1985年生まれ。立命館大学卒業後、2008年に同社入社、21年に社長就任。山形県を中心に障害者の就労支援やグループホーム施設を展開していたが、25年2月、山形県内7カ所の就労継続支援A型事業所を閉鎖すると発表した。 障害のある人が雇用契約を結んで働く「就労継続支援A型事業所」を、山形県内7カ所で運営していますが、2026年3月末で閉鎖します。事業所で雇用していた217人の方々は、整理解雇となります。社会保険料の支払い要件から賃金要件がなくなる「106万円の壁」撤廃によって、当社が社会保険料を負担しながら事業を継続するのが困難になったためです。 当社は障害者の自立を支援するため、11カ所の就労支援事業所と26カ所のグループホームなどを運営しています。A型事業所では障害者を直接雇用しています。A型事業所とグループホームの両方を手掛けることで、職場も生活環境も提供できる点を強みとしてきました。