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世間と空気の検索結果1 - 40 件 / 187件

  • IPv6がなぜいまだに普及していないのか|Rui Ueyama

    現在のインターネットの基本をなしているIPv4というプロトコルには、広く知られた大きな欠点がある。パケットのアドレスフィールドの幅が32ビットなので、ネットワークに接続可能なホスト数の上限が2³²(約43億)になってしまっているのだ。その欠点を修正するために、1990年代後半にIPv6という新たなプロトコルが設計されたのだけど、いまだにインターネットではIPv6は少数派で、主流ではいまだにIPv4が使われている。 1990年代当時は、IPv6は規格を策定すれば比較的すぐに普及するはずで、それによってインターネットが抱えているアドレス枯渇の問題が解決されるという雰囲気だったように思う。1998年にタイムトラベルして、20年たってもまだIPv4を置き換えることに成功していないと当時の人のIPv6推進者たちに教えたら、多分すごくびっくりされるだろう。一体どうしてこんなに普及が遅れてしまったのだろ

      IPv6がなぜいまだに普及していないのか|Rui Ueyama
    • 「本当は脱ぎたくなかった」とか言われても、俺だって本当は働きたくないよ。 - 自意識高い系男子

      労働において「本当は脱ぎたくなかった」なんてどうでもいい note.com ↑吉岡里帆が本当はグラビアの仕事が嫌だったのかなど、どうでもいい話だ。この世の中にやりたい事だけやっていれば成立する仕事などひとつもない。 「やりたくない事だけど仕事だから仕方なくやった(やらされた)」。社会人でこのような経験を持たない人間など男女関係なく誰一人として存在しない。人によってはグラビア撮影もそのひとつだろう。私だって本当はそもそも働きたくないのに働かされている。私たちは働かされた。5000兆円欲しい。 グラビア撮影は女優の仕事として一般的に想定内の仕事だ。求められることに不自然さはない。どうしても嫌なら仕事を断ればいい。それではライバルたちに遅れを取るといわれても、それは求められる業務で実績を出せなかったのだから当たり前だ。私だって特許出願のノルマなどやりたくないけれど、やらなければ査定を落とされ出世

        「本当は脱ぎたくなかった」とか言われても、俺だって本当は働きたくないよ。 - 自意識高い系男子
      • みんなしんどい状態だと「上手に悲鳴をあげられなかった者」が順番に淘汰されていくのかなと思うとちょっと怖い - 頭の上にミカンをのせる

        私は今以前のように時間をかけて文章を書く気力や体力がなくなってしまっているため、何かややこしそうな問題でモメてたら極力見ないようにしてるのですが。 こういう聡明な方が問題点を整理して書かれた記事を読むとホッとする。 note.com なので、演劇界の炎上についてはこの記事を読んでください、という以外に特にいうことはないです。 ただ、演劇界に限らず、今って本当に「上手に悲鳴を上げられなかった者」「わかりやすいつらさを持たない者」が淘汰されていく感じの流れができつつあって、それがとても恐ろしいなとは思う。 全世界多方面が深刻なダメージを蒙り悲鳴を上げている今日このごろ、その悲鳴のあげ方のマズさが指摘されSNS上で炎上しまくり薪の王状態となっている 私は演劇界隈の人たちの主張のマズさはその通りだと思うし、それ自体は反省してほしいとも思うが、逆にいうと、この程度の下手さでここまでぼこぼこにされ、「

          みんなしんどい状態だと「上手に悲鳴をあげられなかった者」が順番に淘汰されていくのかなと思うとちょっと怖い - 頭の上にミカンをのせる
        • 演劇界隈炎上への雑感|出世景清|note

          コロナ禍によって全世界多方面が深刻なダメージを蒙り悲鳴を上げている今日このごろ、その悲鳴のあげ方のマズさが指摘されSNS上で炎上しまくり薪の王状態となっているのが演劇界隈である。ここでいう演劇界隈とは、劇団四季や宝塚歌劇団・寄席・大衆芝居や2.5次元の類ではなく、学生演劇サークルの延長線上にあるアート志向の強い小劇場系のイメージと思えば良い。 実際コロナ禍によって演劇も含めた興行全般は深刻なダメージを受けており、自分が楽しみにしていた初音ミクのコンサートやツアーもいくつか延期になってしまった。三密を指摘されるアニメの制作環境も立ち行かなくなって次々と放送が延期され、コミケは開催されず、テレビ番組や大河ドラマの収録は中断となり、大相撲は無観客試合。舞台上と観客の距離の近さ・空気感の共有を魅力とする舞台演劇もダメージは深刻だろう。経済だけでなく広範な文化活動や興行が危機にひんしているという問題

            演劇界隈炎上への雑感|出世景清|note
          • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

            筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが本書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた。 カナダは2016年に合法化した際には「死が合理的に予見可能」すなわち終末期で「本人が許容できると考える状況下では軽

              安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
            • 犯人「探偵さん、ロジハラですか? やめてください」 →正論で追い詰めるのを「ロジカル・ハラスメント」と言うらしい。

              乙武洋匡 @h_ototake いま #ワイドナショー でやってるけど、正論で相手を追い詰めることを「ロジハラ(ロジックハラスメント)」と言うらしい。 こんなものがまかり通ったら、すべてに感情が優先される歪んだ社会になってしまう。むしろ世間の空気に流されずに正論を言ってくれる存在は大切にすべきでしょ。 2020-10-11 11:14:04

                犯人「探偵さん、ロジハラですか? やめてください」 →正論で追い詰めるのを「ロジカル・ハラスメント」と言うらしい。
              • 緊急事態宣言が効かなかった時のB案はあるのか

                なんだかまた4,5月頃の、具体的な根拠や明確な基準がないまま緊急事態宣言出そうな雰囲気あるけど、個人的にはもうそういう段階じゃない気がしていて、世間の空気にモヤモヤしている。 たしかに医療は切迫していて何かしら手を打たないといけないのは確実だけど、ハンマー&ダンスとかは初期の話であって、現実的にワクチンじゃ終息しなさそうな気配あるし、そろそろもっと長期戦に備える準備をすべきじゃないのと思う。 何より、GoToやオリンピックに対しては「失敗した時のB案を考えろ!」と憤っている人たちが、緊急事態宣言や一斉休校については、それをしてもなお感染が収まらなかった時のB案を全く考えていなさそうに見えるところが引っかかる。 で、エッセンシャルワーカーとか含め、あらゆる人が一斉に引きこもるのはあまり現実的じゃないとした時に、変異株の感染力とかも考えると、緊急事態宣言出しても感染止まらない、さてどうする?と

                  緊急事態宣言が効かなかった時のB案はあるのか
                • インティマシーコーディネーターは日本に2人しかいないので色々無理

                  【追記 07.06.01:30】 一応書いておくが「ICを入れない方法を考えた」という発言をした監督を俺は全く擁護していない。 あのテーマの原作を撮っておきながら、どうしてあんなに無神経な発言ができるのか。 【追記以上】 みんな今知りたい話題だろ? 俺は、まさに映画・ドラマ業界の真っ只中にいる者だ。 そしてインティマシーコーディネーターの起用の有無について意見ができるぐらいの立場の職種だ。 俺は日々、撮影現場でありその準備であったりと「作品」の制作に関わり、また他の現場の話題も常日頃耳にしている。 そんな俺が、「今、日本におけるインティマシーコーディネーターはどう受け入れられているか」を皆に共有する。 まず大前提として、 インティマシーコーディネーター(以下IC)という職業ができたことを疎んでいるスタッフはほとんどいない、 ということをまずは明らかにしておきたい。 「ICなんて不要だ!」な

                    インティマシーコーディネーターは日本に2人しかいないので色々無理
                  • みんな女に好かれるより男に好かれたいんだろ

                    自分の差別心と向き合いたい。 バンドマンもお笑い芸人も女より男に評価されたがっているような気がする。 世間も、女ファンが多いバンドや芸人を見下して、男ファンが多いバンドや芸人を「本物」扱いしてる気がする。 でもそれは己の差別心がそう感じさせているのかもしれない。 あるいは認知が歪んでるってやつか。そうなってたら指摘してほしい。 彼氏に連れられて売れてないバンドの弾き語りライブに行った。普通のロキノン系バンドだった。正直私はあまり興味なかったが付き合いでついていった。 客は全部で10人。彼氏以外全員女だった。最前には常連っぽい妙齢の女性がいて曲聞いて泣いたりしてた。 ライブの後1人数分ずつ、ボーカルと握手や雑談ができた。 一言二言で交代していたのですぐに順番は回ってきた。 彼氏を見たボーカルは「今日は彼女さんの付き添いですか?え、彼氏さんが来たいって言って来てくれたんですか? 本当に?ありが

                      みんな女に好かれるより男に好かれたいんだろ
                    • むしろいま必要なのって晒しと私刑じゃね?

                      【主張】コロナと店名公表 私刑誘発の姑息な悪手だ - 産経ニュース https://www.sankei.com/column/news/210111/clm2101110002-n1.html これはまあ正論なんだけどさ。 でもねえ、日本社会の悪い所兼良い所って 「他人様に迷惑をかけない」「みんなが我慢してるのを破って迷惑かけたやつ村八分」というモラルであり相互牽制じゃん? 何故そんなもんが生まれたかって、この社会規範がまさにケガレとか伝染病とか色んな災厄を食い止めるからだよ。 「自分が良ければいいんだ」「やりたいことをやらせろ」っていう奴は安全で安定性の高い社会では新しい駆動力になることもあるけど 危機に瀕した場面では自分の感情だけで勝手にバリケード壊してセーフゾーンにゾンビを招き入れる定番の迷惑バカと同じ。 足並み乱して村全体に迷惑かけるぐらいなら死ね。 そういう奴を出した家ごと村の

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                      • 松本人志がダメなら、たけしもダメでは?

                        松本人志がダメなら、北野武(ビートたけし)もダメになるのでは? 過去にフライデー襲撃事件、不倫して愛人に子供を産ませる(認知はした)、また別の不倫をしたのち再婚したとの話もある。 また芸人をいじめて笑いをとっていた。松本人志より酷かったよな? それなのになんでたけしは許されてるの?映画で功績があるから? 松本人志だけ攻撃するのは単に松本人志が嫌いだから、もしくは世間の空気に流されてるだけなのでは?

                          松本人志がダメなら、たけしもダメでは?
                        • なぜ私は営業自粛に抗するのか 「同調圧力」に咆えた大阪のバー店主 | 47NEWS

                          新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、行政から求められている飲食店などの営業自粛。感染防止の意義は理解しながらも、自粛を一方的に求める社会の空気に居心地の悪さを感じる事業者は少なくない。異論を唱えにくい雰囲気が強まる中、「同調圧力による自粛には応じない」と明言し、一貫して営業を続けている大阪市のバーに興味を持ち、訪れてみた。(共同通信大阪社会部=武田惇志) ▽市民の中に形づくられる同調圧力 大阪市西淀川区の閑静な住宅街に位置するバー「The Intersection」。引き戸を引いて店内に入ると、周囲の雰囲気とは異質な、紫色に妖しく光る人工的な照明が目に付いた。壁面の近未来的な幾何学模様が印象的だ。他に客の姿はなく、店主の松山孝法(まつやま・たかのり)さん(32)が笑顔で迎えてくれた。 店は昨年4月にオープンしたという。東京でサラリーマン生活を数年した後、脱サラして地元の関西に舞い戻った

                            なぜ私は営業自粛に抗するのか 「同調圧力」に咆えた大阪のバー店主 | 47NEWS
                          • 「県民、密告は義務です」「帰宅したい?罰金な」~日本列島から自由が消えた日 ”私権制限に慎重な戦後日本”の緊急事態~|枢密院勅令

                            「県民、密告は義務です」「帰宅したい?罰金な」~日本列島から自由が消えた日 ”私権制限に慎重な戦後日本”の緊急事態~ 総員自粛せよ! 西暦2020年、世界は立憲独裁の炎に包まれた。陽気なホームパーティを阻止する為に警官隊が突入し、マスクを着用しない人間は異端審問の後に反則金切符という十字架を背負う。あらゆる権利自由は消え去り、世界はマッポーめいたアトモスフィアに支配されている。我が国においては、普段は「私がモテないのはどう考えても憲法が悪い」と言わんばかりの某与党も、「改憲だけはせんといてくださいよ(CV沢城みゆき)」な某野党も、こうした立憲独裁の春に口をポカンとしながら、仲良くドン引きしている事もあり、そこまでには至っていない。それでも呪符のように飲食店に張られている「臨時休業中」の張り紙達は、これまで私達が本来享受する事が出来たはずの権利と自由が失われてしまった事を如実に教えてくれる。

                              「県民、密告は義務です」「帰宅したい?罰金な」~日本列島から自由が消えた日 ”私権制限に慎重な戦後日本”の緊急事態~|枢密院勅令
                            • 「こわいのは、コロナより世間」 - シロクマの屑籠

                              私の交際範囲のなかでは、こんな言葉が流行っている。 「こわいのは、コロナより世間」 高齢者や基礎疾患を持っている人にとって、COVID-19は命にかかわる疾患だ。とはいえ私の年齢、私の子どもの年齢なら、これが命取りになる可能性はそこまで高くない。この病気よりも恐ろしい病気なんていくらでもある、という気持ちを持っている。 それより、感染したときの社会的・世間的インパクトのほうが恐ろしい。 私自身が感染したらどうなるか、想像してみる。 職場は大変な混乱に見舞われるだろう。一人のCOVID-19感染者が出たら、私の部署、私の職場はだいたい機能不全に陥る。だいたい機能不全になった職場の噂は、あちこちに伝わっていく。「あの会社でコロナが出た」「あそこの支店が閉鎖された」といったかたちで街じゅうが知ることになる。ひとつの職場の機能不全は、ほかの職場にも機能不全を波及させていく。だから、うまく言えないの

                                「こわいのは、コロナより世間」 - シロクマの屑籠
                              • フロントエンドの移り変わりは早すぎるのか

                                インターネットでは毎日のように言われることですが、私はそこまでではないと考えています。 ネットでよくそう言われる理由として考えられるものと、それを踏まえてどう向き合っていくとよさそうか、個人的な考えをまとめてみます。 なぜ言われるのか 言語が実質的にJavaScript一択 バックエンド、というかサーバサイドでは技術選定に「言語の選択」が入りますが、フロントエンドでは実質的にはJavaScriptにほぼ固定されます(TypeScriptも別言語ではないので、ここではJavaScriptに含めます) サーバサイドと比較して「技術の移り変わりが早すぎる」と評される場合、多くはその人の使用しているとある言語と比較されているように思われます。 実質的に言語が固定なので、比較するならすべてのサーバサイドの変化の総量と比較するのが妥当でしょう。 PHP + Python + Ruby + go + J

                                  フロントエンドの移り変わりは早すぎるのか
                                • 「じぶん」の感情を尊重したら、相手に本音を伝えられるようになった|マンガ家・ペス山ポピー - りっすん by イーアイデム

                                  上司や同僚から理不尽な言動を受けたとき、「嫌だな」と感じても、笑って受け流してしまい相手に本音を伝えられなかった経験はありませんか。 自分の本音を他者に隠してしまう背景には、自己肯定感の低さから自身の考えや感情を尊重できず、空気を読みほかの人の要求に応えることばかりを優先してしまう、という側面がありそうです。 マンガ家のペス山ポピーさんも、子どもの頃から自己肯定感が低く、本音を隠してしまう自分に悩んできた一人。しかしエッセイマンガ「女(じぶん)の体をゆるすまで」の執筆を通じて、トランスジェンダー(Xジェンダー/ノンバイナリー)である自身の性自認への悩みや、過去に体験したアシスタント現場でのセクハラ・パワハラに向き合うことで、ようやく自分の感情を認めることができ、少しずつ本音が口に出せるようになってきたそうです。 そんなペス山さんに「自分の感情を尊重し、本音を相手に伝えるためのヒント」を伺い

                                    「じぶん」の感情を尊重したら、相手に本音を伝えられるようになった|マンガ家・ペス山ポピー - りっすん by イーアイデム
                                  • 前編 東大の学費は値上げすべきなのか? | 河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」 | 河野有理 , 森本あんり | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

                                    著者: 河野有理 , 森本あんり 尾原宏之さんの「考える人」連載をまとめた『「反・東大」の思想史』が、新潮選書から刊行されました。刊行を記念して、東京大学の出身で、尾原さんと同じく日本思想史を専門とする河野有理・法政大学教授と、『反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮選書、2015年)の著者、森本あんり・東京女子大学学長が、本書をめぐって対談しました。 日本における「反知性主義」? 河野 尾原宏之さんの『「反・東大」の思想史』(以下、『反・東大』と表記)を読んで、この本をめぐって対談をするなら、ぜひ『反知性主義』の著者である森本あんりさんにお願いしたいと思いました。というのも、まさにこれは日本版の『反知性主義』として読めますし、またそのように読むべきだと思ったからです。 森本 ありがとうございます。アメリカにおける反知性主義(anti-intellectualism)とは、名門

                                      前編 東大の学費は値上げすべきなのか? | 河野有理×森本あんり「日本の『反知性主義』を問い直す」 | 河野有理 , 森本あんり | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
                                    • 日本人はなぜ「テレビや世間の空気が作った死生観」を真に受けるのか(中川 淳一郎) @gendai_biz

                                      1月5日に公開された記事『コロナ「ヤバ過ぎ派」と「騒ぎ過ぎ派」の対立が永久に折り合わない理由』には、賛否両論、多くの反応が寄せられた。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78990 重複する部分もあるが、ここ1年間における私の問題意識がもっとも凝縮されたテーマであるため、本稿では再び、コロナをめぐる「テレビ報道」のあり方と日本人の「死生観」について考えてみる。 テレビメディアはズレていないか 2月5日、NHKの『ニュースウオッチ9』が、都立松沢病院に運ばれてきたコロナ感染者の話を紹介した。次々と入院を断られ、発症から9日目にしてようやく同病院に入院できたという。 この患者は認知症を患ったの101歳女性。高齢者向けグループホームでクラスターが発生して感染。なかなか病院が決まらないことに息子は「待つことしかできない苛立たしさというんですかね」とコメント。

                                        日本人はなぜ「テレビや世間の空気が作った死生観」を真に受けるのか(中川 淳一郎) @gendai_biz
                                      • 『M-1グランプリ2019』はなぜ、過去最高の大会と言われているのか - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

                                        一文なし、参上! 『M-1グランプリ2019』の感想を言い合う友達がいないので、感想ブログを書きました。 今年の『M-1』の目玉は何といっても、ファイナリストが一気に入れ替わりを見せたということで、ネタを見た事ないコンビも何組もいて、それだけで、『爆笑オンエアバトル』くらいしか情報がないころの『M-1』初期のように興奮させられ、絶対面白い大会になるし、荒れるぞ!となっていました。 実際、最高の大会でしたね。それでは感想スタートです。 1.ニューヨーク「ラブソング」 全く日の目を見ることが出来ない下積み時代というのはもちろん苦しいだろうが、すぐ売れると言われながら、どんどん同期や後輩に先を越されるのも、それはそれでつらいのじゃないだろうか。ニューヨークはそういうイメージがある。もちろん、ネタも面白いし、可愛げもあるように思えるがいまいち世間にそれが伝わらないという感じだったが、ここにきてやっ

                                          『M-1グランプリ2019』はなぜ、過去最高の大会と言われているのか - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
                                        • 伊集院光が「空気を読み続ける」のに疲れちゃった人へ送る、「コロナうつ社会」からの逃げ方 - エンタメ - ニュース

                                          新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が1都3県に発令され、やっと戻り始めた日常がまた遠のいてしまった。 ちょっとご飯を食べに行くかどうか考えるときも、人と会う約束をしようとするときも、どこかで「世間の目」や「他人がどう考えるか」を常に意識してしまうストレスフルな日々がまだまだ続きそうだ。 解剖学者・養老孟司(ようろう・たけし)先生との対談を収めた新刊『世間とズレちゃうのはしょうがない』(PHP研究所)の中で、「子供の頃からずっと世間とのズレに怯(おび)えながら生きてきた」と語っている伊集院光(いじゅういん・ひかる)さんに、コロナ禍の「世間」との付き合い方、そのストレスからの逃げ方についてたっぷり聞きました! (※このインタビューは、2020年12月14日発売『週刊プレイボーイ52号』に掲載されたものです) * * * ■みんなが感じている"群れ"のストレス伊集院 僕、コロナが落ち着

                                            伊集院光が「空気を読み続ける」のに疲れちゃった人へ送る、「コロナうつ社会」からの逃げ方 - エンタメ - ニュース
                                          • 今年買ってよかったもの / 沈滞、そして再生への2020年|Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD

                                            こんにちは。 noteさんから今年の #買ってよかったもの のお手本記事をご依頼いただきました。多くの方がそうだったのではないかと思いますが、自分にとって2020年は特別な一年でした。 2020年がどんな年だったかを見返しつつ、今年買ってよかったものを振り返って行きたいと思います。 1月 / まだ海外旅行にいっていた年始にポルトガルを旅していました。ここから海外に渡航できなくなる時が訪れるなどとは夢にも思わず...  しかし今思えばこの時点で既にカルロス・ゴーンの逃亡やソレイマニ暗殺、オーストラリア森林火災など波乱の幕開けの様相でした。 2月 / 雪山シーズン真っ最中2月は雪山シーズン真っ只中という事で足繁く通っていました。雪山をはじめて3シーズン目になり装備も充実してきて、これから春の残雪シーズンまでまだまだ経験を積めそうという感じでした。 3月 / 巣篭もりはじまる2月下旬から世間の空

                                              今年買ってよかったもの / 沈滞、そして再生への2020年|Go Ando / PREDUCTS / THE GUILD
                                            • 「漫画雑誌は全然売れない」「シールをはがして立ち読みはやめて」コンビニオーナーが激白(山内 貴範) @moneygendai

                                              出版取次大手の日本出版販売(日販)が、コンビニエンスストアに雑誌や書籍を配送する事業を、2025年2月には終了するという。2023年10月26日、共同通信社が報じた。現在、日販は全国のファミリーマートとローソン計約3万店に配送している。共同通信社によれば、撤退後は、セブンイレブンに配送しているトーハンが配送事業を引き継ぐ方針とのことだ。 いよいよ本格的な紙離れの影響が出てきたか、という印象である。コロナ騒動で電子書籍の売上は伸びた一方で、紙の書籍の売上は落ち込みつつあり、リアル書店の数も減少した。日版のコンビニからの撤退は、これまで堅調と思われていたコンビニですら、紙の雑誌・書籍の売上が落ち込んでいることを如実に表している。 しかし、今回の決定を冷静に見る識者も少なくない。というのも、以前から大手コンビニは雑誌の取り扱いを徐々に縮小するのではないか、という噂が流れていたためだ。というのも、

                                                「漫画雑誌は全然売れない」「シールをはがして立ち読みはやめて」コンビニオーナーが激白(山内 貴範) @moneygendai
                                              • 「言い逃げ」的なネット文化を脱するために:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える①

                                                IT・メディアOffice Managers and Business People Commute to Work in the Morning or from Office on a Sunny Day on Foot. Pedestrians are Dressed Smartly. Successful People Holding Smartphones. Sunny Day in Downtown 世間的にはすっかり収まったと思われていた問題が、またインターネットを騒がせている。『応仁の乱』などのベストセラーで知られ、当世で屈指の著名な学者である呉座勇一氏(日本中世史)が、勤務先である国際日本文化研究センター(以下、日文研)で人事上の不当な処分を受けたとして、訴訟に踏み切ったからである(被告となるのは、日文研の上部組織にあたる人間文化研究機構)。 各所でまとめられているので、簡

                                                  「言い逃げ」的なネット文化を脱するために:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える①
                                                • 日は沈む。考える事を放棄した日本産UIの日没 - Qiita

                                                  想像力を欠如したデザインの成れの果て 日本産ソフトやアプリのUIと聞いて連想するのはまさにコレである。 なんと愚かなUIであろうか。 日本庭園や浮世絵、茶の湯を引くまでもなく、日本人のDNAには引き算の美意識が脈々とながれているはずである。 20代でデザインをやっていた時は、毎年パリの展示会にそそくさと参加し、各国から来ているデザイナーに紛れて、我が身を削り、無い金を搾り出して作ったサンプルを展示していたのですが、バイヤー獲得以上に、周りのデザイナー諸氏との交流が毎度刺激的で、それが味わいたくて無い袖を振りながら参加していたところがある。 で、日本人として強く感じたのは、自分のデザインは完全に引き算で、彼らの殆どは足し算で考えてるというという事だ。特に装飾に強くこだわり、隙間を埋めようとする。(厳密にはデザインと装飾(デコレーション)は違う) 逆に日本人は削ぎ落とした上で、素材の良さや質感

                                                    日は沈む。考える事を放棄した日本産UIの日没 - Qiita
                                                  • でも蓮舫、これだけミソジニーとゼノフォビアの根強い日本で、長年メディアから執拗なネガキャンを展開されながら、得票数は前回都知事選2位の宇都宮健児より44万票多いの普通に希望じゃない? 小池百合子も前回から75万票減らしてるし

                                                    Mayo "SEN" Naito⚡ @SEN1227 でも蓮舫、これだけミソジニーとゼノフォビアの根強い日本で、長年メディアから執拗なネガキャンを展開されながら、得票数は前回都知事選2位の宇都宮健児より44万票多いの普通に希望じゃない? 小池百合子も前回から75万票減らしてるし Mayo "SEN" Naito⚡ @SEN1227 そういう私も今回の都知事選で真相を知るまで「2位じゃダメなんですか」のデマを鵜呑みにしてたし、なんとなく世間の空気に流されて色眼鏡で見てたと思う。それが取っ払われて良かったです。これからは気兼ねなく蓮舫氏を応援しようと思う

                                                      でも蓮舫、これだけミソジニーとゼノフォビアの根強い日本で、長年メディアから執拗なネガキャンを展開されながら、得票数は前回都知事選2位の宇都宮健児より44万票多いの普通に希望じゃない? 小池百合子も前回から75万票減らしてるし
                                                    • 今給料の上がらない会社は転職した方がいい - orangeitems’s diary

                                                      最近、たくさんの会社が新入社員の給与を上げている。 www.jiji.com 働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、2024年4月新卒入社者の初任給を11.1%増の年収560万円に引き上げます。 記事をよく読むと残業代30時間/月含むとなっていて、年360時間の三六(サブロク)協定内の残業代コミコミとなっている。 月給40万のうち残業代が6万くらいだとして34万/月。まあそれでも高い。一昔前は23万くらいが普通の水準かなと思っていたが。 campus.doda.jp 厚生労働省の最新の初任給調査「令和3年賃金構造基本統計調査結果」を見ると、大卒(男女計)の初任給は22万5,400円、院卒は25万3,500円でした。 まあそうだよね。 ここ最近で、相場が1.5倍くらいになった計算だ。 ただ、物価も円安や資産高の影響等々で同様に上がっていて、インフレの結果と言えると思う。

                                                        今給料の上がらない会社は転職した方がいい - orangeitems’s diary
                                                      • 非常事態・林檎ちゃんの暴走・そしてアベの言葉は響かない - 沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編

                                                        コロナウイルスの脅威が続いている。 が、それに関してはコメントしない。 各自、自分で判断して行動すればいい。 考えてみれば、最悪死亡するだけだ。 まあ、バカは死ななきゃ治らないから それでいいのだろう。 ---------------------------------------------- とは言え、それではあまりにもつれない。 情弱のために伝えておこう。 コロナウイルスは 換気の悪い密集空間での感染が多いそうだ。 これで対応策の一つが理解できただろう。 しかし、それって「満員電車」じゃないか。 サラリーマンは軽く見られているな。 まあ、サラリーマンはおとなしい羊だからな。 強者に捕食されるだけの存在だ。 ---------------------------------------------- やっとアベのお坊ちゃまが動いた アベ首相は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に

                                                          非常事態・林檎ちゃんの暴走・そしてアベの言葉は響かない - 沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編
                                                        • AI とプログラマの仕事

                                                          AI プログラマ 奪われる – Google Search どのようにしてプログラマはAIに仕事を奪われていくかの妄想 この手の話はフーンと眺めていたが、Neeva というウェブ検索のスタートアップが思ったよりはやく LLM を直接製品に埋め込んできて感心した (スクリーンショット)。Google のサーチ部門も Code Red らしいし(※勤務先ですが他所の部門の話なのでインサイダー知識はございません) Bing もなんかやってるらしいし、こういう LLM-based な自然言語製品は思ったよりすぐ商業化されるのかもしれない。 ”プログラマの仕事は AI に奪われるのか” という話題で見られる先のリンクのような議論は Remote And Vegan と同じ問題を抱えている。つまり、プログラマの既存のタスクや責務が自動化できるかどうかというミクロな問題にフォーカスしすぎ、マクロで構造的

                                                            AI とプログラマの仕事
                                                          • 「裸一貫! つづ井さん」についてちょっと真面目に話させてくんちぇ~ それから | 裸一貫! つづ井さん

                                                            こんにちは、漫画家のつづ井と申します。現在、「裸一貫!つづ井さん」というタイトルで、日常の何気なかったり何気なくなかったりする出来事を、コミックエッセイとして「CREA WEB」さんにて連載させていただいております。 さて、先日エッセイの単行本発売に伴い、このような文章を書きました。内容としては、「こういう出来事があり自分を省みたので、今後はこうしていきます」という決意表明でほぼ自分のために書いたものでしたが、想像を超えてたくさんの方に読んでいただき、驚くほど多くのリアクションをいただきました。全てにお返事は出来ておらず心苦しいのですが、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。 そしてこの内容について、言葉足らずな部分があったので「自虐をやめる」ということについて改めて書かせていただきます。前回よりもっと真面目で長くなっちゃうかも…正しい言葉選びが出来ていますように~!

                                                              「裸一貫! つづ井さん」についてちょっと真面目に話させてくんちぇ~ それから | 裸一貫! つづ井さん
                                                            • なぜ昔のたけしはOKで今の松本人志はNGなのか。『ワイドナショー』へのインテリ業界の反発から考えるこの国の「道理」 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                                                              日曜朝、松本人志『ワイドナショー』(フジテレビ)への世間の空気を観ながら、ドイツ人としてテレビコメンテーターも務めるマライ・メントラインは考える。「この日本で、新鮮な『道理』が作られる場はどこなのか」。思索の旅は、90年代的たけしの言説と今の松本人志の言説の類似点を発見するところから始まる。 松本人志を好かない「中の人」 ネット言論の定番的情景で興味深いもののひとつに「『ワイドナショー』に対するインテリ業界の嫌悪感」がある。 これについて「芸人に政治や文化を語らせることの限界」とか「権力筋の意向に沿いやすい(とインテリ側から見える)松本人志の姿勢」とか、いろんな超ありがち議論の筋書きを語ることも可能だが、この場でおそらくそんな話はお呼びでない。私が重要だと思うのは、そうしたアンチ松本人志的な(特に年嵩の)インテリな方々のけっこう多くが、一方でたとえば『ビートたけしのオールナイトニッポン』(

                                                                なぜ昔のたけしはOKで今の松本人志はNGなのか。『ワイドナショー』へのインテリ業界の反発から考えるこの国の「道理」 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                                                              • 「重い扉」には理由がある。昨日が惜しけりゃライブハウスには近づくな - イーアイデム「ジモコロ」

                                                                JR岡山駅から北方面に伸びる大通りを歩くこと30分。一帯に高いビルはなく、空はどこまでも青い。正面に広がるのは岡山大学のキャンパス。道路沿いには青果店に自転車屋。牧歌的な風景が続く。 そんな春の散歩に終止符を打つように、目的の場所は突如現れた。1974年に開業した老舗ライブハウス『ペパーランド』。横長の四角い建物にはびっしりとポスターやサイン、ステッカーが貼られ、まだ昼間ということもあって、その扉は固く閉ざされている。 コロナ禍により、日本中のたくさんのライブハウスが閉業した。「不要不急」の言葉の下に「表現」の価値は軽んじられた。そんな世間の空気にあらがいたくて、僕らはここへやってきたのだ。 ライブハウスが町や地域で果たす役割ってなんだろう。50年にわたってシーンを引っ張ってきたこの場所になら、それを考えるヒントがあるはずだ。 店の前にいかついジープが止まる。運転席には全身黒一色のいでたち

                                                                  「重い扉」には理由がある。昨日が惜しけりゃライブハウスには近づくな - イーアイデム「ジモコロ」
                                                                • なぜ立憲民主党は嫌われて栗下善行は受け入れられるのか

                                                                  実際のところ、栗下善行の言ってることって、立憲民主党の従来の政策とそこまで大きくは変わらないんだよね。 「表現の自由を守る」にしても、枝野や辻元はもともと表現規制反対の人だし(赤松健もそれは認めてる)。まあ一部の議員がときどき変な動きをするけど、それを言うなら自民党もそう。「インボイス導入反対」なんかはもともと野党がずっと言ってたことだし。 でも世の中的には「栗下善行はいいけど立憲民主党は大嫌い」っていう人が多いわけでしょ。はてサは別として。それって要するに、立憲民主党が自分の支持層以外の大多数の人とこれまでちゃんと向き合って来なかったってことだと思う。 少し前に一部で話題になったHPVワクチンの件にしても、実は立憲民主党にはHPV推進派の候補者もいるわけ(比例代表で立候補してる石川雅俊)。彼は、はたともこの「子宮頸がんは検診で防げる」っていう主張を「とんでもないデマ」と言って批判してる。

                                                                    なぜ立憲民主党は嫌われて栗下善行は受け入れられるのか
                                                                  • 「隣組」マインドにご注意を

                                                                    東京など7都府県に緊急事態宣言が発出されてから、半月が経過しようとしている。この間に、緊急事態宣言は、全国に拡大された。都民に告知されていた外出自粛要請の内容も、夜間の外出に特別な注意をうながすなど、日に日に峻厳さを深めつつある。 私自身の暮らしぶりは、新型コロナウイルスの感染拡大以前と比べて、さほど変わっていない。というのも、1990年代以降、プロフィール欄に「引きこもり系コラムニスト」であるとか「岩窟ライター」といった文言を書き並べていたことからも明らかな通り、私は、元来が出不精で、だからこそアームチェア・コラムニストという仕事を選んだ人間でもあるからだ。 COVID-19をめぐる騒動がはじまるずっと以前から、私の活動範囲は、自宅を起点とした半径500メートル以内にほぼ限られている。その徒歩圏内から外に出る機会も、週に1回ほどの頻度に過ぎない。 とはいえ、生活習慣に特段の変化がなくても

                                                                      「隣組」マインドにご注意を
                                                                    • 與那覇潤氏の呉座勇一さんに関する記事への反駁(2)

                                                                      本記事は「與那覇潤氏の呉座勇一さんに関する記事への反駁(1)」の続篇です。 前記事から間が空いてしまいましたが、いろいろな仕事や出張などもあり、まとまった時間が取れませんでした。お待ちくださった方がたには申し訳ありません。 さて、呉座勇一さんのツイッター上でのさまざまな差別や誹謗中傷の問題に対し、與那覇潤氏が記した一連の記事には、はなはだ問題があり看過できない、というのが私の立場です。それは事実の誤認ないし歪曲によって被害者を加害者と入れ替え、見当違いな非難を明後日の方向にぶつけているようにしか思えません。與那覇氏が3月に発表した記事「呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う 「実証史学ブーム」滅亡の意味」(以後これを「與那覇1」と略します)からして、呉座さんがツイッター上でやってしまったことを直視せず、実証が欠けていると歴史学界を非難しておきながら、ちっとも実証的でないことは前稿で明らかに

                                                                      • 【神田伯山事務所社長・古舘理沙】当代随一の人気者オンライン寄席で変わる芸の見せ方

                                                                        オンラインのラジオ収録では、ディレクターの指示をSkypeで聞きながら、笑い声を挟む「笑い屋」の重藤暁のタイミングをZoomで確認。同時に声を音質のいいICレコーダーで収録する。 提供:TBSラジオ コロナショックによる「在宅シフト」で、あらゆる職種に働き方から何から見直しがかかっている。経営・マネージメント層に、新たに気づいた課題を聞くシリーズの第4回目は、エンターテイメント業界から。 100年ぶりとも言われる講談ブームを引き起こし、その毒舌キャラがテレビ・ラジオでもたちまち人気となった神田松之丞あらため六代目神田伯山。彼を前座時代から「今、最もチケットの取れない男」と言われるまでにマネージメントしてきたのは、伯山の妻でもある古舘理沙さんだ。 これまで伯山以外にもさまざまな寄席演芸の興行を仕掛けてきた、彼女自身もまた、“凄腕の興行師”と言われる。 エンターテイメント業界は、コロナ禍で最も

                                                                          【神田伯山事務所社長・古舘理沙】当代随一の人気者オンライン寄席で変わる芸の見せ方
                                                                        • 【外出自粛の今】ブログで読まれている記事の「傾向の変化」と「対策」【Googleアナリティクス】 - あとかのブログ

                                                                          こんにちは、あとかです♪ 外出を自粛されていることで、ブログのPV数に影響が出ていると聞きました。 特に旅行やグルメ(外食)の特化ブログでは、PV数の減少が顕著の様です。 外出すらできない現在の状況では、なかなか旅行について、前向きに検索しようと考えられないというのはよくわかります。 逆に、マスクを手作りする方法や、抗菌、消毒の話題については、PVが集まっているそうです。 世間の空気を察知して、人の役に立つ情報を即座に提供できる知識と、フットワークの軽さをもったブロガー様も沢山いらっしゃいます。 一方で、私の様に、最新の話題がほとんどない雑記ブログも、幾らかの影響が出ています。 今回は、Googleアナリティクスで見る、外出自粛の今、ブログで読まれている記事の「傾向の変化」とその「対策」についてご紹介します。 Googleアナリティクスで見る、読まれている記事の「傾向の変化」と「対策」 流

                                                                            【外出自粛の今】ブログで読まれている記事の「傾向の変化」と「対策」【Googleアナリティクス】 - あとかのブログ
                                                                          • なぜ私は木下優樹菜発言にショックを受けたのか。「年上」に対する社会の本音

                                                                            タレントの木下優樹菜さん(31)が、姉のアルバイト先の店長とトラブルになったということは何となく知っていた。木下さんが店長に送ったダイレクトメッセージに恫喝めいた内容があり、それがSNS上で拡散した。そのため木下さんのインスタが炎上、木下さんは謝罪し、活動自粛するに至った。 そんな程度の理解で、それ以上の興味は感じていなかった。 11月20日の朝、何気なく見ていたワイドショーで、木下さんが送ったダイレクトメッセージの全文が紹介された。目で見て、音で聞いて、すごく驚いた。自分に送られたメッセージでもないのに、少し傷つきさえした。年上の人をバカにする視線が露骨に出ていたからだ。 彼女の文章は、トラブル相手を威嚇するためのものだ。だからあえて、バカにした調子で書いている。そのことはわかっているが、年上の人全体へのからかう目線があると感じた。物事を深く考えるタイプの人でないことは明らかで、だからこ

                                                                              なぜ私は木下優樹菜発言にショックを受けたのか。「年上」に対する社会の本音
                                                                            • 言葉を扱うはずの「政治家」というお仕事

                                                                              10日ほど前から、あらゆる事態がものすごいスピードで変化している。 世界を動かしているCPUのクロックが暴走したのかもしれない。そうとでも考えないと説明がつかない。それほど、身の回りのすべての出来事が急展開している。 この1週間ほどの展開は、いくらなんでも、ニュースソースの無駄遣いだと思う。 普通の状況だったら、新聞社のデスク諸氏は、五輪延期まわりの話題をいじくりまわすことだけで、1週間は楽に暮らせたはずだ。 週刊文春がスクープした財務局職員の遺書の話題にしたところで、状況が状況なら半月はイケるネタだ。 それが、たったの3日で「過去の話」になっている。 「いまさらそんな古いネタ蒸し返しても仕方がないだろ?」 的な、地層の下の化石みたいな話題になってしまっている。 こんなバカなことがあるだろうか。 しかし、現実に、事態はそんな調子で進行している。 ニュースは、オーバーシュートしている。 で、

                                                                                言葉を扱うはずの「政治家」というお仕事
                                                                              • パンデミックの夜に|特別掲載・大疫病の年に|重田 園江|webちくま

                                                                                新種のウイルスという見えない恐怖や先の見えない不安、そして氾濫する真偽不明な情報……。そうした奔流のただなかで、私たちは何を、どう考えるべきなのか。「分けるべきものを分け、結びつけるべきものを結びつける」──そうした思想史家の視点から、いま世界で起こっていることを理解するための糸口について、ご寄稿いただきました。ぜひご一読ください。 情報の氾濫と錬金術師 パンデミックをめぐって大量の言説が出回っている。情報の大波に、まさに溺れかけている人も多いだろう。新しい現象が起きたときというのは、確実なものと不確実なものを誰も明確に分けることができない。こうした振り分けは、未来においてはじめてある程度可能なことだ。時間を飛び越えられない人間存在の限界からすると、たとえば冷静に判断し「正しくおそれる」という台詞は、現状では空疎に響く。「正しく」がどうすることか明確に分からないなか、むしろ人々の不安を煽る

                                                                                  パンデミックの夜に|特別掲載・大疫病の年に|重田 園江|webちくま
                                                                                • 「おひとり様」礼賛ビジネスの巧妙な罠――“幻想の安心”を買った先の破滅とは

                                                                                  ここ数年「おひとり様」向けビジネスが拡大しています。外食産業では、「一人客」専用の席を設けるお店が続々と現れ、アウトドア業界では、単独でキャンプを行う「ソロキャンプ」がブーム。専用の区画などを作っています。 この動きは「おひとり様経済」の急成長といった消費トレンドの文脈で語られており、その背景には高齢化や未婚率の上昇に伴い単身者が右肩上がりで増加していることが挙げられます。加えて、働き方を含めたライフスタイルの多様化がそれを後押ししており、消費者からは「待ってました」とばかりに歓迎されています。 「社会的孤立」をカムフラージュ 一方、近年「孤独」が「極上」であるとか、「人生を豊かにする」とか、「孤独」が「特権」であるだの「美しい」だの「レッスン」だの、果ては「男を強くする」だの「男の勲章」だの等々、孤独礼賛的な自己啓発本が乱発され、一定の支持を集める風潮が強まってきています。 これは情報商

                                                                                    「おひとり様」礼賛ビジネスの巧妙な罠――“幻想の安心”を買った先の破滅とは