テスラCEOのイーロン・マスクは、2万5000ドル(約380万円)の廉価版電気自動車(EV)である「モデル2」を発売する計画がないことを確認した。彼のこの発言は、約6カ月前にメディアの報道を否定した際のコメントを覆したものと受け取れる。 ドナルド・トランプの大統領選挙キャンペーンに多額の献金をしているマスクは、オースティンに拠点を置くテスラが米国時間10月23日に、予想を上回る2024年第3四半期(7~9月)の利益を報告した後、モデル2と呼ばれるEVの状況に言及した。彼は、決算報告の電話会議で株主からの質問を受け、低価格の非ロボタクシーモデルの状況について尋ねられた。 「私たちは、非ロボタクシーモデルを作っていない。私は、この会社の未来が自動運転テクノロジーであることを非常に明確にしていると思う」とマスクは語った。 今月初めにマスクは、カリフォルニア州バーバンクのワーナー・ブラザーズ・スタ