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桐野夏生の検索結果161 - 200 件 / 255件

  • 桐野夏生最新刊『燕は戻ってこない』 出版記念インタビュー:東京新聞 TOKYO Web

    ―桐野さんの作品の主人公は、その時々の社会を色濃く映しており、桐野夏生の小説によって、我々は自分がどのような時代に生きているのかに気付かされます。今回、女性の貧困や生殖の問題をテーマにしようと思われた動機はなんでしょうか。 この10年近く、少子化問題が取り上げられる度に、若い女性たちに圧力がかかっていると感じてきました。最近では「卵子が老化する」ともいわれるようになり、女性たちはさらに焦ってきている。一方で非婚化の問題もあり、「結婚もせずにどうやって子どもを産めというのか」と追い詰められる世代について考えていたときに、ニュージーランドでは3割が未婚の母であるとか、フランスにしても出生率は下がっていないことなどを知り、これは日本の戸籍制度が一つの弊害になっていると思ったんです。「生殖とはなんだろう」と調べ始めたら、世界の生殖医療はとても進んでいることがわかりました。ただ、技術は進んでも女性の

      桐野夏生最新刊『燕は戻ってこない』 出版記念インタビュー:東京新聞 TOKYO Web
    • 『ナニカアル』(新潮社) - 著者:桐野 夏生 - 野崎 歓による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

      著者:桐野 夏生出版社:新潮社装丁:文庫(589ページ)発売日:2012-10-29 ISBN-10:4101306370 ISBN-13:978-4101306377 内容紹介: 昭和十七年、林芙美子は偽装病院船で南方へ向かった。陸軍の嘱託として文章で戦意高揚に努めよ、という命を受けて、ようやく辿り着いたボルネオ島で、新聞記者・斎藤謙太郎と再会する。年下の愛人との逢瀬に心を熱くする芙美子。だが、ここは楽園などではなかった-。戦争に翻弄される女流作家の生を狂おしく描く、桐野夏生の新たな代表作。島清恋愛文学賞、読売文学賞受賞。 女が戦地に赴くとき私は兵隊が好きだ。/あらゆる姑息を吹きとばし/荒涼たる土に血をさらすとも、/民族を愛する青春に噴きこぼれ、/旗を背負つて黙々と進軍してゆくのだ。(『北岸部隊』) 文壇動員計画にもとづく「ペン部隊」の一員として、一九三八年、漢口攻略戦に従軍した林芙美子

        『ナニカアル』(新潮社) - 著者:桐野 夏生 - 野崎 歓による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
      • 「我等、同じ船に乗り」~桐野夏生は生々しいのがお好き。

        レイ・ブラッドベリ 重力と恩寵 ジョン・ル・カレ  Brilliant Trees 内田善美 太陽を盗んだ男 ヴィム・ヴェンダース 泥の河 24 村上春樹 カリフォルニア物語 ケイト・ブッシュ  Close to the Edge カラマーゾフの兄弟 刑事ジョンブック目撃者 スティング ディーバ 砂の惑星 松岡正剛  Hotel California デビルマン 刑事コロンボ ファントム・オブ・パラダイス 萩尾望都 トマス・ハリス 猫 A Night at the Opera ノスタルジア ブライアン・フェリー 日出ずる処の天子 井上陽水 セブンスター 森田芳光  Melt (PG3) 風の谷のナウシカ ジェイムス・エルロイ 砂の惑星 パッション フェーム  NHKスペシャル 橋本治  Ⅳ (Zep) デミアン ブレードランナー 淀川長治 ノスタルジア 笠井潔  Scarlet’s Wal

          「我等、同じ船に乗り」~桐野夏生は生々しいのがお好き。
        • 路上のX  著:桐野夏生

          一家離散によって幸せな生活を失った女子高生の真由。 義父の虐待から逃れ、街で身を売るリオナ。 二人は運命的に出会い、共に生きる決意をする。 ネグレクト、DV、レイプ、JKリフレ。 最悪の暴力と格闘する少女たちの肉声を物語に結実させた傑作長編小説。

            路上のX  著:桐野夏生
          • 〈社会的な死〉を刻印された者たちへ 桐野夏生『グロテスク』における追悼のゴシップ

            1997 年に発生した東電OL 殺人事件は、東京電力で総合職を勤める被害者が夜には売春婦 として客引きをしていたことが明らかになると、一気に報道が過熱した。週刊誌を中心に 行われた被害者の私生活を暴くような報道は、売春婦が規範的な市民から疎外され、それ 故にその死が嘆かれえないことを示している。本論では、こうした売春婦の死を悲嘆し追 悼する作品として、桐野夏生『グロテスク』(2003)を取り上げる。 東電OL 殺人事件をモチーフに書かれた本作では、二人の売春婦が殺害される。本論では、 二人の姉であり、同級生である語り手の「わたし」の語りに着目をする。「わたし」は売春 婦の悪口=ゴシップを言いながらも、最終的には彼女たちの「弔い合戦」を行う。こうし た弔いはどのようにして可能になるのか。本作には、客観的なゴシップの「語り手」であ ろうとしていた「わたし」が、徐々に「語られる対象」としての「わ

            • 『桐野夏生『光源』』

              ひまにあかせて ひがな一日PCに向かって 心に浮かんでは消えるとりとめもないことを なんとなく打ち込んでいると 酔狂だなとは思うんだけど でも楽しい

                『桐野夏生『光源』』
              • 嫌いな人は大嫌いだけど好きな人にはたまらない桐野夏生の小説 | 生きづらい。それでも生きていく

                桐野夏生(敬称略)の『ハピネス』を読んだ。 嫌いな人には徹底的に嫌われるが、はまる人にはどっぷりはまる、好き嫌いがきれいに分かれる作家だと思う。 私はどっぷりはまった方で、殆どの作品を読んでいるんじゃないかと思う。 元々マンガの原作をやっていた人で、ご都合主義的なマンガっぽい陳腐な展開や、時にストーリーが破綻していたりもする。けれど桐野の物語を読むと、多少破綻していても、リアルじゃなくても、面白ければそれでいいと気づかせられる。圧倒的な魅力を放つ作品は、破綻なく小綺麗に小さくまとめられた、でも印象に残らない作品をはるかに凌駕する。 この場合の「面白い」は、万人にとっての面白さではない。 小説は「共感できるかどうか」ということを軸に語られることが多いが、桐野の作品の登場人物たちは、ほとんど共感や感情移入からは程遠い、共感とは無縁の人たちだ。 悪意があって毒に満ちている。 恐ろしく身勝手で、奔

                  嫌いな人は大嫌いだけど好きな人にはたまらない桐野夏生の小説 | 生きづらい。それでも生きていく
                • 『ナニカアル』 桐野夏生 | 新潮社

                  今なぜ林芙美子なのか/従軍は行商の旅/昭和の女流作家たち/戦争は移動である/林芙美子の思想/「文学」の仕事 今なぜ林芙美子なのか 関川 『ナニカアル』は「週刊新潮」で一年連載したんですね。林芙美子は昭和十七年、陸軍報道部の嘱託となってジャワやボルネオに行く。そういう史実を元にした小説ですが、非常に面白かった。その時期については意外に資料が残っていないけど、大胆な構想と導かれた物語の結末には本当に驚いた。しかし、桐野さんがなぜ林芙美子に興味を持ったんでしょう。 桐野 私は『放浪記』や『浮雲』がとても好きで、前から林芙美子本人にも興味があったんです。物凄い人だったと思います。ところで、関川さんも『女流―林芙美子と有吉佐和子』という作品を書いておられますね。関川さんはなぜ興味を持たれたんですか。 関川 彼女みたいに元気、というか無道徳な人は、日本近代文学中の特異点でしたから。文芸至上主義的という

                    『ナニカアル』 桐野夏生 | 新潮社
                  • 【破滅への道】桐野夏生『OUT(上)』 - 超雑読と趣味と

                    ランキング参加中読書 BCAA水飲み切ってボトル洗わんとな。 明日確実に使う。 OUT(上) 桐野夏生 講談社 2002年06月15日 楽天ブックスで探す Amazonで探す hontoで探す 紀伊國屋書店で探す 図書館で探す by ヨメレバ 事件が歯車を狂わせる 感想 おわりに 終 事件が歯車を狂わせる 事件の背景には様々な問題が隠されています。 その憤りが最大になってしまったときに 事件は起きてしまいます。 本当ならば不可抗力もあるので 自首さえすれば、傷は浅かったでしょう。 だけれども、そうはしませんでした。 こともあろうか事件を隠避したのです。 感想 この方の作品は濃くて刺さるんですよね。 そして登場人物も一筋縄ではいかない人たちばかり。 ちなみに殺してしまった人は、当人に問題があったわけでなく その旦那が最低すぎるほどにクズな男でした。 ギャンブルに身を落とし、飲食店の女性に貢ぎ

                      【破滅への道】桐野夏生『OUT(上)』 - 超雑読と趣味と
                    • 桐野夏生が見たJKビジネスの危うさ「17歳以下の少女は肉のつき方が違うと目を輝かせ…」 | AERA dot. (アエラドット)

                      日本のハラスメント問題はなぜ海外より深刻なのか? “アホ”にいたぶられないために得るべき「自信オーラ」とは

                        桐野夏生が見たJKビジネスの危うさ「17歳以下の少女は肉のつき方が違うと目を輝かせ…」 | AERA dot. (アエラドット)
                      • 【50代が読むべきおすすめ本4選】バブル景気を謳歌した女たちの行く末を描いた、桐野夏生『真珠とダイヤモンド』

                        桐野夏生 毎日新聞出版 上巻 ¥1,760 下巻 ¥1,650 コロナ禍で雇い止めにあいホームレスになってしまった水矢子(みやこ)の前に突然現れたのは、かつて証券会社で同僚だった佳那。夜の公園での再会から始まった物語は、一気に1986年へと時をさかのぼる。彼女たちは何を夢見、どんな人生を送ってきたのか。日本中がバブル景気に浮かれた時代の空気を背景に、株の売買にのめり込んでいく人々の熱狂と危うさを、ヒリヒリするほどリアルに描ききる。ページをめくる手を止められない怒涛の展開の果てに訪れる、痛ましくも優しいラストに呆然。

                          【50代が読むべきおすすめ本4選】バブル景気を謳歌した女たちの行く末を描いた、桐野夏生『真珠とダイヤモンド』
                        • 『東京島』(桐野夏生著)谷崎潤一郎賞に。 - みどりの一期一会

                          昨日に続いて本のはなし。 今日は市民派議員向けの勉強会なので、とりあえず、 下書きしといた記事をアップして、と思い、 『東京島』(桐野夏生著)を紹介しようと書きはじめたら、 この本、なんと19日に谷崎潤一郎賞を受賞していました。 谷崎潤一郎賞に桐野夏生さんの『東京島』 2008.8.20 読売新聞 第44回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)は19日、桐野夏生さん(56)の「東京島」(新潮社)に決まった。副賞100万円。 受賞作は、南海の無人島「トウキョウ」に漂着し30人以上の男性との逆ハーレム状況に置かれた女性が、男たちの寵愛(ちょうあい)を受け、ときに異端視されながら生き抜いていく物語。 選考会では「孤島を舞台に様々な人間を登場させ、人の行動パターンをすべて見せてしまうというからくりは、よくできている」などと評価された。 贈呈式は10月17日午後6時から、東京・丸の内のパレスホテルで。 (

                            『東京島』(桐野夏生著)谷崎潤一郎賞に。 - みどりの一期一会
                          • 混住社会論3 桐野夏生『OUT』後編(講談社、一九九七年) - 出版・読書メモランダム

                            「弁当工場」で深夜働く4人の主婦たちの名前とプロフィルを、まず提出しておこう。 *雅子/43歳。会社をリストラされ、再就職先が見つからず、多額の住宅ローンもあり、弁当工場の夜勤パートを選ぶ。後にその会社が信用金庫だとわかる。夫は会社で合わない営業マンの鬱屈を抱え、息子は入ったばかりの高校から退学処分を受け、3人の家族はそれぞれの部屋で重荷を負い、孤独な生活を送る。その小さな家は畑の多い住宅街にある。いつもジーンズに洗いざらしの息子のTシャツやポロシャツを着て、古いカローラに乗っているが、頼れるタイプとの設定。桐野的ハードボイルド・ヒロインの体現。 *ヨシエ/50歳半ば過ぎの寡婦。手先が器用で人一倍仕事が早く、工場の仲間から揶揄もこめて「師匠」と呼ばれている。古い木造アパートに寝たきりの姑と中学生の娘と住んでいる。夫の死亡保険金や貯金も姑のために遣ってしまい、ぎりぎりの生活に追いやられ、辛い

                            • 【逃げる者の前には…】桐野夏生『OUT(下)』 - 超雑読と趣味と

                              ランキング参加中読書 結構体を燃やしてきたんだな。 うん、ちゃんとやったぜ。 OUT 下 桐野夏生 講談社 2002年06月15日 楽天ブックスで探す Amazonで探す hontoで探す 紀伊國屋書店で探す 図書館で探す by ヨメレバ 何とか事実は隠せたものの… バラバラ殺人の嫌疑は運よく別の者へとそれたものの、 結局事実は変わりはないわけです。 だんだんと周りの人が敵に見えてくる上に 夢に悩まされるものもあらわれます。 そしてそんな中、第二の殺人事件が 起きてしまうのでした… 感想 ※終盤部分読書時要注意 一応これは事前に警告しておきますね。 実はすべてが終わる前に主人公の女の前に ある人間が現れるのです。 ここの描写は要注意です。 真面目に。 それぞれの破滅が待ち受ける形となります。 バラバラ殺人を完遂し、望む形で 金を受け取った各々。 ただしそれが幸せをもたらすことはありませんで

                                【逃げる者の前には…】桐野夏生『OUT(下)』 - 超雑読と趣味と
                              • 桐野夏生『グロテスク』を読む | 島ぐらし雑記帖

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                                  桐野夏生『グロテスク』を読む | 島ぐらし雑記帖
                                • 桐野夏生『東京島』|新潮社

                                  【ノンストップ最新長編!!】桐野夏生『東京島』――あたしは必ず脱出してみせる。無人島に漂着した31人の男と1人の女。 30人あまりが漂着した無人島。けれど女はただひとり。ここは地獄か楽園か――。人間の本質とは何かを現代の日本人に突きつける、桐野夏生氏の新作『東京島』(小社刊)。そこに描かれた「官能と混沌」のリアリティーを、著者と作家・佐藤優氏が縦横に語り合った。 佐藤 僕ね、『東京島』、3回読みましたよ。 桐野 3回も。ありがとうございます。 佐藤 読むほどに新しい発見があってね、個人的にはリアリズム小説として読みました。今、小林多喜二の『蟹工船』が売れてるじゃないですか。プロレタリア文学の代表作として。 桐野 私も子供のころからわりとプロレタリア文学や貧窮物は好きでした。『蟹工船』も読みましたし、『女工哀史』とか『にあんちゃん』とか。 佐藤 でね、桐野さん。先週号の『週刊新潮』

                                  • 【小説感想】桐野夏生「柔らかな頬」 自己探求の暗い隘路を描いた傑作。初読のときに「微妙」と思った自分をはっ倒したい。 - うさるの厨二病な読書日記

                                    www.saiusaruzzz.com この読売新聞の記事に、 「風当たりは強かったですよ」と快活に笑った。 「柔らかな頬」で直木賞を受賞したときの反響についてこう書かれていたので、久しぶりに読み直してみた。 読み直すのは十ン年ぶりで、大まかな筋と結末は覚えているけれど、細かな筋は全て忘れている状態。 note.com 前回のnoteの記事で「しばらくは余り解釈はしないで、感覚で創作を楽しもう」と書いたので、「柔らかな頬」でそれをしてみようと思った。 というのも「柔らかな頬」では、作内で起こった誘拐事件について元刑事の内海が、関係者に「感想」を聞いて回るからだ。 「感想」と言うよりは、思考を挟まない「印象」「直観」が近い。 なぜ内海が「意見」ではなく「感想」を聞くのかは最後まで明かされないが、「感想」はある時はその人物の物の見方をむき出しになったり、事件の本質をピタリと言い当てていたりする

                                      【小説感想】桐野夏生「柔らかな頬」 自己探求の暗い隘路を描いた傑作。初読のときに「微妙」と思った自分をはっ倒したい。 - うさるの厨二病な読書日記
                                    • 『日本ペンクラブ女性初の会長桐野夏生さん「反動や差別と闘う」 | NHKニュース』へのコメント

                                      ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                        『日本ペンクラブ女性初の会長桐野夏生さん「反動や差別と闘う」 | NHKニュース』へのコメント
                                      • 『思想』2020年11 月号 【特集】桐野夏生の小説世界

                                        桐野夏生氏の新作長編『日没』は、現代日本を舞台としたディストピア小説、新たな収容所小説である。「エンタメ」分野の作家と見なされる主人公、マッツ夢井は、文化文芸倫理向上委員会(略して「ブンリン」)という政府機関らしいところから出頭を命じられ、事情がよく分からないまま、強制力を感じてその召喚に応じ、指定された千葉県の辺鄙な海辺の町にみずから出かけていく。しかし、主人公が連れて来られたのは、海の上にそそり立つ断崖のまぎわに建てられ、絶対に逃げ出すことのできない「療養所」で、そこに収容された作家たちは「正しい」小説を書けるようになるまで、矯正されていくのである。重苦しい主題を扱ってはいるが、素晴らしいページターナー、つまり一度読み始めたら最後まで一気に読み通させるような小説になっている。小説を読むことの面白さを久しぶりに堪能した。 しかし、もちろん、ただ面白いだけの娯楽作品ではない。『日没』は、め

                                          『思想』2020年11 月号 【特集】桐野夏生の小説世界
                                        • 情熱人:『真珠とダイヤモンド』刊行――桐野夏生さん | 週刊エコノミスト Online

                                          「バブル時代は、格差社会と言われる今の日本につながっている」 撮影=中村琢磨 作家 桐野夏生/78 作家デビュー30年。桐野夏生さんは小説の多くで、追い詰められ社会から逸脱していく女性の姿を描いてきた。最新作は、さまざまな矛盾を内包しながら狂乱していた、あの時代の物語だ。(聞き手=北條一浩・編集部) >>連載「ロングインタビュー情熱人」はこちら 「バブルと今の格差社会はつながっているのでは」 今年2月に刊行した『真珠とダイヤモンド』(毎日新聞出版)の上下巻 ── 今年2月に発売された『真珠とダイヤモンド』(毎日新聞出版)は、バブル時代を背景に、証券会社に勤める2人の女性の生涯を描いた作品です。小説のテーマとして、今なぜバブルなのでしょう。 桐野 日本は今、経済的にも社会情勢においても、厳しい環境にあります。そのことを考える中で、ふと思ったんです。あのバブル時代とは何だったのか。そこで日本人

                                            情熱人:『真珠とダイヤモンド』刊行――桐野夏生さん | 週刊エコノミスト Online
                                          • 色物扱い 消えた中ピ連 桐野夏生さん、小説で再考|あなたの静岡新聞

                                            色物扱い 消えた中ピ連 桐野夏生さん、小説で再考 今から約50年前、時代に先駆けて女性の性と生殖に関する自己決定権を求めて行動した活動家がいた-。1970年代に活動した「中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合(中ピ連)」代表の榎美沙子さん。当時は「色物」として扱われ、消えたその主張が再び注目されている。なぜ今、中ピ連なのか。 作家の桐野夏生さんは小説「オパールの炎」で榎さんをモデルにした女性活動家の半生を描いた。「当然の主張だったのにキワモノ扱いされ、バカにされて消えていった。榎さんはどうなったんだろう、という疑問と(彼女に代わって)復讐[ふくしゅう]をしたいという思いがあった」と執筆理由を語る。 中ピ連は72年結成。女性が月経周期や妊娠を自ら管理できるピルの解禁を訴えたが、世間の注目を集めたのは不倫をした男性の職場にピンクのヘルメット姿で押しかけるデモだった。「派手で面白いとこ

                                              色物扱い 消えた中ピ連 桐野夏生さん、小説で再考|あなたの静岡新聞
                                            • 下請け企業で働きつつ文学研究 38歳特任助教が解く「桐野夏生」作品の魅力とは 人文知のバトン③|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

                                              下請け企業で働きつつ文学研究 38歳特任助教が解く「桐野夏生」作品の魅力とは 人文知のバトン③ 2024年4月22日 18:00

                                                下請け企業で働きつつ文学研究 38歳特任助教が解く「桐野夏生」作品の魅力とは 人文知のバトン③|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
                                              • 小説家の饒舌 12のトーク・セッション / 佐々木敦/著 前田司郎/著 長嶋有/著 鹿島田真希/著 福永信/著 磯崎憲一郎/著 柴崎友香/著 戌井昭人/著 東浩紀/著 円城塔/著 桐野夏生/著 阿部和重/著 古川日出男/著 - オンライン書店 e-hon

                                                第1章 前田司郎 出来るだけ稚拙でいたい―『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』 第2章 長嶋有 「たくらみ」と「私性」―『ねたあとに』 第3章 鹿島田真希 「聖なる愚か者」の社会思想―『ゼロの王国』 第4章 福永信 普通の小説―『アクロバット前夜90°』 第5章 磯崎憲一郎 現実は小説より小さい―『世紀の発見』 第6章 柴崎友香 世界そのものが面白い―『ドリーマーズ』 第7章 戌井昭人 歩けば歩くほどいいものが見つかる―『まずいスープ』 第8章 東浩紀 自分の文学をやることにした―『クォンタム・ファミリーズ』 第9章 円城塔 笑って読み流していただくのが一番なんです―『烏有此譚』『後藤さんのこと』 第10章 桐野夏生 「作家がものを書く」ことについての小説―『ナニカアル』 第11章 阿部和重 真の作家性の在り処とは―『ピストルズ』 第12章 古川日出男 全部小説のためにやっている―『MUS

                                                  小説家の饒舌 12のトーク・セッション / 佐々木敦/著 前田司郎/著 長嶋有/著 鹿島田真希/著 福永信/著 磯崎憲一郎/著 柴崎友香/著 戌井昭人/著 東浩紀/著 円城塔/著 桐野夏生/著 阿部和重/著 古川日出男/著 - オンライン書店 e-hon
                                                • 【書評】文芸評論家・水口義朗が読む『夜の谷を行く』桐野夏生著 全力でリンチ… 連合赤軍の革命幻惑というアリ地獄に落ちた女性描く(1/2ページ)

                                                  本書の主人公西田啓子は、5年余の刑期を務めて出所してから40年、目立たないように静かに生きている。 啓子が関与した事件のために、重役候補だった父親は退職を余儀なくされ、娘の服役中に肝硬変で亡くなった。母親もその10年後、肝臓がんで死亡。妹の和子が離婚した翌年のこと。両親の早過ぎる死は裕福な家庭に育ち、お嬢さんと言われた長女、啓子の大いなる逸脱に原因があった。事件はあまりにもおぞましい結末を世にさらし、社会的には、醜聞として葬られた。 啓子の犯した大いなる逸脱とは? 私立小学校の教師を1年務めてから、24歳のとき、革命左派の活動に入ったことに端を発していた。 今年は一連の連合赤軍事件のうち、あさま山荘事件発生から45年。銃による革命戦争を目指して群馬・榛名山中に籠もり、44日間に12人もの同志を「総括」という大義名分によるリンチで死亡させた。 本書は現実のディテールとフィクションによって、迦

                                                    【書評】文芸評論家・水口義朗が読む『夜の谷を行く』桐野夏生著 全力でリンチ… 連合赤軍の革命幻惑というアリ地獄に落ちた女性描く(1/2ページ)
                                                  • 文春文庫『奴隷小説』桐野夏生 | 文庫

                                                    どこにも、逃げられないよ──。 長老との結婚を拒絶する女は舌を抜かれてしまう、という掟のある村で、ある少女が結婚相手として選ばれる「雀」。 ある日突然、武装集団によって、泥に囲まれた島に拉致された女子高生たちを描いた「泥」。 アイドルを目指す「夢の奴隷」である少女。彼女の「神様」の意外な姿とは?(「神様男」)。 管理所に収容された人々は「山羊の群れ」と呼ばれ、理不尽で過酷な労働に従事し、時に動物より躊躇なく殺される。死と紙一重の鐘突き番にさせられた少年の運命は?(「山羊の目は空を青く映すか」)……など。 時代や場所にかかわらず、人間社会に現れる、さまざまな抑圧と奴隷状態。 それは「かつて」の「遠い場所」ではなく、「いま」「ここ」で起きている。 あなたもすでに、現代というディストピアの奴隷なのかもしれない――。 様々な囚われの姿を容赦なく描いた七つの物語。 桐野夏生の想像力と感応力が炸裂した

                                                      文春文庫『奴隷小説』桐野夏生 | 文庫
                                                    • 無人島に流された23人でただ一人の女!木村多江が主演で桐野夏生原作の「東京島」映画化|シネマトゥデイ

                                                      新たなヒロイン像に期待!木村多江 直木賞作家桐野夏生原作の「東京島」が、映画『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した木村多江主演で映画化されることがわかった。 本作は、平凡な40代主婦が特殊な環境に置かれることで、新たな自分へと変ぼうを遂げていく物語。木村が演じるのは、無人島に流された23人の中で唯一の女、清子。助けの船も来ない“東京島”を舞台に、人間の極限状態と情念を力強く活写していく。原作は2008年に谷崎潤一郎賞を受賞した話題の小説で、平凡な主婦であった清子が、苦境の中で直感を頼りに行動を起こす姿は30代以上の女性を中心に熱い支持を得た。 過激な性描写や人間のドロドロした内面を描くのが得意な桐野作品のテイストをどこまで描いているか見ものだが、木村にとってはまさに体当たりの演技になることは必至だろう。撮影は10月11日にクランクイン。スタッフ・キャスト総勢120名、鹿児

                                                        無人島に流された23人でただ一人の女!木村多江が主演で桐野夏生原作の「東京島」映画化|シネマトゥデイ
                                                      • 『「グロテスク 」桐野夏生著 ➡東電OL殺人事件 ➡二谷友里恵と郷ひろみ』

                                                        「OUT」を読んで、桐野夏生って世間で評判の割につまらないものを書く人なんだなーと思い、他を読む気はなかったのですが、たまたま「「グロテスク」は凄くおもしろい」という評を読んで興味が惹かれました。興味が惹かれた一番の要因は、この小説が、実際に起こった「東電OL殺人事件」に想を得たらしかったからです。私は、「ほんとうにあったこと」に弱いので。

                                                          『「グロテスク 」桐野夏生著 ➡東電OL殺人事件 ➡二谷友里恵と郷ひろみ』
                                                        • (時代の栞)「OUT」 1997年刊・桐野夏生 深刻化する女性の貧困:朝日新聞デジタル

                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                            (時代の栞)「OUT」 1997年刊・桐野夏生 深刻化する女性の貧困:朝日新聞デジタル
                                                          • 書き、魂をつなぎとめてきた小さき人々 桐野夏生さんと「ひととき」:朝日新聞デジタル

                                                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                              書き、魂をつなぎとめてきた小さき人々 桐野夏生さんと「ひととき」:朝日新聞デジタル
                                                            • 桐野夏生が挑む、文豪と女たちの「デンジャラス」な四角関係  | ダ・ヴィンチWeb

                                                              『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』…。名作を次々と生み出した文豪 谷崎潤一郎の原動力はどこにあったのか。桐野夏生さんによる最新刊『デンジャラス』(中央公論新社)は、谷崎潤一郎の晩年にスポットライトを当てた作品。その刊行を記念して6月28日(水)、桐野夏生さんのトークイベントが三省堂池袋本店で行われた。 ――今回の最新刊『デンジャラス』は晩年の谷崎潤一郎と彼を巡る女たちを題材としていますが、桐野先生が谷崎の晩年に注目されたのは、どういう理由があったのでしょうか。 谷崎の晩年は作家としても充実していますが、特に私生活が面白い時期です。谷崎は、松子さんと3度目の結婚をしました。松子さんには、清治さん、恵美子さんという2人の連れ子がいました。谷崎は惠美子さんを養女にします。そして、松子さんの妹で寡婦の重子さん、清治さんの妻・千萬子さんとも同じ屋敷で暮らすことになります。そして、常時6~7人はいる女中さ

                                                                桐野夏生が挑む、文豪と女たちの「デンジャラス」な四角関係  | ダ・ヴィンチWeb
                                                              • 「これは私たちの物語だ」 親に棄てられJKビジネスに引きずり込まれていく女子高生たち…桐野夏生さんが『路上のX』で描いたリアル|朝日新聞出版さんぽ

                                                                2018年2月に単行本として発売され、21年2月5日に文庫化された、桐野夏生さんの『路上のX』(朝日文庫)。親に棄てられ「JKビジネス」に引きずり込まれていく女子高生の姿を描いた作品だ。自身も高校時代に街をさまよっていた経験から、虐待や性暴力被害を受けた10代の少女を支える活動を行う一般社団法人Colabo(コラボ)を立ち上げた、代表の仁藤夢乃さんが文庫版に解説を寄せてくれた。発売を記念して、一部を抜粋でお届けする。 「これは私たちの物語だ」 この本を開いてすぐ、そう思った。 街をさまよっていた高校時代の「うちら」の日常にタイムスリップしたかのように、あまりにも自然に、あのときの気持ち、空気、匂い、街で出会う人々、友達との微妙な関係、信頼と裏切りと助け合い、そして、私たちを性的に消費しようとする男たちからの無数の声掛けと、私たちを蔑む目を思い出した。登場する少女たち一人ひとりに、かつての自

                                                                  「これは私たちの物語だ」 親に棄てられJKビジネスに引きずり込まれていく女子高生たち…桐野夏生さんが『路上のX』で描いたリアル|朝日新聞出版さんぽ
                                                                • 読書芸人~オールロケ・アメトーーク感想・光浦靖子さん、桐野夏生さんの『グロテスク』を紹介(ネタバレ注意)。 #芸能 - みんなのブログ。

                                                                  簡単な内容紹介。 本をこよなく愛する3人の『読書芸人』たちが、オールロケで本屋さんや本にまつわる場所を巡りながら、本の魅力を紹介していく企画です。 一番好きな出演者と、その注目したエピソードに関して。(必須) 光浦靖子さんが一番好きなのですが、彼女が桐野夏生さんの『グロテスク』を紹介する場面で話していた『靴下の名場面』を聞いて、桐野さんが描く世界に興味を持ちました。 人を話に引き込むのが、光浦さんは本当に上手いと思います。 初めて知ったことや、興味深かったところは?(必須) 本の下の方に付けられている『帯』は、本を購入するための判断材料になるとのこと。有名な作家さんや、出演者の1人でもある又吉さん、爆笑問題の太田さんなどが書く帯が特に人気とのことなので、今後選ぶ時に注目してみたいと思いました。 一番面白かったギャグ、ボケ、台詞、シーンは?(必須) 『読書好きからの質問』というコーナーで『オ

                                                                    読書芸人~オールロケ・アメトーーク感想・光浦靖子さん、桐野夏生さんの『グロテスク』を紹介(ネタバレ注意)。 #芸能 - みんなのブログ。
                                                                  • #日没 #桐野夏生 「インボイス」 - #ダリチョコ の映画とグルメ

                                                                    ネタバレに注意。しょうもなブログなので、読まないほうがいいかもしれない。少し長い記事になるかもしれない。桐野夏生さんの「日没」。 去年の11月頃、どこかの本屋で衝動買いして一気読みした本。桐野夏生作品と初めて接する。「OUT」と「魂萌え!」は映画化されていて鑑賞している。 今回の「日没」は過去の明るい女性というキャラから少し離れ、エンタメ小説家という主人公をおそらくだが自分(桐野夏生さん)自身に重ねて描いているのではないかと思わせる。 主人公は「マッツ夢井」 ドラマの始まりで、主人公の姿勢が示される。この部分だけ読んで小説の中に入り込む。作家の立場を明確に示す書き出しだ。 私は基本的に世の中の動きに興味がない。というのも、絶望しているからだ。(略)すべてがお国優先で人はどんどん自由を明け渡している。 このひとことで、この小説の全てを示している。このあと主人公になぞの「召喚状」が届き、逃げ場

                                                                      #日没 #桐野夏生 「インボイス」 - #ダリチョコ の映画とグルメ
                                                                    • 「作家は《恐ろしき怪物》か。現実を犠牲にしても、書きたい理由」桐野夏生×中島京子 谷崎潤一郎と女たちのデンジャラスな関係|教養|婦人公論.jp

                                                                      本日7月30日は、文豪・谷崎潤一郎の56回目の命日です。『婦人公論』で連載された桐野夏生さんの小説『デンジャラス』は、谷崎潤一郎の3番目の妻・松子の妹で、『細雪』の雪子のモデルとなった重子を主人公に、晩年の谷崎と周囲の女たちを大胆な解釈で描いた作品。『細雪』を愛読し、自身も姉妹が登場する作品を数多く書いてきた中島京子さんとともに、実生活を小説に昇華させていく作家の“業”や、私生活と創作の関係について語り合いました(構成=篠藤ゆり 撮影=岡本隆史) 谷崎が重子さんを複雑な人間にしてしまった 中島 『デンジャラス』、衝撃を受けました。『細雪』の続編みたいな雰囲気もありながら、内容は全然違って。「えっ、雪子さんがこんなことに!」と。そもそも、なぜ重子さんを主人公にしようと思われたのでしょう? 桐野 作家が小説という虚構を書くことで、周囲の人に波紋がおよんでいくことに興味があります。だから、谷崎の

                                                                        「作家は《恐ろしき怪物》か。現実を犠牲にしても、書きたい理由」桐野夏生×中島京子 谷崎潤一郎と女たちのデンジャラスな関係|教養|婦人公論.jp
                                                                      • 1.  ねじまき鳥クロニクル/村上春樹   2.  ノルウェイの森/村上春樹 3.  海辺のカフカ/村上春樹 4.  バトルロワイヤル/高見広春 5.  OUT/桐野夏生 6.  世界の終りとハードボイルドワンダーランド/村上春樹 7.  キッチン/吉本ばなな 8.  アフターダーク/村上春樹 9.  羊をめぐる冒険/村上春樹 10.  スプートニクの恋人/村上春樹 11.  砂の女/安部公房 12.  国境の南・太陽の西/村上春樹 13.  ダンス・ダンス・ダンス/村上春樹 14.  グロテスク/桐野夏

                                                                        “ 1.  ねじまき鳥クロニクル/村上春樹 2.  ノルウェイの森/村上春樹 3.  海辺のカフカ/村上春樹 4.  バトルロワイヤル/高見広春 5.  OUT/桐野夏生 6.  世界の終りとハードボイルドワンダーランド/村上春樹 7.  キッチン/吉本ばなな 8.  アフターダーク/村上春樹 9.  羊をめぐる冒険/村上春樹 10.  スプートニクの恋人/村上春樹 11.  砂の女/安部公房 12.  国境の南・太陽の西/村上春樹 13.  ダンス・ダンス・ダンス/村上春樹 14.  グロテスク/桐野夏生 15.  こころ/夏目漱石 16.  神の子どもたちはみな踊る/村上春樹 17.  源氏物語/紫式部 18.  雪国/川端康成 19.  めくらやなぎと眠る女/村上春樹 20.  リング/鈴木光司 21.  午後の曳航/三島由紀夫 22.  吾輩は猫である/夏目漱石 23.  羅生門ほ

                                                                          1.  ねじまき鳥クロニクル/村上春樹   2.  ノルウェイの森/村上春樹 3.  海辺のカフカ/村上春樹 4.  バトルロワイヤル/高見広春 5.  OUT/桐野夏生 6.  世界の終りとハードボイルドワンダーランド/村上春樹 7.  キッチン/吉本ばなな 8.  アフターダーク/村上春樹 9.  羊をめぐる冒険/村上春樹 10.  スプートニクの恋人/村上春樹 11.  砂の女/安部公房 12.  国境の南・太陽の西/村上春樹 13.  ダンス・ダンス・ダンス/村上春樹 14.  グロテスク/桐野夏
                                                                        • 桐野夏生の最新刊&文庫本を紹介!【作品一覧のすべて】 | ネイネイの喜怒哀楽

                                                                          今回は、桐野夏生さんの最新刊の予定&文庫本の情報や、デビュー作品から現在までに出版された全作品一覧をご紹介します。 まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。 MEMO 単行本と文庫本など、複数出版されている場合は、最初に発売された日を出版日としています。また、アンソロジーや雑誌掲載のみの作品等は、除いておりますのでご了承ください。

                                                                            桐野夏生の最新刊&文庫本を紹介!【作品一覧のすべて】 | ネイネイの喜怒哀楽
                                                                          • 日曜版26日号/統一地方選スタート 大阪の期待の声/作家・桐野夏生さんが新作語る

                                                                            統一地方選挙の前半戦が始まりました。国の悪政先取りの維新政治とたたかう大阪から、知事選と府議選の様相、日本共産党府議団の実績、府民の期待の声などを特集します。たつみコータロー大阪府知事候補が会見で暴露した、大阪カジノリゾート用地をめぐる大阪市の“虚偽説明”疑惑とは。 証券業界が舞台の長編小説を出した作家の桐野夏生さんに創作への思いを聞きました。 白井聡・京都精華大学准教授が、岸田内閣の大軍拡・大増税路線の問題点と共産党への期待を語ります。 強盗殺人罪などで死刑確定の袴田巌さんの再審開始が確定しました。 野球の第5回WBCで日本が3回目の優勝に輝きました。野球解説者の広澤克実さんが大会を振り返ります。 高すぎる国民健康保険料(税)。引き下げを実現した日本共産党議員団と住民の取り組みを見開き特集で。 ノーベル賞作家で「九条の会」呼びかけ人の大江健三郎さんが亡くなりました。 日韓首脳会談で歴史問

                                                                              日曜版26日号/統一地方選スタート 大阪の期待の声/作家・桐野夏生さんが新作語る
                                                                            • 直木賞 大島作品「虚実めぐる闘いリアルに描く」 桐野夏生選考委員が講評

                                                                              直木賞は候補6作のうち、大島真寿美さん(56)の「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」が受賞を決めた。選考後、会見した選考委員の桐野夏生さん(67)は「やわらかな大阪弁の語り口が素晴らしく、その語り口の中で読者もいつの間にか渦に引き込まれる感覚がある。大島さんの実力のほどがうかがえる作品だった」と太鼓判を押した。 例年より長い約2時間40分の選考を経て決まった直木賞。最初の選考で、候補2回目の大島さんの「渦-」と、初候補の朝倉かすみさんの「平場の月」、同2回目の窪美澄さんの「トリニティ」の3作が拮抗、この3作による決選投票の結果、過半数の支持を得て、大島さんに決まった。 「渦-」は、江戸時代の道頓堀で人形浄瑠璃にすべてをささげた男の一代記。受賞理由について、桐野さんは「主人公の浄瑠璃作者の虚実をめぐる闘いがリアルに描かれていた」とし、「フィクションという虚を書いているとリアルな自分の人生がやせてい

                                                                                直木賞 大島作品「虚実めぐる闘いリアルに描く」 桐野夏生選考委員が講評
                                                                              • 【桐朋女子高校・普通科】華麗なる卒業生人脈!小説家の桐野夏生、写真家の蜷川実花、テレ朝アナの堂真理子…

                                                                                世界に雄飛する音楽家を輩出している桐朋女子高校。音楽科より先に開設されている普通科でも、社会の各方面で活躍する女性をたくさん送り出している。 まずは今、輝いている卒業生を3人、紹介しよう。 小説家の桐野夏生の存在感が年々、大きくなっている。今や「文壇の大御所」といっていいだろう。 1999年に『柔らかな頬』で直木賞を受賞、作品を発表するたびに各種の文学賞を獲得し、その数は計十数賞にもなる。2021年5月からは、言論の自由、表現の自由を擁護する日本ペンクラブの第18代会長に就いた。女性初の会長だ。 桐野は、社会派ミステリー小説で新境地を開き、多くのファンがいる。作品にいわゆる「善人」が登場することは、まずない。多くがテレビドラマや映画になっている。 ペンネームの「桐野」は、幕末の薩摩藩士・桐野利秋からとったというが、桐朋女子高校の「桐」に通じるものがある。 桐朋・女子から成蹊大学法学部に進み

                                                                                  【桐朋女子高校・普通科】華麗なる卒業生人脈!小説家の桐野夏生、写真家の蜷川実花、テレ朝アナの堂真理子…
                                                                                • (書評)『オパールの炎』 桐野夏生〈著〉:朝日新聞デジタル

                                                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

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