並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 43件

新着順 人気順

原田隆之の検索結果1 - 40 件 / 43件

  • 藤田孝典氏の活躍により、また新しい「素人質問で恐縮ですが」が現れてしまう

    藤田孝典 @fujitatakanori ポルノは強迫的性行動症や様々な精神疾患を招き、害悪性が指摘されています。 本人がやりたいからやらせろ、という時代ではなく、社会問題として縮小する議論をしたらいいと思います。 産業規制、総需要が減少したら、過去の炭鉱労働者同様に、職業訓練、生業支援、生活保護を受ければいいのです。 twitter.com/aochanp/status…

      藤田孝典氏の活躍により、また新しい「素人質問で恐縮ですが」が現れてしまう
    • 感染爆発なのに危機感がない 人々の心理に何が起こっているのか 効果的な対策は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      感染爆発と五輪開催 東京オリンピックが閉幕した。緊急事態宣言下の五輪開催という異例の事態のなか、まさに感染爆発という事態が続いている。 前回の記事では、五輪開幕直後の人々の心理とそれが感染拡大に影響を与える点について指摘した(コロナ禍の五輪に熱狂する人々の心理とそこで忘れてはいけないこと)。 そこでは、外出自粛や営業自粛などを呼びかける一方で、国を挙げての「お祭り」を開催することによって、「出るな」「出かけろ」という矛盾したメッセージが出されることとなり、人々は都合のよいメッセージのほうを受け取ってしまったことの影響を指摘した。 また、緊急事態宣言が何度も繰り返されることによって、それはもはや「緊急」でも何でもなくなり、むしろ「新しい日常」となってしまったことも要因の1つとして考えられる。新しい刺激や環境に馴れてゆき、それに対する反応が見られなくなることを心理学では「馴化」(じゅんか)と呼

        感染爆発なのに危機感がない 人々の心理に何が起こっているのか 効果的な対策は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 10年間で500人を治療してわかった「痴漢」を取り巻く問題(原田 隆之) @gendai_biz

        痴漢には処罰と治療を およそ1年前、朝夕の満員電車で痴漢を疑われた男性が線路上を走って逃げるという事件が相次いで起こり、大きな話題となった。 連日のように大きな事件事故、災害などが起こるわが国では、もはやそれは昔話のような感すらある。 このとき、私は「『科学の力』で痴漢をなくす、驚きの方法」という記事を書き、それが私の「現代ビジネス」での「デビュー」となった。 奇しくもその1年後の今月18日、NHKの人気番組「クローズアップ現代+」で痴漢が特集され(「万引き・痴漢という“病”~刑罰だけでなく治療も」)、私もその番組に出演した。 「現代ビジネス」と「クローズアップ現代+」、そのどちらにおいても私が訴えたのは、痴漢に対して「処罰に加えて治療を」という主張であった。 これらの記事や番組に対し、多くの賛同の声が寄せられたことも事実であるが、同時に根強い反対、感情的な反発も多かった。 痴漢という犯罪

          10年間で500人を治療してわかった「痴漢」を取り巻く問題(原田 隆之) @gendai_biz
        • 「五輪で『楽観バイアス』 緊急事態宣言 意味なさなく」専門家 | NHKニュース

          コロナ禍における心理を研究している、臨床心理学が専門の筑波大学の原田隆之教授は「オリンピックの開催で、コロナを軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まり、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」として、具体的な対策の必要性を指摘しています。 原田教授は「もともと選手のことは応援したい反面、感染拡大への危機感から五輪に反対するという、相反する気持ちを抱えていたことや、コロナ禍で長い間我慢し、外出もできず、うっ屈した感情がたまっていたこともあり、日本選手の活躍という明るいニュースに触れることで、五輪に熱狂するようになっても、自然な人間の心理だと思う」と現状を分析しています。 そのうえで「五輪のお祭りムードが徐々に醸成され、一方で緊急事態宣言という矛盾する2つのメッセージが出ている。人間の心理としては、自分が聞きたいほうだけを取り入れてしまうのは、非常に自然で、大会の開催で世界中から人が来ても大

            「五輪で『楽観バイアス』 緊急事態宣言 意味なさなく」専門家 | NHKニュース
          • ポテサラ購入者に暴言、妊婦に暴力・・・なぜキレる中高年が増えているのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            キレる中高年が増えている ずいぶん前から、キレる中高年が増えていると言われるようになりました。最近もツイッターで話題になった事件として、こんなニュースがありました。 男は、4月23日朝に札幌市中央区内の歩道で、長女(7)と長男(5)と手をつないで歩いていた20代女性に対し、後ろから「邪魔だ。どけ」と怒鳴った。しかし、女性が「何ですか。その言い方は」と言い返すと、男は突然、女性の前に回り込んだ。 女性は、当時妊娠7か月で、男にそのことを伝えたが、男は、構わずに女性の腹を右足で1回蹴った疑いが持たれている。女性にケガはなく、今のところ胎児に影響はないという。男は、そのまま逃走していたが、防犯カメラの映像から割り出された。(Yahoo!ニュース、6月24日) この容疑者は、51歳の男性でした。また、こんなツイートも多くの反響を集めました。 (Twitterからキャプション) ほかにも、マスクが品

              ポテサラ購入者に暴言、妊婦に暴力・・・なぜキレる中高年が増えているのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • そもそも「大麻」とは何か?日本がいま考えるべき「マジメな使い方」(原田 隆之) @gendai_biz

              今年に入り、大麻事件が続いている。そもそも大麻とは何か? その歴史や規制の現状、乱用の実態などについて、依存症にくわしい筑波大学教授・原田隆之氏が考察する。 大麻とは何か、正確に知ろう 今に始まったことではないが、このところまた大麻で芸能人やその家族が逮捕され、ニュースやワイドショーを賑わせている。 1月15日にヒップホップミュージシャンのUZIが大麻所持で逮捕されたのに続き、30日には大竹まことの長女が同容疑で逮捕された。 これまでも、多くの有名人が大麻事件に関わっているが、例えば今は暴力問題で揺れている相撲協会も、10年前には大麻問題で大揺れしたことがあった。 ところで、大麻とはどのような薬物なのだろうか。 よく耳にはするものの、どんな薬物でどんな作用あるのか、実際よくわからないという人も多いのではないだろうか。 そもそも大麻とは、アサ科の植物、大麻草のことであり、この葉や花穂などを乾

                そもそも「大麻」とは何か?日本がいま考えるべき「マジメな使い方」(原田 隆之) @gendai_biz
              • 松本人志はもう「時事問題」を語るのをやめたほうがいい(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

                昔は大好きだったけど… 私はお笑い番組が好きでよく観るほうだが、最近はまったく松本人志の番組を観ることがなくなった。単に面白くないからだ。昔は大好きな芸人の1人だったし、独特のボケはまさに天才的だった。 しかし、いつの頃からか、取り巻きをたくさん従えて、ヨイショされていい気分になっている姿が見苦しく、自然と観るのをやめてしまった。 最近は何を思ったのか、「ワイドナショー」という番組で、日曜日の朝から時事問題などを語っているという。とはいえ、私はこの番組も一度も観たことがない。裏番組の爆笑問題のほうをたまにではあるが観ているからだ。 松本人志の番組は観ていないが、いろいろと雑音は耳にする。そしてたびたび炎上騒ぎを起こしているという。 今回松本人志を語るにあたって、何も知らないで語るのはいくら何でも失礼であるし、無責任であるので、さまざまな過去の炎上騒ぎを調べてみた。 「松本人志 炎上」とネッ

                  松本人志はもう「時事問題」を語るのをやめたほうがいい(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
                • 原田隆之 on Twitter: "私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノが強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 https://t.co/btlnkYJuu0"

                  私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノが強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 https://t.co/btlnkYJuu0

                    原田隆之 on Twitter: "私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノが強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 https://t.co/btlnkYJuu0"
                  • 心理学者から見たメンタリストDaiGoさんの発言(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                    批判と炎上  ホームレスや生活保護受給者へのヘイトスピーチで、メンタリストDaiGoさんが大きな批判を浴びている。私も動画を観たが、あまりの醜悪さに言葉を失った。 私自身、生活保護を受けている人々に対する心理的な支援を行っている身でもあり、聞いたこともないようなあからさまなヘイトを目の当たりにして、大きなショックを受けた。そして、これまで人類が人権のために闘ってきたその歴史は何だったのだろうかとさえ思わされた。 あからさまな差別に対して、われわれがまずやるべきことは、明確に声を上げて「NO」を突き付け、社会としては絶対に許容できないという態度を示すことである。 彼の言論のどこが問題であるかについては、数多くの専門家が声明等を出しているので、ここではこれ以上立ち入ることはしない。 その一方で、彼はどうしてあんな発言をしたのか、その発言の裏にある心理について聞かれることが何度かあったので、ここ

                      心理学者から見たメンタリストDaiGoさんの発言(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                    • 差別とは何か?「社会の役に立たない人間は無価値」と信じる人たちへ(原田 隆之) @gendai_biz

                      開けられたパンドラの箱 死者19人、負傷者27人という犠牲者を出した神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園事件」から2年が経過した今年7月。植松聖被告の手記などを掲載した書籍『開けられたパンドラの箱』が出版された。 事件が急速に忘れ去られていくなかで、このまま風化させてよいのか、社会は何か変わったのだろうかという問題意識を込めての発刊だった。しかし、その一方で厳しい批判もあった。 たとえば、ある大学教授が出版中止を求めて、2千人の署名を集めて出版社に抗議したという。 「間違った考えが広まるのではないか」という障害者の家族などによる懸念や、出版によって本人に何らかの社会的評価や実績を与えてしまうのではないかという疑念が、その批判の根底にある。 同様の批判は、これまでも犯罪加害者が手記を発表するたびに繰り返されてきた。たとえば、英国人英会話講師殺人事件の市橋達也や、神戸連続児童殺傷事件の「少年A

                        差別とは何か?「社会の役に立たない人間は無価値」と信じる人たちへ(原田 隆之) @gendai_biz
                      • マスメディアはなぜワクチンへの不安を煽るのか 安直な「中立性」の陥穽(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        ワクチン不安を煽るマスメディア 最近のマスコミ報道を見ていると、ワクチンへの不安を煽ることが増えているように見える。かつて、コロナへの不安を煽っていたマスメディアは、今やはワクチン不安を煽ることにその姿勢が引き継がれているかのようだ。 私自身もつい最近、こんな経験をした。 私は、今年4月にワクチン忌避に関する調査を行い、その結果を5月にヤフーニュースで公開した。調査では、20代や30代の若い世代にワクチン接種をためらう傾向が有意に高いこと、それはワクチンへの不安と関連があることなどが明らかになった。そして、その結果をもとに、どうすれば若い世代に正確な情報を伝え、ワクチンへの不安を小さくすることができるのかの提言を行った。 ワクチン接種が順次若い世代へと拡大されていくなかで、この2-3週間、この調査結果を紹介したいというテレビや新聞の取材が増加した。それはありがたいことなのだが、一方で調査結

                          マスメディアはなぜワクチンへの不安を煽るのか 安直な「中立性」の陥穽(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 渡部建を「セックス依存症」と指摘する無責任さ 依存症の専門家として覚える違和感(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          渡部建さんの不倫問題 渡部建さんの不倫問題が「文春砲」の標的になってから,もう1週間が過ぎました。世間は相変わらずこの話題で持ちきりです。 不倫相手が複数であったこと,その性行為が眉をひそめるようなものであったことなどが微に入り細に入り報じられ続けています。それらの行為がこれまでの渡部さんのイメージとはかけ離れたものであったことや,妻もまた有名人であったことなど,大騒ぎとなる要素がたくさんあるのでしょう。 そしてここ数日,何人もの人がメディアで渡部さんの行動を指して「セックス依存症」だと論評しています。 セックス依存症なのか ジャーナリストの木村太郎さんは,ワイドショーのなかで「この人を知らないし,芸能界もよく知らないけど,伝えられていることを聞くと,この人病気じゃないかなと思う」「セックス依存症,セックス・アディクション・シンドローム,それあると思います」などと述べています。同様に,タレ

                            渡部建を「セックス依存症」と指摘する無責任さ 依存症の専門家として覚える違和感(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • ワクチンデマ、信じるのはどのような人たちか データで見るその心理(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            ワクチン接種意図の変化 現在、わが国ではコロナのワクチン接種が急速に進んでいる。2回目の接種を終えた人は、国民の過半数に及び、米国の接種率も追い抜いた。 前々回の記事で、ワクチン接種に関する調査データを紹介したが(「ワクチンを接種した/したい」が85.5% 若者の接種希望も大幅増)、そこではワクチンを接種したいと回答した人は、全体の85.5%に及んでいることがわかった。20代、30代の若い世代でも、約80%であった。 ワクチンを接種したいという人の割合は、4月時点での調査結果から大幅に増加していたが、その大きな理由は、「変異株など今の感染状況を見て打ったほうがよいと思ったから」「周りの人が打っているから」というものであった(ワクチン接種に対する心理は、4月からの5か月間でどう変化したか そしてその理由は?)。 こうした理由を見ると、ワクチン接種希望者が増えているとは言っても、安心ばかりはし

                              ワクチンデマ、信じるのはどのような人たちか データで見るその心理(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 「伊調馨さんは選手なんですか?」衝撃会見で露呈したパワハラの構造(原田 隆之) @gendai_biz

                              「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」――レスリングのパワハラ問題で、至学館大学・谷岡郁子学長が衝撃の会見をおこなった。この会見から、パワハラとは何か、なぜ起こるのか、根深い構造を知ることができる。 大相撲をはじめとする暴力やパワハラについてたびたび論じてきた筑波大学教授の原田隆之氏が、この問題を考察する。 相撲の世界と似ている まるで、デジャブを見ているかのようだった。 レスリングの伊調馨選手へのパワハラ問題で揺れる、至学館大学の谷岡郁子学長の会見を見たときの第一印象だ。 それは、つい何ヵ月か前に繰り返しテレビで流れた、力士への暴行事件を受けての相撲協会の危機管理委員長や、同評議員会の池坊保子議長の会見を彷彿とさせるものだった。 どちらにも共通するのは、組織を守りたいというあからさまな姿勢が前面に出て、弱い立場にある個人への思いやりや敬意が微塵も感じられないことであり、甚だしい人権意識

                                「伊調馨さんは選手なんですか?」衝撃会見で露呈したパワハラの構造(原田 隆之) @gendai_biz
                              • 精神医学を人格攻撃の道具にするな 看過できない「専門家」による小室さんへの人格攻撃(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                精神科医による人格攻撃 前回の記事(眞子さまの結婚を巡る「対人攻撃」の不健全さ)で、SNSなどにあふれる小室さん夫妻への誹謗中傷の不健全さを批判した。誹謗中傷のような言葉の暴力は、それが向けられた相手だけでなく、それを発した本人の人格をも同時に貶めるもので、誰も幸せにはしないものだからである。 その後、眞子さんも晴れて結婚され、私人となられたので、この話題に関する寄稿はやめようと思っていたのだが、1つ非常に問題のある記事を読んだので、不本意ながら再びこの問題を取り上げることにした。 その記事は片田珠美さんという精神科医が、Webメディアで一見専門的に見える用語を並べ立てて、小室さんの人格を「分析」しているものである。しかし、それは「専門家の分析」に名を借りた人格攻撃であり、同じメンタルヘルスの専門家として看過できるものではない。 あまりにも醜悪な内容なのでここに書くのもためらわれるが、その

                                  精神医学を人格攻撃の道具にするな 看過できない「専門家」による小室さんへの人格攻撃(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 安倍氏銃撃の容疑者像分析、メディアに都合のいい「専門家」起用 犯罪心理学者が問題視 - 弁護士ドットコムニュース

                                  安倍元首相の銃撃事件の容疑者をめぐり、その動機やこれまでの人生が断片的に報じられ、なぜ事件を起こしたのか、国民的な関心事になっている。 テレビや新聞、インターネットでも、たくさんの情報が流れ、研究者や医師、弁護士といった専門家から、元政治家や芸能人まで、容疑者の人物像について、様々な立場の人たちが語っている。 ただ、「専門家」のコメントの中にも、「不遇な幼少時代を過ごした人たちは、『歪んだ特権意識』を持つようになりがち」(精神科医)、「幼稚なまま育ってしまったマザコン」(弁護士)といった見方もあり、犯罪心理学が専門の原田隆之・筑波大教授は、「まだわからないことも多い中で、『専門家』を名乗る人たちの断定的な『診断』が、マスメディアの作ったストーリーに沿って流れることに危機感を覚える」と語る。専門家とメディアの関係について、詳しく聞いた。(ライター・今川友美) 原田隆之教授(提供写真) ●マス

                                    安倍氏銃撃の容疑者像分析、メディアに都合のいい「専門家」起用 犯罪心理学者が問題視 - 弁護士ドットコムニュース
                                  • 大麻合法化論を考える 本当に害は小さいのか、医療目的の使用の是非は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                    大麻合法化論 大麻に関する事件が報道されると、最近では「大麻合法化論」が話題になることが増えた。果たして大麻は合法化すべきなのだろうか。 まず、そもそもなぜ大麻が違法とされているかというと、それは国連の「麻薬単一条約」で禁止されており、ほぼすべての国連加盟国がそれを批准しているからである。もちろん、日本も例外ではない。そして、国内法として「大麻取締法」によって規制薬物とされているからでもある。 とはいえ、法がすべてであるという硬直化した議論にはあまり意味がなく、時代の変化によって、あるいは最新最善の科学的エビデンスに基づいて柔軟に議論する余地は多分にある。 大麻の害 大麻合法化についての議論では、「アルコールやタバコに比べると害がない」という意見が必ず出るが、それは事実だろうか。 有名な研究では、権威のある医学雑誌「ランセット」に掲載された論文で、さまざまな薬物の依存性や害を比較したものが

                                      大麻合法化論を考える 本当に害は小さいのか、医療目的の使用の是非は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                    • 薬物依存症治療のプロは清原和博のいまをこう見ている(原田 隆之) @gendai_biz

                                      清原氏の驚くべき変貌 元プロ野球選手の清原和博氏が、昨年5月に執行猶予判決を受けてからはじめて、雑誌(『Number』)のインタビューに答えた。 その表紙には髪を七三に整え、紺色のスーツに涼しげな水色のネクタイを締め、すっきりと痩せた姿で登場し、誰もがその変貌に驚いたことだろう。 かつての姿と言えば、丸々と太って黒光りしたスキンヘッドに、上下白のスーツ、ゴールドのネックレス。道ですれ違ったとすれば、正直誰もが目を合わせずに通り過ぎたいような、そんないで立ちだった。 人を見た目で判断してはいけないが、かつてのそんな姿の彼は、絵に描いたような「ワル」そのものであったし、逮捕されたときには誰もが驚きはしたが、その一方で「やっぱり」という感想も多く聞かれた。 しかし、今の彼のこの姿を見ると、誰もが「反省しているな」と感じることだろう。これはとても大事なことである。 もちろん、髪型や洋服を変えただけ

                                        薬物依存症治療のプロは清原和博のいまをこう見ている(原田 隆之) @gendai_biz
                                      • 過激化する反ワクチン集団「神真都Q」を放置してはいけない理由(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        ついに逮捕者が 4月7日、東京都渋谷区のクリニックで、新型コロナウイルスのワクチン接種反対を叫ぶ団体のメンバーが診察室などに乱入し、建造物侵入容疑で逮捕された。取調では「(ワクチンによる)殺人行為を止めに入った」などと供述しているという。 彼らは、昨年末に設立された「神真都Q」(やまとキュー)と名乗る団体のメンバーで、アメリカなどで広がる極右陰謀論者集団「Qアノン」の日本版を自称しているという。 神真都Qとはどういう団体か。神真都Qの「結成宣言」には「我々はこれまで永きに亘り支配されてきた悪の権化イルミナティ、サタニスト、DSグローバル組織、最悪最強巨大権力支配から「多くの命、子どもたち、世界」を救い守る為、自らの命をかけ活躍して頂いた偉大なる先駆者達偉大なるドナルド・トランプ大統領をはじめ、多くのホワイトハット、Q、HERO’Sたち、世界中の光輝く素晴らしい方々が切り拓いてくださった光の

                                          過激化する反ワクチン集団「神真都Q」を放置してはいけない理由(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • スマホやパソコン所持せず 世間から孤立…なぜ突然凶行に - 産経ニュース

                                          川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小の児童ら19人が刃物で殺傷された事件で、犯行後に自殺した岩崎隆一容疑者(51)は、スマートフォンやパソコンを所持せず、長期間にわたって社会から孤立した引きこもり状態だったとみられる。専門家によると、世間から隔絶された末に通り魔事件を起こす場合、40代以降の中高年は通常、20~30代と違って攻撃性が減少するという。なぜ岩崎容疑者は突然、凶行に走ったのか。 犯行翌日の29日、神奈川県警は岩崎容疑者が80代の伯父夫婦と住んでいた川崎市内の一軒家を捜索した。ワゴン車2台に加え、トラックを準備。10人ほどの捜査員が自室などを入念に調べたが、押収したのは犯行に使ったとみられる包丁の空き箱やノートなど段ボール1箱分のみだった。トラックはほぼ空の状態で引き上げた。 捜査関係者によると、自室は片付いており、テレビやテレビゲーム機、携帯ゲーム機はあったものの、パソ

                                            スマホやパソコン所持せず 世間から孤立…なぜ突然凶行に - 産経ニュース
                                          • ピエール瀧が笑ってはいけないのか? 「罪と友情」を混同する人々へ(原田 隆之) @gendai_biz

                                            石野卓球さんのツイート 電気グルーヴのピエール瀧さんが、コカイン使用の容疑で逮捕されたあと、4月4日に保釈された。保釈の際は、警察署の前で深々と頭を下げて謝罪する様子が、何度もテレビで流された。 そして、それから3週間後の4月25日、同じく電気グルーヴのメンバーで、長年の盟友である石野卓球さんが、瀧さんと肩を組み合って笑う写真をツイッターに投稿し、「一カ月半ぶりに瀧くんと会ったよ。汗だくになるほど笑った!」と報告した。 こちらまで思わず笑顔になるその写真を見ながら、私は素直に「良かった」と思った。そして、次第に胸が熱くなった。 篤い友情だとか、世間の常識への反抗だとか、いろいろと論評する人はいるが、何も知らない第三者が訳知り顔で論評するのも憚られるほどに、素直に「いい写真」だと思った。 もう1枚の写真には、ただ単に「電気グルーヴ」とだけキャプションが付けられており、それがすべてを物語ってい

                                              ピエール瀧が笑ってはいけないのか? 「罪と友情」を混同する人々へ(原田 隆之) @gendai_biz
                                            • 松本人志の「薬物厳罰化」発言が何から何まで間違っている理由(原田 隆之) @gendai_biz

                                              相次ぐ芸能人の薬物問題とマスメディア このところ、芸能人の薬物問題が世間を賑わせ続けている。以前にも書いたが、決して芸能界に薬物が蔓延しているというわけではない。単に報道されやすく目立つからに過ぎない。芸能人の離婚はニュースになるが、一般人が離婚してもニュースにならないのと同じことだ。 しかし、世間の注目が集まっているこの機会に、薬物問題に対する理解を深めるのは良いことだ。その意味で、以前、前編・後編に分けて、薬物依存に関する基本的な内容を紹介した。

                                                松本人志の「薬物厳罰化」発言が何から何まで間違っている理由(原田 隆之) @gendai_biz
                                              • 貴乃花と日馬富士、被害者が悪者になる「バカげた事件」の不快さ(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

                                                被害者の名前を言わない引退会見 日馬富士が貴ノ岩を殴ってケガをさせたとされる事件が、発覚してから2週間。とうとう、日馬富士が引退するところまで追い込まれた。 引退会見では、冒頭「貴ノ岩関にケガを負わせたことに対し、おわびをさせていただきます」と述べたものの、その後「国民の皆様、相撲ファンの皆様に大変ご迷惑をお掛けしたことを心から深くおわび申し上げます」と謝罪し、そこに貴ノ岩の名前はなかった。 このような大事な場面で、謝罪の対象に被害者の名前をうっかり忘れるということは普通考えにくいから、これは意図的なことなのだろう。 また、暴行に至った原因としては、「先輩の横綱として、礼儀と礼節がなっていないときにそれを教えるのが義務だと思っている」と語った。 同席した伊勢ケ浜親方は、「やった事実はあるわけなので、横綱として責任は取らなければいけない」と述べたが、会見を通して「横綱という名前を汚してはなら

                                                  貴乃花と日馬富士、被害者が悪者になる「バカげた事件」の不快さ(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
                                                • 不健康エンジニアが3ヶ月だけ食事に気をつけたら心も体も健康になれた話 - paiza times

                                                  Photo by Marco Verch 長田です。 エンジニアの皆さん、健康に気を使っていますか? 先日オライリーからヘルシープログラマーという書籍が出て話題になりましたが、ITエンジニアのなかには朝遅く夜も遅い、腰痛い、肩凝った、目が疲れた、残業しんどいなど、不健康な人も多い印象があります。 ヘルシープログラマ ―プログラミングを楽しく続けるための健康Hack 作者:Joe KutnerオライリージャパンAmazon 私ももともと超不健康な生活を送っていたのですが、一転してここ3ヶ月で社内のみんなから「健康エンジニア」と呼ばれるようになってきました。 今では「エンジニアが健康を意識しないのはもったいない」と思っています。なぜなら「健康こそが開発の生産性を向上させるのに最も重要な要因」だからです。力こそパワー、健康こそヘルシー。 というわけで今回は、私がなぜそんなに健康を意識するようにな

                                                    不健康エンジニアが3ヶ月だけ食事に気をつけたら心も体も健康になれた話 - paiza times
                                                  • 佐川氏証人喚問で露呈した「小学生レベルの道徳性」(原田 隆之) @gendai_biz

                                                    「俺の人生は、一体何だったのだろう」 3月27日、国会での証人喚問を受けた佐川宣寿・前国税長長官は、このように自問する日々を送っているのではないだろうか。 東大を卒業し、官庁の中の官庁である財務省に入り、大臣秘書官、関税局長、理財局長、そして国税庁長官など、華々しい経歴を歩んで来た佐川氏であったが、まさにそのキャリアの最後で疑惑にまみれ,その地位も名誉も地に堕ちた。 今年の確定申告のさなかに自ら財務省を辞職した後、証人喚問の場に引きずり出され、今後は大阪地検特捜部の捜査の手も及ぶことが予想されている。 大きな不満と不信が残った さて、衆参両院の予算委員会で佐川氏の証人喚問が行われたが、その証言を巡っては厳しい批判が相次いでいる。 特に、文書改ざんの経緯や自身の関与については、証言拒否を繰り返し、その数は50回近くにも及んだ。 その一方で、改ざんに対して官邸側からの指示があったかどうかという

                                                      佐川氏証人喚問で露呈した「小学生レベルの道徳性」(原田 隆之) @gendai_biz
                                                    • 緊急事態宣言下で「自粛をやめてしまった人」の頭の中で起きている"ある変化" 「確証バイアス」が耳をふさぐ

                                                      感染拡大防止のため、政府は緊急事態宣言を出しているが、人の流れはあまり減っていない。なぜなのか。筑波大学の原田隆之教授は「その理由は政府への不信感だけではない。コロナに強い不安を感じるがゆえに、自分に都合の悪い情報を遮断してしまう人たちがいるからだ」という――。 「不要不急かどうかは本人が決めることだ」 新型コロナウイルス感染症対策担当の西村大臣が、お盆休み直前の8月10日の記者会見で、「旅行・帰省を控えてほしい」「帰省をして親族で集まるとか、同窓会で同級生が集まるとか、絶対に避けていただきたい」と強い調子で述べた。 一方、同日丸川珠代五輪担当大臣は、「銀ブラ」をしていたバッハIOC会長の行動について尋ねられ、「不要不急かどうかは本人が決めることだ」との見解を示した。 教科書に載せてもよいくらいの見事なダブルスタンダードである。 国民には不要不急の外出や移動の自粛を強く求め、バッハ会長の外

                                                        緊急事態宣言下で「自粛をやめてしまった人」の頭の中で起きている"ある変化" 「確証バイアス」が耳をふさぐ
                                                      • 不倫には厳しいのに、暴力は許す「この国の大人の恥ずべき感覚」(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

                                                        日本も世界も不倫ブーム? 不倫疑惑報道が元で、民進党の山尾志桜里議員が離党した。週刊誌報道をきっかけにして、ワイドショーでは連日のように長い時間を取って取り上げている。 また、7日夜の離党会見は、一方的に原稿を読み上げて「男女の仲」を否定しただけで、質問をまったく受け付けないというスタイルに批判が集中している。 一言で言うと、この会見は最悪だった。おそらく逆効果となるだろう。騒動は沈静化するどころか、今後ますます「真相」を暴露するための過熱報道に油を注いだ格好となるのではないだろうか。 さらに、想定される最悪の結果として、既に息も絶え絶えである民進党の息の根を止めるような結果に結びつくかもしれない。 思えば、昨年初めのベッキーの「ゲス不倫」以降だろうか、タレント、政治家などの不倫報道がワイドショーやニュースを連日のように賑わせており、もはや食傷気味である。 朝日新聞デジタルによれば、民放が

                                                          不倫には厳しいのに、暴力は許す「この国の大人の恥ずべき感覚」(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
                                                        • 麻生大臣が致命的な「問題発言」を繰り返す理由が分かった(原田 隆之) @gendai_biz

                                                          繰り返される問題発言 前財務次官のセクハラ問題を受けて、麻生財務大臣の発言がたびたび物議を醸している。 例えば、既に財務省がセクハラを認定した後になっても、「(福田氏)本人が、ないと言っている以上、あるとはなかなか言えない」「はめられた可能性は否定できない」「セクハラ罪という罪はない」などと、平気で暴言を繰り返している。 発言の一部は、後になって撤回、謝罪したが、自民党のなかからも批判が噴出している。 また、問題発言の撤回や謝罪は、麻生大臣の「お家芸」のようなもので、これまで何度も繰り返しているのに、まったく過去の失敗から学んでいないようだ。 このような発言をするのは、当然、女性に対してのゆがんだ認識、ハラスメント行為や人権に対しての浅い認識があるからであって、そうした自分の問題を改めようという姿勢もないようだ。 事実、財務省で幹部対象に実施されたセクハラ研修にも大臣の姿はなかった。 発言

                                                            麻生大臣が致命的な「問題発言」を繰り返す理由が分かった(原田 隆之) @gendai_biz
                                                          • TOKIO強制わいせつ事件、「あの一言」が全てを台無しにした(原田 隆之) @gendai_biz

                                                            過熱報道を見て思うこと 人気グループTOKIOの山口達也メンバーが、女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検された。 歴史的な南北首脳会談の前日であるにもかかわらず、ワイドショーばかりかニュース番組もこれをトップで報じ、本人の謝罪会見の場面が長々と流された。 国民的人気グループのメンバーによる性犯罪容疑というのは、確かにショッキングであるし、復興支援や東京オリンピック・パラリンピックなどに関する活動も行っているため、多方面に影響を及ぼす事態であることはわかる。 しかし、それにしても、隣国の歴史的イベントであり、わが国にとってもわれわれ自身の生命や安全がかかっている朝鮮半島の核問題や、拉致家族問題の解決が大きく動き出すかもしれない会談よりも、これが大事なニュースなのだろうかと、毎度のこととはいえ呆れてしまった。 さらに、被害者やその家族にしても、どのチャンネルに変えてもこれだけ長々と見た

                                                              TOKIO強制わいせつ事件、「あの一言」が全てを台無しにした(原田 隆之) @gendai_biz
                                                            • なぜネット上に「野良カウンセラー」が跋扈するのか――自称可能な肩書が生む、メンタルヘルスの危険性(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                              メンタルヘルス(心の健康状態)を扱う「心理カウンセラー」は、ネット上では無法状態になっている――。そう聞くと驚く人も多いのではないだろうか。そもそもメンタルヘルスに関わる資格としては、公的資格に準ずる臨床心理士や、国家資格の公認心理師があり、そのハードルは高い。それにもかかわらず、無資格のいわば「野良カウンセラー」が跋扈(ばっこ)するのは、法律上、「業務独占」ができないからだという。その「闇」を筑波大・原田隆之教授に聞いた。(Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 長く続くコロナ禍の中で、未来への不安に苛まれたとき、あなたならどうするだろうか? 家族や友人、恋人に話を聞いてもらえるならいいが、もしそれもできないほど孤立していたら――。 最近ネット上で多く目にするのが、そんな人々の気持ちを受けとめる「心理カウンセラー」だ。検索エンジンやSNSで調べてみれば、多くの心理カウンセラーが優

                                                                なぜネット上に「野良カウンセラー」が跋扈するのか――自称可能な肩書が生む、メンタルヘルスの危険性(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                                              • ワクチンをめぐるデマの危険性 なぜ人はデマにはまるのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                ワクチンに関するデマ 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が、急速なスピードで進んでいる。国や自治体による接種に加え、会社や大学などでの職域接種もスタートした。医療従事者や高齢者に次いで、若年層への接種が広がっていくなかで、ワクチンへのデマも広がりを見せている。 特に、SNSやYouTubeなど、若い世代がアクセスするメディアを使ってデマが広がっているのが特徴である。デマのなかには、「ワクチンを打った人の体に金属が貼り付いた」「5Gに接続できるようになった」などという取るに足らないようなものもあれば、「接種すると遺伝子が書き換えられる」「不妊になる」など、いたずらに不安を煽るようなものも見らる。 このような不安を煽るデマが、医療関係者や著名人、政治家などから発せられていることも少なくなく、それは影響力という点から大きな問題である。 ワクチンが不妊をもたらす可能性が極めて低いことは、多くの

                                                                  ワクチンをめぐるデマの危険性 なぜ人はデマにはまるのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                • 外の酒盛り、ランチならOK? 誤解されるメッセージ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                  新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令が続く中、屋外で酒盛りをする人の姿が今も各地でみられる。コロナ禍では「自宅なら会食OK」や「パチンコ店以外は安全」など、発信者の意図とは異なる意味で独り歩きしてしまう「メタメッセージ」と呼ばれる現象に注意が必要だ。注意喚起や自粛要請を自分本位に解釈すれば、不要なトラブルにもつながりかねない。専門家は発信者に対し、「丁寧かつ具体的に説明すべきだ」と指摘する。(鈴木俊輔) 【グラフ】コロナで亡くなった著名人と国内累計死者数推移 「昼食はみんなと一緒に食べてもリスクが低いということではない」 今年1月、西村康稔経済再生担当相は改めてこう述べた。午後8時以降の不要不急の外出自粛要請に対し、一部で広がった「昼ならば問題ない」という誤解。政府の意図が十分に伝わっていないと判断したとみられる西村氏が、クギを刺した形だ。 筑波大の原田隆之教授(臨床心理学

                                                                    外の酒盛り、ランチならOK? 誤解されるメッセージ(産経新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                  • VIDEO NEWS「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの »

                                                                    「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの 山本譲司氏(福祉活動家・元衆議院議員) マル激トーク・オン・ディマンド 第296回 秘書給与の詐取で実刑判決を受けた元衆議院議員の山本譲司氏は、知的障害を持つ服役囚の介護が服役中の仕事だった。国会議員から一気に受刑者へと転落した時点で、ある程度の覚悟はできていたとは言え、そこには「服役囚の4人に1人が知的障害者」という驚くべき現実が山本氏を待っていた。 約1年半の刑期を終え出所してきた山本氏は、福祉の仕事に携わりながら、知的障害者の犯罪の実態を調べ始めた。そしてそれを一冊の本にまとめたものが、近著「累犯障害者」だった。その中で山本氏は、実社会では生きるすべを持たない知的障害者たちが、繰り返し犯罪を犯しては刑務所に戻ってくる様を克明に描いている。犯罪といってもほとんどが「しょんべん刑」と呼ばれる万引き、無銭飲食、自転車の盗難などだ。そしてそうし

                                                                      VIDEO NEWS「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの »
                                                                    • 【独自】キッズライン、別のシッターによる性被害の証言。突然の男性活動停止の背景に

                                                                      ベビーシッターのマッチングアプリ大手、キッズラインが6月4日午後に男性シッターによるサポートの一斉停止を発表したことが波紋を広げている。 きっかけは、2019年11月に発生した、キッズライン登録シッター橋本晃典容疑者による預かり中の男児へのわいせつ事件だった。「たった1人」の逮捕により、どうして男性全員を排除しなければならなくなったのか。 既に加害者治療にかかわる筑波大の原田隆之教授や弁護士ドットコムニュースなどがこの判断は科学的でもなければ、社会的にも容認しがたい差別だと指摘しているが、キッズラインの決定の背景には、ゾッとするような事実がある。 それは、キッズラインを舞台にした性犯罪の被害報告は、逮捕事案の「たった1人」によるものだけではないということだ。 別の男性シッターXによる性被害が発覚 キッズラインは橋本容疑者について、2019年11月中旬には警察から捜査開始の連絡を受け活動停止

                                                                        【独自】キッズライン、別のシッターによる性被害の証言。突然の男性活動停止の背景に
                                                                      • 「新潮45」はなぜ杉田水脈を擁護するのか?差別と偏見に満ちた心理(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

                                                                        「新潮45」の特集を読んで 杉田水脈議員の「『LGBT支援』の度が過ぎる」という記事を掲載した雑誌「新潮45」が、激しいバッシングに対抗すべく、今度は杉田擁護の特集を組んだ。 当の雑誌が発売になるや、ネット上ではさまざまな批判があふれ、私のところにも早速「読みました?」というメールやSNSのメッセージがいくつも寄せられた。 ちょうど新幹線を待っているところだったので、駅の書店で件の雑誌を買い、新幹線の車内で目を通してみた。 一言でいうと、論評にも値しないような、くだらない記事の寄せ集めだった。 聞いたこともないような評論家や、存在するのかどうかも怪しいような匿名の「LGBT当事者」などが、好き勝手殴り書きをしたかのようなお粗末な内容であった。 「新潮45」は、何をそんなに必死になって杉田議員を擁護するのか。いろいろ憶測できることはある。 たとえば、最近の日中、日韓、果ては日朝までもが雪解け

                                                                          「新潮45」はなぜ杉田水脈を擁護するのか?差別と偏見に満ちた心理(原田 隆之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
                                                                        • 少年法の厳罰化で社会はどこに向かうのか:犯罪心理学から見た少年法の意義と厳罰化のリスク(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                          少年法改正に関する実務者協議 ここしばらくの間、またぞろ少年法改正に関する議論が活発になってきています。 6月25日、与党の少年法改正に関する実務者協議で、18-19歳の犯罪に対する「検察官送致」の対象犯罪を拡大する方針が決まりました。 少年法では、20歳未満の少年による犯罪行為の場合、検察官はすべて家庭裁判所に送致する「全件送致」が定められています。しかし、16歳以上の少年が故意の犯罪行為によって被害者を死亡させた場合、原則として家庭裁判所から検察官に送り返すことが定められています(第20条第2項)。これを検察官送致(逆送)と言います。その場合、少年は成人同様の刑事処分を受けることになります。場合によっては少年院ではなく、刑務所(少年刑務所)に入ることになります。 この規定は、2000年の少年法改正によって定められたもので、1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件などを契機として、少年

                                                                            少年法の厳罰化で社会はどこに向かうのか:犯罪心理学から見た少年法の意義と厳罰化のリスク(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                          • 川崎殺傷事件 51歳 男の心理は? 専門家が分析 | NHKニュース

                                                                            28日、川崎市でスクールバスを待っていた小学生らが包丁で刺され19人が死傷した事件。犯罪心理学が専門の筑波大学の原田隆之教授は、「岩崎容疑者がより深く突き刺せる包丁を4本も周到に用意していたことに驚いた。破壊的な衝動やうっぷんなどが一挙に爆発したのではないか」と分析しています。 原田教授は、「これがいちばんの目的だったと考えられる。関係のない第三者を巻き込んで自殺することでより社会の耳目を集めるというゆがんだ自己顕示欲のような心理が働いたことが推測できる」と述べています。 一方、原田教授は、『拡大自殺』という行動は過去の通り魔事件でもみられるものの、ほとんどが20代か30代で事件を起こしているとして、「今回、いちばん不思議に感じている点で、攻撃性というものは一般的には20代か30代辺りがピークで、50代になると急激に犯罪も少なくなる。なぜ、この年齢になるまで攻撃性や負のエネルギーを蓄えてい

                                                                              川崎殺傷事件 51歳 男の心理は? 専門家が分析 | NHKニュース
                                                                            • 「日馬富士事件」大相撲からいまだに暴力沙汰が消えないワケ(原田 隆之) @gendai_biz

                                                                              何が何だかわからない… 横綱日馬富士が、同じモンゴル出身の力士、貴ノ岩を殴打し、怪我を負わせたとされる事件。毎日うんざりするくらいテレビやメディアを賑わせている。 そして、日が経つにつれて、経緯が明らかになってくるどころか、逆に毎日、何が何だかわからない状態になってきている。 最初は、「日馬富士はビール瓶で殴打し、殴られた貴ノ岩は頭蓋底骨折で髄液漏の疑い」ということが伝わり、日馬富士は廃業必至か、などという憶測を呼んだ。 しかし、同席していた横綱白鵬が、「ビール瓶では殴っていない」と証言をしたかと思うと、診断した医師も「最初はその疑いがあるということだったが、診断の結果、骨折も髄液漏もなかった」と証言した。 日馬富士自身は、警察の取り調べで、暴力は振るったが、平手打ちだったと述べたという。また、貴ノ岩本人は、警察の聴取には、「目をつぶっていたので、何で殴られたのかはわからない」と述べている

                                                                                「日馬富士事件」大相撲からいまだに暴力沙汰が消えないワケ(原田 隆之) @gendai_biz
                                                                              • がん代替医療「死亡リスク2.5倍」の大きな衝撃!(原田 隆之) @gendai_biz

                                                                                昨年乳がんの手術を受けた女優の南果歩さんが、日本対がん協会が主催する乳がん啓発のための「ピンクリボンシンポジウム2017」で講演し、抗がん剤をやめて、代替医療に頼っていることを明かしたという。 講演では、抗がん剤などの標準治療の重要性は十分に理解したうえで、あくまで個人的な決断として代替療法を選んだと述べられたというが、一部メディアでは「見本にしてほしい」と述べたことがクローズアップされて報じられたため、大きな波紋を招くこととなった。 南さんのケースに限らず、近頃は著名人ががんの公表をすることが増え、その際に代替医療について話題に上ることも増えた。小林麻央さんや川島なお美さん、スティーブ・ジョブズ氏などのケースは、多くの人の記憶に残っているだろう。 がんの代替医療を受けた人の死亡率は2.5倍 一方、先ごろ、非常にショッキングな論文が、アメリカの国立がん研究所の専門誌に発表された。 イェール

                                                                                  がん代替医療「死亡リスク2.5倍」の大きな衝撃!(原田 隆之) @gendai_biz
                                                                                • 「科学の力」で痴漢をなくす、驚きの方法(原田 隆之) @gendai_biz

                                                                                  男たちはなぜ線路を逃走するのか 「痴漢の疑いで線路を逃走」――最近このような報道を頻繁に耳にする。中には、電車にはねられて死亡してしまったケースもあれば、ラッシュ時に電車の大幅な遅延を招いて大勢の乗客が迷惑を被ったようなケースもある。 男たちはなぜ線路を逃走するのか。 最も多いのは、実際に痴漢をして逮捕を免れようとして逃げるケースだろう。捕まると困るので逃げる。これが一番単純かつ現実的な想定である。 第2は、冤罪を恐れて逃げるケース。これまで何度となく痴漢冤罪のニュースが報道されているし、映画にもなっている。やましいところはなくても、逮捕されたり、裁判になったりすると面倒なことは間違いなく、何より家庭や仕事がめちゃくちゃになってしまうかもしれない。 ごく普通の日常生活を送っている人にとって、朝の満員電車でいきなり「あなた触ったでしょ!」などと言われたら、それだけで頭の中はパニックとなり、一

                                                                                    「科学の力」で痴漢をなくす、驚きの方法(原田 隆之) @gendai_biz