コンテナ輸送が可能な「地産地消」型水素エネルギー供給システム、川崎市で始動:自然エネルギー(1/2 ページ) 東芝と神奈川県の川崎市は、自立型の水素エネルギー供給システムの実証実験を始動させた。太陽光発電による電力で水素を作り、その水素で電力と温水を供給する仕組みで、環境負荷の少ない新たなエネルギーシステムの実現に役立てていく。 今回の実証実験は、東芝が開発を進めてきた自立型の水素エネルギー供給システム「H2One」を、川崎市臨海部の公共施設である「川崎市港湾振興会館および東扇島中公園(以下、川崎マリエン)」に設置して行うもの(関連記事)。2020年度(2021年3月期)までの6年間にわたって「平常時における施設に対する水素エネルギーマネジメントシステムの実証」と「災害時を想定した水素BCPシステムの実証」の2点について、検証を進めていく。 H2Oneは、太陽光発電設備、蓄電池、水素を製造