散歩中に起きた不運のコンボ 私は一体、前世でどれほどの悪行を働いたのだろうか。
関東大震災時の虐殺犠牲者を悼む、朝鮮人犠牲者追悼式典。毎年、震災が起きた9月1日、東京都墨田区の横網町公園で行われている。参加者は近年増加傾向で、今年は700人(主催者発表)が集まった 「日本がアメリカと戦争を始めたのは、コミンテルンによる策謀」。そうした、実証的歴史学が相手にしない説を信じる人は昔からいた。ごく限られたメディアや受け手などが形成するサークルの中で循環するもので、外にいる大多数の人々には届かなかった。しかし近年はそうした妄説が広く市民社会に浸透しているように思われる。関東大震災に伴う朝鮮人虐殺が「なかった」という主張もその一つだ。 ノンフィクション作家、加藤直樹(以下、著者)の労作『TRICK トリック 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』(ころから)は虐殺否定論のからくり、ことにノンフィクション作家の工藤美代子と夫の加藤康男の著作にあるそれを克明に指摘する。
インテリ黒人小説家が「もっとこう、『黒人っぽい』作品が書けないか? …わかるよな?」と言われ、「じゃあいいよ! 父親がカス、ラップと麻薬、それが俺のリアル、俺の人生、そーいうのだろ?」と開き直って書いたらバカ売れして困る『アメリカン・フィクション』予告編https://t.co/ceByCue2vw pic.twitter.com/WzKXTOp2iN— ドント (@dontbetrue) January 24, 2024 www.youtube.com youtube解説の機械翻訳 ジェフリー・ライト、トレイシー・エリス・ロス、イッサ・レイ、スターリング・K・ブラウン主演の#AmericanFictionの公式予告編をご覧ください。 脚本家兼監督のコード・ジェファーソンより。今年12月に劇場公開のみ。 『AMERICAN FICTION』は、コード・ジェファーソンの陽気な監督デビュー作
脳梗塞のせいで、あまり最近の小説は読まない僕だけど、つい最近、すごく面白い小説を読んだのでその話をしたい。 『小学生刑事』! 作者の方は以前からの知り合いなんだけど、この作品ではペンネームを使っていて本名を隠している。だもんで、僕も正体をばらしてはまずいと思い、ここでは名前をばらすのを控えることにする。まあ、読んでいれば「ああ、さすがはIさんだなあ」と愛読者なら気づくんだろうけど。 内容はタイトルそのまんまである。主人公の八代ヒメは身長百十五センチのどう見たって小学生の女の子。でも、スーパーパトカーを乗り回し、いきなりヤクザの大物をぶち殺す大活躍を見せる! 表紙からギャグ作品を想像すると大間違い。徹底してクールでヴァイオレンスな描写の連続で、息つく間もないほど。すごいな、これは。堪能しました。 ところで気になったのはヒメの描写。そもそもヒメが実際は何歳ぐらいなのかがよく分からないのだ。それ
イントロダクション ロウ・イエ監督の第11作目に当たる本作『サタデー・フィクション』は、2019年の第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品作である。 上海出身のロウ・イエ監督は国際的にデビューした『ふたりの人魚』(2001)で上海の蘇州川の水中ダンサーに恋する男を描き、『パープル・バタフライ』(2003)では、チャン・ツィイーと仲村トオルを起用し、1939年日本軍占領下の上海を描いた。 本作『サタデー・フィクション』は、再び上海を舞台にし、映画の冒頭「1937年11月に上海は陥落したが日本軍の侵入を免れた英仏租界は“孤島”と呼ばれていた」という説明が表示され、太平洋戦争開戦7日前の1941年12月1日から映画は始まる。 監督が一度は挑戦したかったという映画の原点でもあるモノクロ映像を用い、映画音楽を一切排したストイックなつくり。「蘭心大劇場」「キャセイ・ホテル」など当時から
「あれ?あなたってフィクションなの?」ツヌグイの虫 食せば期待を来すまだ足りないあの波動はもう菜の花の色宮のワゴン誘う パノラマの向こうあれ?あなたってフィクションなの?体ってそーゆー風に曲がるものだっけ?頭はピクセルだよん 裸が四方八方ちょっと待って片道 ここでグッバイ新しい魂のためにあれ?あなたってフィクションなの?体ってそーゆー風に曲がるものだっけ?頭はピクセルだよん 裸が四方八方ちょっと待って惑う和同開珎 しゃぶらなノイローゼリアのキャノンがドン 窓から乗り込めvocal : 初音ミクmusic/movie : とろぉりぃ ( https://twitter.com/tororiUu ) @tororiUumylist/66195277
第20回開高健ノンフィクション賞受賞記念 山本直樹×佐賀 旭 対談 『虚ろな革命家たち――連合赤軍 森恒夫の足跡をたどって』 森恒夫が特別な人だとは思えなかった 今から50年前、若者は社会運動に身を投じ、政治に熱狂していた。対して今の若者は政治に、未来に希望を持てないでいる。何が変わってしまったのだろうか。その答えを見つけるには、「全てが変わった」と言われる連合赤軍事件と向き合わねばならない――。 1972年、「あさま山荘」で警察と銃撃戦を繰り広げ、「総括」によって同志12人のリンチ殺人を行った、新左翼組織の連合赤軍。そのリーダー・森恒夫(つねお)の足跡を、当時の森と同年代の佐賀旭さんがたどり、政治と若者、そして今日まで続く暴力の問題に切り込む『虚ろな革命家たち――連合赤軍森恒夫の足跡をたどって』は、第20回開高健ノンフィクション賞を受賞しました。 刊行にあたり、佐賀さんが対談を希望したの
最近の大雪で毎日雪かきでなかなか記事の更新ができません。頭の中は書きたいこといっぱいなんだけど。。。 しかたないから北海道弁応用編と題して架空ですが日常の出来事を書くことにしました。 設定は小学校前の子供を持つお母さんと友達のお母さんとそれぞれの子供と4人で近くの公園に雪遊びに出かけるという北海道の冬の日常です。 あさなかなか息子は起きてきません。 母「息子君。早く起きないと友達君と遊べないっしょ。」 息子「・・・」 母「今日はしばれてるから、あったかい服着なきゃだめだよ」 息子は服を着始める 母「ご飯できてるから、早く食べなさいよ」 むすこだらだらとご飯を食べ始める 母「なんて格好して食べてるの。ちゃんとおっちゃんこして食べないとダメでしょ。ごはん、おつゆ、おかずあるしょ。」 そこに友達と友達のお母さん迎えに来る 母「ごめんね友達君。息子今ご飯食べたばっかりだからちょっと待っててね。すぐ
NHK来春朝ドラ「あんぱん」主演に今田美桜、 『アンパンマン』の「やなせたかし」夫妻がモデル、大胆に再構成しフィクションとして描く NHKは2日、2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』の主演を今田美桜が務めることを発表した。中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに描く。 あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた、遅咲きの漫画家・やなせたかしが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のないたかしと共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。 生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマン
「謎の病」の原因究明と撲滅への道のりを克明に記録した圧巻のノンフィクション『死の貝』。長年にわたり入手困難となっていた本作ですが、このたび新章が追加され、待望の文庫化を果たしました。 新章を加え文庫化した『死の貝 日本住血吸虫症との闘い』 追加取材により、最新の情報を盛り込んだ新章を追加! SNS等でしばしば大きな話題になる「Wikipedia 3大文学」。読み始めたら止まらない秀逸なWikipedia記事のことで、「三毛別羆事件」「八甲田雪中行軍遭難事件」そして「地方病(日本住血吸虫症)」を指しています。 Wikipedia「地方病(日本住血吸虫症)」の主要参考文献とされ、その内容に大きな影響を与えたノンフィクション『死の貝』(小林照幸・著)は、絶版により長らく入手困難でしたが、このたび新章を加えるなど大幅に加筆して文庫化されました。Wikipediaにはまだ書かれていない、本書ならでは
ここでは、現代社会を舞台にしたフィクション作品などにおける実在の商品や企業、店名、有名人などの言い換え表現について解説する。 作品の言いかえについては作中作も参照。 「フィクションはあくまでフィクション」なのだが、現代社会を舞台にした作品だと、何から何まで架空の名前ばかり出てきても現実味が薄れてしまうし、ネタを用意する労力も馬鹿にならない。 かといって、現実の商品名などをそのまま出してしまうと商標権などのややこしい問題が絡んでくる上、作品内の扱いによってはマジで実在企業の方からクレームが来たり、訴訟沙汰になる可能性がある。 顕著な例としては、1954年の初代『ゴジラ』において、銀座松坂屋と和光の時計台を特に断りもなく作中でゴジラに破壊させてしまったせいで「縁起が悪い」と関係者が激怒したことがある(*1)。 「魔女の宅急便」がアニメ映画化された際には、企画立ち上げ直後に「宅急便」の商標を有す
MarineGuards @ryu_halfspin 将棋界で生きようとする女性にとって、「ジェンダーの壁」は避けて通れない問題ではないだろうか。 プロ棋士となる条件に男女で違いはないにも関わらず、現代にいたるまで「女性プロ棋士」は一人も出ていないという現状があるからである。 2018-08-17 00:32:54 MarineGuards @ryu_halfspin この「ジェンダーの壁」の原因、つまり女性がプロ棋士になることを妨げる何らかの要因はあるのか、ということがしばしば議論される。 男女の脳の構造や得意分野に差異があるため、「女性に将棋は向かない」と結論する意見も根強い。 2018-08-17 00:33:06
フィクション作品の多くが常識に左右されない設定を持つことで独自の世界観を作り出しています。 しかしその中でも際立つ異様さは時に正気を疑う設定が組み込んである事があります。 非常に優れたエンターテインメント作品の中心的存在がなぜ、この発想とデザインに至ったのか、、、、 今回は『こんなヤツなんで考えついたんだよ、、、』という気持ちでご覧下さい。 (未体験作品を楽しみたい方に考慮しネタバレ要素がある項目は後半に集約しています。) (多少グロテスクな描写がありますので、お気をつけ下さい) ●BETA Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race=BETAと呼ばれる存在はアドベンチャーゲームである『マヴラブ』に登場する外敵生命体です。 日本語訳で『人類に敵対的な地球外起源種』となる様に、BETAは地球に
J-WAVEでは7月に都市フェス「INSPIRE TOKYO」を開催。そこで実施する<トーキョーカルチャー縁日>の告知として「ミニ縁日」を実施中。是枝監督が持っているのは、わなげの輪。 映画監督・是枝裕和が、本棚の様子や最近気になる書籍、最新作『怪物』の制作エピソードを語った。 是枝監督が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:小川紗良)のワンコーナー「DAIWA HOUSE MY BOOKSHELF」。6月11日(日)のオンエアをテキストで紹介。 大量の書籍が詰まれた仕事場 是枝監督は1995年に『幻の光』で映画監督デビュー。その後、『DISTANCE』と『誰も知らない』の2作が連続でカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品。2018年の『万引き家族』では、日本映画として21年ぶりとなるカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞。6
この世界には「世に伝えられるべき物語」というものがあらかじめ存在するのではないかと思うことがある。機が熟した最高のタイミングで、それを伝える使命を担う“賢人”が、導かれるように集められて、結実したかのような作品。「奇跡」という言葉を安易に使いたくないが、何年かに一度そういう、「伝えられるべき」作品に出会うことがある。9月29日(9月30日は1週間の振り返り)に最終回を迎えた『らんまん』(NHK総合)も、そのひとつだ。 「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎をモデルに、フィクションとして再構築し、槙野万太郎(神木隆之介)という一生涯草花を愛し抜いた男と、彼を取り巻く人々の人間模様を描いた本作。念の為に補足しておくと、ここで述べる「世に伝えられるべき物語」とは、「牧野富太郎の伝記ドラマ」ではなく、槙野万太郎を主人公とした『らんまん』というドラマのことだ。 脚本を手がけた長田育恵氏は、以前こん
Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. えっこれ実話だったの!? 【実はノンフィクションだったと知って衝撃を受けた映画】3選「事実は小説よりも奇なり」ということわざが示すように、フィクションがあふれた世の中でも、私達を驚かすような“事実”は数多くあり、事実を元にした作品もまた驚きや感動を与えてくれます。今回は、そんな“驚きの事実”が元になっているノンフィクション映画を3つ紹介します。
そもそもモキュメンタリ―ホラーってなんだっけ改めてモキュメンタリ―(フェイク・ドキュメンタリー)ホラーについて軽くおさらいしておこう。 まず、モキュメンタリ―とは、「ドキュメンタリー」作品を装ったフィクション作品であり、モキュメンタリ―(フェイク・ドキュメンタリー)ホラーとは、ドキュメンタリー風のホラー作品である。 モキュメンタリ―ホラーの火付け役としては1999年に公開された映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が挙げられ、著名なヒット作でいえば『パラノーマル・アクティビティ』といった作品も同様のジャンルに該当する。国内においては映画『ノロイ』や『オカルト』、『コワすぎ!』シリーズといった白石晃士氏による作品なども定番だ。 また、YouTubeで展開される作品も多く、執筆時点で登録者数が97.3万人を超えるYouTubeチャンネル「ゾゾゾ」や28.1万人が登録する「フェイクドキュメンタリ
自分を犠牲にしても、夫と息子に毎日温かい手料理を出すのだ。代田さん(仮名・45歳)は、そう自分に言い聞かせていたけれど……(「私たちのノンフィクション」より/イラスト=丹下京子) 豪華な大皿にコロッケがぽつん 2006年に他界した母のことで真っ先に思いだすのは、毎晩のおかずだ。たとえば味噌汁。出汁は面倒だからといってとらず、薄味のほうが体にいいと味噌は適量の半分以下。そこに生煮えの根菜類が大量に入っていた。ほとんど味のしないお湯に浮かんだ、生煮えの野菜。あまりの不味さに手をつけられずにいても、食べるまで下げてくれないので、いつも無理やり喉に流し込んでいた。食事が本当に憂鬱だった。 小学校5年生の時、家庭科の調理実習で、煮干しで出汁をとる味噌汁を口にして、あまりの美味しさに感動。家に帰り、学校で習った出汁のとり方を話して聞かせると母は激高した。 「主婦は毎日出汁をとれるほど暇じゃないの。塩分
大人になると、人に褒めてもらう事ってなかなか無いですよね。 しかし私は、このブログを始めてから褒めていただく事が少しだけ増えました。 それが本当に嬉しくて、もっと頑張ろうって気持ちになるのです。 つい最近も、寝る前に嬉しいお言葉をいただき浮かれながらとても気分よく眠れました。 その時の話 いい夢は見れなかったし、ネームが漫画の用語だと知らず 検索するまで本気で登場人物の名前を褒められたのかと思ってたし 本当、嫌になっちゃう。 そして、またまた笑うメディアクレイジー様に私の漫画を紹介していただきました✨ 飼い主が倒れた!そのとき愛犬は… | 笑うメディア クレイジー マジ感謝です✨ ブログに載ってる漫画ですが、良かったら見てください(*^^*)
日本赤十字社東京都支部は8月25日に公開を予定していた関東大震災100年プロジェクト「100年前の100人の新証言 ~データとAIで紐解く、あの日に起きたこと。」を取りやめると発表しました。AIを活用して「“新”証言」を生成する内容に「証言ではなくフィクション」など批判が寄せられていました。 【画像】AIで生成した“証言”を見る 同プロジェクトは、当時の日赤の救護活動の様子を描いた1枚の油絵を用い、絵の中にいる避難者100人が当時の各種文献を読み込んだAIを活用し、発災当日に経験したことを「“新”証言」として語る、というもの。 AIを活用して「“新”証言」を語らせるという方法に対して、SNS上では「生成AIで作ったものは証言じゃなくてフィクションでしょ」「歴史資料に対して相当に不味いことやってないか」「どうして数多くの証言が存在するのにこんなことをしようと思ったのか」など、問題視する声が広
小説、漫画、ドラマ、アニメ、映画、ゲーム… あらゆるジャンル、メディアのフィクションとその素になった歴史的事実、約1万件の年表です。
フーコーの著作に一定親しんで来られた方は、①と②の言い換えにはさほど違和感を持たれないでしょう。いきなり「スピーチ・アクト」という英米的語彙を持ち出すのはどうかと思われる向きもあるやもしれませんが、69年の『知の考古学』に至るプロセスでフーコーがオースティンからはじまる言語行為論、分析哲学に深く耽溺していたことは今日では周知の事実ですし、ヴィトゲンシュタインの「言語ゲーム」概念をフーコーが自分なりに変奏してその後自家薬籠中のものとしたことも同じです。こうした点については掘り下げれば興味深い論点も多々あるのですが、ここでは触れないでおきます。注目したいのは三番目です。存在論がフィクション?かなり唐突に響かないでしょうか。ハイデッガーは嘘八百を並べたとでも言いたいのでしょうか。フーコーがこのドイツ哲学者に深く影響されていたことも周知の事実ですから、ここでフィクションの語を持ち出す意味を、読者と
1989年生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。 科学技術、エンタメ、社会の開かれた関係を築くべく、研究、創作、ビジネスを進めている。 東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員、慶應義塾大学理工学部訪問研究員、変人類学研究所(東京学芸大こども未来研究所内)スーパーバイザー。日本SF作家クラブ会員。四社(〆、BIOTOPE、グローバルインパクト、T.K.Science)顧問。 編著『SF思考』『SFプロトタイピング』『プレイヤーはどこへ行くのか』。原作担当漫画「Her Tastes」(国立台湾美術館2020年招待展示)、「デジタルヘヴン」(『RE-END』所収)。AI学会誌、VR学会誌、ダイヤモンド・オンラインで連載、『実験医学』『現代思想』『ユリイカ』『週刊読書人』に寄稿など。 様々なSF思考メソッドを開発し、多数の企業、自治体、学術機関の新規事業開発、
漫画やアニメ、ドラマ等のフィクションの現実への悪影響でよく議論になるのって、エログロバイオレンスみたいな違法だったり道徳的によろしくなかったりするものばかりだけど、一見問題なさそうなのに地味に悪影響与えているものってあるかな? 例えば、学園・青春モノによくある(あった?)、「付き合ってください」ってイチかバチかで告白する描写とかかなり害悪だと思う。 この手の告白は、される側にとっては迷惑でしかないし、する側も傷つく可能性が高くて現実では誰も得しない。 告白シーンの描写は甘酸っぱいなどと好意的に受け止められている分、エログロバイオレンスよりよっぽど社会に刷り込まれていると思う。 他にもそういうものってあるかな。
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