八潮の道路陥没、下水道管は上部が破損…半円形の状態との報告も 下水量を減らすため緊急放流へ 下水せき止めた土砂の一部、押し流されたか…知事、陥没拡大の可能性「否定できない」 28日に埼玉県八潮市の県道松戸草加線中央一丁目交差点内で道路が陥没し、2トントラックが転落した事故を受け、県は29日、大野元裕知事を本部長とした危機対策会議を立ち上げ、早朝から計4回、各部からの対応状況報告などを行った。陥没地点の下水道管は上部が破損し、半円形の状態との報告があり、下水の量を減らすため、春日部中継ポンプ場より新方川へ下水を緊急放流する予定。県によると、下水の緊急放流は東日本大震災の際にも実施された。下流には飲料水の取水地点はないという。 29日未明の作業中、新たな陥没も発生。県警によると、同日午前8時ごろには幅約10メートルに拡大した。ガス漏れの危険があったことから、周辺200メートル以内の住民に避難を