エジプト・アレクサンドリア西方のタップ・オシリス・マグナ神殿で発掘された、口の中に黄金の舌の形の護符が納められた約2000年前のミイラ。エジプト観光・考古省提供(2021年1月29日提供)。(c)AFP PHOTO / HO / EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIES 【2月4日 AFP】エジプト観光・考古省は3日、北部アレクサンドリア(Alexandria)近郊で、エジプトとドミニカの合同調査隊が口の中に舌の形をした黄金の護符が納められた約2000年前のミイラを発掘したと発表した。 同省によると調査団は、アレクサンドリア西方のタップ・オシリス・マグナ(Taposiris Magna)神殿で「岩に刻み込まれた16基の墓」を発見した。この埋葬形式は、古代ギリシャ・ローマ時代に広く用いられていたという。 墓の中には数体のミイラがあり、「保存状態は悪かった」が「金箔(き