北海道大学の研究グループは、海水中で素早く強力に接着し、繰り返し使用可能な接着剤を開発した。 世界初だという。 接着剤の化学構造は「イガイ」の接着タンパク質を参考に設計された。 イガイ、原典:YouTube イガイ(貽貝)とは、イガイ目イガイ科に分類される二枚貝の一種。 在来種で、北海道から九州まで広く国内各地に生息している。朝鮮半島や支那の沿岸にも生息している。 最大で殻長15cm、殻幅6cmほどにまで成長する。殻は厚く、表面は黒から黒褐色で、弱い光沢がある。殻頂はよく尖り、鷲鼻のように曲がっている。殻の内側は真珠層がよく発達しており、青灰色をしている。 食用として捕獲されている。 北海道大学が開発した海中で繰り返し使用可能な接着剤、出典:Nature Communications 研究グループは、イガイの接着タンパク質中では、プラス(+)に帯電したカチオン性部位と「芳香環(ほうこうかん