猛暑の中を外出していると自動販売機付近のリサイクルボックスがいっぱいとなり飲料容器があふれ出ている光景を見かける。それらはいつの間にか片付けられ、再度回収ができる状態に整えられている――。 全国清涼飲料連合会は2030年までに使用済みのペットボトルを再度ペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル水平リサイクル比率50%を目指す」と宣言しており、今後私たちが手にするペットボトルはリサイクルされたものが主流になっていくとみられている。 自動販売機付近に設置されたリサイクルボックスに排出されるペットボトルも「ボトルtoボトル水平リサイクル」に回される。何げなくリサイクルボックスに入れる私たちは、どのようなことに注意して排出したらいいのだろうか。 今回は実際にリサイクルボックスに入れられた容器を収集する業務を行っている人にスポットライトを当て、その視点からペットボトルのリサイクルについて述べ