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トリチウム水の検索結果81 - 120 件 / 402件

  • トリチウムとは? なぜ「海か大気中に放出」なのか? | 注目記事 | NHK政治マガジン

    福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムなどを含む水を、どう処分するのか。 国の小委員会は、基準以下に薄め、「海に放出する」か「大気中に放出する」という案を中心に議論を進めることを提言する素案を示しました。 風評被害を懸念する地元からは強い反発が予想され、今後の議論が注目されます。 そもそも「トリチウム」とはどんな物質なのか。そして、「海に放出する」「大気中に放出する」とはどういうことなのか。詳しくまとめました。 そもそも「トリチウム」とは たまり続けるトリチウムなどを含む水。そもそも放射性物質の「トリチウム」とは、どのような物質なのか。 その性質や体への影響を、国の小委員会の素案では以下のようにまとめています。 「トリチウム」は日本語では「三重水素」(さんじゅうすいそ)と呼ばれる放射性物質で水素の仲間です。 宇宙から飛んでくる宇宙線などによって自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気

      トリチウムとは? なぜ「海か大気中に放出」なのか? | 注目記事 | NHK政治マガジン
    • 国の「不決断」がこじらせた「処理水放出」 世代超え「風評」に立ち向かう地元漁業者の決意:寺島英弥 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

      福島第一原発の汚染水流出で漁業者たちの追及を受ける東京電力、経産省の対策説明会=2013年9月3日、相馬市松川浦(筆者撮影) 東電福島第一原発の「処理水」放出開始から2週間あまり。政府の強引な決定や中国からの反発など逆風を受けながらも、現地の漁業従事者たちは前を向いている。 東京電力福島第一原発の構内で生じる汚染水の「処理水」(ALPS処理水・処理途上分も含めタンクに約134万トン)の海洋放出が8月24日に始まった。東電が「30年程度」という間、海水で希釈して福島県浜通りの原発沖に流し続ける。放出後の監視検査で海水、魚ともトリチウム濃度は「検出限界値(1リットル当たり10ベクレル程度)未満」で推移しているが、放出に反対する中国による日本の水産物輸入禁止が国内に影響を広げ、「風評」の実害も報じられている。福島県浜通り・相馬の漁協組合長は「問題を何年も先延ばしにし、最後も当事者を置き去りにした

        国の「不決断」がこじらせた「処理水放出」 世代超え「風評」に立ち向かう地元漁業者の決意:寺島英弥 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
      • 【福島第一原発、汚染水問題】誰が「タンクの置き場所が無い」と決めたのか

        三行トピック・福島第一で増え続ける汚染水を貯留するタンク。その置き場は本当に無いのか? ・現状、小委員会で行われている議論は情報公開されているか? ・結論ありき、アリバイ作りの小委員会ではないのか?(→後編に) (一部訂正 2019/10/30 本文中、議事要旨のみで議事録がない、としていましたが、次の回に議事録が出ていました。 訂正するとともに、確認不備をお詫びいたします。) 「タンクを置く場所が無い」という前提はそもそも正しいのか?ALPS(多核種除去設備)を通した汚染水を貯留しているタンクは、福島第一原発に増え続けている。 そのタンクの処理についての議論が高まっている。(この議論自体は経産省で2013年から始まっている。後述。) 「海外の原子力施設や、国内の別の原発は『トリチウム水』を海洋放出している」という主張をよく目にする。 (ちなみにその主張が一部間違っている部分、 福島第一で

          【福島第一原発、汚染水問題】誰が「タンクの置き場所が無い」と決めたのか
        • 植物性プランクトンからムラサキガイへの食物連鎖によるトリチウム生体濃縮を見出した科学誌の査読論文

          著者名・刊行年・論文名・掲載雑誌名の順に B.C.Jaeschke & C.Bradshaw 2013 Bioaccumulation of tritiated water in phytoplankton and trophic transfer of organically bound tritium to the blue mussel, Mytilus edulis – Journal of Environmental Radioactivity Jan 2013. (B.C.ジェアーシュク&C.ブラッショウ 2013 「トリチウム水の植物性プランクトンへの生体濃縮、ならびに、有機結合トリチウムのムラサキガイへの食物連鎖による移行」『環境放射能ジャーナル 2013年11月号』。)

          • コロナ禍の陰で現在も進行する原発事故被害(1) 限界の夏! トリチウム汚染水海洋放出の危機!! | IWJ Independent Web Journal

            コロナ禍の陰で現在も進行する原発事故被害(1) 限界の夏! トリチウム汚染水海洋放出の危機!! 2020.7.24 政府はコロナ禍で海洋放出を決めるのか 放射性物質が含まれる福島第一原発処理済み汚染水について、政府が「海洋放出ありき」で進めようとしていると、反対の声が全国で上がっている。 福島第一原発では、溶け落ちた燃料を冷やし続けなければならず、また事故でできた建屋の損傷部から雨水や地下水などが流れ込むため、180トン(昨年度)の処理済み汚染水が発生している。処理済み汚染水は福島第一原発敷地内のタンクで貯蔵しているが、東電は2022年夏には置き場がなくなるとして、政府が処理方法を検討し、政府の小委員会は今年2月、「海洋放出が現実的」との報告書を出した。 しかし今、全国や現地の漁業団体のほか、福島県内の21市町村議会(7月17日現在)で3月、6月の定例会で処分方針に関する意見書や決議を可決

              コロナ禍の陰で現在も進行する原発事故被害(1) 限界の夏! トリチウム汚染水海洋放出の危機!! | IWJ Independent Web Journal
            • 朝日社説「海洋放出」に「反対」ではない方針/『トリチウム水』と表記するようになった(細野豪志氏が指摘) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

              (社説)トリチウム水 福島の声を聴かねば 2020年2月1日 5時00分 www.asahi.com 東京電力・福島第一原発の汚染水を浄化処理した後、放射性物質トリチウムが残留する水をどう処分するのか。経済産業省の小委員会が、とりまとめの提言を大筋で了承した。 薄めて海に流す「海洋放出」を事実上、最も重視する内容になっている。 これを参考に、政府はトリチウムを含む処理水の処分方法や時期を判断する。環境中に放出すれば、風評被害が生じる恐れがある。拙速な判断は厳に慎まねばならない。 小委は2016年から、経産省の作業部会が示した5案について、技術的な側面に加えて、風評被害など社会的な影響も含めて検討してきた。 とりまとめの提言は5案のうち、海洋放出と、蒸発させて排出する「大気放出」の2案に前例があることから、現実的な選択肢と位置づけた。そのうえで、両者の長所と短所を検討する形をとっている。 通

                朝日社説「海洋放出」に「反対」ではない方針/『トリチウム水』と表記するようになった(細野豪志氏が指摘) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
              • 危うい「市民ジャーナリズム」 ─ 根拠なき情報に対抗する第三の「プロフェショナル・ジャーナリズム」が必要 | COLUMN | 原子力産業新聞

                ABOUT about US Editorial OFFICE from EDITORS Copyright (C) JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. (JAIF) ここに掲載されている記事や写真などの無断転載はご遠慮ください。 放射線の恐怖を煽り、遺伝子組み換え食品の恐怖を煽り、メディアはどこへいくのか? 単に市民の声、懸念を伝えるのではなく、科学的事実を読み込み、そうした懸念に応える建設的な提案も含めた情報、メッセージを発信すべきではないか? 報道の現場を知り尽くした筆者が、強く訴える。 ネットの発達で市民が自由にいろいろな意見やニュースを発信する「市民ジャーナリズム」が活発になってきた。しかし、そこには第三者の査読や校閲の機能はほとんど見られない。そういう危うい市民ジャーナリズムに対抗する第三の「プロフェショナル・ジャーナリズム」が必要なときに来

                  危うい「市民ジャーナリズム」 ─ 根拠なき情報に対抗する第三の「プロフェショナル・ジャーナリズム」が必要 | COLUMN | 原子力産業新聞
                • 原発処理水海洋放出を巡る3種の反対・慎重論を検証

                  こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。 ALPS処理水の処分は、福島第一原発の廃炉を進め、福島の復興を成し遂げるために避けて通れない課題です。 このため、6年以上にわたり、有識者の検討、国際機関からの評価、関係者への説明を行い、海洋放出が現実的と判断し、基本方針を取りまとめました。 準備作業を進め、2年後をめどに開始します。 — 菅 義偉 (@sugawitter) April 13, 2021 ついに本日、福島第一原発内に貯蔵されている「処理水」の海洋放出が決定されました。 吉村知事、処理水の大阪湾放出「要請あれば真摯に検討」https://t.co/2RMNyQnqak — 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) April 13, 2021 福島「のみ」に負担を背負わせることには今後も対案(東京や大阪での一部受け入れ)を出していきますが、廃炉作業と復興

                    原発処理水海洋放出を巡る3種の反対・慎重論を検証
                  • 放射能汚染水、本当に海に流していいの? DNAを傷つける炭素14が含まれていることが明らかに - 国際環境NGOグリーンピース

                    東京電力福島第一原発敷地内に、放射能汚染水が溜まり続けています。その処理方法として、政府と東京電力は、水で薄めて太平洋に流す方法を取ろうとしていますが、日本全国や国際社会から寄せられる批判の声のためでしょう、まだ、決定はされていません。実は、東電が「処理水」と呼ぶ汚染水には、DNAを傷つける恐れがある放射性物質が取り除かれずに残っています。なぜ、そのような放射能汚染水を太平洋に流そうとしているのでしょうか?海と私たちの健康を守るために、私たちはいま何ができるでしょうか? 「処理水」は「汚染水」 東電福島原発敷地内で溜まり続ける放射能汚染水。 東電は、溶けた核燃料を冷やすために、毎日大量の水を原子炉に入れています。また、山側から海側に流れている地下水が原子炉建屋に流れ込んでいます。これらの水は高濃度の放射能汚染水になっています。毎日溜まり続ける放射能汚染水は、合計で100万トンを超えています

                      放射能汚染水、本当に海に流していいの? DNAを傷つける炭素14が含まれていることが明らかに - 国際環境NGOグリーンピース
                    • 東電はトリチウム分離技術を募集している - 杜の里から

                      8月24日、予定通りALPS処理水の放出が始まりました。 案の定予想通り(或いは予想以上)の反応が中国から沸き起こりましたが、漁業者達の不利益にならぬ様国は責任をもって対応して欲しいと共に、我々消費者も苦しい漁業者を応援していかねばと強く感じます。 29日付のニュースでは、放流が決定された22日から27日までにいわき市のふるさと納税の寄付が通常の4倍に跳ね上がり、「常磐もの」を食べて応援するという嬉しい話題も紹介されていました。 そんな中、ちょっと見過ごせない記事を見つけました。 それはトリチウムの分離技術についての記事ですが、どうも大分事実誤認をしている様な内容だったので、ちょっとここで取り上げたいと思います。 日韓ゲンダイDIGITAL (8月29日6:00配信) 記事内容は、2018年に近畿大学の研究チームがトリチウム水の分離・除去に成功したと発表しましたが、(以下引用、強調は引用者

                        東電はトリチウム分離技術を募集している - 杜の里から
                      • Twitter有識者「ちょっと調べりゃすぐバレるような嘘つく奴はヨォ、そのちょっとですらも調べねえ奴に用事があるからペラペラペラペラ口から出まかせを喋るんだよ」

                        日刊ゲンダイDIGITAL @nikkan_gendai 【巻頭特集】 タンクもつくらず「もう満杯だ」と迫り、「処理水は安全」と言いながら、「受け入れ先がない」という。 地元の了解も得ないまま、放出を決定し、無意味な希釈数値やトリチウムのゆるキャラで国民をけむに巻き、政治が決めたくせに補償は東電に丸投げという無責任nikkan-gendai.com/articles/view/… 2021-04-15 21:17:30 ono hiroshi @hiroshimilano 放射能汚染水海洋放出を与党対野党の話のような勘違いをしている人が多いようですが、デブリに直接触れた福島のプルトニウム含む放射能汚染水はどれだけ薄めようが放射能汚染水で外国の冷却トリチウム水とは全く別物ですよ。放出派はここのリプ欄を見てどのくらい日本が嫌われるか準備しておくといい。 twitter.com/BBCWorld

                          Twitter有識者「ちょっと調べりゃすぐバレるような嘘つく奴はヨォ、そのちょっとですらも調べねえ奴に用事があるからペラペラペラペラ口から出まかせを喋るんだよ」
                        • 汚染水海洋放出 当事者の理解得られていない/小池書記局長が記者会見

                          日本共産党の小池晃書記局長は11日、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発の汚染水(アルプス処理水)の海洋放出について「『汚染水』との言葉を使うのをやめるべきではないか」と問われ、「『汚染水』という言葉を使ってはいけないかのような議論にはくみしない。言い方を変えても、海洋放出の問題は解決しない」と述べました。 小池氏は「溶け落ちたデブリに接した水なので、トリチウムだけでなく、セシウム、ヨウ素、ストロンチウムなどの放射性物質が含まれており、通常運転の原発で出てくるいわゆるトリチウム水ではない。たとえ、アルプス処理によって現時点では排出基準は下回ったとしても、そのようなものを海洋放出したのは世界で初めてのことだ。だから私たちは、汚染水(アルプス処理水)と呼んでいる」と述べました。 また、岸田文雄首相がこの間の一連の外交で国際社会の理解が広まったとの認識を示したことについても問われ、「最大の問

                            汚染水海洋放出 当事者の理解得られていない/小池書記局長が記者会見
                          • ホリエモンが吠えていた! - kyokoippoppoの日記

                            それでもこの話題を・・・ この話題に触れるには勉強不足。 そもそも自分の立ち位置もはっきりしていない。 でも、そんな不安定な気持ちだからこそ、綴ってみたい。 すっきり整理されることはないだろうけれど、それでも良いから書き残しておきたいと思うその話題は 「原発処理水の排出」についてです。 正直に明かせば、汚染された水の処理方法が定まるまでの経緯について、つぶさに注視していたわけではありません。 あまり気にしていなかった。 いつものやつです。 「私が考えたところで・・・」 「そもそも本当のことが何か?など私には分からない」 私の心配事は我が子のことであり、自分のこれからであり、暮らしに必要なお金のこと、そればかりでした。 もちろん今だってそれが私の現実ではありますよ。 さて、いよいよ、処理水の放出が始まるという話題を、春先から見聞きするようになりました。 2021年に春に、汚染水の扱いは処理の

                              ホリエモンが吠えていた! - kyokoippoppoの日記
                            • 森永徹氏の白血病、玄海原発起源説は全くお話にならない

                              玄海町の漁獲量が佐賀県で突出しているのであれば、直線的な可能性もあるかもしれない。 しかし、近くの唐津に比べると極小の漁獲量でしかないので、玄海原発の排出しているトリチウムが原因にはなり得ない。 流通量が少なくても、高濃度だからだ!という主張があるかもしれないが、もしそうならば、玄海町で陸揚げされた魚の放射線量を測定すればすぐにわかる。 海産物が原因だというのならば、その流通量・流通範囲・原因物質の濃度(これに関してはトリチウム)を調べないと明らかにならない(例えば水俣病のこの資料のように)。 もちろん、森永氏はそんな調査なんてしていない。 「人口動態調査」と「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」をもとに、佐賀県および隣接する長崎県・福岡県の白血病死亡率と距離の関係を図にしてみました。 森永氏と同じ期間・同じデータを使っているはずです。森永氏との違いは隣接する長崎県・福岡県も

                                森永徹氏の白血病、玄海原発起源説は全くお話にならない
                              • 木野龍逸×神保哲生:なぜ東電は問題だらけの汚染水の海洋放出に追い込まれたのか

                                https://www.videonews.com/ インタビューズ(2023年8月26日) ゲスト:木野龍逸氏(フリーランスライター) 聞き手:神保哲生  東電は8月24日、福島第一原発の汚染水の海洋放出をついに開始した。  毎日約90トンずつ発生する汚染水をどうするのかという問題はこれまで棚上げされてきたが、今回、漁業関係者などの反対を押し切って海洋放出が始まった。  東電は2013年、汚染水が海に流出していることを発表したところ、世論の激しい反発を受けた。その後、汚染水の処理方法について小委員会が議論を進め、海洋放出のほか、水蒸気にして放出する、コンクリートに固めるなどの選択肢が検討されたが最終的に一番安くて簡単にできる海洋投棄に落ち着いた。ただし、ALPS小委員会の2020年の報告書では海洋放出は他の方法よりはるかに安い34億円とされていたが、原発事故以来、東京電力を継続

                                  木野龍逸×神保哲生:なぜ東電は問題だらけの汚染水の海洋放出に追い込まれたのか
                                • 💙💛大石雅寿(手洗い&うがいで風邪知らず) on Twitter: "地球上で三重水素(トリチウム)を生成し続ける原因となっている太陽にも要望書を突きつけるしかない。 -- トリチウム水放出に漁協反対要望|NHK 茨城県のニュース https://t.co/q7baPgkj8P"

                                  地球上で三重水素(トリチウム)を生成し続ける原因となっている太陽にも要望書を突きつけるしかない。 -- トリチウム水放出に漁協反対要望|NHK 茨城県のニュース https://t.co/q7baPgkj8P

                                    💙💛大石雅寿(手洗い&うがいで風邪知らず) on Twitter: "地球上で三重水素(トリチウム)を生成し続ける原因となっている太陽にも要望書を突きつけるしかない。 -- トリチウム水放出に漁協反対要望|NHK 茨城県のニュース https://t.co/q7baPgkj8P"
                                  • 除去困難、通常運転時も排出 放射性物質トリチウム:時事ドットコム

                                    除去困難、通常運転時も排出 放射性物質トリチウム 2021年04月13日20時32分 【図解】トリチウム水の性質 現状では除去が難しく、東京電力福島第1原発の処理水に残る放射性物質トリチウム。弱い放射線を発するが、体内に取り込まなければ被ばくの恐れは小さいと考えられ、国内外の原子力発電所では通常運転中に基準値内で排出している。 時事ワード解説「原発処理水の海洋放出」 トリチウムは放射性同位体の一種で3重水素とも呼ばれる。同じ水素を含む水から、トリチウムだけを区別して取り除くことは技術的に難しい。 ベータ線と呼ばれる弱い放射線を出し、体外にあれば被ばくの恐れはほとんどない。飲み込むなどした場合に内部被ばくが生じるが10日で半分が排出。一部はタンパク質などと結合し、最長で1年程度体内にとどまる。 ただ、より強いガンマ線を出し、体内に長期間残るセシウムと比べると、同量のトリチウムが及ぼす影響は3

                                      除去困難、通常運転時も排出 放射性物質トリチウム:時事ドットコム
                                    • 細野豪志元環境相インタビュー 処理水の放出「非科学的批判には毅然と反論を」

                                      東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出をめぐりインタビューに応じる自民党会派の細野豪志元環境相=16日午後、衆院第1議員会館(奥原慎平撮影) 東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する政府方針をめぐり、平成23年の事故当時に民主党政権の首相補佐官などとして対応にあたった細野豪志元環境相(現在は自民党会派)が産経新聞のインタビューに応じた。放射性物質トリチウムを含む処理水の放出は海外の原発でも行われているが、立憲民主党など一部の野党は反発し、中国や韓国は海洋汚染の危険性を強調している。細野氏は「福島にだけ反対するのは福島への偏見だ。政府は非科学的な批判に『丁寧な説明』で終わるのではなく、毅然と反論すべきだ」と強調した。 ■ --トリチウム水の海洋放出に反対の声があがっている 「これまでも国内の原子力施設では処理水を流してきた。英国やフランスの原発でもそうだ。カナダの原発は重水炉で(軽水炉の福

                                        細野豪志元環境相インタビュー 処理水の放出「非科学的批判には毅然と反論を」
                                      • 「汚染魚」はNG、だけど「汚染水」はOK 共産党に「二枚舌」批判

                                        共産党の小池晃書記局長は2023年9月11日の記者会見で、次期衆院選で新広島6区から立候補を予定していた村井明美氏の立候補を取り下げると発表した。村井氏は、国内産の魚を食べようと呼びかけるX(旧ツイッター)の書き込みに対して「汚染魚」という単語を使って批判。「汚染魚」という表現に批判が相次ぎ、村井氏は書き込みを削除して陳謝していた。 小池氏は「汚染魚」の表現は「我が党の見解とは全く反する」として陳謝。一方で、東京電力福島第1原発で出た処理水を「汚染水」だと表現していることについては、「きちんと科学的だと思う」として継続していく考えだ。 書き込みの直後に「中央の書記局として」削除と謝罪を指示 問題の書き込みは9月7日付。ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「高島屋で新鮮な魚を買ってきたわよ」という声を紹介し、「こんなふうに輪を広げて、魚や貝をたくさん食べて、明るく幸せになって、中国に勝ちましょう」

                                          「汚染魚」はNG、だけど「汚染水」はOK 共産党に「二枚舌」批判
                                        • 「霞ヶ関で“トリチウム水”を飲料水にしたら風評被害対策になるのでは?」“私たちは飲めと言われたら飲む”宮城県の漁師が政府に求める覚悟 | 文春オンライン

                                          東日本大震災による津波で船だけでなく家まで失い、ゼロどころかマイナスから再出発した宮城県の漁師達。苦労は並大抵ではなかった。しかも、この12年間で漁師の数は3割も減ったのに、震災前に迫るほどの漁獲量を復活させたというのだから驚きだ。 「多くの方に支援をいただきました。補助金など行政の助けもありました。そしてなにより、それぞれの漁師が大変な思いをして漁業を復活させてきました。つまり宮城の漁業は特別な存在なんです。だからこそ将来につなげていきたい」。宮城県漁協の組合長、寺沢春彦さん(60)は力を込める。 だが、隣の福島県で大事故を起こした東京電力福島第一原発が今年の「春から夏頃」に「処理水」の放出を始める予定だ。風評被害は必ず起きると指摘されている。宮城の漁師はまた痛めつけられるのか。

                                            「霞ヶ関で“トリチウム水”を飲料水にしたら風評被害対策になるのでは?」“私たちは飲めと言われたら飲む”宮城県の漁師が政府に求める覚悟 | 文春オンライン
                                          • アホ「おまえはアホか。通常運転の原発から出る処理水と、メルトダウンした原発から出るトリチウム水とは全く違うだろ。そんな区別も付かないような馬鹿は原発について発言するなよ。」

                                            江草乗(暴言コラムニスト・投資家) @exajoe おまえはアホか。通常運転の原発から出る処理水と、メルトダウンした原発から出るトリチウム水とは全く違うだろ。そんな区別も付かないような馬鹿は原発について発言するなよ。 twitter.com/hosono_54/stat… 2023-06-25 10:01:29

                                              アホ「おまえはアホか。通常運転の原発から出る処理水と、メルトダウンした原発から出るトリチウム水とは全く違うだろ。そんな区別も付かないような馬鹿は原発について発言するなよ。」
                                            • 原発事故9年「海か大気に放出を」ほかに選択肢は?福島の苦悩|NHK

                                              STORY 原発事故9年「海か大気に放出を」ほかに選択肢は?福島の苦悩 2020.02.18 : #原子力/#原発事故 世界最悪レベルの原発事故からまもなく9年。東京電力・福島第一原子力発電所をめぐるさまざまな問題は、いまどのような状況になっているのか。そして、なぜそのような状況になっているのか。今回から7回に分けて丁寧にお伝えしていきます。 いま福島第一原発で大きな課題となっているのが、たまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含んだ水、「トリチウム水」や「処理水」と呼ばれているものです。すでに1000基近くのタンクにおよそ120万トンがたまり、さらに日々発生し続けています。 この水の処分方法について、今月、国の小委員会が、現実的な選択肢だとする方法を示しました。その方法とは、「海か大気中に放出する」。さらに、この方法について小委員会は、「風評被害は起きる」との見解も示したのです。これに対

                                                原発事故9年「海か大気に放出を」ほかに選択肢は?福島の苦悩|NHK
                                              • 福島の処理水放出予定より大量のトリチウムを毎年出している施設がある : クアラルンプールのローカルな街から

                                                2019年09月19日09:00 福島の処理水放出予定より大量のトリチウムを毎年出している施設がある カテゴリ放射能 shun_ishizaka_invest Comment(12) ある議論に加わるために、福島第一原発のタンクに貯留中の処理水に関連して、世界の原子力施設で毎年放出されているトリチウム量を調べました。 試算してみると、現在有力な選択肢となっている福島からの海洋放出によるトリチウムの年間放出量はいくつかの原子力施設(フランス、イギリス、カナダ、韓国の施設)が毎年放出しているトリチウムの量より多い少ないことが再確認できました。 追記2021/4/15 天然に生じるトリチウムと各原子力施設の放出量の比較を追加しました(こちら)。 追記2021/4/25 韓国の月城原発を月島原発と誤記していた部分を訂正しました。有賀太鳳さん、ご指摘ありがとうございました。0.概要 世界の原発や原子

                                                  福島の処理水放出予定より大量のトリチウムを毎年出している施設がある : クアラルンプールのローカルな街から
                                                • 伊方原発運転差止広島裁判-有機結合型トリチウム(OBT)の危険

                                                  「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました 図1は2013年11月7日付け朝日新聞(大阪本社版)に掲載されたトリチウムに関する記事です。当時東電福島第一原発敷地内には汚染水が溜まり(現在でもそうですが)、セシウムやその他の核種を取り除いた汚染水はほとんどトリチウムしか残らず、これを敷地内に貯めておくのは意味がない、トリチウムはほぼ無害であり、太平洋に放出して構わないという議論が高まってきた頃の記事です。原子力規制委員会の田中俊一委員長もIAEAもトリチウムが大量に混入した汚染水は海に流す以外にはないだろうと主張していました。 その時期朝日新聞は、内田俊介氏を紙面に登場させ、トリチウム無害論を紙面で展開しました。 まず内田氏のいうところを聞いてみましょう。内田氏は、「トリチウムは自然界に1㍑あたり10Bq(ベクレル)

                                                  • 【特集】2022年夏に“期限“「先送りできない」福島第一原発「処理水」問題 放射性物質トリチウム除去の新技術から見える問題の“本質“とは|ウェークアップ|読売テレビ

                                                    【特集】2022年夏に“期限“「先送りできない」福島第一原発「処理水」問題 放射性物質トリチウム除去の新技術から見える問題の“本質“とは 福島第一原発 東京電力福島第一原発にたまる、放射性物質トリチウムを含んだ「処理水」の処分問題。政府は処理水を薄めた上で海洋放出する案を検討しているが、地元漁業者らは「風評被害をもたらす」として反発を強める。一方、現在のペースで処理水が増え続ければ、原発敷地内の貯蔵タンク置き場は2022年に「満床」となる見通しで、廃炉作業最大の課題である原発建屋内の燃料デブリ取り出しを前進させるためにはタンクは増やしたくないのが国や東電の本音だ。地元の反発覚悟で海洋放出するしか選択肢はないのか。トリチウムが除去できる最新技術を取材し、“第3の道”の可能性を探る。 政府検討 海洋放出の問題は 「ALPS(アルプス)処理水の取り扱いについて、いつまでも方針を決めないで先送りす

                                                      【特集】2022年夏に“期限“「先送りできない」福島第一原発「処理水」問題 放射性物質トリチウム除去の新技術から見える問題の“本質“とは|ウェークアップ|読売テレビ
                                                    • トリチウムって何?|ALPS処理水(METI/経済産業省)

                                                      トリチウムは水素の仲間(三重水素)で、日々自然に発生しているものです。 そのため、水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、「自然界にも広く存在する放射性物質」です。 トリチウムが出す放射線のエネルギーは非常に弱く、紙1枚でさえぎることができます。 トリチウムは、世界中の多くの原子力施設から海に放出されていますが、施設周辺からは、トリチウムが原因とされる影響は見つかっていません。 国連の機関IAEAの包括報告書の内容はこちら 水素や炭素などのさまざまな原子は、陽子や中性子でできた「原子核」と「電子」で構成されています。 一般的な水素は「陽子1個の原子核」と「電子1個」で出来ていますが、トリチウムは「陽子1個と中性子2個の原子核」と「電子1個」で出来ています。 トリチウムは、一般的な水素と同じように酸素と結びつくことで、水とほとんど同じ性質の「トリチウム水」として身の回りに存在しています

                                                        トリチウムって何?|ALPS処理水(METI/経済産業省)
                                                      • 福島第一原発処理水の海洋放出を阻む「不安の正体」

                                                        東京電力福島第一原子力発電所で処理水を海洋放出する計画について、原子力規制委員会が審査書案を了承した。意見募集(パブリックコメント)を実施した後、正式に認可する見通しだが、地元の漁業関係者の反対は強い。 背景には、放射性物質は「危険」という風評被害と、東電・政府への不信感がある。なぜ人々の不安が消えないのか紐解いていく。 日常的に浴びている量よりはるかに低い数値 福島第一原発では核燃料が溶解したデブリの発熱が続き、冷却している。そこに1日100トンを超える雨水や地下水が流れ込み、高濃度の放射性物質で汚染した水が増えている。これを汲みだして、多核種除去設備(ALPS)で処理してほとんどの放射性物質を除去している。 汚染水をALPSで処理するとルテニウムやヨウ素などほとんどの放射性物質を基準値以下に減らすことができるが、トリチウムだけは除去できない。トリチウムは放射性の水素で、大気成分と宇宙線

                                                          福島第一原発処理水の海洋放出を阻む「不安の正体」
                                                        • なぜ東電は問題だらけの汚染水の海洋放出に追い込まれたのか(木野龍逸フリーランスライター) -インタビューズ 無料放送

                                                          1966年東京都生まれ。88年日本大学経済学部卒業。89年編集プロダクション入社。豪州の邦人誌『日豪プレス』などを経て95年より現職。著書に『検証 福島原発事故・記者会見2―「収束」の虚妄』、共著に『検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか』など。 著書 東電は8月24日、福島第一原発の汚染水の海洋放出をついに開始した。 毎日約90トンずつ発生する汚染水をどうするのかという問題はこれまで棚上げされてきたが、今回、漁業関係者などの反対を押し切って海洋放出が始まった。 東電は2013年、汚染水が海に流出していることを発表したところ、世論の激しい反発を受けた。その後、汚染水の処理方法について小委員会が議論を進め、海洋放出のほか、水蒸気にして放出する、コンクリートに固めるなどの選択肢が検討されたが最終的に一番安くて簡単にできる海洋投棄に落ち着いた。ただし、ALPS小委員会の2020

                                                            なぜ東電は問題だらけの汚染水の海洋放出に追い込まれたのか(木野龍逸フリーランスライター) -インタビューズ 無料放送
                                                          • 福島原発のトリチウム 何が問題か(河田昌東)

                                                            福島原発のトリチウム --- 何が問題か NPO法人チェルノブイリ救援・中部 理事 河田昌東(2021年4月12日) 現在も続いている福島第一原発からの放射能汚染水流出問題は、今後も簡単には解決出来そうにない。その大きな原因は「トリチウム」にある。原子炉内で溶けた燃料を冷やすために10年経った今も毎日140トンの冷却水を炉心に注入しており、それが汚染水となってたまり続けている。東電の発表では2011年5月〜2013年7月にかけて流出したトリチウム量は約20〜40兆(20〜40×1012)ベクレル(Bq)で、この中には事故直後に流出した高濃度の汚染水や東電が意図的に放出した汚染水中のトリチウムは含まれていないという。また、汚染水に含まれるセシウムその他の放射性元素はALPS(多核種処理装置)で回収できるが、このシステムではトリチウムは処理できない。そのため、ALPS等で処理後のトリチウム汚染

                                                            • トリチウム水放出「基準守れば影響なし」原子力規制委 委員長 | NHKニュース

                                                              福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムなどを含む水を、基準以下に薄めて海か大気中に放出する案を中心に議論を進める提言の素案が示されたことについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は、基準が守られれば、環境や健康などへの影響は考えられないとの認識を改めて示しました。 福島第一原発にたまり続けるトリチウムなどを含む水の処分方法について、経済産業省の小委員会は23日、基準以下に薄めたうえで海に放出する案と蒸発させて大気中に放出する案を中心に議論を進めることを提言する素案を示しました。 これについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は25日の定例の記者会見で、「海への放出も大気への放出も基準を守って行われた場合、環境や健康、農水産物などへの影響は考えられない」とする認識を改めて示しました。 そのうえで、素案通りの方策が取られた場合について、「放出先に、海か大気のどちらを選ぶかは難しい選択だ。

                                                                トリチウム水放出「基準守れば影響なし」原子力規制委 委員長 | NHKニュース
                                                              • 韓国人「日本の福島汚染水放出に反対している国は韓国だけだって?」と驚愕……そりゃトリチウム水なんて世界のどこでも海に流してるからな

                                                                福島原発汚染水の海洋放出 公式反対は韓国のみ(聯合ニュース) 汚染水問題 「日本の領土内で行われる事案」=韓国外相(聯合ニュース) 日本に原発汚染水の海洋放出撤回促す決議案 韓国国会委が採択(聯合ニュース) 韓国政府は東京電力福島第1原発の処理済み汚染水(日本政府の名称は「処理水」)の海洋放出問題について、国際社会と連携し対応する方針を明らかにしたが、政府レベルで海洋放出に反対する立場を公式に表明した国は韓国だけであることが分かった。外交部が国会外交統一委員会所属の李泰珪(イ・テギュ)議員(最大野党・国民の力)に提出した資料で明らかにした。 ただ、外交部は「欧州連合(EU)、米国、太平洋島しょ国など一部の国は日本政府の主権的な決定を尊重すべきだが、海洋環境に与える影響を巡る懸念があるため、日本側の決定が国際社会との意思疎通・連携を通じて行われる必要があるとの反応」と伝えた。 (中略) 李氏

                                                                  韓国人「日本の福島汚染水放出に反対している国は韓国だけだって?」と驚愕……そりゃトリチウム水なんて世界のどこでも海に流してるからな
                                                                • 汚染水を海に捨ててはならないこれだけの理由(大島堅一龍谷大学政策学部教授) -マル激

                                                                  1967年福井県生まれ。92年一橋大学社会学部卒業。94年同大学大学院経済学研究科修士課程修了。97年同博士課程単位取得退学。経済学博士。高崎経済大学経済学部助教授、立命館大学国際関係学部教授などを経て、17年より現職。11年経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員。著書に『原発はやっぱり割に合わない 国民から見た本当のコスト』、『原発のコスト エネルギー転換への視点』など。 著書 三重水素とも呼ばれるトリチウム水の分子構造は水とほとんど変わらないため、人体にそれほど重大な影響は及ぼさないと政府はいう。しかし、分子生物学者はむしろそれは逆だという。ほとんど水と変わらないがゆえに、人体はトリチウムを水と区別できず容易にこれを体内の組織に取り込んでしまう。そのためトリチウムは微量でも体内に長期間とどまり、その間人体を内部被ばくにさらし続ける危険性があるのだという。 福島第一原子力発電所

                                                                    汚染水を海に捨ててはならないこれだけの理由(大島堅一龍谷大学政策学部教授) -マル激
                                                                  • 社説:IAEA処理水報告書 説明尽くす責任は政府に | 毎日新聞

                                                                    東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出することへの不信や不安に、政府は誠実に向き合わなければならない。 放出計画について、国際原子力機関(IAEA)が「国際的な安全基準に合致している」とする報告書を公表した。 専門家らで構成される「核の番人」が出した結論である。夏ごろの放出開始を目指す政府は、「国際社会の理解を醸成する上で重要」と評価している。 第1原発では、溶融した核燃料に雨や地下水が触れ、放射能を帯びた汚染水が、毎日90トンずつ発生している。処理した後、敷地内に設置したタンクで保管しているが、東電は「来年2~6月ごろ満杯になる」と予測する。このままでは、廃炉のための作業に支障が出るという。 処理水は、専用の設備で大半の放射性物質を取り除いたものだが、トリチウムだけは残る。このため、放出する際は海水で薄め、濃度を世界保健機関(WHO)が定める飲料水基準の7分の1に抑える計画だ。 IAEA

                                                                      社説:IAEA処理水報告書 説明尽くす責任は政府に | 毎日新聞
                                                                    • 不信のなか処理水の海洋放出はじまる(高世仁のジャーナルな日々) - kojitakenの日記

                                                                      2011年に東電が起こした東電福島第一原発事故*1で生じた放射性物質を含む処理水は、これまでタンクに貯蔵されていたが、そのうち放射線量の少ない処理水の海洋放出を東電が始めた。 この件は、いやらしい問題があるので取り上げずにきたが、高世仁氏の下記ブログ記事が良いまとめになっていると思ったので、以下にリンクする。 takase.hatenablog.jp 私が最初に「いやらしい問題」と書いたのは、高世氏が「中国ファクター」と表現した件だ。以下、高世氏の記事から引用する。 この問題をどう見たらいいのか、迷っている人も多いだろう。ここに中国ファクター(中国が日本産水産物の輸入を停止、中国各地の日本人学校に嫌がらせなど)が絡んできて、「中国のいちゃもんを止めさせろ」といった言説が勢いを増している。こうなると、処理水の海洋放出自体を冷静に考えられなくなってくる。 URL: https://takase

                                                                        不信のなか処理水の海洋放出はじまる(高世仁のジャーナルな日々) - kojitakenの日記
                                                                      • 【意味不明で非科学的】大阪・吉村知事、福島第一原発の処理水「大阪湾で1発目を放出することが必要」

                                                                        福島第一原発の処理水 吉村知事「安全基準満たせば大阪湾放出も」 福島第一原発にたまり続ける放射性物質トリチウムなどを含む水をめぐっては、2年後の夏にタンクが満杯になる見込みで、国が処分方法を検討してきました。国は27日にも海洋放出する方針を決定する見通しで、これについて大阪府の吉村知事は、科学的な安全基準を満たせば、大阪湾での放出に協力する考えを示しました。吉村知事は「科学的安全基準を満たした処理水を、大阪湾に放出する。国からの要請があれば協力すべきと思ってます」と述べました。海洋放出をめぐっては、以前から松井市長も大阪湾への放出の必要性について言及していて、漁業関係者などから反対の声があがっていました。 スポンサーリンク 以下ネットの反応。 【この知事は何を考えているのだ? 放射能汚染水を大阪まで運んできて大阪湾に放出する?】 危険性が無ければ無意味 危険性があれば言語道断https:/

                                                                          【意味不明で非科学的】大阪・吉村知事、福島第一原発の処理水「大阪湾で1発目を放出することが必要」
                                                                        • 汚染水海洋放出に国内外で反発高まる コスト優先し科学歪める政府 トリチウム以外に62核種が基準超え 風評では済まされぬ実害 | 長周新聞

                                                                          長周新聞 > 記事一覧 > 社会 > 汚染水海洋放出に国内外で反発高まる コスト優先し科学歪める政府 トリチウム以外に62核種が基準超え 風評では済まされぬ実害 東京電力の福島第一原発の炉心溶融(メルトダウン)事故から12年が経つが、溶け落ちた核燃料デブリは今なお冷却し続けなければ再臨界する危険性をはらんでおり、事故の終息はいまだ見通せていない。ここで持ち上がっているのが、核燃料デブリを冷却するために注入した水や、流入する地下水が直接核燃料デブリに接することで発生する放射能汚染水の処理問題だ。東電はこれまで福島第一原発の敷地内のタンクに放射能汚染水を貯め続けてきたが、タンクの建設に限界があるという理由で2021年に当時の菅政府が「海洋放出」を決定した。この菅政府の一方的な海洋放出決定は国内の漁業者をはじめ、近隣諸国を先頭に国際的にも激しい反発を呼んだが、最近岸田首相は「春から夏までに海洋放

                                                                            汚染水海洋放出に国内外で反発高まる コスト優先し科学歪める政府 トリチウム以外に62核種が基準超え 風評では済まされぬ実害 | 長周新聞
                                                                          • #汚染水の海洋放出決定に抗議します(下) - 田中駿介|論座アーカイブ

                                                                            #汚染水の海洋放出決定に抗議します(下) 繰り返される「手口」と、私たちの「責任」 田中駿介 東京大学大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻 東京電力福島第一原発で発生した放射性物質トリチウムを含む水(以下、トリチウム水と記す)について、政府は海洋投棄を行う方針を決めた。(上)で筆者は、トリチウム水海洋投棄の問題の本質は「風評」にとどまらず「実害」であるとして、「風評被害」という言説が広まることで、被害が隠蔽されることを危惧すると主張した。 #汚染水の海洋放出決定に抗議します(上) いつもの「手口」と、責任者の「不在」 毎日新聞2012年2月27日夕刊2面に、アイリーン・美緒子・スミスさんが語った「水俣と福島に共通する10の手口」が箇条書きで掲載されている。その「手口」の多くは、今回の海洋投棄をめぐる問題にも、既にあてはまっているのではないだろうか。 ①誰も責任を取らない/縦割り組織を利用

                                                                              #汚染水の海洋放出決定に抗議します(下) - 田中駿介|論座アーカイブ
                                                                            • 全国各地のビッグモーター店舗前の街路樹が枯れて伐採されているという噂。トリチウム水の影響か? : 痛いニュース(ノ∀`)

                                                                              全国各地のビッグモーター店舗前の街路樹が枯れて伐採されているという噂。トリチウム水の影響か? 1 名前:バーミーズ(東京都) [US]2023/07/24(月) 12:45:14.15ID:lURbbs2M0 「ビッグモーター太田店前の街路樹に除草剤が撒かれた」 というヤフコメが話題になっていますが(画像1枚目)、 検証した店舗の全てにおいて”店舗前のみ” の街路樹や植栽が除草剤を撒かれたのか 枯れて伐採されていたことをお知らせいたします 上がビッグモーター移転前、下が移転後の比較写真です pic.twitter.com/GTLTqOrxxA— 柴犬子 (@auelbuch) July 23, 2023 4: ジョフロイネコ(鳥取県) [DE] 2023/07/24(月) 12:48:19.45 ID:lFcZdVRl0 販売車の値段がよく見えるってか? 5: アンデスネコ(ジパング) [

                                                                                全国各地のビッグモーター店舗前の街路樹が枯れて伐採されているという噂。トリチウム水の影響か? : 痛いニュース(ノ∀`)
                                                                              • 「トリチウム水」では事態を見誤る。専制政治と言葉の置き換え<史的ルッキズム研究10> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                                                                既に多くの識者が指摘していることとは思いますが、さっそく菅政権が滅茶苦茶です。 今月、菅首相は、日本学術会議の改選メンバーのうち6名を任命拒否し、学術会議法に違反するという事件を起こしました。内閣はこれを、「総合的・包括的に判断した」結果であると言うのですが、彼らの「総合的・包括的判断」には法令を守るという基本的な前提が抜け落ちているようです。自民党の国会軽視は安倍政権時代からずっと続いていますが、ついに、明文化された法律までも無視するという暴挙にでたわけです。 さて、政権の中枢で不法行為が起きているなかで、もうひとつ重大な事件が起きています。福島第一原発の放射能汚染水の海洋投棄問題です。菅政権は、福島第一原発の放射能汚染水を海洋に投棄するという方針を固めました。 この件については少し説明が必要です。 日本の原子力行政は、民主的な手続きを経ない専制的・独裁的な方法で行われています。この手法

                                                                                  「トリチウム水」では事態を見誤る。専制政治と言葉の置き換え<史的ルッキズム研究10> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                                                                • [寄稿]日本、放射線汚染水を来年春から海へ…「安全な希釈」は希望事項にすぎない

                                                                                  伴英幸|原子力資料情報室共同代表 3・11東日本大震災から11年…「汚染水放流」計画「着々と」 海底の特定地形には汚染物質が蓄積する可能性も… 「放射能の海、防がなければならない」 <2011年3月11日、日本の福島の海底で「炎の輪」がうごめいた。ずれた地殻プレートが津波を招き、巨大津波で浸水した福島原子力発電所内の核燃料棒がメルトダウンした。11年後、ここから莫大な放射能汚染水が生じている。日本政府は来年春から汚染水を海に放出する計画だ。 多核種除去装置(ALPS)で放射性物質を最小化するというが、安全性に対する不安は高まっている。日本の脱原発運動の中心である市民団体「原子力資料情報室」共同代表の伴英幸氏が、本紙にこのような憂慮を込めた文を寄稿した。(編集部)> 福島原発事故以降、東京電力HD(以下、東電)は溶融燃料を冷却するために原子炉に水を注ぎ続けているが、これに加えて原子炉建屋には

                                                                                    [寄稿]日本、放射線汚染水を来年春から海へ…「安全な希釈」は希望事項にすぎない