先月から始まった幼児教育と保育の無償化に合わせて保育料以外にもさまざまな費用が値上げされ、以前より負担が増える逆転現象が起きているなどとして、ひとり親の支援団体が改善を求める嘆願書を内閣府に提出しました。 無償化をめぐっては幼稚園や保育施設などで保育料の値上げが相次いでいると指摘されていますが、今回、負担が増えたケースでは、以前から保育料が免除されていた所得の低い世帯で、保育料以外の給食や延長保育の値上げ分がそのまま負担増となったケースや、保育料は無償化されたものの、そのほかの値上げによる負担額が大幅に上回ったケースなどがあったということです。 18日は支援団体の代表者らが内閣府を訪れ、改善を求める嘆願書を提出しました。この中で、無償化に合わせてさまざまな費用を値上げし、保護者に詳しい説明をしない不誠実な施設もあるとして、指導の強化や「逆転現象」の改善を求めています。 支援団体の代表の今井