「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国と地域が参加する大阪・関西万博は、大阪 此花区の人工島、夢洲を会場に、4月13日から半年間、開催されます。 会場のシンボルである世界最大の木造建築物、1周およそ2キロにわたる「大屋根リング」は、344億円をかけて2月に完成しました。 国内外から出展する84のパビリオンのうち、参加国や企業などがみずから建設する69のパビリオンでは、国内企業を中心に建物の工事や展示準備が大詰めを迎えています。 ただ、海外については、参加国がみずから建設する42のパビリオンのうち、建設を終えたのは現時点でアイルランド、オランダ、韓国など8つで、関係者からは工事の遅れを懸念する声も出ています。 こうした中、実施主体の博覧会協会では、4月4日から6日にかけて試験的に来場者を無料で招いて運営上の課題を最終確認する「テストラン」を実施することを決め、およそ4万人の定員