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古生物学の検索結果161 - 200 件 / 945件

  • 古代のカエルが「激しすぎる交尾」で疲れ果てて大量死していたことが判明

    4500万年前の地層から見事な保存状態の化石で発掘されながらも、なぜほぼ同時に大量死していたのかが謎に包まれていた古代のカエルの死因が、なんと交尾のしすぎだったことが判明したとの研究結果が報告されました。 The skeletal taphonomy of anurans from the Eocene Geiseltal Konservat‐Lagerstätte, Germany: insights into the controls on fossil anuran preservation - Falk - 2022 - Papers in Palaeontology - Wiley Online Library https://doi.org/10.1002/spp2.1453 Ancient frogs in mass grave died from too much sex

      古代のカエルが「激しすぎる交尾」で疲れ果てて大量死していたことが判明
    • 5億4千万年前の袋状生物は人類最古の祖先ではないことが3Dモデルで判明(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

      2017年、中国の科学者らは現在のヒトデや脊椎動物、ヒトを含む最古の新口動物とされる5億4000年前のサッコリタスの化石発見を発表した。 サッコリタスは現代のどの生物にも似ておらず、トゲのあるシワシワの袋のような外見で、大きな口を囲むように配置された穴は、新口動物群の主要な特徴であるエラのための気孔と考えられている。 しかし長大な時間をかけた化石の分析結果により、口の周囲にある穴は、化石が保存されている間に破損した脊椎の基部であることがわかった。 著者である長安大学の純古生物学教授であるリュウ・ユンファンは「サッコリタスは奇妙な生き物で、口はあるが肛門はなく、口の周りには環状の複雑な脊椎があります」と語った。 「化石の解釈は非常に困難で、サッコリタスも例外ではありません。私たちはこれらの化石の分析の基礎にシンクロトロンという粒子加速器を使用しました。シンクロトロンは非常に強いX線を放射し、

        5億4千万年前の袋状生物は人類最古の祖先ではないことが3Dモデルで判明(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
      • 決定係数 R2の違い: Excel, OpenOffice, LibreOffice および統計解析ソフト R を用いて

        この表から,以下のことが容易に分かる。 Excel の決定係数はマイナス Excel の Linest 関数と統計ソフト R では,同じ決定係数 Calc の決定係数は,相関係数の 2 乗 それでは, Excel のグラフと Linest 関数,および統計ソフト R の決定係数は,どのように算出されるのだろうか? それを明らかにするためには,まず回帰分散分析として,y 観測値を,以下のような3種類の変動として捉えてみることが必要になる。 回帰変動(回帰平方和, RSS, Regression Sum of Squares) 残差変動(残差平方和, SSR,Sum of Squared Residuals) 全変動(全平方和, TSS,Total Sum of Squares) 全変動は回帰変動と残差変動の和になる。 TSS = RSS + SSR この中で,特に SSR と TSS に焦点

        • 生物の「3つの定義」を知っていますか?【書籍オンライン編集部セレクション】

          (さらしな・いさお)。古生物学者。武蔵野美術大教授。東京大学大学院非常勤講師。1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で、第29回講談社科学出版賞を受賞。著書に『宇宙からいかにヒトは生まれたか』『進化論はいかに進化したか』(ともに新潮選書)、『爆発的進化論』(新潮新書)、『絶滅の人類史』(NHK出版新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)、共訳書に『進化の教科書・第1~3巻』(講談社ブルーバックス)などがある。 若い読者に贈る美しい生物学講義 生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、iPS細胞とは何か・・・。分子古

            生物の「3つの定義」を知っていますか?【書籍オンライン編集部セレクション】
          • 生きた姿をほぼ完全に保つ「恐竜のミイラ」がスゴイ - ナゾロジー

            愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?。 2011年に見つかった「ノドサウルス」の化石/Credit: earthlymission恐竜の化石発見は今やそれほど珍しいことではないので、驚きも少ないかもしれません。しかし、恐竜のミイラの化石となれば話は別でしょう。 上画像は2011年にカナダ・アルバータ州の鉱山で見つかった「ノドサ

              生きた姿をほぼ完全に保つ「恐竜のミイラ」がスゴイ - ナゾロジー
            • 中国と米国の研究者、5億5千万年前の海底の「葉」を発見

              【9月10日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所はこのほど、同研究所早期生命研究チームと米国の研究者が協力し、湖北省(Hubei)三峡地区の石板灘生物群から、樹木の葉に似た形の古生物4種類を発見したと明らかにした。これらの「葉」は、木の枝に生える本物の葉と異なり、特異な形態をした初期の動物で、大昔の海底に生息していた。 研究に参加した同研究所の龐科(Pang Ke)副研究員によると、今回新たに発見した4種類の古生物は、約5億5千万年前の海底に生息していたが、現在は完全に絶滅している。4種類の形は似ており、体長はいずれも約10センチで、木の葉身(ようしん)によく似ている。 特徴的な点として、これらの古代の「葉」の底端部には円形の吸盤が付いている。これら古生物は吸盤で海底に吸い付き、「茎」と「葉身」部分が海水中で直立し、普段は海底で「葉」のように揺れていた。研究者は、これら

                中国と米国の研究者、5億5千万年前の海底の「葉」を発見
              • 中国の研究者ら、大量絶滅が新たな生命誕生を促したことを解明

                【9月28日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所は24日、中国や英国、カナダの古生物学者の研究により、約4億4千万年前のオルドビス紀末に起きた最初の大量絶滅が新たな生命の誕生を促したことがわかったと発表した。 今回の研究は、最初の大量絶滅から「生き延びた生物」について行われた。対象は腕足動物と呼ばれる2枚の殻を持つ海産の無脊椎動物で、現在もシャミセンガイなどが生息している。最初の大量絶滅が起きるまで、腕足動物は地球上で最も数が多く、種類が豊富な生物の一つで、個体群の変化が大量絶滅という現象を映し出す生物学的な「鏡」となっている。 オルドビス紀末に起きた地球初の大量絶滅で、当時生息していた生物種の80%以上が絶滅した。今回の研究によると、大量絶滅後に新たな種が誕生し、繁栄する機会を得たことが明らかになった。研究者の復元図によると、大量絶滅が始まってから約50万年の間に氷河

                  中国の研究者ら、大量絶滅が新たな生命誕生を促したことを解明
                • 史上初、「隕石落下の衝撃」で死んだ恐竜の化石を発見か - ナゾロジー

                  イギリスの古生物学研究チームが、驚くべき恐竜の化石を発表しました。 米北部ノースダコタ州にある発掘地「タニス(Tanis)」で見つかった脚の化石は、約6600万年前に隕石が落下した、まさにその日に死んだ恐竜のものだという。 これは、隕石衝突によって恐竜が絶滅したことを直接的に実証する、史上初の物的証拠となる可能性があります。 また、タニスからは他にも、隕石落下の衝撃を物語る数多くの化石群が出土しているとのこと。 現地での発掘調査を追った3年間のドキュメンタリーが、今月15日に、デイビッド・アッテンボロー(David Attenborough)氏がナレーターを務めるBBCの番組で放送される予定です。 Tanis: Fossil of dinosaur killed in asteroid strike found, scientists claim https://www.bbc.com/n

                    史上初、「隕石落下の衝撃」で死んだ恐竜の化石を発見か - ナゾロジー
                  • 書評 「進化のからくり」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                    進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語 (ブルーバックス) 作者:千葉聡発売日: 2020/02/13メディア: Kindle版 本書は「歌うカタツムリ」で極上の進化生物学物語を届けてくれた千葉聡による講談社ブルーバックスの一冊.書名からは適応進化についての概説書のように見えるが,そうではなく,千葉が出合った様々な研究者(その多くは千葉と同じく島嶼生物や貝類を専門とする)の研究物語を語っていくものだ. 第1章はガラパゴスを訪れた千葉によるホテルのテラスの描写から始まる.千葉はグラント夫妻のフィンチの本をそこで読んでいるのだ.そして話はグラント夫妻の研究,ダーウィンの航海と考察そしてフィンチの伝説*1を語り,(グラント夫妻の本に自分の論文が引用されているのを発見し)進化の研究には誰でも参加できるといって本書の幕を上げている. 第2章から第4章の前半まで巻き貝の巻き方向のテーマが採り上げら

                      書評 「進化のからくり」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                    • 恐竜で発生学? | BDR Times | いきもんタイムズ

                      フナの三品さんから、キャッチーな研究といえば恐竜ですよね、ということで紹介された江川さん。恐竜の研究!ワクワクが止まらない!しかし、恐竜の研究って博物館とかでするんじゃないの?なんで理研なの?BDRって生物学の研究所であって、地学とか地質の研究はしていないはずなんだけど、どんな研究なんだろう……?(聞き手:薬師寺秀樹) いつから鳥は恐竜の子孫? BDRで恐竜をやっている人がおるんやと聞いて、楽しみにしてました。具体的にはどの種類とかあるんですか? 強いて言うなら、主に鳥につながる系統を対象にしています。ティラノサウルスなどに代表される獣脚類という系統です。恐竜は絶滅しちゃった生き物なので、生物学的な側面となるとなかなか解析がしにくいじゃないですか。となると、現代まで手がかりが残っている系統が一番議論しやすいわけです。なので、直接の子孫が残っている獣脚類は、鳥類を手掛かりにすることでわかって

                        恐竜で発生学? | BDR Times | いきもんタイムズ
                      • 工芸から科学まで、途上国ニジェールの粋を映す博物館

                        ニジェールの首都ニアメーにある国立博物館に展示されている恐竜の骨格(2020年12月29日撮影)。(c)Issouf SANOGO / AFP 【2月5日 AFP】世界広しといえど、西アフリカ・ニジェールの国立博物館に匹敵する博物館はまれだろう。展示の内容は、芸術、歴史、恐竜、核エネルギー、工芸品、音楽、おまけに生きた動物までいる。そう、ここは動物園でもある。 見学者も同じくさまざまだ。国内各地から首都ニアメーまでやって来た人々、学校の団体、羽振りがいい外国人観光客、そして路上の子どもたち。 24ヘクタールの敷地に立つ博物館には、世界最貧国の一つ、ニジェールの文化の粋が詰まっている。富裕国にとっては取るに足りないだろう金額の予算で、博物館は存続している。 入館料はわずか50CFAフラン(約10円)。おかげでどんなに貧しくても入り口をくぐり、宣伝がうたっている「動物相と文化」に触れることがで

                          工芸から科学まで、途上国ニジェールの粋を映す博物館
                        • 「巨大な古代サメ『メガロドン』は体長15メートル」との推定結果が示される

                          古代サメ「メガロドン」は、の体長は約15メートル(イメージ図) Warpaintcobra-iStock <古代サメ「メガロドン」は、の体長は約15メートルと、近縁種と比べて異常に大きいことがわかった......> およそ1500万年前から360万年前にかけて生息していた「メガロドン」は、ネズミザメ目に属する古代サメだ。現生種のサメと同様に、骨格が軟骨で形成されていたため、ほぼ歯しか残されておらず、その解剖学的構造はいまだ解明されていない。 しかしこのほど、メガロドンの体長は約15メートルと、近縁種と比べて異常に大きいことがわかった。 体長は少なくとも14メートルはある 米デポール大学の古生物学者島田賢舟教授らの研究チームは、ネズミザメ目に属する非プランクトン食の現生13種の標本をもとに、絶滅したネズミザメ目の非プランクトン食のサメの体、顎、歯列の長さを歯から推定することに成功した。 この

                            「巨大な古代サメ『メガロドン』は体長15メートル」との推定結果が示される
                          • メルボルン博物館で行われている、Treasures of the Natural World展を訪れる - 私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

                            メルボルン博物館で現在行われている、Treasures of the Natural World展に行って来ました。 このエキシビションは、ロンドン自然史博物館(Natural History Museum)からやって来た、貴重なコレクションが展示されています。 本来なら去年行われるはずだった、Treasures of the Natural World展。 パンデミックの影響で開催が今年に延期され、その後もチケットを購入して楽しみにしていたプレミアイベントはロックダウンで中止。 予約し直していた先々週末もロックダウンで行けず、やっと昨日訪れることが出来ました! 入場料は大人$29、子供$15。 Museum Victoriaのメンバーは大人も子供も$13で楽しむことが出来ます。 大人2人+子供2人でエキシビションを訪れるなら、博物館メンバーになった方がメルボルンにある3つの博物館(Mel

                              メルボルン博物館で行われている、Treasures of the Natural World展を訪れる - 私の旅した:子連れ海外旅行ガイド
                            • 南米アルゼンチンで「新種の小さな鎧竜」を発見! - ナゾロジー

                              小さいけどタフな新種の鎧竜が発見されました。 アルゼンチン・マイモニデス大学(UMAI)の古生物学研究チームは、南米パタゴニアで、アンキロサウルスやステゴサウルスを代表とする「装盾類 (そうじゅんるい、Thyreophora)」の新種化石を発見したと発表。 「ジャカピル・カニウクラ(Jakapil kaniukura)」と命名された新種は、恐竜時代の最後に当たる白亜紀(約1億4500万〜6600万年前)に生息していたことがわかっています。 実は、装盾類のほとんどは、ジュラ紀(約2億130万〜1億4550万年前)の北米やヨーロッパで見つかっており、白亜紀の南米にいた鎧竜の発見は、きわめて珍しいものです。 研究の詳細は、2022年8月11日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。 Small, prickly dinosaur discovered in Sout

                                南米アルゼンチンで「新種の小さな鎧竜」を発見! - ナゾロジー
                              • 移り変わったイグアノドンの姿 神戸で特別展「恐竜図鑑」、東京にも巡回

                                ジョン・マーティン《イグアノドンの国》1837年 水彩・紙 30.2×42.6cm ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ、ウェリントン Gift of Mrs Mantell-Harding, 1961. Te Papa (1992-0035-1784) 「パレオアート」という言葉をご存じですか? 「古生物美術」とも訳されるこの言葉は、現存しない太古の生物や風景を科学的知見と画家の想像力で描き出す、科学と美術の交差する一分野を指しています。兵庫県立美術館で開催中、東京・上野の森美術館にも巡回する特別展「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」には、そんなパレオアートの名品が集います。恐竜ファンと美術ファン、いずれにも必見の展覧会です。 人類誕生よりはるか昔、地球上を闊歩(かっぽ)した巨大な〝トカゲ〟―恐竜の存在が認知されたのは、いまから約200年前。歯の化石がイグアナの歯に似ているこ

                                  移り変わったイグアノドンの姿 神戸で特別展「恐竜図鑑」、東京にも巡回
                                • 「パヴィランドの赤い貴婦人(The Red Lady of Paviland)」 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                                  1823年2月15日、オックスフォード大学地質学講義室でパヴィランドの赤い貴婦人等について講義をするウィリアム・バックランド(ナサニール・ウィトック画、メトロポリタン美術館収蔵、パブリックドメイン画像) 「パヴィランドの赤い貴婦人(The Red Lady of Paviland)」は1823年1月、オックスフォード大学地質学教授ウィリアム・バックランド(William Buckland,1784-1856)によって発見された。現地で「山羊の穴(Goat’s Hole)」と呼ばれるこの洞窟からは「ウマ、ウシ、シカ、サイ、さらに、象牙や骨で作られた装飾品をともなう人骨の一部が発見」(注2)され、人骨と象牙製の杖とリング、貝殻などの装飾品は埋葬地の赤土の地層により赤く染まっていた。 ウィリアム・バックランドは最初期に発見された恐竜メガロサウルスの化石の発見・命名者としても知られる考古学・古生物

                                    「パヴィランドの赤い貴婦人(The Red Lady of Paviland)」 | Call of History ー歴史の呼び声ー
                                  • 大量絶滅を引き起こしかねない超新星爆発の効果範囲は過去の想定の約3倍である可能性

                                    巨大な恒星や白色矮星がその生涯を終える際に起こす大規模な爆発が超新星爆発です。超新星爆発が発生すると、強烈なガンマ線が周囲に放たれ、50光年以内の惑星に住む生命体は壊滅的な打撃を受けるとされています。イリノイ大学のイアン・ブラントン氏らの研究チームの調査により、従来の想定と比べて約3倍離れた距離で発生した超新星爆発でも、惑星の大気に深刻な影響を及ぼす可能性が示唆されました。 X-Ray-luminous Supernovae: Threats to Terrestrial Biospheres - IOPscience https://doi.org/10.3847/1538-4357/acc728 Supernova X-rays zap planets’ atmospheres, 160 light-years away https://earthsky.org/space/super

                                      大量絶滅を引き起こしかねない超新星爆発の効果範囲は過去の想定の約3倍である可能性
                                    • 「学問の自由」と軍事研究 - 集英社新書プラス

                                      集英社新書編集部では、「自由の危機」と題して、いま、「表現の自由」「学問の自由」「思想信条の自由」「集会の自由」など、さまざまな「自由」が制限されているのではないか、という思いから、多くの方々にご参加いただき、広く「自由」について考える場を設けました。本企画の趣旨についてはこちらをご覧ください。 コロナ禍という特殊事情もあり、「自由」はますます狭められているように思います。こうした非常時の中では、それについて考える余裕も奪われていきますが、少し立ち止まって、いま、世の中で起きている大小さまざまな「自由」の危機に目を向けてみませんか? それは、巡り巡ってあなた自身の「自由」に関わってくるかもしれません。 第1回 池内了 「学問の自由」と軍事研究 最近もっとも注目を集めた「自由」に関する危機といえば、昨年10月に明るみに出た「日本学術会議の委員任命拒否」に端を発する「学問の自由」だと言えるでし

                                        「学問の自由」と軍事研究 - 集英社新書プラス
                                      • 【ネタバレなし】映画『ジュマンジ2』感想と吹替声優などの紹介|お気楽映画のすすめ

                                        【作品情報】2017年 119分 アメリカ G 1995年『ジュマンジ』の続編で「ロック様」ことドウェイン・ジョンソンが主演を務めたギャグ満載アドベンチャーアクション映画。 高校の地下室で居残りをさせられていた4人の生徒たちは、「ジュマンジ」というソフトが入った古いテレビゲーム機を発見する。早速そのゲームで遊ぼうとする4人だったが、キャラクターを選択した途端にゲームの中に吸い込まれ、各キャラクターのアバターとなって危険なジャングルの中に放り込まれてしまう。マッチョな冒険家やぽっちゃりオヤジなど本来の姿とかけ離れた姿に変身した彼らは、ゲームをクリアして現実世界に戻るため、それぞれ与えられたスキルを使って難攻不落のステージに挑む。(映画.comより引用) 【監督の紹介】◆監督 ジェイク・カスダン アメリカ出身/1974年10月28日生まれ 父親は『スターウォーズ』シリーズなどの脚本で有名なロー

                                          【ネタバレなし】映画『ジュマンジ2』感想と吹替声優などの紹介|お気楽映画のすすめ
                                        • 若いティラノサウルスの胃の内容物を特定、成長のたびに獲物を変えていた可能性

                                          2009年にカナダの州立公園で発見 その化石は、約7500万年前の若いゴルゴサウルス・リブラトゥス(ティラノサウルス科)のもので、2009年にカナダの州立恐竜公園において、ロイヤル・ティレル古生物学博物館のダレン・タンケ氏により発見されたという。 そもそも最も恐ろしい恐竜の1つであるティラノサウルスの成体は、巨大な草食動物を狩り、食べていたと考えられているが、若いティラノサウルスにはそれらの獲物に対抗できる力はなく、これまで何を食べてきたのかは謎に包まれてきた。 しかしその化石の分析が進められ、胃の内容物が特定されて、若いティラノサウルスが食べていたものが明らかになったそうだ。 Science Advances 草食恐竜の幼体を発見 研究チームによると、この若いゴルゴサウルスの体重は約350kgで、化石化した骨の年輪の分析から、5~7歳で死亡したことが示唆されたという。 そして分析の結果、

                                            若いティラノサウルスの胃の内容物を特定、成長のたびに獲物を変えていた可能性
                                          • 書評 「恐竜の世界史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                            恐竜の世界史 作者:スティーブ・ブルサッテ出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/08/09メディア: 単行本 本書は恐竜学者スティーヴ・ブルサッテによる恐竜本.縦軸には恐竜の歴史が描かれ,それに関連した著者自身の発掘やリサーチが横軸に散りばめらるというちょっと面白い構成になっている.原題は「The Rise and Fall of the Dinosaurs: A New History of a Lost World」.興亡史とあるように恐竜の興隆から絶滅までを扱っている. プロローグでは著者が中国でチェンユエンロン・スンイ(Zhenyuanlong suni ) の化石に最初に対面したときのドキュメンタリーから始まる.なかなか読者をぐっとつかむいい工夫だ. 第1章 恐竜,興る 第1章は恐竜の起源物語.最初はペルム紀の大絶滅(252百万年前)から始まる.著者のポーランドの地層

                                              書評 「恐竜の世界史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                            • 福井県立恐竜博物館 - 旅cafe

                                              恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 恐竜博物館 福井県勝山市の恐竜博物館は、日本の恐竜化石の8割以上が産出するという福井県勝山市にある国内最大級の地質・古生物学博物館。 世界三大恐竜博物館と称され、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、日本における恐竜博物館の代表格です。 県立の施設ですから入場料730円と割安ですが、この博物館なめてかかっちゃいけません。「1時間ぐらいでサクッと見学しよう」…なんて甘い! 博物館に程近い勝山市北谷町の手取層群北谷層からは、恐竜の化石が産出されています。2009年10月に、勝山市全域が恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークとして日本ジオパークに認定され、2017年2月には、勝山で発見された5種の新種の恐竜の化石標本とその発掘現場が「学術上重要な標本とその産地として貴重である」と認められ、「勝山恐竜化石群及び産地」として国指定天然記念物(地質・

                                                福井県立恐竜博物館 - 旅cafe
                                              • 古世界の住人・川崎悟司イラスト集

                                                ★11月16日更新古生物 イラスト差し替え プロトスクス ★10月16日更新現生動物 飛べるダチョウの仲間 オオシギダチョウ ★9月26日更新古生物 イラスト差し替え、追記 メガラプトル ★9月23日更新古生物 名付けられホヤホヤ角竜 フルカトケラトプス ★9月22日更新古生物 イラスト差し替え、追記 ワイマヌ ★9月15日更新現生動物 イラスト差し替え、追記 コガタペンギン ★8月23日更新古生物 保存状態極みの恐竜 ズール ★8月5日更新古生物 史上最重量級?動物 ペルケタス ★8月3日更新古生物 イラスト差し替え ポリプチコケラス ★7月31日更新古生物 絶滅したクモガタ類 ファランギオターブス ★7月27日更新古生物 最古のパンダ クレトゾイアルクトス ★7月25日更新古生物 ほぼほぼ最古のサメ ドリオダス ★7月10日更新古生物 イラスト差し替え ディノニクス ★7月6日更新古生

                                                • マンガでわかる「人工幹細胞」の出現で、「不老不死」が夢ではなくなってきた

                                                  (さらしな・いさお)。古生物学者。武蔵野美術大教授。東京大学大学院非常勤講師。1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で、第29回講談社科学出版賞を受賞。著書に『宇宙からいかにヒトは生まれたか』『進化論はいかに進化したか』(ともに新潮選書)、『爆発的進化論』(新潮新書)、『絶滅の人類史』(NHK出版新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)、共訳書に『進化の教科書・第1~3巻』(講談社ブルーバックス)などがある。 若い読者に贈る美しい生物学講義 生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、iPS細胞とは何か・・・。分子古

                                                    マンガでわかる「人工幹細胞」の出現で、「不老不死」が夢ではなくなってきた
                                                  • もはやゴリラ?巨大ペンギン化石発見 体重150キロ「怪鳥」の新種(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                                                    ニュージーランドの海岸で、恐竜絶滅後の約6千万年前にいた新種の巨大なペンギンの化石が見つかった。 【画像】太古のニュージーランドの海岸に上陸した2種類の巨大ペンギンの想像図 成人と同じくらいの背丈があり、体重は約150キロ。ゴリラのような立派な体格だったらしい。飛ぶことをやめて海洋生活にいち早く適応していったペンギンの進化史に迫る発見という。 米国やニュージーランドの研究チームが8日、古生物学の専門誌(http://dx.doi.org/10.1017/jpa.2022.88)に発表した。化石は大型とやや大型の個体の2種類あり、2017年に地元の海岸の堆積(たいせき)物の中から見つかった。 現代のペンギンの骨格などとの比較から体格を推定。翼の付け根などの部位が見つかった大型の個体は、マオリ語で「怪鳥」を意味するクミマヌという属の新種で、著名な古生物学者にちなみクミマヌ・フォーディセイと名付

                                                      もはやゴリラ?巨大ペンギン化石発見 体重150キロ「怪鳥」の新種(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                                                    • ヒトの身体は「設計ミス」だらけだった 『残酷な進化論』 | BOOKウォッチ

                                                      人間は地球上でもっとも進化し、成功した生物である――私たちはつい、そう思いがちだが、分子古生物学を専門とし、東大総合研究博物館研究事業協力者である著者の更科功さんは必ずしもそうではないという。多くの致命的欠点があるからだ。 カエルやトカゲより劣る たとえば、心臓。直立二足歩行のため、四つん這いのカエルやトカゲより高い血圧で心臓から血液を送り出している。さらに、カエルやトカゲの心臓は内部の血液から酸素を受け取ることができるのに対し、筋肉質なヒトの心臓は外にある冠状動脈からしか酸素を受け取れない。冠状動脈の血管は細くて詰まりやすい上に、心臓が収縮すると冠状動脈もつぶれ、血液が十分流れない。 激しい運動をしているとき、「つまり、心臓が最も酸素を必要にしている時に、十分な酸素を受け取ることができない構造になっているのだ。運動中に狭心症を起こしやすいのはそのためである」。このため、ヒトの心臓の冠状動

                                                        ヒトの身体は「設計ミス」だらけだった 『残酷な進化論』 | BOOKウォッチ
                                                      • 「『ジュラシック・パーク』みたいに恐竜の再生はできますか?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” ルーシー5歳の疑問

                                                        科学技術を駆使して現代に蘇らせた恐竜たちが惨劇を引き起こす映画『ジュラシック・パーク』を見るたびに、想像せずにはいられない。「恐竜をDNAから再現するのは本当に可能なのか?」。 実際にこんな疑問を抱いた5歳の子供がメディア「カンバセーション」に質問を送り、オハイオ州立大学古生物学名誉教授が本気で回答している。

                                                          「『ジュラシック・パーク』みたいに恐竜の再生はできますか?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” ルーシー5歳の疑問
                                                        • 無能なリーダーよりも「集団をダメにする」意外な原因

                                                          「ネイチャー」シニアエディター。元カリフォルニア大学指導教授。一九六二年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて博士号取得。専門は古生物学および進化生物学。一九八七年より科学雑誌「ネイチャー」の編集に参加し、現在は生物学シニアエディター。ただし、仕事のスタイルは監督というより参加者の立場に近く、羽毛恐竜や最初期の魚類など多数の古生物学的発見に貢献している。テレビやラジオなどに専門家として登場、BBC World Science Serviceという番組も制作。本書の原書“A(Very)Short History of Life on Earth”は優れた科学書に贈られる、王立協会科学図書賞(royal society science book prize 2022)を受賞した。 超圧縮 地球生物全史 絶賛の書評、続々! 売れています! 地球誕生から何十億年もの間、この星はあまりにも過酷だった。

                                                            無能なリーダーよりも「集団をダメにする」意外な原因
                                                          • ワンピース最新97巻が9月16日発売!SBSで判明した飛び六胞の、名前や年齢や能力をまとめてみた! - 平成令和JUMP

                                                            ONE PIECE 97 (ジャンプコミックス) ワンピースの最新巻の97巻が9月16日に発売されます! 表紙には、ルフィとローとキッド! そして後ろにはカイドウの幹部の飛び六胞が描かれています。 今回の記事では、飛び六砲の名前や能力をまとめてみました! (追記) 声優も判明しました! こちらの記事で! heysay.hatenadiary.jp 飛び六砲 ササキ ブラックマリア うるティ ドレーク ページワン フーズ・フー 97巻の収録話数 マガジンやイラスト集も同時発売! 飛び六砲 四皇の一人であるカイドウの百獣海賊団の幹部です。 キングクイーンジャックの大看板に次ぐ実力者の6人です。 それぞれの名前と身長と年齢と能力を解説していきます。 表紙の左上から順にいきます。 ササキ 318センチ。 年齢は34歳。 能力は不明。 魚人族?鋭い牙が特徴。 ブラックマリア 820センチ。 年齢は2

                                                              ワンピース最新97巻が9月16日発売!SBSで判明した飛び六胞の、名前や年齢や能力をまとめてみた! - 平成令和JUMP
                                                            • ポケモンと古生物を比べてみよう! ― 国立科学博物館「ポケモン化石博物館」 | ニュース | アイエム[インターネットミュージアム]

                                                              国立科学博物館「ポケモン化石博物館」会場 人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する、カセキから復元されるポケモンと、実際の化石・古生物を見比べて、古生物学について学ぶ展覧会が東京で始まる。 カセキから復元されるポケモンは、プテラ、ガチゴラス、アノプス、オムナイトなど。それぞれプテラノドン、ティラノサウルス、アノマロカリス、アンモナイトがモチーフになっている。 展覧会ではカセキポケモンの実物大骨格想像模型を展示して古生物の標本と比べるなど、ポケモンの世界の「カセキ博士」とお手伝いの「発掘ピカチュウ」による案内のもと、古生物学について楽しく学んでいく。 「ポケモン化石博物館」は国立科学博物館で2022年3月15日(火)〜6月19日(日)に開催。入館料は一般 1,200円など。事前予約(日時指定)が必要。 展覧会は全国巡回展。北海道と島根県で開催されて、国立科学博物館(東京都)が3館目

                                                                ポケモンと古生物を比べてみよう! ― 国立科学博物館「ポケモン化石博物館」 | ニュース | アイエム[インターネットミュージアム]
                                                              • 卵を温めるオビラプトルの化石を「成り行き」で大発見してしまった男

                                                                <旅をしたいという動機で進んだ古生物学の道、化石への情熱に目覚めた哺乳類専門の私が「世紀の発見」をするまで> 北京大学の学部課程で学んでいた1990年代、私は旅をしたくてたまらなかった。だが、当時はそこまでの経済的余裕がなかった。 研究にフィールドワークが伴う古生物学なら旅行ができる。そう気付いたこともあって、古生物学の道を進むことに決めた。発掘調査に参加して化石を集めるようになり、そのうちに夢中になった。 実のところ、私の専門は恐竜ではない。哺乳類の起源、および初期哺乳類の進化だ。 5年ほど前、中国南部の江西省の都市、贛州の鉄道駅建設現場で作業員が恐竜の化石を発見した。はっきりしたことは分からないまま、河北省唐山にある自然史博物館がこの化石を収集した。 この種のものでは世界初の標本 化石は中生代に生息していた恐竜と鳥の中間のような獣脚類のオビラプトロサウルス類のもので、同館は研究に当たる

                                                                  卵を温めるオビラプトルの化石を「成り行き」で大発見してしまった男
                                                                • マンガでわかる「生物とは何か?」

                                                                  (さらしな・いさお)。古生物学者。武蔵野美術大教授。東京大学大学院非常勤講師。1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で、第29回講談社科学出版賞を受賞。著書に『宇宙からいかにヒトは生まれたか』『進化論はいかに進化したか』(ともに新潮選書)、『爆発的進化論』(新潮新書)、『絶滅の人類史』(NHK出版新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)、共訳書に『進化の教科書・第1~3巻』(講談社ブルーバックス)などがある。 若い読者に贈る美しい生物学講義 生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、iPS細胞とは何か・・・。分子古

                                                                    マンガでわかる「生物とは何か?」
                                                                  • ちょっと展開が強引では?~『アンモナイトの目覚め』 - Commentarius Saevus

                                                                    『アンモナイトの目覚め』を見てきた。実在の人物である19世紀の古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)と、やはり実在の人物で地質学者だったシャーロット・マーチソン(サーシャ・ローナン)のロマンスを描いた作品である。監督は『ゴッズ・オウン・カントリー』のフランシス・リーがつとめている。 www.youtube.com ライム・リージスで化石や貝殻を集めて観光客に売る仕事をしている古生物学者のメアリーは、ひょんなことから地質学者であるロデリック・マーチソン(ジェームズ・マッカードル)の妻シャーロットの面倒をみることになる。熱病にかかったシャーロットの看病をきっかけに2人は親しくなり、やがて愛し合うようになる。しかしながらシャーロットは夫ロデリックのもとに戻らねばならず… 主演2人の演技や、海をとらえた撮影の綺麗さについては文句がないのだが、展開じたいはけっこう強引だと思った。メア

                                                                      ちょっと展開が強引では?~『アンモナイトの目覚め』 - Commentarius Saevus
                                                                    • 【古生物学】整然と並んでいた4億8000万年前の節足動物 | Scientific Reports | Nature Portfolio

                                                                      古代の節足動物の複数の化石が直線状に整列した状態で発見され、これは、集団行動を示しており、環境からの合図に応答したもの、あるいは繁殖のための季節的移動の一環とする見解を示した論文が、今週掲載される。今回の研究で得られた知見からは、現生動物と同じような集団行動が早ければ4億8000万年前から存在していたことが示唆されている。 集団的な社会的行動は、数百万年にわたる自然選択によって進化してきたことが知られており、数々の実例が現生節足動物によって示されている。例えば、鎖のようにつながった状態で移動するチョウやガの幼虫、アリやイセエビだ。しかし、集団行動の起源と初期の歴史は、ほとんど知られていない。 今回のJean Vannierたちの論文には、モロッコのオルドビス紀前期(約4億8000万年前)の三葉虫(節足動物)の一種であるAmpyx priscusの化石が直線状に集まった状態が数例見つかったこ

                                                                        【古生物学】整然と並んでいた4億8000万年前の節足動物 | Scientific Reports | Nature Portfolio
                                                                      • 偶然だった「海の王者」モササウルスの新種発見 化石の価値磨いた研究者3人の情熱

                                                                        平成18~23年に和歌山県有田川町で発見された水生爬虫(はちゅう)類「モササウルス」の化石が新属新種であることが分かり、化石を所有する県立自然博物館(同県海南市)などの研究チームは、学名を「メガプテリギウス・ワカヤマエンシス」、通称を「ワカヤマソウリュウ(和歌山滄竜)」と命名した。前例のない大きなひれなどの特徴は、約4メートルに及ぶ標本によって明らかになった。それを可能にしたのは、偶然の発見から重機での発掘、慎重なクリーニング作業、詳細な分析へとバトンをつないだ3人の研究者の熱意だった。 頭骨よりも大きいことが判明したモササウルスの前ひれ。指先まで骨が残る標本は貴重だという「和歌山でのモササウルスの発見は、比較できる対象が見つかっておらず、ポジティブな意味で困っている」 昨年12月に同博物館で行われた記者会見。出席した共同研究者の米シンシナティ大教育准教授、小西卓哉さん(古生物学)は世界的

                                                                          偶然だった「海の王者」モササウルスの新種発見 化石の価値磨いた研究者3人の情熱
                                                                        • 硬派な化石発掘シミュレーター『Dinosaur Fossil Hunter』がSteamに登場。オフロード車で探索、発掘、展示を行い、世界的な古生物学者を目指そう

                                                                          Pyramid Gamesは2月12日、古生物学者のシミュレーションアドベンチャー『Dinosaur Fossil Hunter』のプレイテストの募集をSteamにて開始した。 参加方法は、ストアページ上のリクエストボタンをクリックして申請すること。 (画像はSteam:Dinosaur Fossil Hunterより) 『Dinosaur Fossil Hunter』は本格的な古生物学のシミュレーションを基調としたアクションアドベンチャーゲームだ。本作では化石の発掘をはじめとした研究作業を体験しながら、古生物学者の物語を追体験できる。 研究作業は発掘と展示のふたつに分かれており、プレイヤーはアメリカを想定した場所にて研究を実践することとなる。 発掘作業では、まずオフロード車を操作して道なき道を進み、探検し、発掘場所を目指す。到着すれば地中レーダー探査を実施し、具体的なロケーションを特定す

                                                                            硬派な化石発掘シミュレーター『Dinosaur Fossil Hunter』がSteamに登場。オフロード車で探索、発掘、展示を行い、世界的な古生物学者を目指そう
                                                                          • すべての生物が使っている細胞膜が「何十億年も進化していない」理由

                                                                            (さらしな・いさお)。古生物学者。武蔵野美術大教授。東京大学大学院非常勤講師。1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。『化石の分子生物学』(講談社現代新書)で、第29回講談社科学出版賞を受賞。著書に『宇宙からいかにヒトは生まれたか』『進化論はいかに進化したか』(ともに新潮選書)、『爆発的進化論』(新潮新書)、『絶滅の人類史』(NHK出版新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)、共訳書に『進化の教科書・第1~3巻』(講談社ブルーバックス)などがある。 若い読者に贈る美しい生物学講義 生物とは何か、生物のシンギュラリティ、動く植物、大きな欠点のある人類の歩き方、遺伝のしくみ、がんは進化する、一気飲みしてはいけない、花粉症はなぜ起きる、iPS細胞とは何か・・・。分子古

                                                                              すべての生物が使っている細胞膜が「何十億年も進化していない」理由
                                                                            • 東大生物学研究者の『スプラトゥーン』実況がマニアックすぎる… 「訳分からんすぎて好き」|オリコン|北國新聞

                                                                              東大卒の生物学研究者たちによるゲーム実況動画を配信している「ゆるふわ生物学」。特に多くの生物が出現する『スプラトゥーン』『ピクミン』『ポケモン』などを実況しており、「生物の種類が気になってたので助かる」「頭がいい人がゲームの話するとやっぱり面白い」「こういった話を聴けるのは大変嬉しい!!」などの反響が寄せられている。メンバーのうち3人は『国際生物学オリンピック』のメダリストであるゆるふわ生物学の実態を聞いた。 【ゲーム実況】「どう?このアンモナイト」楽しみ方が一味違う東大学者のゲーム実況動画集 ■国際生物学オリンピックの元日本代表・メダリストも「生物学の勉強を楽しむきっかけに」 ――ゆるふわ生物学のメンバーを教えてください。普段皆さんは何をされていますか。 【くろきん】たなっちょ(専門:分類学、海洋生物)、ロッキー(専門:植物学、送粉生態学)、まろんさん(専門:脊椎動物学)、みかみん(専門

                                                                                東大生物学研究者の『スプラトゥーン』実況がマニアックすぎる… 「訳分からんすぎて好き」|オリコン|北國新聞
                                                                              • 授業中、石を割ったら新種化石 30万年前、コガネムシの仲間―慶応の教諭:時事ドットコム

                                                                                授業中、石を割ったら新種化石 30万年前、コガネムシの仲間―慶応の教諭 2023年12月09日13時33分配信 新種と分かった「ヤタガイツノセンチコガネ」の化石(慶応義塾幼稚舎・相場博明教諭提供) 慶応義塾高(横浜市)の地学の授業中、生徒が見つけた昆虫の化石が、コガネムシの仲間のセンチコガネ科の新種だと分かった。慶応義塾幼稚舎理科教諭で古生物学を研究する相場博明さんらが9日までに、日本古生物学会の国際誌に発表した。 発掘の化石、新種と判明 ダチョウ似の羽毛恐竜 相場さんは1995年、栃木県那須塩原市の自然史博物館「木の葉化石園」が、敷地内にある約30万年前の地層(塩原層群)から掘り出してお土産用に販売していた岩石に着目。これを教室に持ち込み、生徒が割って「化石採集」を体験してもらう指導法を開発した。同園の協力も得て、現在では1000校以上の学校や博物館が授業やイベントなどで取り入れている。

                                                                                  授業中、石を割ったら新種化石 30万年前、コガネムシの仲間―慶応の教諭:時事ドットコム
                                                                                • 絶滅した巨大ザメ「メガロドン」、ホホジロザメとの競争に敗北か 歯の化石を調査

                                                                                  絶滅したメガロドンの歯(左)と現代の‎ホホジロザメの歯(左)/MPI for Evolutionary Anthropology (CNN) 2300万年以上前に生息し、映画「MEG ザ・モンスター」の題材にもなった巨大ザメのメガロドン。その体長は現在の海に生息するホホジロザメの4倍近くに上る。 だが、2種のサメはかつて同時期に生息していて、捕食する獲物が一部重複していた可能性が高い。この競争が一因となり、体長20メートルのメガロドンは絶滅に追い込まれた可能性があると示唆する新研究が発表された。 この発見にたどり着くため、調査にかかわった研究者は新たな技術を駆使。絶滅したサメ13種と現生のサメ20種の歯に見られる摂取食物の特徴を分析し、「栄養段階」と呼ばれる食物連鎖上の位置を割り出した。 「メガロドンは小説や映画では通常、超巨大で怪物的なサメとして描かれるが、実際はこの絶滅したサメについて

                                                                                    絶滅した巨大ザメ「メガロドン」、ホホジロザメとの競争に敗北か 歯の化石を調査