Go Toに不利な研究結果が発表された途端に、閣僚たちが口を揃えて「査読も受けてない」だの「エビデンスが乏しい」だのって、あんたら、そんなに科学やエビデンスが好きだったっけ?「学問なんて関係ねえんだよ」と開き直る度胸もないんだな。
野党の国会議員も参加した国立大学法人法改正案に反対する集会=東京都千代田区で2023年11月14日午前11時47分、松本光樹撮影 強力な権限を持つ合議体の設置を大規模国立大に義務付ける国立大学法人法改正案に反対する大学教員らは14日、東京都千代田区の衆院議員会館で集会を開いた。野党国会議員を含む約100人が参加し、「大学の自主性を脅かす」「権力から自由であるのが学問だ」などと廃案を求めた。改正案は同日、衆院文部科学委員会で参考人招致があり、15日にも採決される可能性がある。 政府が今国会で成立を目指す改正案は、学生数や収入などが一定規模以上の国立大を「特定国立大学法人」と定め、新たに合議体「運営方針会議」の設置を義務付ける。運営方針会議は大学の中期計画や予算・決算を決議する権限を持つ他、学長に運営改善を要求したり、学長の選考・解任に関して意見を述べたりすることができる。
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「学問分野で一番簡単なのは物理だ」という説があります。 物理嫌いの人だけでなく、物理を専門にしている人からも反論が来そうな気がしますが、ちゃんと説得力のある説です。 なぜ物理が一番簡単な学問だと言われることがあるのか、簡単に説明してみましょう。 なぜ物理は難しいのか? 物理は、数学で表されます。 ニュートンは、自分の理論を展開するために、微分、積分という新しい数学を作る必要がありました。 アインシュタインは一般相対性理論を作るときに非ユークリッド幾何学という数学を使いました。 このように物理は最先端の数学を利用するだけでなく、物理理論から新しい数学が現れることもよくある、数学とは切っては切れない分野です。 ですから、物理を理解するためには数学が必須なのです。 高校で物理の授業がありますが、実は物理の初歩の部分だけしか習いません。 高校で習う範囲の数学で扱える部分しか教えることができないから
日本学術会議の新会員6人が菅義偉首相から任命拒否された問題。細胞生物学者で歌人でもあるJT生命誌研究館(大阪府高槻市)の永田和宏館長は、菅首相の姿勢を「学問そのものの否定だ」と警戒し、学術会議の意義を「いざという時に警鐘を鳴らし、最終的な防波堤の役割を果たすこと」と強調する。科学を取り巻く現状、日本社会への危機感は強い。【菅沼舞】 「批判精神なくしたら学者と言えない」 ――日本学術会議の新会員6人が拒否された問題をどう考えますか。 ◆「学問の自由の侵害」だと非難する声がありますが、「学問そのものの否定」という側面が強い。なぜ拒否したのかを首相が理由をはっきりさせないので推測するしかないが、(任命拒否された6人は)政権に批判的な意見を述べたことがある学者だから、という理由が考えられます。だが、学問は批判精神なくしては成り立たない。自然科学であろうと社会人文科学であろうと同じ。批判精神をなくし
首相の任命拒否によって「学問の自由」が奪われたと口角泡を飛ばしているが、日本学術会議こそ日本人の学問の自由を奪ってきたのではないか そして、朝日や毎日、東京新聞などは「学問の自由」を侵害したなどと連日書き立て、モリカケや桜を見る会に続く争点化を狙った扇動紙と化している。 「学問の自由」を侵害してきたのは、「軍事研究をしない」と国家の基本にかかわる分野を排除し、また大学院で研究に従事していた自衛官院生を排除した日本学術会議(以下、学術会議)の方である。 しかし、主要な野党はマスコミの扇動に踊らされるかのように「慣例」を破って「全員任命」しなかったことだけを取り上げ、菅義偉政権に打撃を与えて政局にしようと目論んでいる。 本来野党が問題視すべきは、学術会議が特定の研究を排除したことや自衛官を大学院から追放して、日本国家の危機対応能力を低減させてきたことであり、これこそが憲法違反ではないだろうか。
私立大に対し、ガバナンス(組織統治)強化を迫る形となった文部科学省有識者会議の報告書。トップが所得税法違反容疑で逮捕され、本部が捜索も受けた日本大でもガバナンスの欠如が指摘され、これが一連の事件につながったとされる。日大以外でも、刑事事件に発展する事態が後を絶たない。「学問の自由」といった原則を前に、国公立大などと比べて疑惑に対して適用できる罪名は限られ、捜査の手立てが少ないという実態もある。 5期13年にわたって大学トップに君臨した田中英寿(ひでとし)容疑者(74)は逮捕から2日後の1日に理事長職を辞任した。3日午後には定例理事会が開かれ、日大は田中容疑者の理事職の解任、法人監事の辞任を発表。約30人の理事も全員辞任を表明しているが、加藤直人新理事長のもとで当面職務を続ける方針という。 日大は体制刷新に一定の方向性を示したものの、一連の事件をめぐる執行部の動きは鈍かった。10月7日に元理
原子力発電がウランの核分裂でお湯を沸かして発電しているように、最先端のテクノロジーも古代の理論・技術の延長線に存在します。ハーバード大学で理論物理学を研究するニコル・ユンガー・ハルパーン氏が、19世紀の産業革命のさなかに生まれた熱力学と21世紀の量子論を結びつける学問分野「量子スチームパンク」について解説しています。 Quantum Steampunk: 19th-Century Science Meets Technology of Today - Scientific American https://www.scientificamerican.com/article/quantum-steampunk-19th-century-science-meets-technology-of-today/ 「スチームパンク」は、イギリスのヴィクトリア朝やエドワード朝の雰囲気をベースに、蒸気機
ひきつづきオンライン・ハラスメントについての勉強ノートです。 以前に、ドイツ語歴史ウェブサイト、Geschichte der Gegenwart(現在の歴史)に掲載された論説 「神話ではなく権力関係を――学問の自由の解放的理解のために(Machtverhältnisse statt Mythen. Für ein emanzipatorisches Verständnis von Wissenschaftsfreiheit)」を紹介しました。 「権力の問題を覆い隠すような誤った「学問の自由」ではなく――Geschichte der Gegenwartより」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2021年12月23日 もう少しこの論説の内容を要約して、その背景についての理解を深めようと思います。 まず、(クィア)フェミニズム的・反人種主義的立場が「学問の自由」を脅かしているという非難に直面していると
今回は学問の神様として有名な「菅原道真」(すがわらのみちざね)にフォーカスをあててお伝えしていきたいと思います。 菅原道真 菅原道真は、平安時代の貴族・学者・政治家として活躍しました。(845年~903年) 菅原道真は死後、怨霊として恐れられたと同時に多くの人に尊敬・慕われていました。 道真を神様とした、天満宮・天神社は全国に各地に広がりその数は、1万2千社あるといいます。 更に学問にも秀でた道真は学問の神様として、受験生をはじめとする合格祈願の絵馬は北野天満宮だけで毎年10万枚以上とも言われています。 絵馬 受験生だけではなく多くの人に愛された菅原道真に今回は迫っていきたいと思います。 目次 目次 菅原道真の生い立ち 神童として頭角を表す 学者家系の菅原家に生まれる 学者として才能を開花させる エリート街道を突き進む 父の他界と菅原家を継ぐ 政治家としての道真 讃岐の国司として能力を発揮
橋下氏、軍事研究も「学問の自由」 学術会議の“行き過ぎ”指摘 拡大 橋下徹弁護士が11日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、菅義偉首相が新会員候補者6人の任命を拒否した「日本学術会議」の軍事研究に対するスタンスに疑問を投げかけた。 学術会議は戦時中に科学が戦争に利用された反省から発足している。橋下氏は、学術会議発足当時の状況に理解を示しつつ、現在は終戦当時とは状況が変わっているとして、軍事研究をする科学者の存在も容認。軍事研究をやるかやらないかは、科学者自身が判断することが「本来の学問の自由」だとした。 2017年の声明で、学術会議が軍事研究を抑制していることには「団体としてこういう声明を出すっていうのは学問じゃない、政治なんです。これは政治の領域であって、学術会議がまさに政治に介入してきている」と“行き過ぎ”を指摘。「政治が何かに介入すると、すぐ『不当介入だ』と騒ぐん
またしても怪しげな法案が成立しようとしている。学問の自由や大学自治の原則を脅かしかねない「国立大学法人法改正案」が20日に衆院本会議で可決。今週にも参院での審議が始まる。 この改正案は、東大・京大など大規模な国立大学に中期目標や予算を決める強力な権限を持つ合議体「運営方針会議」の設置を義務づけるもの。会議の委員の人選には文科相の承認が必要で、政府が大学への介入を強める可能性がある。 政府が気に入らない人物を任命拒否できるわけで、これは菅政権で物議を醸した日本学術会議の任命問題と同じ構図だ。政府や財界が運営方針会議に人材を送り込んで、自分たちに都合のいい研究をさせたり、国立大学を金儲け主義に走らせることも考えられる。 この改正案について、元文部官僚で京都芸術大客員教授の寺脇研氏も「問題だらけの法案です」と、こう言う。 「今回の法案は、“稼げる大学”を旗印に国立大の株式会社化を促進するものです
私たちは「自分の意志」で、あらゆる行動をしている——多くの人はそう思っているでしょう。しかし、私たちの行動は「遺伝子」あるいは無意識の「脳」に操られているのではないかという論争が昔から繰り広げられてきました。このような「自由意志」の問題に革命的な影響を与えたのが、ダーウィンの「自然選択説」だったと、新刊『自由意志の向こう側──決定論をめぐる哲学史』(講談社選書メチエ)著者の木島泰三氏は言います。 ダーウィン主義の失墜 リチャード・ドーキンスは1976年の『利己的な遺伝子』で、「哲学と『人文学』と称する分野では、今なお、ダーウィンなど存在したことがないかのような教育が行われている」と嘆いた。 この状況はその後大きく変化したが、僕が哲学専攻の院生だった1990年代前半頃はまだ、少なくとも僕の周囲では、ダーウィンといえば博物学者であり、深遠な哲学的議論で引き合いに出されるような名ではない、と思っ
8月10日、香港で国家安全維持法違反の容疑で10人のメディア人や活動家が逮捕された。 中国共産党政権に批判的な立場を貫く『蘋果日報』(アップル・デイリー)の創始者でアメリカの政界に太いパイプを持つ黎智英(ジミー・ライ)、その2人の息子、黎智英の経営するメディアグループ「壹傳媒」(ネクスト・デジタル)の幹部ら4人、学生団体「学民思潮」の元メンバーでフリーランス記者の李宗澤(ウィルソン・リー)、政治グループ「香港故事」メンバーの李宇軒、そして、日本ではよく知られている民主派政党「デモシスト」の元メンバーの周庭である。 200人以上の警察が一斉に「壹傳媒」の本社に家宅捜索に入り、資料やパソコンを押収し、黎智英らを連行する様子や、周庭が両手を後ろで縛られて自宅から連行される様子を、日本にいる多くの人も憤りを覚えながら見たのではないだろうか。 急激に広がる恐怖感、見えないレッドライン 国家安全維持法
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日本学術会議問題が興味深い展開になってきた。野党や左派系マスコミは政府を追及しているが、逆に、会議のデタラメぶりが露呈する一方なのだ。まさに「藪蛇」「ブーメラン」状態である。どうやら、会議の抜本的な組織改編は避けられそうにない。 【写真】安倍総理が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」 日本学術会議の新会員問題を最初に報じたのは、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」だった。10月1日付の「菅首相、学術会議人事に介入、推薦候補を任命せず」という記事で「学問の自由に介入する首相の姿勢が問われます」と首相を追及した(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-10-01/2020100101_01_1.html)。 マスコミ各社が一斉に追随し、立憲民主党など野党は「菅政権のモリカケになるかも」と意気込んでいる。だが、そうはなりそうもない。それどこ
2023年4月に理工学部が「創域理工学部」へと名称変更されるにあたり「『創域』をメタバースという新たなプラットフォームで実施できないか」という試みとして開催された本イベント。VRヘッドセット「Meta Quest 2」の無料貸し出しや、VRChatコミュニティ・イベントの「VRC理系集会」も参加するなど、大学主催イベントとしては非常に先進的な取り組みから注目を集めていました。 MoguLive編集部は今回、本イベントを取材。「VRChat」を舞台に行われた、学問の新しいあり方を提示したイベントの様子を、以下にてお伝えします。 学生も学長も全員アバターで参加 参加者の多くは「Meta Quest」版からの参加で、かつ「VRChat」も始めたてだったためか、パブリックアバターが多数でした。一方、思い思いのカスタマイズされたアバターで来場した経験者の姿もチラホラ見られました。 東京理科大学の石川
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東北大の田中英道名誉教授ら学者、有識者が6日、自民党本部で下村博文政調会長と面会し、政府による日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命見送りを支持するとともに、学術会議の民営化など抜本的な改革を求める菅義偉首相(党総裁)宛ての提言・要請を行った。 提言では、任命見送りが学問の自由を侵害しているとの一部の批判に対し「学問に名を借りた謬見(びゅうけん)」だと指摘した。むしろ、学術会議が平成29年の声明で軍事科学研究を「絶対に行わない」とした過去の声明の継承を宣言したことを踏まえ「学問統制機関として機能している」とした。 また、「軍事という研究領域について科学的な認識を深めることは、科学技術の発展に寄与する」と主張し、国に対し軍事科学の研究を含むすべての学問領域が発展するような環境整備を求めた。 首相による任命権行使に関しては「不適切と判断した者の任命を行わないことは、法の趣旨に適い、何ら抵触し
文:篠原諄也 写真:斉藤順子 荒木優太(あらき・ゆうた)在野研究者(専門は有島武郎) 1987年、東京生まれ。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。2015年、第59回群像新人評論優秀賞を受賞。著書に『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍)、『貧しい出版者』(フィルムアート社)、『仮説的偶然文学論』(月曜社)、『無責任の新体系』(晶文社)など。 学校の外に面白いものがある! ――荒木さんが在野研究に関心を持ったきっかけを教えてください。 大学院の修士課程に行ったんですが、博士後期課程には落ちたんですね。その理由のひとつには、大学の指導教員が「教育免許を取らないと進学させてくれない」という方針をもつ方で、私は「教師になりたい」という意欲が全くなかったことがありました。 それで「どうしたもんかな」と思っていた時に、自分は教育に関してはやる気はな
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