディラップとは何か? このたびは、本日発売の『インディラップ・アーカイヴ もうひとつのヒップホップ史:1991-2020』から、収録のインタヴュー「Roots of Raptivist」冒頭部分をためし読み公開します。本書の著者である”ラプティヴィスト”、Genaktionさんにインディラップの魅

                                                          小説のような文学的表現、政府・メディアの欺瞞を突く痛烈なメッセージ、 困難に屈しない希望の詩~『インディラップ・アーカイヴ もうひとつのヒップホップ史:1991-2020』ためし読み公開|DU BOOKS
                                                        • これぞスパイク・リー映画「ブラック・クランズマン」(2019) - 今日観た映画の感想

                                                          ぷらすです。 今回ご紹介するのは、アカデミー賞で6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞したスパイク・リー監督久々の新作『ブラック・クランズマン』ですよー! 公開前から気になっていた作品なんですが、公開時はタイミングが合わず、先日レンタルDVDが出たので借りてきました。 感想を一言で言うなら「これぞスパイク・リー作品」って感じでしたねー。 画像出典元URL:http://eiga.com 概要 『ドゥ・ザ・ライト・シング』などのスパイク・リーがメガホンを取り、第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した実録ドラマ。1970年代末のアメリカを舞台に、2人の刑事が過激な団体で潜入捜査する。ドラマシリーズ「Ballers/ボウラーズ」などのジョン・デヴィッド・ワシントン、『ハングリー・ハーツ』などのアダム・ドライヴァーのほか、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンらが出演す

                                                            これぞスパイク・リー映画「ブラック・クランズマン」(2019) - 今日観た映画の感想
                                                          • 【トークイベント】人種差別と銅像ー植民地、記念碑、Black Lives Matter(7/4)|ポスト研究会

                                                            ポスト研究会第8弾は、ミネアポリスでのジョージ・フロイドさん殺害以降全米のみならず世界中に広がっている、人種差別を生み出した近代植民地主義や奴隷制度に貢献した人物の銅像を引き倒す運動について考えるトークでした。 ぽすけん企画 第8弾トークイベント テーマ:「人種差別と銅像ー植民地、記念碑、Black Lives Matter」 出演者:稲垣健志×高橋進之介×小笠原博毅(MC:竹崎一真) 日時:2020年7月4日(土) 18:00〜20:00 場所:zoom(参加費500円) 【トークテーマ】 ポスト研究会第8弾は、ミネアポリスでのジョージ・フロイドさん殺害以降全米のみならず世界中に広がっている、人種差別を生み出した近代植民地主義や奴隷制度に貢献した人物の銅像を引き倒す運動について考えるトークです。反人種差別運動の視点からイギリス現代史を研究している稲垣健志さん、日本近代史の周縁からの見直し

                                                              【トークイベント】人種差別と銅像ー植民地、記念碑、Black Lives Matter(7/4)|ポスト研究会
                                                            • 別冊ele-king ブラック・パワーに捧ぐ | ele-king

                                                              ele-king編集部(編) 2020/8/26 本体 1,800円+税 ISBN:978-4-909483-68-3 Amazon 世界はなぜ黒い物語を必要とするのか インタヴュー: ムーア・マザー アンダーグラウンド・レジスタンス ジェフ・ミルズ グレッグ・テイト Black Lives Matter とは何か 2010年代ブラック・ミュージックの50枚 2010年代デトロイトの50枚 コンシャス・ラップの30枚 ほか、映画、文学、歴史、黒人文化の大カタログ! CONTENTS ■Interview Greg Tate グレッグ・テイト──ブラック・カルチャーを読み解く (野田努) Moor Mother ムーア・マザー──言葉と音、詩とタイムトラベル (ジェイムズ・ハッドフィールド/James Hadfield、五井健太郎訳) Underground Resistance アンダーグ

                                                                別冊ele-king ブラック・パワーに捧ぐ | ele-king
                                                              • トーキング・ヘッズ「リメイン・イン・ライト」にみる “ポップとヒネリ” のバランス

                                                                リ・リ・リリッスン・エイティーズ〜80年代を聴き返す〜 Vol.46 Talking Heads / Remain in Light 「ポップ」と「ヒネリ」 ポップミュージックはまず「ポップ」であらねばならないが、同時に「ヒネリ」がなければならない、というのが私の “基本姿勢” です。15の頃、ビートルズを聴いているうちに、言葉にできない幸福感に包まれたのが、私の初 “感動” 体験です。後年その原因は何かと探って、得た答えが「ポップ」と「ヒネリ」でした。ポップで楽しい、でもどこか一筋縄ではいかない、そんな感じ。 以来、それが音楽を聴く際のモノサシとなっています。もちろん、圧倒的に歌声が素晴らしいなど、ヒネリなどなくても聴き惚れてしまうような音楽もありますが、それは例外的。 ただモノサシと言っても、1mm単位の細かな目盛りがあるわけではなく、かなりザックリとしたものです。そもそも「ポップ」も

                                                                  トーキング・ヘッズ「リメイン・イン・ライト」にみる “ポップとヒネリ” のバランス
                                                                • 映画『スパイダーバース』新作の音楽を担当するメトロ・ブーミンとは何者なのか?

                                                                  2023年6月2日に全米公開されると前作『スパイダーマン:スパイダーバース』の3倍以上のオープニング興行収入を記録して全米興行収入1位となり、それだけではなく批評家や一般レビューからも大絶賛されている最新映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(日本公開は6月16日)。 様々なミュージシャンやプロデューサーが参加していた前作のサウンドトラックとは違い、今作は新たに起用されたヒップホップ・プロデューサーのメトロ・ブーミン(Metro Boomin)が全面プロデュースを行い、サントラの正式タイトルは『METRO BOOMIN PRESENTS SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE (SOUNDTRACK FROM AND INSPIRED BY THE MOTION PICTURE』と名付けられている。 そんなメトロ・ブーミンとはどんなプロデュー

                                                                    映画『スパイダーバース』新作の音楽を担当するメトロ・ブーミンとは何者なのか?
                                                                  • 海外勢:映画監督 他のオールタイムベスト - 映画に狂って...

                                                                    ●概要 ●海外勢953名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記:文字数制限のため「日本勢」リンク集独立 ●海外勢953名 ・クリストファー・ノーラン.2・     ・クリント・イーストウッド・    ・ナンシー・マイヤーズ・     ・ポン・ジュノ・     ・S・S・ラージャマウリ・ ・ジョセフ・コシンスキー・   ・ジェームズ・マンゴールド・  ・ビル・コンドン・   ・スティーヴン・チョボウスキー・   ・アントワーン・フークア・ ・ヴィドゥ・ヴィノード・チョープラ&ラージクマール・ヒラニ・   ・ナディーン・ラバキー・  ・ピーター

                                                                      海外勢:映画監督 他のオールタイムベスト - 映画に狂って...
                                                                    • 『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020/スパイク・リー監督) | コウスケの人生を愉しく生きるためのブログ

                                                                      『ザ・ファイブ・ブラッズ』のあらすじと概要 Quang LeによるPixabayからの画像 「ブラック・クランズマン」のスパイク・リー監督が、仲間の遺骨とジャングルに隠した金塊を探すためベトナムを再訪した4人の黒人退役軍人を主人公に撮りあげたNetflixオリジナル映画。 現在の旅の行方と戦時中の回想シーンを行き来しながら、実際の記録映像や写真を全編に散りばめ、黒人たちの視点からベトナム戦争とアメリカの闇を描き出す。 かつてベトナムでともに戦ったポール、エディ、オーティス、メルヴィンの4人の退役軍人は、部隊の隊長だった盟友ノーマンの遺骨を回収するため、数十年ぶりにベトナムにやって来る。実は彼らには、ノーマンの遺体付近に隠した大量の金塊を探すというもう1つの目的がありました。 勝手に付いてきたポールの息子デヴィッドも加わり、ジャングルの奥地へと進んで行く彼らでしでしが、戦場での過酷な恐ろしい

                                                                        『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020/スパイク・リー監督) | コウスケの人生を愉しく生きるためのブログ
                                                                      • TENET テネット : 作品情報 - 映画.com

                                                                        解説 「ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」など数々の話題作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン監督によるオリジナル脚本のアクションサスペンス超大作。「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。主演は名優デンゼル・ワシントンの息子で、スパイク・リー監督がアカデミー脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」で映画初主演を務めたジョン・デビッド・ワシントン。共演はロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、アーロン・テイラー=ジョンソンのほか、「ダンケルク」に続いてノーラン作品に参加となったケネス・ブラナー、そしてノーラン作品に欠かせないマイケル・ケインら。撮影のホイテ・バン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリーなど、スタッフも過去にノーラン作品に参加してきた実

                                                                          TENET テネット : 作品情報 - 映画.com
                                                                        • 全部観てる? 歴代のアカデミー賞『脚本賞』 受賞作品・ノミネート作品まとめ - ホビヲログ

                                                                          映画の出来の8割は脚本で決まるという。それが本当なら脚本が面白い作品には名作が多いはず。というわけで、アカデミー賞の歴代受賞作とノミネート作品をすべてまとめた。 それではいってみよう! 2023年 脚本賞(第95回 アカデミー賞) 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート 【Amazon.co.jp限定】エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(76mm缶バッジ(”通称「エブ丸」”ver.)付) [DVD] ミシェル・ヨーAmazon 『イニシェリン島の精霊』マーティン・マクドナー 『フェイブルマンズ』スティーブン・スピルバーグ、トニー・クシュナー 『TAR/ター』トッド・フィールド 『逆転のトライアングル』リューベン・オストルンド エブエブは下品でどうしようかと思ったけど、後半号泣しちゃった! 2022年 脚本賞(第94回

                                                                            全部観てる? 歴代のアカデミー賞『脚本賞』 受賞作品・ノミネート作品まとめ - ホビヲログ
                                                                          • 黒人視点のベトナム戦争から#BlackLivesMatterを考える 映画監督 スパイク・リーの問い

                                                                            #BlackLivesMatterムーブメントが加熱するなか投下された、スパイク・リーの最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』。エデュテインメント(教養と娯楽)を標榜し続けてきた監督は、これまで語られてこなかった「黒人視点」のベトナム戦争を通じて私たちに何を問うのか。 映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』が6月12日にNetflixにて公開された。2019年度アカデミー賞では6部門でノミネートされた前作『ブラック・クランズマン』に次ぐ、スパイク・リー監督による注目の最新作となる。 本作の主人公はベトナム帰還兵の黒人男性4人だ。彼らが、戦死した分隊長の亡骸と埋蔵金を掘り当てるべく、ベトナムの地に数十年ぶりに降り立つところから物語は始まる。白人視点のベトナム戦争映画はこれまでにも幾度となく公開されてきたが、意外なことに黒人視点からの作品はあまり無い。 ジョージ・フロイドの死に端を発する#BlackLive

                                                                              黒人視点のベトナム戦争から#BlackLivesMatterを考える 映画監督 スパイク・リーの問い
                                                                            • 原爆が日本に与えた影響を描くべきだった、『オッペンハイマー』にスパイク・リー監督が提言 - フロントロウ | グローカルなメディア

                                                                              “原爆の父”として知られる、第二次世界大戦中に原子爆弾の開発に携わった理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いたクリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー(原題)』について、同作では原爆の投下が日本に与えた影響も描くべきだったとスパイク・リー監督が提言した。(フロントロウ編集部) 原爆投下が日本に与えた影響は描かなかった『オッペンハイマー』 2023年7月21日に全米公開されて、現在までに全世界で9億3,900万ドル(約1,400億円※)の興行収入を記録するヒットとなっているクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー(原題)』。 ※Box Office Mojo調べ 日本では公開未定の同作は、カイ・バード氏とマーティン・シャーウィン氏による著書『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』を基に、第二次世界大戦中に原子爆弾の開発に携わった理論物理

                                                                                原爆が日本に与えた影響を描くべきだった、『オッペンハイマー』にスパイク・リー監督が提言 - フロントロウ | グローカルなメディア
                                                                              • <インタビュー>METが贈る挑戦的オペラをテレンス・ブランチャード&小曽根真が語る | Special | Billboard JAPAN

                                                                                ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET=メト)の世界最高峰の最新オペラ公演を大スクリーンで楽しむMETライブビューイングが一年半ぶりに開幕。現地METで新シーズンのオープニングを飾ったのは、米ジャズ・トランペット奏者のテレンス・ブランチャードが作曲し、MET 138年の歴史の中で史上初となる黒人作曲家によるオペラとして、連日ソールドアウトが続出した『Fire Shut Up in My Bones』だ。日本では1月28日より1週間限定で全国にて上映される。米ルイジアナを舞台に、子供時代のトラウマと闘う青年チャールズの魂の浄化の旅路を描いた本作は、そのストーリーと、黒人キャストで送る圧巻のパフォーマンスが心に突き刺さる。 性的虐待やジェンダーにフォーカスした本作は、まさにMET史上類を見ない作品だ。人種の多様性など、オペラではまだ少数派の題材を、2018年に性的虐待の疑いで名誉音楽監督を

                                                                                  <インタビュー>METが贈る挑戦的オペラをテレンス・ブランチャード&小曽根真が語る | Special | Billboard JAPAN
                                                                                • ケンドリック・ラマーの“最高傑作”『To Pimp A Butterfly』を新たな視点で読み解く

                                                                                  2015年3月15日に発売されると、瞬く間に話題となり自身初となる全米1位、全英や他の国でも1位を獲得したケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の3枚目のアルバム『To Pimp A Butterfly』。 このアルバムについて、『バタフライ・エフェクト:ケンドリック・ラマー伝』(河出書房新社、2021年)の翻訳を担当したヒップホップジャーナリストの塚田桂子さんに解説いただきました。 <関連記事> ・ケンドリック・ラマーの傑作『Good Kid, mAAd City』を読み解く ・ケンドリック・ラマー『DAMN.』解説:ピューリッツァー賞受賞作 ・ケンドリックも出演、スーパーボウル ハーフタイムショーレビュー ケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』が、この3月でリリース7周年を迎えた。そこでジャーナリストのアレックス・パッパディマスが、この不朽の名作

                                                                                    ケンドリック・ラマーの“最高傑作”『To Pimp A Butterfly』を新たな視点で読み解く