過去最大の死亡者が出ているオミクロン株の登場をもって「パンデミックは終わりに近づいている」というのは危険な目論見です。この2年間、散々痛い目に遭わされてきた新型コロナを侮ってはいけません。 押谷仁先生のお話を伺う機会があり、その内容の一部を整理したものです。https://t.co/ckbikOnT8p — 忽那賢志 (@kutsunasatoshi) February 19, 2022 忽那賢志氏の記事が炎上している。彼は次のグラフを出して「オミクロンの死者は過去最大でデルタより多い」というのだが、それは本当だろうか。 忽那氏は厚労省の新型インフルエンザQ&Aを引用して「インフルエンザで1年間の間に亡くなる方と同じ数の人が、新型コロナでは1日から数日の間に亡くなっている」という。そこにはこう書かれている。 国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214