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横浜トリエンナーレの検索結果1 - 40 件 / 463件

  • 東京の美術館の、大きな大きな問題点 - チェコ好きの日記

    私のなかでけっこう長くひっかかっていた問題があったのですが、「でもまぁ、これたいしたことじゃないのかな?」と思って、表立ってはあまり深く考えてこなかったんですね。でも先日とある本を読んでいたら、まさに私がひっかかっていたその問題が出てきてたので、「あ、やっぱりたいしたことあったんだ」と考え直した次第です。 というわけで、今回はその”問題”、東京の美術館についていろいろ書きます。 奈良美智の作品はどこで観る? 最初にいっておくと、東京の美術館てすごく面白いんです。ルーブルなりオルセーなりエルミタージュなり、世界中の有名美術館のコレクションが次々にやってくるし、現代アートだって充実していると思います。でも、こういった期間限定の〈企画展〉に夢中になれるのって、たぶん私が「首都圏に住んでいる日本人」だからなんですよね。自分の住んでいるところに目新しい作品が次々にやってきたら、楽しいに決まってます。

      東京の美術館の、大きな大きな問題点 - チェコ好きの日記
    • 老後も趣味を充実させるために、ゆるくでも発信を続ける。40代半ばの趣味系ブロガーが考える理想の老い方|tayorini by LIFULL介護

      老後も趣味を充実させるために、ゆるくでも発信を続ける。40代半ばの趣味系ブロガーが考える理想の老い方 #老いの準備 公開日 | 2024/07/25 更新日 | 2024/07/26 40代や50代を過ぎて仕事や子育てが落ち着くと、今後は自分のために時間を使いたい、趣味に時間をかけたいと考える人も多いでしょう。 ですが、あらためて「老後も末永く趣味を楽しむ」と考えると、気力や体力が衰える不安もあり、なかなかイメージがわかないかもしれません。 ブロガーの在華坊さんは、自らの持つたくさんの趣味に関する情報を発信し続け、その情報感度の高さから信頼を集めています。そして、忙しく働きながらも「趣味や暮らしを充実させること」に積極的に取り組まれています。 そんな在華坊さんに、自身の考える「豊かな老後」について、そして老後も趣味を充実させるにはどうしたらいいか、今考えていることを語ってもらいました。 趣

        老後も趣味を充実させるために、ゆるくでも発信を続ける。40代半ばの趣味系ブロガーが考える理想の老い方|tayorini by LIFULL介護
      • 「俺と寝たら売れさせる」舞台演出家によるセクハラ。本人は謝罪、横浜トリエンナーレとの契約打ち切り

        Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

          「俺と寝たら売れさせる」舞台演出家によるセクハラ。本人は謝罪、横浜トリエンナーレとの契約打ち切り
        • オタクな人も知って損なし!日本の現代美術家10 10人(パート2) - Nyao’s Funtime!!

          パート1の続き。1962年以降に生まれた「ポスト村上」アーティスト達を列挙します。 オタクな人も知って損なし!日本の現代美術家10+10人(パート1) - Nyao’s Funtime!! 1.イチハラヒロコ 1963生 イチハラヒロコ - Wikipedia 「言葉」そのものをアートとして定着させる試みは既に一般的で、ジェニー・ホルツァーやバーバラ・クルーガーなんかが有名ですが、日本ではこの人。(あ、この3人、みんな女性ですね。なんでだろ) 海外の「言葉」のアーティストの作品がたいていシニカル・シリアスなのに対して、イチハラさんのはユーモラスで鷹揚とした作品が多いのが特徴かも。 この人ゴミを押しわけて、はやく来やがれ、王子さま。 作者: イチハラヒロコ,ケリー伊藤,南平妙子,三修社編集部出版社/メーカー: アリアドネ企画発売日: 1999/11メディア: 単行本購入: 9人 クリック:

            オタクな人も知って損なし!日本の現代美術家10 10人(パート2) - Nyao’s Funtime!!
          • 第8回 横浜トリエンナーレ

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              第8回 横浜トリエンナーレ
            • 私が訪問した、建築がすてきな美術館たち(東日本編) - 日毎に敵と懶惰に戦う

              最近は美術館の建築が気合入ってますね。本も沢山出ているし(カサブルタスはもういいよ、ってほど特集してるし)、blogでも素敵なまとめ、考察は沢山書かれています。例えば http://d.hatena.ne.jp/matsukazuto/20080730/1217408265 http://d.hatena.ne.jp/matsukazuto/20080910/1221015873 など。ですので、殊更自分が書ける新規な情報もありませんので、とにかく自分が訪問したことのある美術館につき、自分の記事へのリンクをつけてまとめておこうと思います。自分の資料用でもありますね。私のblogは全部日記形式ですので、ついでの観光の参考にもなればいいな、と。私が訪れたことの無い美術館や、訪れたけれどblogをはじめる前なので記事にしていない美術館は敢えて触れていません。 私は免許を持っていないので、基本、ど

                私が訪問した、建築がすてきな美術館たち(東日本編) - 日毎に敵と懶惰に戦う
              • Webディレクター250名が選んだ!2014年インターネット業界10大ニュース | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作

                はじめまして。株式会社KUFUという会社で代表取締役をしている、ミヤショーと申します。友人3名とつくった会社で自社Webサービスをコツコツ育てています。 この度、ライフワークのお酒が高じて、LIGブログで記事を書かせていただくことになりました。皆様、どうぞよろしくお願いいたします! 今回は、私が幹事をしている「Web Director Meetup」というイベントにおいて、来場者250名からのアンケートを集計した「2014年インターネット業界10大ニュース」をご紹介いたします。 Web Director Meetup とは? 毎年開催されるWebディレクターのお祭りです。今年は12/4にフリークアウト社オフィスにて開催。当日は約250名のWebディレクターさんにご参加いただきました! 会社に引きこもりがちなWebディレクター同士の交流を目的として始まったこのイベントですが、回をかさねて今回

                  Webディレクター250名が選んだ!2014年インターネット業界10大ニュース | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作
                • 会田誠はいつ有名になるのか?

                  ミズマアートギャラリーで最新の会田誠展のオープニングが開催されたり、高橋コレクション日比谷での展覧会などもあるので、1月に書いた会田誠についてのエッセーの一部を修正しもう一度掲載することにしました。最近、私は神保町にある美学校で会田誠に会いました。彼の盟友である松蔭浩之とパルコ木下や、会田の妻の岡田裕子も一緒にいました。1990年代から2000年代のアートにきわめて重要な役割を果たす会田は、彼の無秩序で、不遜なアイディアをもって、若いアーティスト達にインスピレーションを与え続けています。しかし彼は、西欧では謎に包まれた存在と言えます。私は、この素晴らしくも、時には自滅的なアーティストのパラドックスを理解する為に、2010年の1月7日に投稿されたこのブログを執筆しました。 会田誠はいつ有名になるのか? 今日、日本の現代美術シーンと折り合う全ての外国人オブザーバーが、このもの悲しい問いかけ

                  • つまんねえぞ! 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いまここで生きてる」 - 関内関外日記

                    第8回 横浜トリエンナーレ 横浜トリエンナーレに行った。やっているのかどうなのか、え、やっていたのか、という程度の第8回横浜トリエンナーレ。横浜市中区の住民として、正直言って盛り上がっている雰囲気はない。「え、はじまるの?」、「え、やってるの?」くらいの感じ。 横浜美術館もひさびさ。外壁になんか塗られているけど、リニューアルオープン。高嶺格に「小さな展示室が多くて現代美術の展示に向いていない」とディスられていた横浜美術館。中はどうなっているのか。 そんなんも気になりつつ入場。なんか明るくなっているような気はする。 しかし今回、「これ」というシンボル的なやつがないよな。 ビッグネームもないしな。なんかお祭りみたいなもんでもあるので、そういうの一発かましてほしいという気持ちもあるんだが、予算や方向性というものもあるのだろう。 そんでもって、雑に感想を書くけど、「反移民デモの映像撮れば現代アーテ

                      つまんねえぞ! 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いまここで生きてる」 - 関内関外日記
                    • Culture Power

                      what's new 英語訳を追加しました。 Japanese Art Scenes and Artists Makoto Aida Nobuyoshi Araki Tsuyoshi Ozawa Michihiro Simabuku Hiroshi Sugimoto Kyouichi Tsuzuki Masato Nakamura Yukinori Yanagi Shiota Chiharu Teruya Yuken Fujimoto Yukio Tsubaki Noboru Tokyo Art Museums and the Situation of Contemporary Art in Japan Alternative Directions: Art Space and NPOs カルチャー・パワーの35人のインタヴューを抜粋し、新たに150枚ほどの解説を書き下ろした『アートが知り

                      • 横浜トリエンナーレ 2008

                        Copyright 2009 The Organizing Committee for the Yokohama Triennale. No reproduction or republication without written permission.

                        • 文化人類学解放講座(平成××年度BLG版)

                          ▼「2015年度 文化人類学解放講座A/B」 [時間] 毎週水曜4限 15:00-16:30 [場所] 中央大学多摩キャンパス3号館文学部総合棟3114教室(300人教室) [講師] 小田マサノリ 文化人類学は「文化」をとおして「人間とはなにか」を考える学問です。自分たちの知らない「異文化」や「他者」を知り、それを理解することで、オルタナティヴなものの見方や考え方、生きかたを学びます。今年度の「文化人類学解放講座A/B」は、「リキッドモダン社会」とよばれる、流動的で、不安定ないまの社会のなかで人間らしく生きてゆくための知識やものの考え方などについて考えます。今学期の「文化人類学B」のテーマは、「グローバリズムとリキッドモダン社会」の予定でしたが、現在の社会状況にあわせて、「グローバリズムの時代の、世界の民主化運動と、その文化」に変更します。講義の内容については、このブログ(http://i

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                          • アートの価値はどうやって作られるのか | ウェブ電通報

                            広告会社の視点から、日本のアートと企業・経済・マーケティングの関係性やこれからについて考えていく連載。第1回ではアートが持つポテンシャルについて、マーケティングを専門領域とする東京理科大・大西浩氏と電通・上原拓真氏が事例を交えて紹介しました。今回は日本のアート界の最前線で活躍するNPO、アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)の塩見有子氏、電通でアートマーケティングに関するプロジェクト「美術回路」を運営する若林宏保氏・上原氏が座談会を行いました。 ※第1回「アートはマーケティングできるのか」 誰もが現代アートにアクセスできる場をつくったAIT 上原:今や国内外に強いコネクションを有しているAITは2000年代初頭から活動を始め、日本のアート市場の成熟と共に歩んでいる組織だと思います。まずは、塩見さんとAITがこれまでどのような活動をしてきたか教えてください。 塩見:AITは2001年にキュ

                              アートの価値はどうやって作られるのか | ウェブ電通報
                            • アートとゴミの違いって? 高嶺格インタビュー | CINRA

                              その美術家の名前「格」は、ものの「本質」を意味する言葉だ。高嶺格はしかし、高みから何かを説くよりも、生身の個人の目線から、人々が忘れがちな、または忘れたフリをしがちな問いをあぶり出す。2トンの粘土でつくったブサイクなジョージ・ブッシュに「God Bless America」を歌わせたり、在日韓国人の恋人から受けた問いへの葛藤を作品化したり。はたまた、英語が共通語の国際展であえて故郷の鹿児島弁(とエスペラント語!)を使った作品を発表したり。今回、横浜美術館で1月21日から3月20日まで開催される首都圏初の大規模な個展『高嶺格:とおくてよくみえない』は、美術館という存在そのものにも問いを投げかける展覧会になりそうだという。 (インタビュー・テキスト:内田伸一 撮影:小林宏彰) アートを観に行く美術館なのに「よくみえない」っていう ―今回の横浜美術館での個展は、「とおくてよくみえない」という謎め

                                アートとゴミの違いって? 高嶺格インタビュー | CINRA
                              • 行って損はない! ヨコハマトリエンナーレ2014(横浜美術館編) - 関内関外日記

                                http://www.yokohamatriennale.jp/2014/ 結論から言うと、ヨコハマトリエンナーレ2014は行って損はないんじゃないかと思う。横浜美術館の展示しか見てないけど、そう思う。チケット代と内容の費用対効果にうるさい貧乏人のおれが言うのだから間違いない。前売り券値段で横浜美術館のみ、それで元は取れる。 とはいえ、この一作品の一撃で元は取れた、そういうのはなかったかもしれない。たとえば高嶺格の『鹿児島エスペラント』一発みたいな衝撃だ。でも、全体的に「いい感じ」の雰囲気で、ボリュームも満点だった。正直、横浜美術館のあとに一日で他会場を回ろうというのは無理があろうという気もする。遠方よりの来客にとってはたいへんなことだろうが。 それとおれは今回、音声解説の機械を借りて首からぶらさげた。美術展では初めての経験だ。なぜならキュレーターである森村泰昌が自分でやっているからだ。お

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                                • 新国立競技場──ザハ・ハディド案をめぐる諸問題

                                  ザハ案の受け止め方とリアクション 日埜直彦──簡単にこの新国立競技場に関する経緯を整理しますとだいたいこういうことかと思います。まず昨年新国立競技場の建て替えが決まってコンペが行なわれ、11月にご存知の通りザハ・ハディドの案が1等に選出されました。その案に対して槇文彦さんたち建築家が異論を提起されています。2020年に東京オリンピックが開催されることが決定しましたから、この競技場だけでなく東京全体にオリンピックに付随するプロジェクトが出てくるだろうと予想されます。そして新国立競技場については建設予算が予定を大幅に超過するので縮小にむけて計画の変更をするという報道が最近なされている情勢です。今まさに現在進行形の話でまた状況は変化していくでしょうが、そこをおして考えてみたいことがありましてこの鼎談を企画しました。 ザハの案が良いか悪いかは、敢えて脇に置きたいと思います。というのも、われわれはそ

                                    新国立競技場──ザハ・ハディド案をめぐる諸問題
                                  • 勝どき@btf「自由自在(蛭子能収)と臨機応変(根本敬)の勝敗なき勝負」展における根本敬先生撤収について。- n_sixers fragments

                                    blog,twitter,flickr,movie,memopad,bookmarks... ZAKKI(scrapping) archives...note. 今朝、届いた都築響一氏のメールマガジン・ROADSIDERS’ weeklyに、都築氏の取材された根本先生の展覧会撤収を記事にした「根本敬のいない場所」が掲載されました。 今回の件は根本先生と先生の奥様、先生のお子さん達が@btfのギャラリーで私とソファーで談笑していた処にオーナーの青木克憲氏が現れ、そこでの根本先生との最終的な展示に対する話し合いが決裂、根本先生が止むを得ず撤収をその場で決められました。 私は席を外そうと思いましたが、他には@btf側のスタッフが二名いるだけの空間で、根本先生からギャラリー側と当初から様々な問題が勃発していた事を電 話、メールでも伺っており、第三者としてその場にいるべきと考え、何ら容喙せずに話を聞

                                    • 日本のアートを牽引する森美術館館長・南條史生氏、なぜ人間はアートを必要とするのか | Mugendai(無限大)

                                      森美術館館長。1949年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史専攻卒業。国際交流基金を経て、2002年に森美術館副館長に就任。2006年より現職。横浜トリエンナーレをはじめとする数多くの展覧会にディレクターとして携わったほか、現在はKENPOKU ART 2016(茨城県北芸術祭/2016年9月17日〜11月20日開催)に総合ディレクターとして関わっている。美術評論家、キュレーターとしての著書に『アートを生きる』(角川書店)、『アートと社会』(共編著/東京書籍)などがある。 多様な知識と多角的な切り口から、人々にアートを提案する美術館。そのトップにいる「館長」は、どのような視点でアートを取り巻く状況や世界を見ているのか。東京・六本木ヒルズにある森美術館の館長・南條史生氏は、「第 47 回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナー(1997 年)」「第 1 回

                                        日本のアートを牽引する森美術館館長・南條史生氏、なぜ人間はアートを必要とするのか | Mugendai(無限大)
                                      • towner » 【2015年版】非日常の世界に飛び込め!全国で開催されるアートフェスティバル8選

                                        ここ数年、日本各地で様々なアートイベントが開催されるようになりました。2015年も様々なアートイベントが目白押し。今年初めて開催されるものもあれば、すっかり定番になっているものもあります。その内容も、都市部で行われる一晩限りのものだったり、東京都内23区とほぼ同じ広大な敷地を巡るものだったり、実に多種多様。好奇心をくすぐるものばかりで、アートに詳しくなくても楽しめます。周辺には美しい自然だったり温泉街があるところも多く旅行にもオススメ。ちなみに名前にビエンナーレがつくものは2�年に1回、トリエンナーレは3年に1回の開催。今年はアートの“お祭り”に飛び込んで、非日常の世界を思う存分味わう! 京都市美術館や京都芸術センターをはじめ、京都中の様々な会場で行われる京都では初の大規模なアートイベント。アートディレクターには横浜トリエンナーレも指揮した経験を持つ河本信治氏を据え、石橋義正氏ややなぎみわ

                                          towner » 【2015年版】非日常の世界に飛び込め!全国で開催されるアートフェスティバル8選
                                        • 「黄金町バザール」とは結局なんなのか | 「消えた横浜娼婦たち」の事情

                                          旧称:メリーさんの故郷の写真……メリーさんや横浜の裏話あれこれ、書籍販促計画など <<写真:本牧小港のチャブ屋女たち。戦前撮影>> 警察庁による2005年のちょんの間一掃作戦(通称「バイバイ作戦」)。 この一連の掃討作戦により、多国籍娼婦群は一掃された。 その後<地域とアートの共存を通して街を再生する試み>として始まった黄金町バザール。 ↓ http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2009/info/info01.html このムーブメントに関して評価は様々かもしれない。 近隣に住む者として、軽いジャブを打ってみたい。 以前より漠然と感じていた不満。 それを文字にすると、以下の一言に尽きると思う。 ↓ ↓ ↓ 「黄金町バザール」とは、アートに理解のある人間・関心のある人間だけを導き入れ、それ以外をやんわりと排除する運動なのではないか。 しかし必要

                                          • 美術において平成に何が起こったのか? 31年のアートシーンを振り返る

                                            「日本ゼロ年」1999~2000年 水戸芸術館現代美術ギャラリーでの展示風景より、ヤノベケンジの作品 撮影=根本譲 写真提供=水戸芸術館現代美術センター 1989年4月 P3 art and environment設立 5月 広島市現代美術館開館 6月 「アゲインスト・ネイチャー 80年代の日本美術」展(サンフランシスコ近代美術館ほか) 全米を巡回、日本ではICA名古屋で開催 9月 北澤憲昭『眼の神殿―「美術」受容史ノート』(美術出版社)刊行 1990年3月 水戸芸術館現代美術センター開館 3月 「プライマル・スピリット―今日の造形精神」展(ハラミュージアムアークほか、全米巡回) 7月 「ファルマコン'90 現代の美術展」(幕張メッセ) 8月 ダムタイプ《pH》公演(スパイラル/ワコールアートセンター、東京) 1991年3月 日比野克彦、タナカノリユキ、関口敦仁「Xデパートメント―脱領域の

                                              美術において平成に何が起こったのか? 31年のアートシーンを振り返る
                                            • 奈良美智 - Wikipedia

                                              奈良 美智(なら よしとも、1959年12月5日 - )は、日本青森県弘前市出身の画家[2][3]・彫刻家[3]・現代美術家[4][5]。 概要[編集] 1959年青森県弘前市出身[6]。青森県立弘前高等学校卒業[7]。 高卒後は上京する[7]。武蔵野美術大学に入学したものの、学内で何も得るものを感じず、1年で中退する。一年生期末の20歳の頃に一年間有効のヨーロッパの往復チケット買って、約三ヶ月放浪した[6][8]。帰国後の金欠を親に言えず、授業料の安い公立美大を受験した。そして、愛知県立芸術大学、国立東京芸術大学、大分県立芸術短期大学の候補の中で、愛芸に合格した[8]。 1981年、愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻に入学し、1985年に卒業、1987年に同大学大学院修士課程を修了した[9]。この期間も公立であるため、費用が安く、愛芸二年時に三ヶ月ほどヨーロッパ行っている[8]。 愛

                                                奈良美智 - Wikipedia
                                              • 六本木アートナイトは、こんなイベントだった - アセンション・のま洞

                                                人間50年…「あの夜のことは間違いだった」と後から言われてションボリしないようにしたいものですが、すっかり徹夜できなくなってしまった三十路の男性が『一夜限りのアートイベント』を取材してまいりました。 六本木一丁目からヒルズ方面に向かって歩いていく途中で、アートナイトのロゴを背負った飛行船を目撃。たまたまコースがかぶっていたらしく、ずっと頭の上に飛行船を連れていく格好となったため、いざなわれているみたいな感覚だった。 国立新美術館 美術館通りを通って国立新美術館へ。 前庭には3つのアートキューブが特設されていました。アートキューブというのは美術家の日比谷克彦がディレクションした小型の展示スペースで、六本木のいたるところに設置されているんですが、 これはその中の1つに展示されていたカメラ。写真家石川直樹が飛行船で旅をしていて海に墜落したとき、数年経ってから海岸に打ち上げられていたところを発見さ

                                                • 藤幡正樹はなぜ出品を辞退したのか - ART iT(アートイット)

                                                  取材・文:小崎哲哉(ART iT編集部) アーティスト、藤幡正樹が、ヨコハマ国際映像祭開幕前日の記者会見で「出品辞退」を宣言し、関係者に衝撃を与えている。宣言の背景には何があったのか? 作家と映像祭ディレクター、横浜市の担当者ら関係者に取材した結果をレポートする。(文中敬称略) 対立する見解 まずは、10月30日(金)の記者会見で藤幡が発表し、同じ日に『ART iT』のブログに掲載したコメントから「出品辞退」の主な理由5つを抜き出してみたい。コメント文頭には「横浜(ママ)国際映像祭実行委員会副委員長」「東京藝術大学大学院映像研究科長」「出品作家」の3つの肩書きが記されている。 1:展示場所、すなわちどのようなコンテクストのもとに自作が置かれるのかについて、ディレクターから納得ある説明がなされなかった。 2:音が出る作品であるにもかかわらず、現場に行ってみると壁が天井まで達しておらず、他の作

                                                  • ヌードの見方、教えます。「ヌード」展キュレーターが語る、いまヌードを見せる意味

                                                    ヌードの見方、教えます。「ヌード」展キュレーターが語る、いまヌードを見せる意味全出品作がヌードで構成された「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」が横浜美術館で開催中だ。開催前からロダンの大理石彫刻《接吻》が初来日するなど、話題を集めていた同展。一言で「ヌード」とはいえ、19世紀から現代まで多種多様な作品が集まる本展。担当学芸員の長谷川珠緒に開催に至った経緯からヌードの見方、そして意義などについて話を聞いた。 ロダン《接吻》の部分 世界を代表する美術館・テートのコレクション──まず、この展覧会が開催に至った経緯からうかがいます。本展は、イギリス、テートのコレクションを紹介するものですが、まずはそのテートが一体どういう美術館なのかからお聞かせください。 テートはイギリスを代表する国立美術館で、現在4つの分館(ブリテン、リバプール、セント・アイヴス、モダン)があります。もともとは砂

                                                      ヌードの見方、教えます。「ヌード」展キュレーターが語る、いまヌードを見せる意味
                                                    • 津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

                                                      津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズ「The Public Times」では、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第8回は、あいちトリエンナーレ2019の芸術監督である津田大介をゲストに迎え、現代における芸術祭やアーティストの役割について議論する。 構成=杉原環樹 あいちトリエンナーレ2019の参加作家であるウーゴ・ロンディノーネの《Vocabulary o

                                                        津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜
                                                      • Mr.とphaの「つながりながら、ひきこもりたい」理想の生き方対談 | CINRA

                                                        人が通り過ぎてしまいそうな身近なモチーフや風景を丹念に表現することで、世界の見え方をゆるやかに変えてしまう人たちがいる。アーティストのMr.と著述家のpha。一風変わった名前を持つこの二人は、これまでの「アートらしさ」や「普通の生活」を相対化することで、社会のなかにそんな新しい視点を作ってきた実践者だ。 アーティスト・村上隆の一番弟子でもあるMr.は、美大受験失敗後の葛藤のなか、まだアートの対象と認知されていなかったアニメキャラクターや、雑然とした自室を作品に昇華。いまや世界的な表現者となった。一方phaは、京都大学卒業後に就職するも、型通りの就業生活に馴染めず退職。シェアハウス「ギークハウス」を立ち上げつつ、収入にも場所にも常識にもとらわれない、新たな生き方を綴ったエッセイで人気を得ている。 今回、現在開催中の『ヨコハマトリエンナーレ2017』へのMr.の参加を機に、そんな両者の対談を行

                                                          Mr.とphaの「つながりながら、ひきこもりたい」理想の生き方対談 | CINRA
                                                        • ぐるり横浜、お金のかからないお散歩ガイド - 日毎に敵と懶惰に戦う

                                                          こどもの日。よい天気なので出掛けようと思うが、足になる自転車は修理中。そして先立つものがない。だので、歩いて出掛けることにした。自宅から行ける散歩コースを歩いてみよう。いちおう、お散歩ガイドになるように仕立ててあります。コースの詳細と写真の撮影位置は、最後の『every trail』のデータを参照してください まずは海のほうへ。桜木町から赤レンガ方面に向かう汽車道は、大勢の人が歩いている ランドマークタワーと日本丸が見渡せる。お天気はよいけれど、すこし霞気味 日本丸が次回帆を張るのは、5月30日であるとのこと。昨年の帆船大集合の様子 横浜で、日本丸(旧)・日本丸・海王丸が総帆展帆 - 日毎に敵と懶惰に戦う ナビオス横浜には、立派な鯉のぼりが 新港ふ頭、横浜トリエンナーレも、もう一昨年のことですね。来年は無事に行われるのかな 横浜トリエンナーレ2008 メイン会場編 - 日毎に敵と懶惰に戦う

                                                            ぐるり横浜、お金のかからないお散歩ガイド - 日毎に敵と懶惰に戦う
                                                          • asahi.com(朝日新聞社):「クールジャパン」海外発進へ、3省が計28億円要望 - 文化

                                                            アニメや漫画、食など「クールジャパン」といわれる日本文化の海外発信に力を入れようと、文部科学、経済産業、外務の3省が来年度予算に計27億円を要望する。各省は「それぞれの特長を生かした役割分担」(中川正春・文科副大臣)で、予算獲得を目指す。  今年6月に「クール・ジャパン室」を新設した経産省は約19億円を要望する方針だ。中国やインドなどの新興国の市場を調査。市場ごとに衣服や家電、アニメ、日本各地の特産品などをどう売り込むかという戦略をつくる。現地の百貨店でのテスト販売や流通業者との商談会などを支援し、そこで得たノウハウを業界が共有できるようにする。  文科省の文化庁は、「クリエイティブ・ニッポン発信!プロジェクト」事業で約6億円を要望する。地域から日本文化を国際発信する拠点をつくろうと、海外の芸術家に滞在制作をしてもらう事業(アーティスト・イン・レジデンス)をしている自治体などへ助成する。国

                                                            • 2024年横浜トリエンナーレに関しての会田誠さんとni_kaさんの議論

                                                              Qun @watch_dog_timer 横浜トリエンナーレ、第一回から全て見続けてきましたが、以前書い通り「2000年代アートバブルの完全終了」が宣言されたかのような会だった。文字と映像に頼った作品と呼べないプロパガンダのオンパレード。ペッパーに語らせる文章はアートではない。さようならトリエンナーレ。 pic.twitter.com/bOLzk1BhEW

                                                                2024年横浜トリエンナーレに関しての会田誠さんとni_kaさんの議論
                                                              • 現代アートの祭典急増 B級グルメと並ぶ町おこしの切り札に (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

                                                                発売1週間で100万部を突破した村上春樹氏の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。ファンの間では、装丁に20世紀アメリカを代表する画家、モーリス・ルイスの作品が使われていることも話題となった。昨今、現代アートの展覧会も増えており、たとえば3月まで東京・六本木ヒルズ内の森美術館で開催されていた「会田誠展 天才でごめんなさい」は大きな反響を呼んだ。“難解”と称されがちだった現代アートが、身近に楽しむもの、直に刺激を受けるものに変わりつつある。 現代アートの興隆において注目すべきは、地方の取り組みが活発化していることだ。数年前から各地で様々な芸術祭が開催されるようになり、着実に認知度を上げている。その先駆となったのが「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ」だ。 トリエンナーレとは、イタリア語で「3年に1回」を意味する。つまり、3年に1回開催される芸術祭のことだ。2

                                                                • 南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」

                                                                  南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」2019年12月末で森美術館館長を退任した南條史生。2006年よりこの美術館を率いてきた南條が、13年間の森美術館と日本美術界を振り返る。 聞き手=編集部 ポートレート撮影=稲葉真 日本でも屈指の集客力を誇る、東京・六本木の森美術館。この美術館で2002年から副館長、06年から館長を務めた南條史生が、19年末を以て退任した。「医学と芸術展」(2009)、「メタボリズムの未来都市展」(2011)、「宇宙と芸術展」(2016)、「未来と芸術展」(2019)といった多数の展覧会を手がけてきた南條は、この17年間をどう振り返るのか? * 「現代美術は面白い」という空気はつくれた──南條さんは2002年に森美術館の副館長に就任し、06年から館長を務められました。この美術館に在籍されていた長い時間を振り返っ

                                                                    南條史生が振り返る、森美術館館長としての13年と日本のアートシーン。「それでも現代美術しかない」
                                                                  • 館長からのご挨拶 | ご挨拶 | 美術館について | 横浜美術館

                                                                    休館にあたって 横浜美術館は、2021年3月1日より、大規模改修工事のため、2年を超える休館に入ります。再開館は2023年度中を予定しています。 横浜に美術を楽しむための本格的な拠点を、との市民のみなさまの声に支えられ、この美術館が開館したのは、1989年のことです。開発が始まったばかりのみなとみらい21地区にできた最初の建物のひとつで、開館当初、周囲にはまだ広大な土地が広がるばかりでした。設計は、戦後の日本を代表する建築家、丹下健三です。以来、展覧会を中心とした「みる」、アトリエの創作活動を中心とした「つくる」、約11万冊の蔵書を擁する美術情報センターを中心とした「まなぶ」の三つを柱として、活動を続けてきました。また2011年以降は横浜トリエンナーレのメイン会場として、海外からもたくさんのお客さまをお迎えしてきました。2019年の開館30周年にあたっては、多くの方から、人生の節目、節目に

                                                                    • 横浜トリエンナーレへの批判を読んで(前半)

                                                                      (文字数制限にかかるようなので、前後に分けて挙げます。) 前置き 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」がこの土日で終わります。私も見に行って、なかなか面白く思いました。ところが友人によると、SNSでは批判の声が多いそうですね。あまりそういうものは見ないようにしているのですが、友人がその場で例を見せてくれたので、ついいくつか読んでしまいました。そのときの感想は、ひとことで言うと「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということでした。そこで友人といろいろのことを話し合ったのですが、今はそれを思い出しながらこの文を書いています。 今回の展覧会には魯迅の『野草』という短編集が深く関わっていますが、魯迅は「おおむね、折にふれてのささやかな感想を述べたに過

                                                                        横浜トリエンナーレへの批判を読んで(前半)
                                                                      • 2014|横浜トリエンナーレ

                                                                        3年に1度、横浜で開催される日本を代表する現代アートの国際展。2001年に開始して以来、みなとみらい地区をはじめとする横浜の都心臨海部の施設や屋外広場を会場に、2005年、2008年、2011年とこれまでに4回開催してきました。

                                                                          2014|横浜トリエンナーレ
                                                                        • 東横線「横浜~桜木町間」高架と旧桜木町駅の活用方針が決定

                                                                          横浜市は1月28日、横浜~桜木町駅間東横線跡地活用の基本方針を発表した。廃線となった線路部分は自転車も通れる遊歩道にし、高架下には文化芸術をテーマにした壁画や、芸術文化施設を設置することなどが提案された。 高架下の空間や壁面、旧桜木町駅駅舎などを地域活性化につなげるため、横浜市は2007年3月に「東横線跡地懇談会」を設置して、2011年度の利用開始を目指し、文化・芸術の創造拠点などへの活用方法を検討してきた。今回発表された、基本的な方向性に基づき、今後具体的な検討をすすめていく。 方針では、高架下・壁面・駅舎の約1.2キロのエリアを、横浜の都心臨海部を文化芸術により活性化する「ナショナルアートパーク」の一翼を担う場としてとらえ、旧高島町駅周辺の高架下には、個性ある店舗・ギャラリー・アトリエなど集客性のある施設の設置や、市営地下鉄高島町駅をみなとみらい方面につなぐ出入り口の設置を検討。紅葉坂

                                                                            東横線「横浜~桜木町間」高架と旧桜木町駅の活用方針が決定
                                                                          • 2014年 展覧会ベスト10 - 日毎に敵と懶惰に戦う

                                                                            毎年恒例、今年見た展覧会を振り返って、私的ベスト10を選んでみます。あくまでも私的ですし、見逃しているものもいろいろあるので、よろしく…。去年だと『山楽・山雪』のような圧倒的なものがあったんですが、今年は図抜けたものがなかったなあ…と思いつつ、改めて自分の日記を読んで思い返すと、あれも良かった、これも良かった、と出てくる。そんな中からなんとか選んだベスト10+次点10でございます。 どうも、企画が良かったから…みたいな選び方になってしまって、大型展が漏れがちになっていることを最初に申し添えておきます。あんまりよくないかもしれん、こういう選び方も。 1.大阪市立美術館『山の神仏−吉野・熊野・高野』 信仰は源流において多様であるというか、生きている、生々しい、力強いのでありまして、数々の、そして多種多様の居並ぶ神像仏像曼荼羅を見ながら、さながら吉野・熊野・高野のお山を巡ってきたような、ありがた

                                                                              2014年 展覧会ベスト10 - 日毎に敵と懶惰に戦う
                                                                            • 「断面の世代」の作家 束芋インタビュー | CINRA

                                                                              横浜美術館の開館20周年記念展として、12月11日(金)より約3ヶ月にわたって開催される『束芋 断面の世代』展。国際的な活躍も目覚ましく、まさに若手美術作家のトップランナーと呼ぶにふさわしいアーティスト、束芋による展覧会だ。折しも活動10年目となる今年は、彼女にとって大きなターニングポイントを迎える時期でもある。想像を超える、驚きにあふれた作品を生み出しつづける彼女の挑戦について、じっくりとお伺いした。 (インタビュー・テキスト:小林宏彰 撮影:ノダ) 「断面の世代」はペラッペラ? ─束芋さんの横浜美術館での個展が、いよいよ12月11日(金)からスタートしますね。現在、制作も佳境でしょうか?(注:取材日は9月29日) 束芋:大変な時期ですね〜。作業の方向性が決まってくると気持ちも楽になるので、作業量が多くても苦にならないんですが、方向性が決まらずに何もできないときが本当にしんどくって。それ

                                                                                「断面の世代」の作家 束芋インタビュー | CINRA
                                                                              • 「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち

                                                                                「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち 芸術祭やアート・イヴェントなどにおいて、さまざまなかたちで作品に参加する「参加型アート」が注目されています。また2000年代に入り、アール・ブリュットを専門に扱う美術館が日本の各地で開館しています。この2つの動向を「媒介」や「コミュニケーション」などをキーワードとして考えたいと思います。 コミュニティデザイナーとして近年は福祉分野とも関わりが深く、アール・ブリュット美術館《はじまりの美術館》(設計:竹原義二、2014)の開館にも携わっている山崎亮氏とアール・ブリュットの研究者として『アール・ブリュット アート 日本』の監修もされている、東京国立近代美術館キュレーター保坂健二朗氏に話を伺いました。 保坂健二朗氏(左)、山崎亮氏(右) 3つの「参加」のかたち 山崎亮──今日はよろしくお願いし

                                                                                  「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち
                                                                                • 六本木アートナイト - 日毎に敵と懶惰に戦う

                                                                                  田町で下車、この時点で9時を廻っている。ここから六本木ヒルズに向かう港区のコミュニティバス『ちぃばす』は、普段ならばとっくに終わっている時間なのだけれど、この日は延長営業している。 そう、この日は、『六本木アートナイト』というイベントがあるからなのです 六本木アートナイト 美術館がどんどん増えて、近年急に『アートの街』になった六本木で、夜通し開かれるアートイベント。ロンドンやパリでは、年に一回、一晩中美術館などが開館し、公共交通機関も終夜運転し…というイベントがあり、日本でもそれにあやかったイベントをやってみましょう、ということらしい。まだ初回なので、なかなか広がりがなかったり、運営がグダグダだったり、問題点も見えることになるイベントになるだろうけれど…なんだかんだで六本木のアート周辺に思い入れのある身としては、とりあえず参加するしかないではありませんか。 まず企画の趣旨から言えば、六本木

                                                                                    六本木アートナイト - 日毎に敵と懶惰に戦う