並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

161 - 200 件 / 238件

新着順 人気順

人間拡張の検索結果161 - 200 件 / 238件

  • 私はこうして「世界初の公認サイボーグ」になった

    「世界初の公認サイボーグ」ニール・ハービソン氏。アンテナで光を振動に変換し、頭蓋骨に伝えることで「色を聞く」。(PHOTOGRAPH BY MAREK ZAKRZEWSKI, EPA) 義肢から薬剤まで、人間は数千年にわたり、テクノロジーを活用して身体や精神の能力を向上させてきた。それが今、加速している。進歩するテクノロジーを使った「人間拡張」によって、従来とまったく違った方法で世界を体感しようとしている人たちがいるのだ。(参考記事:「脳とつながるハイテク義手」) 34歳のアーティスト、ニール・ハービソン氏もそうした人々のひとりだ。色覚異常を持って生まれた彼は、目に見えるものすべてがグレースケールで、ほかの色をまったく認識することができない。ハービソン氏はこれを障害というより、むしろ財産であるととらえているが、一方で視覚というものをさまざまな面から理解したいとも考えていた。(参考記事:「色

      私はこうして「世界初の公認サイボーグ」になった
    • 水面から土台が出てくるまで、伝え続けることをあきらめない。AI研究者・三宅陽一郎さんインタビュー|PR COMPASS

      各分野で精力的に情報発信されている方に「伝える」について伺うことで、これからの時代の情報発信やコミュニケーションのあり方を探っていく本企画。 今回お話を聞いたのは、ゲームAI開発者として第一線で活躍してきた三宅陽一郎さん。多くのゲーム開発にたずさわり、ゲーム企業でAIチームのリーダーやCTOをされています。 三宅さんは、積極的な啓蒙活動を展開されていることで知られています。いままで関わってきた書籍は20冊以上。講演活動も毎週のように行われているほか、「人工知能のための哲学塾」を主宰するなど、理系文系に捉われないユニークな情報発信をされてきました。 どのような問題意識や想いのもと活動されてきたのでしょうか。昨年12月に上梓された新刊『人工知能が「生命」になるとき』の内容もあわせて、「伝える」について聞いてみました。 三宅陽一郎さん/ゲームAI開発者 2004年よりデジタルゲームにおける人工知

        水面から土台が出てくるまで、伝え続けることをあきらめない。AI研究者・三宅陽一郎さんインタビュー|PR COMPASS
      • 超人スポーツって何だ? 東京大学 稲見 氏が語る人間の機能拡張とは?【K16-9A #2】

        【新】「人間を定義することの意味とは何か?」スマートニュース鈴木氏が熱く語る【K16-9A #1】 「AIや技術の進化によって人間はどのように再定義されるのか?」【K16-9AI】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!6回シリーズ(その1)は、スマートニュース鈴木健さんに人間の定義、そして人間の定義をすることの意味についてお話を頂きました。冒頭から熱い話となっております。是非御覧ください。 【本編】 尾原 皆さん、ここに来たことを後悔していないでしょうか?(笑)。まだまだですよ。稲見先生、お願いします。 稲見 昌彦 氏(以下、稲見)  鈴木さん、基調講演有難うございます(笑)。 (会場拍手) 2016年4月から東京大学の先端科学技術研究センターにおりまして、身体情報学という分野で講座を受け持っております稲見と申します。色々な研究をやっておりますが、基本的には、身体性をシステムとして理解し

          超人スポーツって何だ? 東京大学 稲見 氏が語る人間の機能拡張とは?【K16-9A #2】
        • 「docomo Open House'23」で披露された最新技術 6G時代のコミュニケーションから、触覚共有、羽根のないドローンまで

          「docomo Open House'23」で披露された最新技術 6G時代のコミュニケーションから、触覚共有、羽根のないドローンまで(1/2 ページ) オンラインで開催中の「docomo Open House'23」に先駆けて、報道陣に、リアル会場での展示を公開。5Gやその次の世代の通信規格「6G」に向けたネットワーク技術、昨今注目されているメタバースに関する新たな取り組みも披露。触覚を再現する人間拡張の新たな取り組みも興味深かった。 NTTドコモは2023年2月2日から2月28日まで、同社の先進技術を中心とした取り組みを紹介する「docomo Open House'23」をオンラインで開催しているが、その開催に先駆けて同社は報道陣に、リアル会場での展示を公開。5Gやその次の世代の通信規格「6G」に向けたネットワーク技術だけでなく、昨今注目されているメタバースに関する新たな取り組みも披露す

            「docomo Open House'23」で披露された最新技術 6G時代のコミュニケーションから、触覚共有、羽根のないドローンまで
          • ソニー&東大、「人間拡張学」を新設し未来の人材を育成

            sponsored AI向けのワークステーションやサーバーもズラリ ほかにない特徴や魅力が多数! COMPUTEXのSilverStoneブースをチェック sponsored クラウドストレージの使いやすさ、快適さのカギを握る「同期処理のスピード」 ファイルサーバーの「使い勝手」を変えずクラウドストレージへ引っ越すには? sponsored ゲームのスクショ、プレイ動画の編集におすすめ AMD Radeon、AIバッチリ使えます:Adobe PhotoshopやPremiere Proで検証 sponsored G-Master Spear FX7をレビュー 「FFXIV: 黄金のレガシー」が4Kでも遊べるゲーミングPC、「次の10年」にふさわしい仕上がり sponsored テクノロジーとデザインで“コンテンツを創造する力”を高める取り組み、ネットワークの役割 TBSのR&D拠点「Tec

              ソニー&東大、「人間拡張学」を新設し未来の人材を育成
            • Human Augmentation学

              ヒューマンオーグメンテーション社会連携講座 この講座は、人間の能力を総合的に拡張するヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学の研究開発・社会実装を推進し、IoA (Internet of Abilities:能力のインターネット) の社会基盤を具現化することを目的とするものです。 この講座は、ソニーと東京大学が2017年から2020年に実施した大学院情報学環「ヒューマンオーグメンテーション学寄付講座(ソニー寄付講座)」の活動を発展させたものです。 IoA(Internet of Abilities: 能力のインターネット) IoA とは、人間の能力の拡張を目的とし、人やロボットが時間や空間の制約を超えて各々の能力を活用しあえるネットワーク環境のことを指します。用途として、他人の体験を自らのものにする(体験の拡張)、代理のロボットなどを介して遠隔地を訪れる(存在の拡張)、各々の専門性を生

                Human Augmentation学
              • 乃木坂46・池田瑛紗「歩き方チェック、私もしていただきたい」 ワコール×京セラの技術に興味津々 | J-WAVE NEWS

                J-WAVE 『INNOVATION WORLD』では、毎月1名のゲスト講師が登場し、週替わりのテーマで学生向けの授業を実施するコーナー「KYOCERA TECHNOLOGY COLLEGE」をオンエア中だ。聞き手は、番組ナビゲーターの川田十夢。そしてレギュラー聴講生として、乃木坂46・池田瑛紗も参加する。 9月は株式会社ワコールの主席研究員が講師となり「美しさを可視化する」をテーマに語った。 ここでは、そのオンエアをテキストで紹介する。オンエアは9月22日(金)。 【関連記事】乃木坂46・池田瑛紗も聴講生に! ワコールが明かす、研究開発に欠かせない「体の計測」の裏側 「人間拡張」をテーマに研究・開発 学生向け授業の講師として登場したのは、株式会社ワコール マーケティング本部 人間科学研究開発センター 主席研究員の坂本晶子さんと、京セラ株式会社 研究開発本部 フューチャーデザインラボの有村

                  乃木坂46・池田瑛紗「歩き方チェック、私もしていただきたい」 ワコール×京セラの技術に興味津々 | J-WAVE NEWS
                • 日経トレンディが大胆予想!2016年ヒット予想ベスト30を紹介

                  前回のブログで紹介しました「2015年ヒット商品ベスト30」と同じく、月刊情報誌「日経TRENDY(トレンディ)」の12月号の恒例企画となっている「2016年ヒット予測ベスト30」。今年もまだ2ヵ月を残しているにも関わらず発表する所が、さすが常に時代を先どる日経トレンディだなと思いました。そんな今から知っておくとお得?かもしれない「2016年ヒット予想ベスト30」を紹介したいと思います。 2016年ヒット予測ベスト30 1位【新電力トリプルセット割】 「新電力トリプルセット割り」とは、2016年4月からスタートする電力自由化に伴い生まれる「新電力会社」が提案するお得なサービスのことを言います。今回の電力自由化で、新しく「電力会社」として参入するのは、NTT(ドコモ)、KDDI(au)、ソフトバンクの大手通信会社の他、ガス会社や石油会社などです。セット割サービスがたくさんある中でトリプルセッ

                    日経トレンディが大胆予想!2016年ヒット予想ベスト30を紹介
                  • 【インタビュー】スタートアップにとって必要なのは「大志を抱きつづけること」 | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作

                    ──馬田さんのスライドはとても勉強になるものばかりです。どうやってこんなに情報が多くて、濃いスライドを作ったんですか? 読んでいただいてありがとうございます。このスライドは、私がMicrosoft Venturesで働きながら、土日とか空いている時間を使って作りました。 ──土日で作ったんですか? それにしては内容が濃いですよね。 元々、Microsoft Venturesでスタートアップの海外進出の支援をしていました。海外の情報は会社の支部からも入ってきますし、Feedlyでも常に仕入れるようにしていました。 国内のメディアが取り上げるスタートアップに関するニュースは「◯��◯が資金調達をした」や「◯◯が買収された」といった大きなトピックしかありません。でも、海外のメディアやVCの社員の個人ブログなんかだと、スタートアップが成功するための「プロセス」に関する情報がたくさんあります。 ──

                      【インタビュー】スタートアップにとって必要なのは「大志を抱きつづけること」 | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作
                    • 【アイデア】『妄想する頭 思考する手』暦本純一 : マインドマップ的読書感想文

                      妄想する頭 思考する手 (ノンフィクション単行本) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、現在開催中である「Kindle本コンピュータ・ITキャンペーン」の中でも注目されている1冊。 『イシューからはじめよ』でおなじみの安宅和人さんご推薦ということで、実は発売当時から気になっていた作品でした。 アマゾンの内容紹介から一部引用。「新しいことを生み出す」には、思考のフレームを意識して外したり、新しいアイデアを形にし、伝えたりするためのちょっとしたコツが必要だ。 この本では、そういった思考の方法や発想のコツなどを、自分の経験を踏まえながら具体的に紹介する。 中古があまり値下がりしていないため、送料を踏まえるとこのKindle版が700円以上お買い得です! Ghost in the Shell Kinect / Danny Choo 【ポイント】■1.「不真面目」ではなく「非真面目」を目指す 「非真面

                        【アイデア】『妄想する頭 思考する手』暦本純一 : マインドマップ的読書感想文
                      • 国際ロボット展で「NVIDIA Jetson」搭載ロボットがたくさん見られる!JetsonやIsaacのユースケース紹介、Nova Carter初披露 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン

                        11月29日からはじまった国際ロボット展(iREX)も、混雑が予想される金曜日の12月1日を終えた。イベントは12月2日(土)まで開催している。会場は東京ビッグサイト。 菱洋エレ/NVIDIAブースはJetson、Isaac(AMR)、Omniverse GPUとAI開発で知られるNVIDIAは、国際ロボット展で同社が提供しているGPU、ロボットなどエッジデバイス組込に便利な小型のAIコンピュータボード「Jetson」、ロボットのシミュレーション環境を基本的には無料で構築できる「NVIDIA Isaac」、デジタルツイン「Omniverse」などを、菱洋エレクトロと共同で展示している。 テックマン製のロボットを使用したバラ積みピッキングの実演。トレイから別のトレイにバラ積みされた部品をロボットアームが移し替えているところ。デモの要点は、ロボットの上のディスプレイで解説されている「デジタルツ

                          国際ロボット展で「NVIDIA Jetson」搭載ロボットがたくさん見られる!JetsonやIsaacのユースケース紹介、Nova Carter初披露 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
                        • UEI、深層学習を体験しながら学ぶハンズオンセミナーを  3月より随時開催! : 【プレスリリース】: ライフ : 読売新聞

                          株式会社UEI(以下:UEI、ヨミ:ユーイーアイ、本社:東京都文京区、代表取締役社長 兼 CEO:清水 亮)は、最先端の深層学習(ディープラーニング)技術を体験しながら学べるハンズオンセミナーを3月より随時開催します。第1回セミナーは2016年3月1日(火)・2日(水)に東京にて開催いたします。 このセミナーでは、深層学習の基礎的な知識が学べるほか、実際のマシンを使ってどのように深層学習を行うのか、その手順からPythonとChainerによる簡単なプログラミングまでを学ぶことができます。 対象は、多少のプログラミング経験のある会社員または大学生で、ディープラーニングの環境構築に不可欠なLinuxの基礎的な知識から、実際に深層ニューラルネットワークをカスタマイズするために必要なPythonとChainerについて短期間で習得することを目的としています。 また、UEIがサードウェーブデ

                          • 東大でVRの勉強をするには?VRで or VRを研究するための研究室ガイド - Lv up to You

                            (2019/3/7) ブログをnoteに移行しました。 以下の記事も参考にしてみてください。 本記事のアップデート版も、noteに投稿する予定です(予定です)。 New↓ note.mu *** どうも。ゆうのLv3です。 東大の進学選択が近いということで、書いてみました。 「VRの研究したいんですけど、どこ行ったら良いですか?」 こんな相談を時々受けます。バーチャルという概念に魅せられた各位、いらっしゃいませ。 僕もまだまだペーペーですが、何かの役に立てるかもーと思い、 本記事では「東大でVRを扱った研究ができる研究室」を紹介することにします。 目についたところから順次書いていて、間にあってない所もありますが、御容赦ください(アドバイスください)。 他大生の人はこちらも併せてご覧ください。 バーチャルリアリティでリードする大学 - みらいぶプラス/河合塾 ----------------

                              東大でVRの勉強をするには?VRで or VRを研究するための研究室ガイド - Lv up to You
                            • レッスン 3 「メディアはメッセージである」 | Visual Philosophy Lesson

                              06.02.2009 講義レジュメ レッスン 3 「メディアはメッセージである」 A - この一見浅薄な、だが悪魔的なテーゼ B - メディア社会の反環境としての芸術 C - マクルーハンを批判的に読むために A - この一見浅薄な、だが悪魔的なテーゼ 私たちは前二回、現代における映像のあり方をとらえるための、基本的な視野をひらくために、二つのテーマを取り上げて考えることをおこなった。一つ目は、映像が事実と言語の中間に位置し、トラウマ性と言語的な意味付けの両極の間で揺れながら、映像それ自体の力をメディアとして持つのではないかということを考えた。二つ目は、映像の技術的・社会的な特徴についての視点から、メディアの時代の映像が大衆社会と密につながっており、アクチュアリティというあり方を持つということを見た。 今回は、今日の映像を特徴づけている「メディア」性というものについて考えるきっかけを持つこ

                                レッスン 3 「メディアはメッセージである」 | Visual Philosophy Lesson
                              • メモ_融けるデザインとexUI:渡邊恵太さん

                                渡邊恵太さんのexUIというアイデアが面白かった.ハードのインターフェイスをすべてスマートフォンに担わせてしまって,ハード自体には電源ボタンしかないようにしてしまう.そうすると,まさにハードはサーフェイスしか持たないことになる.スマートフォンが物理ボタンを持たないようなサーフェイスになっていくと同時に,家電などもまたインターフェイスをスマートフォンに外在化して,単なるサーフェイスを持つようになる.ハードウェアのインターフェイスを外在化させたとき,インターフェイスの支持体としてのハードウェアではなくて,ハードウェアの支持体としてのインターフェイス=ソフトウェアが生まれてくるのではないか.ハードウェアがメタ化したときのデザインはどんなものになっていくのだろうか.ハードウェアからインターフェイスがなくなり,サーフェイスとなるのは興味深い. 融けるデザイン 理系にも文系にも届く中庸的な本にしたかっ

                                  メモ_融けるデザインとexUI:渡邊恵太さん
                                • 産総研:人間拡張研究センター

                                  人間拡張研究センターでは、新型コロナウィルスのもたらす今後の産業や社会に対する影響を踏まえ、提言レポート「拡張テレワークとその展望 ーポスト・コロナ社会を見据え、新しい働き方を支える技術」を作成しました。 レポート本文は こちらをご覧ください。 また、拡張テレワークを活用して、私たちの働き方を変革するための新しいビジョンづくりのハンドブックを公開しました。合わせてご覧下さい。 (2021年度 日本国際賞平成記念研究助成「拡張テレワークを活用したポストコロナの働き方ビジョンの創出」プロジェクト他成果)

                                  • 「おさなごころを、きみに」。大人も子供も楽しめる、アートとテクノロジーの展覧会が東京都現代美術館で開催

                                    「おさなごころを、きみに」。大人も子供も楽しめる、アートとテクノロジーの展覧会が東京都現代美術館で開催東京都現代美術館が夏休みの時期にあわせて、子供のための現代美術展「おさなごころを、きみに」を開催。触覚、身体、音と言葉、忘却、宇宙などをテーマに、メディアテクノロジーによる作品を取り上げる。会期は7月18日〜9月27日。 ジュスティーヌ・エマール Co(AI)xistence 2017 ビデオインスタレーション(12分) with 森山未來/オルタ(大阪大学石黒研究室、東京大学池上高志研究室) (C) Justine Emard / Adagp, Paris 2020 東京都現代美術館で、子供のための現代美術展「おさなごころを、きみに」が開催される。本展は、大人が忘れてしまったクリエイティブな「おさなごころ」を問いながら、メディアテクノロジーによる作品を通して、大人も子供も楽しめる展覧会。

                                      「おさなごころを、きみに」。大人も子供も楽しめる、アートとテクノロジーの展覧会が東京都現代美術館で開催
                                    • 【特集】わたしとアバターと自己と:メタバース時代の「自己」とは何か考える 京大教授・出口康夫×東大准教授・鳴海拓志対談

                                      Home » 【特集】わたしとアバターと自己と:メタバース時代の「自己」とは何か考える 京大教授・出口康夫×東大准教授・鳴海拓志対談 【特集】わたしとアバターと自己と:メタバース時代の「自己」とは何か考える 京大教授・出口康夫×東大准教授・鳴海拓志対談 自己とは何か——。古くからあるこの問題に対して、近代以降の私たちは、「自己とは私=個人である」という暫定的な答えを当てはめてきました。個人は、理性を持って、自立しており、揺るぎないアイデンティティを持つ、環境とは切り離された存在……そんな「常識」に基づいて、現在のさまざま社会制度が成立しています。 他方、近年では人のアイデンティティが流動的になりつつあることが指摘され、「私」は一つではないこと、相手との関係性の中でその都度異なる「私」が発揮されることなどが言われるようになりました。そこに登場したのがアバター技術です。昨今では、テレプレゼンス

                                        【特集】わたしとアバターと自己と:メタバース時代の「自己」とは何か考える 京大教授・出口康夫×東大准教授・鳴海拓志対談
                                      • ロボットが「助けて」と言ったら? 東大、人とロボットの実証実験を品川で実施

                                        自律型ロボットが人間に「エレベーターのボタンを押してくれますか?」とお願いしてくる──そんなコミュニケーションの有効性を調べる実証実験が、3月20日~23日に品川のオフィス街で行われる。 電通国際情報サービスと東京大学の暦本研究室は3月19日、遠隔コミュニケーションデバイス「TiCA」(チカ)のプロトタイプを共同開発したと発表した。宅配ロボットのような自律型ロボットと組み合わせ、想定外のトラブルが起こったときに周囲の人に助けを求めるような使い方を想定しているという。 TiCAは、遠隔地にいるオペレーターと人が音声でコミュニケーションできる球体状のデバイス。オペレーターの視線に応じて本体の表面に備えたLEDの光り方を変えることで、その場にいる人と目を合わせて会話しているようなコミュニケーションを行えるという。 実証実験では、ロボットベンチャーのZMP(東京都文京区)が開発した宅配ロボット「C

                                          ロボットが「助けて」と言ったら? 東大、人とロボットの実証実験を品川で実施
                                        • ●連続講座「花田清輝―その芸術と思想」第二回

                                          ●連続講座「花田清輝―その芸術と思想」第二回 花田清輝とメディア 粉川哲夫 マスメディアでの評判 この十数年間に、花田清輝について論じたことが何度かあるんですが、この機会に今までの花田清輝についての把握のしかたについてあらためて考えてみたいと思います。ここでお話しするまでにいろいろと思いついたことを話したいと思いますので、思考のプロセスにおつきあいいただければと思います。まず、メディアというと今では、電子メディアのことを想定することが多いと思いますが、花田清輝の場合、まず第一に花田清輝というメディアがあるわけです。つまり、本ですね。このメディアの位置づけが、花田を論じる場合重要だと思います。一九五〇年代・六〇年代の花田清輝というのは、まさに批評活動をやっていた花田清輝であって、読者はリアルタイムに新聞などで花田を読めたわけです。著作も大体買えました。ところが、七〇年代になると出されていたも

                                          • ユーザーインターフェース研究のトップランナーが語る、新しいアイデアの生み出しかた。

                                            ユーザーインターフェース(機器やソフトウェア、システムなどとその利用者の間で情報をやり取りする仕組み)研究の世界のトップランナーのひとり、暦本純一さんが「新しいアイデアの生み出しかた」について語っておられる本です。 マルチタッチシステム、SmartSkin(スマートスキン:スマートフォンの画面を指2本で広げたり狭めたりする技術)を発明したのが著者の暦本さんだということを、僕はこの本を読んではじめて知ったのです。 以前、同僚が「うちの2歳の子どもは、iPadの操作に慣れてしまって、紙の本でも指で広げて文字を拡大しようとするんです」と言っていたんですよね。 ああ、いまの子どもたちは、「デジタルネイティブ」なんだなあ。 小学生の頃に「マイコン」が世に出て、「キーボードで押した文字が画面に出る」ことに感動した自分の記憶がよみがえってきました。 スマートスキンという発想って、実現されてみると、「誰も

                                              ユーザーインターフェース研究のトップランナーが語る、新しいアイデアの生み出しかた。
                                            • 理系大学院生のカバンの中身。ほりーさんの持ち物 | カバンの中身が好き

                                              クールなギアが詰まってる。ギア理系大学院生ほりーさんのカバンの中身 「みんなのカバンの中には、いったいどんなモノが入っているのだろう?」という疑問からスタートしたこの企画。カバンの中身が好きな人に送る「あんなモノ」から「こんなモノ」まで、リアルなユーザーのカバンの中身を紹介しよう。 東京大学で博士課程の学生として日々研究に励む傍ら、シンプルで高い機能性のモノを多く紹介するブログ『CoarsePaper』を運営するほりーさんのカバンの中身を見せてもらった。 ※この記事は2016年に公開した記事を再編集して掲載しています スポンサーリンク 『カバンの中身』の持ち主について ほりーさんは『Coarse Paper(コースペーパー)』というブログを運営してる博士課程の学生だ。力触覚とかVRとか人間拡張について研究する傍ら、洋服とコーヒーとガジェットとモノについてブログを書いている。 写真やブログデ

                                                理系大学院生のカバンの中身。ほりーさんの持ち物 | カバンの中身が好き
                                              • 本命手術から4年目の定期検診①…わし、大丈夫か? (243) - しあすさとくもちゃんの闘病日記

                                                こんにちは。いつも読んでくださってありがとうございます。 お昼ごろになると、11月とは思えないくらい暖かい日が続いていて、過ごしやすくてよかったなぁ、と薄いインスタントコーヒーを飲んでホッとした しあすさです。 米国は寒波が来て、すごく寒いらしいので温暖化なのか何なのか迷うところでっす。 世は 減税って騒いでいますが、ザイ務省は増税すると出世(!!)できるらしいので、このまま国民のためになる政策が続くとは考えない方がいいのかも?と疑心暗鬼な気持ちになります。多分、みんなそう考えているのかもしれません。だから支持率が上がらないのかもしれないなぁ。 そういえば最近、コオ□ギって言わなくなったな、って思っていたら、水面下でいろいろやろうとしているのですね。群馬県の県庁で全自動ドリップコーヒーマシンでコオ□ギパウダー入りのものが登場したみたいです。年中ハッピー暮らしに役立つ便利手帳さんのブログです

                                                  本命手術から4年目の定期検診①…わし、大丈夫か? (243) - しあすさとくもちゃんの闘病日記
                                                • non-humanoidアバター概観 - shike_bengaraのブログ

                                                  人間、辞めたくないですか? Twitter上には「猫になりたい」「にゃーん」等と発言している人々が多く存在します。 終わることのない競争社会に疲れた人々は、動物になりヒエラルキーの外側に立つことで、社会から逃避することを夢見るようになりました。 社会にすりつぶされ、来世も期待できず、今世で猫になることを選んだヒロイン 一方、非人型の身体能力への憧れという正のモチベーションが、人々を脱人間に駆り立てることもあります。ギリシャ神話の発明家ダイダロスは、空を飛ぶべく人工の翼を作りました。様々なファンタジーやロールプレイングゲームにおいても、空や力への憧れから、人が鳥や虎やドラゴンの姿に変身する様は多く描かれています。 現実の例としては、動物のシステムや構造を解明して人工物に応用するバイオミメティクス分野や、人間の認知能力や作業能力を拡張する人間拡張分野において、動物の身体性やイメージを人間に取り

                                                    non-humanoidアバター概観 - shike_bengaraのブログ
                                                  • 「にこにこうぱうぱブルーベリー」「海とデビューに泳ごう Pyuee」 人工知能が作詞した仮面女子の新曲、斬新すぎた

                                                    地下アイドルグループ「仮面女子」が4月6日、東京・千代田区の仮面女子カフェで、世界初となる人工知能(AI)が作詞した楽曲「電☆アドベンチャー」を初お披露目しました。 坂本真樹教授と仮面女子 同曲は、仮面女子と電気通信大学の坂本真樹教授とのコラボによって生まれたもの。坂本教授は、オノマトペ(擬声語)の数値化や、単語から想起される色彩情報を利用する研究などで知られ、今回のコラボでは、色から歌詞を作る取り組みに挑戦しました。 電☆アドベンチャー 作詞に当たっては、用意したコーパス(自然言語のデータセット)の色彩ベクトルをあらかじめ算出しておき、仮面女子の楽曲「超☆アドベンチャー」からメンバーがイメージして描いたイラストの色彩ベクトルを計算、その類似度が高い単語とオノマトペを掛け合わせることで、本記事末にある歌詞を生み出しました。坂本教授によると、用意したコーパスは1000語程度ながら、生成される

                                                      「にこにこうぱうぱブルーベリー」「海とデビューに泳ごう Pyuee」 人工知能が作詞した仮面女子の新曲、斬新すぎた
                                                    • “人機一体”で人間はどう変わるのか「人間拡張工学」がもたらす新しい世界 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

                                                      1994年、東京工業大学生命理工学部生物工学科卒。1996年、同大学大学院生命理工学研究科修士課程修了。1999年、東京大学大学院工学研究科博士課程修了。東京大学助手、マサチューセッツ工科大学コンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者、電気通信大学電気通信学部知能機械工学科教授、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授などを経て、2015年より現職。 その前に、まず、人間の特質から説明しましょう。普通の生物は、何世代もかけて遺伝子を変化させながら進化していきます。それに対して人間は、道具をつくったり、環境を自ら変えることによって、「進歩」という名の「進化」を遂げてきた生物なのだと思います。「進化」によって、人間は、それまでできなかったさまざまなことを可能にしてきました。 なかでも著しい進化を遂げたのは、18世紀半ばに始まった産業革命以降です。蒸気機関に始まり、さまざまな人工システム、機

                                                        “人機一体”で人間はどう変わるのか「人間拡張工学」がもたらす新しい世界 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
                                                      • 【メモ】今月の「Kindle月替わりセール」(2017年09月) : マインドマップ的読書感想文

                                                        【はじめに】◆今日お送りするのは、月初恒例の「Kindle月替わりセール」の9月分。 連日のセール記事で恐縮なのですが、Kindleセール記事欄がスカスカだと落ち着かないので、いつも通り早めにアップしたいと思います。 さて、9月の対象作品は全体で141冊と8月とほぼ同じ。 一方、Kindle Unlimited対象の方は36冊とやや減ったため、トータルでは数冊の微増といったところでしょうか。 なお、月替わりセールは、セール期間に比較的余裕がありますが、いつも申し上げるように月末でキッチリで終わりますので、気になる作品がありましたらお早めにお求めください! Tea and Kindle / preetamrai 【「Kindle月替わりセール 2017年09月分」より】 いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン 本書は、デジタル時代に新しく生まれたビットコインと、それを支えるブロック

                                                          【メモ】今月の「Kindle月替わりセール」(2017年09月) : マインドマップ的読書感想文
                                                        • 「産業技術ビジョン2020」を取りまとめました (METI/経済産業省)

                                                          経済産業省は、日本におけるイノベーションの停滞の本質的課題を見つめ直し、2025年、さらにその先の2050年に向けて我が国がリソースを集中すべき重要技術群の研究開発の方向性を示すため、産業構造審議会産業技術環境分科会研究開発・イノベーション小委員会での議論を重ね、このたび、「産業技術ビジョン2020」を取りまとめました。「産業技術ビジョン2020」を1つの契機として、イノベーションの好循環を生み出していきます。 1.背景 我が国は、SDGsの達成やサーキュラーエコノミーへの移行、災害・感染症対策等の社会課題の解決に対応するとともに、産業競争力の強化を図っていくため、一層のイノベーションの創出を必要としています。他方、近年の日本のイノベーションを巡る状況は芳しくなく、また、Society5.0への準備が整っていないことが今回の新型コロナウイルスによる危機によって浮き彫りとなりました。改めて、

                                                          • [CEDEC 2021]人間の能力を拡張する「ヒューマンオーグメンテーション」とは。人とAIの融合によって起こりうる社会構造の変化

                                                            [CEDEC 2021]人間の能力を拡張する「ヒューマンオーグメンテーション」とは。人とAIの融合によって起こりうる社会構造の変化 ライター:大陸新秩序 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」の3日め(2021年8月26日),基調講演「Human Augmentation: 人間拡張がもたらす未来」が行われた。このセッションでは東京大学情報学環教授/ソニーCSLフェロー・副所長 暦本純一氏が,現在行われているヒューマンオーグメンテーション(Human-Augmentation,人間拡張)の研究を紹介するとともに,それらが一般化した将来に起こりうる社会構造の変化などについて語った。 ※記事内の画像はすべて配信画面をキャプチャーしたものです。 人間とAIの融合 ヒューマンオーグメンテーションは,ここ数年メディアなどで大きく取り上げられるようになったが,暦本氏によると概念自体は,

                                                              [CEDEC 2021]人間の能力を拡張する「ヒューマンオーグメンテーション」とは。人とAIの融合によって起こりうる社会構造の変化
                                                            • 【特別企画】東大・稲見昌彦教授が語るVR、AI、……そして人類の未来 「人間拡張工学」の専門家による現代科学のアプローチとこれから

                                                                【特別企画】東大・稲見昌彦教授が語るVR、AI、……そして人類の未来 「人間拡張工学」の専門家による現代科学のアプローチとこれから
                                                              • ドコモ、世界初の「人間拡張」基盤。身体のユビキタス化

                                                                  ドコモ、世界初の「人間拡張」基盤。身体のユビキタス化
                                                                • 6G時代は「テレパシーがSFの世界でなくなる」 ドコモが掲げる“人間拡張基盤”とは

                                                                  NTTドコモが、1月17日から19日まで同社の研究開発や最新技術を紹介する「docomo Open House'22」をオンラインで開催している。イベント初日の17日には、リアルの展示会場をメディア向けに公開し、説明員によるデモンストレーションを実施した。また、執行役員 R&Dイノベーション本部 6G IOWN推進部長 中村武宏氏が「5G Evolution & 6G」の現状を説明した。 世界で6Gに向けた動きが加速している 日本に5Gが導入されたのが2020年5月。既に高度化、つまり5G Evolutionの技術開発が進んでおり、世界的には既に6Gに向けた流れができつつある。 親会社であるNTTは、光の技術をベースとした将来の情報処理基盤「IOWN」を提唱しているが、ドコモが6Gで目指す世界とIOWN構想は方向性が同じことから、NTT持株の研究所と密に連携し、研究開発を進めている。今回の

                                                                    6G時代は「テレパシーがSFの世界でなくなる」 ドコモが掲げる“人間拡張基盤”とは
                                                                  • iBeacon/カーテレマティクス/スポット情報/コンテキストなどの事例から、 スマートシティ/オープンデータ/ウェアラブルとの連携までを網羅 『位置情報ビジネス報告書2015』1月14日(水)に発売

                                                                    iBeacon/カーテレマティクス/スポット情報/コンテキストなどの事例から、 スマートシティ/オープンデータ/ウェアラブルとの連携までを網羅 『位置情報ビジネス報告書2015』1月14日(水)に発売 インプレスグループでIT関連出版メディア事業、及びパートナー出版事業、デジタルメディア&サービス事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)は、iBeaconやウェアラブルデバイスの登場や、カーテレマティクス、コンテキストサービス、スマートシティへの応用で注目を集める位置情報技術について、国内外の最新ビジネス事例とそれを支える技術の最新動向を網羅した、『位置情報ビジネス報告書2015』を、1月14日(水)に発売します。 位置情報技術は、今や私達の生活にとって重要な技術になっています。例えば、もし、今、GPSをはじめとする測位技術が利用できなくなった場合、

                                                                      iBeacon/カーテレマティクス/スポット情報/コンテキストなどの事例から、 スマートシティ/オープンデータ/ウェアラブルとの連携までを網羅 『位置情報ビジネス報告書2015』1月14日(水)に発売
                                                                    • スクエニの三宅氏、AIの未来を大胆予想 「2つの知性が誕生」

                                                                      機械は直ちにコピーされ、世界中の隅々にまで行き渡りました。人類が最初に持ったレイヤー、それが機械でした。 その後蒸気から電気へ動力が変化し、第2次産業革命が起こります。機械は電動機械となり、またすぐにコピーされて世界中にまん延していきます。20世紀に入ると、コンピューターが出現。世界に行き渡った電動機械はコンピューターによって自動制御が可能になり、またもや直ちに大量にコピーされて世界中に広がっていきました。 すると今度は、コンピューター同士をつなぐインターネットが出現します。スイスの欧州合同原子核研究機関(CERN)の研究者が発明したWWWによって世界中はWebで覆われ、インターネットの層が形成されることになります。インターネット上では、次第に個人が情報を発信するようになり、ネット上は多種多様な情報であふれ返り始めます。個人が把握できるはるかに超えた量となり、統制が利かない情報が氾濫する時

                                                                        スクエニの三宅氏、AIの未来を大胆予想 「2つの知性が誕生」
                                                                      • 「SFと人間拡張の未来」を勝手にレポートする - Lv up to You

                                                                        東大の大学院である情報学環では、「ヒューマンオーグメンテーション学」*1 に関する活動が SONYと東大の共同運営で行われています。その活動の一環として、2018年3月26日に 「Symposium 2018 | The future is already here: SFと人間拡張の未来」が開催されました。 本記事では、シンポジウムの様子を勝手にレポートして行きます。 きちんと記録を取っていた訳ではないので、内容的に不完全な部分があるかもしれません。 予めご了承ください。 筆を執った人→ゆうのLv3(@yunoLv3) 対談:暦本教授 & ウィリアム・ギブスン イベント開幕に流されたのは、暦本純一教授 *2 とウィリアム・ギブスン氏 *3 の対談動画。 www.youtube.com 未来は既にここにある、ただ均等に行き渡ってないだけだ。 ("The future is here, it

                                                                          「SFと人間拡張の未来」を勝手にレポートする - Lv up to You
                                                                        • 複数の分身や第3の腕を作り出す、東大らの「人間拡張研究」本格始動

                                                                          ロボットやAIと融合して人間が自由自在に行動できるようになることを支援する拡張技術。これをを研究開発する「JST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト」が、2018年6月15日に都内でシンポジウムを開催した。研究総括を務める東京大学 先端科学技術研究センター 教授の稲見昌彦氏は、登壇した様々な分野の研究者らと研究の方向性や解決すべき課題について議論を交わした。

                                                                            複数の分身や第3の腕を作り出す、東大らの「人間拡張研究」本格始動
                                                                          • 曲がる「全固体電池」開発。ウエアラブル端末に提案へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                            産業技術総合研究所人間拡張研究センターの鈴木宗泰主任研究員は、折り曲げても使えるフレキシブル全固体電池を開発した。放電中に切っても発火せずに放電を続ける。18枚の積層電池を用いて蓄電容量440ミリアンペア時と液体系のリチウムイオン電池と同等の容量を確認した。今後、耐久性や性能を向上させ、ウエアラブル端末などへの電池に提案していく。 極薄のガラス繊維をセパレーターとし、セパレーターの両側に固体ポリマー電解質と電極集電体を重ねる構造を採用。正極材料とガラス繊維が直接触れると充放電を繰り返すうちに金属リチウムが析出してショートする。固体ポリマー電解質を薄く塗ることで、この課題を解決した。 セパレーターと固体ポリマー電解質の3層構造の厚さは40マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。ガラス繊維は繊維強化プラスチック(FRP)用の市販品を用いた。製造技術が確立している利点がある。電極はリチウム

                                                                              曲がる「全固体電池」開発。ウエアラブル端末に提案へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                            • ソニー、東大とAI・VRに強い人材育成 - 日本経済新聞

                                                                              ■ソニーと東京大学 13日、新しい学問領域「ヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学」に共同で取り組むと発表した。知覚や認知、身体、健康などの人間の能力を、ロボットやウエアラブル端末などを使って拡張する技術を開拓する。4月から東京大学でソニーが寄付講座を提供し、セミナーやシンポジウムを通じてAI(人工知能)や仮想現実(VR)など最新技術に強い人材を育てる。2020年3月ま

                                                                                ソニー、東大とAI・VRに強い人材育成 - 日本経済新聞
                                                                              • 「Unity」の活用事例を紹介するイベントのスケジュールが確定。開催は12月4日

                                                                                「Unity」の活用事例を紹介するイベントのスケジュールが確定。開催は12月4日 Unityソリューションカンファレンス2014 配信元 Unity Technologies 配信日 2014/11/18 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> ゲーム以外の様々な業種でのUnity活用事例が語られる 『Unityソリューションカンファレンス2014』タイムテーブルを全て公開 基調講演には東京大学教授・暦本純一氏が登壇 マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、近年急速に増加しているゲーム以外の分野でのUnity活用事例や開発テクニックの講演と情報交換、Unityユーザー同士の知見の共有を目的として開催する「Unityソリューションカンファレンス2014」の講演タイムテーブルを全て公開いたしました。 基調講演に

                                                                                  「Unity」の活用事例を紹介するイベントのスケジュールが確定。開催は12月4日
                                                                                • 世界初 6G時代に「人間拡張基盤」を提供へ ドコモと慶大、名工大がモノに触れた時の触覚共有の技術「FEEL TECH」を開発 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン

                                                                                  株式会社NTTドコモは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科Embodied Media Project(慶大)、国立大学法人名古屋工業大学大学院工学研究科Haptics Lab(名工大)と共に、2022年1月にドコモが開発した、人間の感覚をネットワークで拡張可能にする基盤である「人間拡張基盤」において、モノに触れた時の触覚を「人間拡張基盤」で相手の感じ方に合わせて共有する技術「FEEL TECH」を開発した。 相手の触覚に対する感度特性を踏まえて触覚を共有する基盤技術の開発は世界初とのこと(※2023年1月25日現在 ドコモ調べ)であり、同技術は、2023年2月2日(木)からオンライン上で開催する「docomo Open House’23」および2023年2月27日(月)からスペインで開催される「MWC Barcelona 2023」で紹介予定だ。 同技術の概要 同技術は、触覚を把握

                                                                                    世界初 6G時代に「人間拡張基盤」を提供へ ドコモと慶大、名工大がモノに触れた時の触覚共有の技術「FEEL TECH」を開発 - ロボスタ ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン