コロナ禍で去年は中止された全国学力テストが先日、2年ぶりに実施されましたが、いま、新たな学力テストが教育現場で注目を集めています。 子どもたちが平均点との比較ではなく、過去の自分と比べて伸びを把握できるのが特徴で、この3年で100を超える市町村に導入が広がっていることがわかりました。 埼玉県が独自に開発 新たな学力テストは、埼玉県が独自に開発し、2015年からさいたま市を除く県内全域で小学4年生から中学3年生全員を対象に、国語や算数・数学それに英語などが実施されています。 ことしは先月中旬に実施され、コロナ禍で子どもたちはマスクをしながらテストに臨んでいました。 国の全国学力テストが、学校や自治体が平均点を競う傾向にあると指摘される一方、新たなテストは6年間継続して把握する中で、平均点との比較ではなく子どもが過去の自分と比べて伸びを確認できるよう設計されているのが特徴です。 具体的には、各