県内の生協、「コープふくしま」が、家庭で出される食事に含まれる放射性物質を調査した結果を発表し、セシウムは7年連続で検出されませんでした。 一方で、今も不安を感じる消費者がいるとして、規模を縮小した上で、調査は今後も続けていく考えを示しました。 「コープふくしま」は、原発事故の翌年度から毎年、県内の組合員の家庭を対象に、実際に出す食事を1人分だけ多く作ってもらい、食事に含まれる放射性物質の調査を続けています。 10回目となる今年度の調査は、去年7月から12月にかけて、県内全域の50世帯を対象に行った結果、検出の下限値となる1キログラムあたり1ベクレルを超えるセシウムは検出されなかったということです。 この調査でセシウムが検出されなかったのは、7年連続です。 一方、コープふくしまは、今も不安を感じている消費者がいるとして、調査は、対象を希望する家庭のみに変更するなど規模を縮小した上で、今後も