『クイーンになろうとする男』から 日本語翻訳版のあとがき 本稿は、生物学的女性の権利を守る会が、著者の承諾を得て翻訳したマイケル・ベイリー『The Man Who Would Be Queen』所収のあとがきを転載したものです。『クイーンになろうとする男(The Man Who Would Be Queen)』をお読みになりたい方はここをクリックして、当会までご連絡ください。makibaka1225@gmail.com ●キャンセルされた『クイーンになろうとする男』 本書は、現在絶版になっている。ネット上では誰でも読めるが、いかんせん、それは原書のPDF、つまり全て英語なのである。どうしてもこの本を読みたかった私たちは、最初は自分たちが読むために、そしてまもなく、他の人にも読んでほしいと思って翻訳作業をすることとなった。幸い、著者のマイケル・ベイリーさんから、日本語翻訳の許可