一人親方
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突っ張り一本やりの気っぷのいい相撲と、甘いマスクで一世を風靡(ふうび)した元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。父が名関脇、3兄弟も関取で逆鉾との兄弟同時関脇も達成。通算出場など、数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど、116キロの細身の体ながら“鉄人”の異名も誇った。以前から不整脈など心臓に持病を抱えていた。先月の九州場所も全休して約2カ月間入院。その後退院し、復帰に向けてリハビリを続けてきたが、体調が急変した。 錣山親方の危篤の報を受け、弟子の小結阿炎(29)らは急きょ、冬巡業が開催されていた関西から帰京した。入院していた都内の病院で錣山親方は、関係者らにみとられたようだ。先月の九州場所も不整脈で入院し休場していた。昨年九州場所で愛弟子の阿炎が、錣山部屋史上初の幕内優勝を果たした時も心臓の病気で入院中だった。「心臓で入院しているのに
日本相撲協会は、初場所前に力士4人の新型コロナウイルスへの感染がわかった九重部屋で、新たに師匠の九重親方と幕下以下の力士4人が検査で陽性と判定されたと発表しました。 日本相撲協会の芝田山広報部長によりますと九重部屋の力士など10人が18日、新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、元大関・千代大海の九重親方と幕下以下の力士4人の合わせて5人が新たに陽性と判定されたということです。 幕下以下の力士4人は、19日に入院するということです。 九重部屋では初場所前日の今月9日に、前頭13枚目の千代翔馬と十両5枚目の千代鳳など力士4人の感染がわかっていて、これで九重部屋で陽性と判定されたのは9人となりました。 相撲協会は最初に感染が判明した力士と濃厚接触の可能性があるとして九重部屋の力士や親方など所属する協会員全員を初場所初日からすでに休場させていました。 日本相撲協会の芝田山広報部長は「陽性者
3連勝の正代(手前)。遠藤(後方左)を土俵下へ吹っ飛ばし、控えていた貴景勝まで転がした!?(撮影・土谷創造) 大相撲秋場所3日目(15日、両国国技館)白鵬、鶴竜の2横綱が休場して横綱不在の場所で、関脇(28)は小結遠藤(29)を押し出して三役以上ではただ一人3連勝とした。出場力士では最高位となる両大関がともに敗れる波乱。朝乃山は7月場所を制した平幕照ノ富士(28)の上手投げに屈し、痛恨の3連敗。貴景勝(24)は北勝富士(28)に押し出されて初黒星を喫した。 道理を引っ込め、無理を通す。けんか四つ。下がりながら左を巻き替えた遠藤にもろ差しを許した正代が、太鼓腹を突き出しておかまいなく前へ出た。 「いろんな相撲を取れるわけじゃないので。自分の相撲を取ることだけに集中した」 体と体に間隔をつくり、両腕で相手の胸を強烈に押すと、遠藤はもんどり打って土俵下へ転がり落ちていった。184センチ、170キ
大相撲で激しい突っ張りで人気を集めた元関脇 寺尾の錣山親方が17日夜、亡くなったことが関係者への取材で分かりました。60歳でした。 鹿児島県出身の錣山親方は元十両の鶴嶺山、元関脇 逆鉾、先々代の井筒親方とともに「井筒3兄弟」と呼ばれた3人兄弟の三男で、昭和54年の名古屋場所で初土俵を踏みました。 力士としては細身の体から繰り出す激しい突っ張りを持ち味にファンの人気を集め、平成元年の春場所には関脇に昇進して兄の逆鉾とともに大相撲史上初の兄弟同時三役となりました。 通算の出場記録は歴代4位の1795回、幕内の連続出場記録の1063回も歴代4位で、幕内在位の記録は歴代6位の93場所と、23年余りの土俵人生で数々の記録を残しました。 引退後は年寄の「錣山」を襲名し、師匠として元小結 豊真将の立田川親方や去年の九州場所で初優勝した小結の阿炎などを育てました。 関係者によりますと、錣山親方は17日夜、
日本相撲協会が、コンプライアンス違反の疑いがある時津風親方(47=元前頭時津海)への調査を始めていたことが27日、分かった。初場所中にマージャン店に出入りするなど、協会作成の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した同親方に対し、26日に聴取していた。同親方は日刊スポーツの取材に対し、雀荘を訪れたことは認めたが、マージャンを打っていないと否定した。 時津風親方は27日、当社の電話取材に応じた。 -初場所中、マージャン店に出入りしていたか 時津風 チケットを届けに行ったりはしたけどね。どっからそういう情報が出たの? -雀荘に行って、マージャンはしなかったのか 時津風 マージャンはしてないよ。 -マージャンをしていないなら、協会にもそう言った方がいいのでは 時津風 言いましたよ。昨日、協会で聞かれたので言いました。 -場所中、風俗店に行っていたとの情報もある 行ってない。マッサージには行っ
“1階が相撲部屋のシェアハウス”というユニークな形態の賃貸マンションが昨年2022年4月、墨田区に誕生しました。朝稽古の見学会やちゃんこ会など住民を招いてのイベントもあるというこのユニークな物件について、親方の思いのほか、管理会社、入居者に話を聞きました。 1階に相撲部屋がある賃貸マンションとは? 1階にコンビニなどの商業施設やクリニックが入っているマンションはよく目にします。「1階に自分の好きな店や、よく使う施設が入っていること」は、物件探しの際にも意外と重要な要素ともいえるでしょう。他にはなかなかない「1階に相撲部屋がある」物件に住んでいるというのは、ちょっと得難い体験ができるのでは?と、思うのですが、実際はどうなのでしょうか? 大都会のなかのローカル線、といった趣のある東武亀戸線小村井駅から歩いて5~10分ほどの住宅街のなかに、モダンなマンションがあります。よく見ると1階の入口に「押
フリーランスとして働く人は2020年には全国で462万人にのぼり、働き方の多様化に伴って増えているとみられますが、企業などと雇用関係がないため職場での安全対策を定めた労働安全衛生法の対象にはなっていません。 このため厚生労働省は有識者でつくる検討会で議論を続けてきましたが、21日の検討会で報告書がまとまり、フリーランスも労働安全衛生法の対象とする方針が決まりました。 「一人親方」などのフリーランスは企業などの組織と雇用関係にない「個人事業主」のため、現状では原則として労働者ではなく、働く人の安全と健康を確保するための「労働安全衛生法」の対象になっていません。 しかし、令和3年5月に出された、建設現場のアスベスト被害をめぐる最高裁判所の判決で「同じ現場で働いていて、健康障害が生じるおそれがある場合には『一人親方』なども保護の対象とすべき」という判断が示されました。これを受けて厚生労働省は去年
大相撲の平幕の阿炎が外部の人、数人と会食をしていたことが分かり、7月場所7日目の25日から休場しました。日本相撲協会は今後、阿炎に新型コロナウイルスの抗原検査とPCR検査を受けさせ、結果が出るまでの間は、休場させるとしています。 日本相撲協会は、7月場所の開催にあたって新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのガイドラインを発表していて、力士などは不要不急の外出をせず人との接触をできるだけ減らすよう求めています。 錣山親方は、25日午後になって阿炎が会食していたことを知り、感染拡大を防ぐために大事を取って休場させることにしたということで、阿炎に発熱などの症状はないということです。 25日対戦する予定だった関脇 御嶽海は不戦勝となりました。 相撲協会は、25日午後1時半ごろに26日の中日、8日目の取組を発表していて阿炎は新大関 朝乃山との対戦が組まれていましたが、新しく取組を編成し直しました。
大相撲、元関脇 嘉風の中村親方の42歳の妻が小学5年生の長女に蹴るなどの暴行をしたとして逮捕されました。警視庁は長女が虐待を受けていた疑いがあるとして調べています。 長女がスマホで撮影 逮捕されたのは元関脇 嘉風の中村親方の妻 大西愛容疑者(42)です。 捜査関係者によりますと去年6月、東京 世田谷区の自宅マンションの部屋で小学5年生で11歳の長女の体を蹴ったり髪を引っ張ったりしたとして暴行の疑いが持たれています。 長女が当時の様子をスマートフォンで撮影し、父親の中村親方に相談していたということです。 映像には同じ日に容疑者が虫刺されの治療薬を、長女の目にこすりつける様子も写っていたということです。 警視庁は長女が以前から虐待を受けていた疑いがあるとみて、詳しいいきさつを調べています。 警視庁は認否について明らかにしていません。
Amazon Prime Videoで8月17日から独占配信となった「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン11 UNLIMITEDに、「平成の大横綱」貴乃花光司さんが出演。かつて“笑い”を禁じられていた男の予期せぬ無双ぶりに「外れ回かと思ったらまさかの神回の可能性ある。貴乃花がバグ」「とにかく貴乃花親方がヤバい。どういう感情なんや…もう怖さすら感じるほど狂気」など注目が集まっています。 その男、狂気につき 「ドキュメンタル」は、松本人志さん企画/プロデュースで2016年11月からAmazon Prime Videoで配信されている“笑わせ合いバラエティー”。密室に集った芸人たちがお互いを笑わせ合う内容で、バリエーションとして女性タレント版の「女子メンタル」やイケメン芸能人版「イケメンタル」も制作されました。 シーズンもはや11に 2021年12月配
大相撲の高砂部屋で師匠の高砂親方や朝乃山など合わせて7人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。 これは日本相撲協会が発表しました。 それによりますと、26日、高砂部屋に所属する幕下以下の力士1人が発熱などの症状を訴えたため、医療機関でPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。 このため、部屋の力士などが27日PCR検査を受けた結果、高砂親方と朝乃山、それに幕下以下の力士の6人の感染が分かり、合わせて7人になったということです。 相撲協会の芝田山広報部長は、今月の名古屋場所後の外出が許可された期間に感染した可能性があると説明したうえで、現時点で感染経路については分からないとしています。 芝田山広報部長は「感染した力士の隔離措置をするとともに協会員にも注意喚起していきたい」と話しています。 相撲協会では今後、保健所の指示に基づいて濃厚接触者の調
美味しい海老チャーハン食べ歩き!第246食! K七です。 今日は愛甲石田の海老チャーハンです。 愛甲石田駅は、小田急小田原線の駅です。 ロマンスカー以外の電車が停車します。 隣駅は、本厚木駅と伊勢原駅です。 丹沢山系の山々の馬の背! 心が洗われる景色なんです。 親方のぎょうざ(愛甲石田/えびチャーハン) 『親方のぎょうざ』に行きましょう 『親方のぎょうざ』の店内 『親方のぎょうざ』の餃子 『親方のぎょうざ』のえびチャーハン 『親方のぎょうざ』の海老 『親方のぎょうざ』のお会計 『親方のぎょうざ』K七のまとめ 『親方のぎょうざ』の店舗情報 親方のぎょうざ(愛甲石田/えびチャーハン) 『親方のぎょうざ』に行きましょう 小田急愛甲石田駅北口です。 前方の通りが国道246号線になります。 国道246号線を南に進んだ子安神社交差点。 この信号を北に入ります。 住宅地を進みほどなくして見えるのが『親方
関取5名、計27名の力士を抱える九重部屋。由緒ある同部屋を牽引するのは、元大関・千代大海の九重親方(46歳)だ。歴代1位タイの大関在位65場所という記録を残した「ツッパリ大関」は、いかにして相撲道に邁進することになったのか。ロングインタビュー前編では、九州全域に名を轟かせる不良だった少年時代の思い出や、先代九重親方である第58代横綱・千代の富士との出会いについて話を聞いた。(全3回の1回目/#2、#3へ) ◆◆◆ 運動神経抜群だった幼少期 ――親方は幼少期に柔道の経験があると伺いました。その頃から体は大きかったのでしょうか。 幼稚園の頃は、写真で見るかぎり周りの子より頭ひとつ大きいですね。1年に10キロずつ体重が増えて、5、6歳でもう50キロくらいありました。やんちゃで、朝から晩まで公園や海で遊んでいました。体は大きかったけど足が速くて、かけっこで2位以下になったことがありません。自転車も
「人材育成」は多くの組織が抱える重要課題のひとつではないでしょうか。 今回のAgendでは、宮大工の徒弟制度からヒントを得て「上司・部下ではなく、親方が弟子を持つ」という独特な人材育成システムを導入している株式会社ソニックガーデンの倉貫さんにインタビューさせていただきました。 上司と親方の違い、徒弟制度でどんなふうに人材育成をすることができるのか等、とても興味深いお話をお聞きできましたので、人材育成やミドルマネージャーの役割についてヒントが得られる記事になっていると思います。ぜひ、最後の「まとめ」までお読みください。 株式会社ソニックガーデン創業者、代表取締役社長。株式会社クラシコム社外取締役。 大手SIerにて経験を積んだのち、社内ベンチャーを立ち上げる。2011年にMBOを行い、株式会社ソニックガーデン設立。月額定額&成果契約で顧問サービスを提供する「納品のない受託開発」を展開。著書に
日本相撲協会は、大相撲の高田川親方や十両の白鷹山など新たに6人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。大相撲で、親方や十両以上の関取の感染が明らかになったのは初めてです。 同じ高田川部屋に所属する十両の白鷹山は発熱などの症状はないものの、24日に検査を受け陽性と判明したということです。 このほか、幕下以下の力士4人が25日までに陽性が確認されたということです。 相撲協会は新たに感染が判明した6人について、いずれも病院に入院し療養しているとしています。 大相撲では今月10日に幕下以下の力士1人の感染が明らかになっていますが、親方や十両以上の関取の感染が明らかになったのは初めてです。 相撲協会は、幕下以下の力士が感染したいきさつや所属する部屋について明らかにしていません。 相撲協会は、高田川部屋を含めた感染した力士が所属する部屋について、保健所などの指導に基づき
日本相撲協会は、新型コロナウイルスに感染した幕内の若隆景が所属する荒汐部屋で師匠の荒汐親方や十両の若元春など、11人が新たに感染したと発表しました。 荒汐部屋では31日、前頭2枚目の若隆景が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、同じ部屋の親方や力士など24人がPCR検査を受けました。 日本相撲協会によりますと、検査の結果、荒汐親方や所属する十両の若元春など新たに11人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。 若隆景を含めた12人のうち、3人が発熱などの症状があるということですがいずれも症状は軽いということです。 また、相撲協会が感染した12人に確認したところ、ほかの部屋の力士との接触はなかったということです。 日本相撲協会の芝田山広報部長は「今月10日の初場所まで日にちも近いので荒汐部屋の力士の出場は厳しい状況だ。初場所自体はなんとか開催したい」と話していま
大相撲の元横綱・白鵬の宮城野親方が弟子の暴力問題で、日本相撲協会から最下位の年寄への「2階級降格」と「報酬減額」の懲戒処分を受けました。また、師匠としての素養や自覚が大きく欠如しているとして宮城野部屋については、来月の春場所は、所属する伊勢ヶ濱一門の中で任命された師匠代行が監督することになりました。 日本相撲協会によりますと先月、公式のSNSに宮城野部屋に所属する幕内力士の北青鵬が、同じ部屋の力士に暴行を繰り返していると投稿が寄せられました。 そして、その後の調査で北青鵬は2人の後輩力士に対し、顔面に平手打ちをしたことやほうきの柄で尻をたたくなどの暴行を行っていたことを認めたということです。 また、師匠の宮城野親方については暴行を把握しながら協会のコンプライアンスの担当理事への報告を怠った上、協会の調査に部外者を関与させるなどして妨害したとしています。 23日、東京 両国の国技館で開かれた
去る10月1日、横綱・白鵬が引退会見を行った。数々の大記録を打ち立て、まさに病める日も健やかなる日も、角界を双肩で支え続けてきた白鵬。かつて、その大きな背中を追いかけていた一人が、同じく元横綱・稀勢の里の荒磯親方である。白鵬の引退を受け、現在の率直な思いを伺った。 「白鵬がいなかったら、あの体験はできなかった」――一時代を築いた横綱が引退されるというのは、荒磯親方にとって、率直にいかがですか。 「誰にでも終わりはあります。自分にとってはもちろん、相撲界にとっても、偉大な横綱がいなくなるのは非常に残念ですね。世代交代と言われながらも、最後は全勝優勝して、若手に弱い姿を見せずに引退するという引き際の素晴らしさも、白鵬関らしいなと思います。彼のやってきたことは、やっぱり間違っていなかったんですよね」 ――白鵬関とはたくさんの思い出があると思います。振り返ってみていかがですか。 「本当に、思い出は
一時だけ、一生懸命体を使って働くの。 もし、従業員が足りなかったら、店に行って働けばいいんだよ。 それ以外は頭脳労働なんだよ。 どうせやるなら日本一 気合い 21世紀は「プロ中のプロ」 経営者はいかにして無駄を省くか 追伸 馬鹿なことをしなければ、嫌われないのが当たり前 どうせやるなら日本一 「えっ、難しくないんですか? 繁盛してた店が、お客さんが来なくなって、潰れたなんて話、ザラにありますよね」 私がそう言うと、一人さんは、 「そういうのはな、『また』を考えてなかったからなんだよ」 「また?」 ひとりさんは頷くと、実に楽しそうに、 「商売というのは、常に『また』なんだよ。 それと、芝居なんだよ。 これがもうね、面白くて、面白くて、たまらないの」 「何ですか、それ。詳しく教えてください」 どんな仕事でも、儲かるコツは同じなんだよ。 いいかい、よく聞きなよ。 例えば、お金がないから、繁華街か
インタビュー中、机の上に置かれた節太で肉厚の手が、職人としての自信を示しているようだった。 「カンナがけを続ければ誰でもこんな手になる」と語る遠藤徳近さん(仮名)は大工歴50年超。1987年に独立して建設業における個人事業主、通称「一人親方」になり、何人もの若手も育成してきた。74歳になる遠藤さんは昨夏に大工を引退した。「若い頃にアスベスト被覆の建材を扱った影響かもしれない。息が苦しくて重いものを運べなくなってしまった」と少し寂しそうな顔で話してくれた。 建設現場で働く職人(技能労働者)には遠藤さんのような高齢の一人親方が多い。「80代で屋根に登る大工もざらにいる。私も体が動くなら仕事を続けたかった」(遠藤さん) 全国建設労働組合総連合(全建総連)によると、今の建設現場は彼ら高齢者の存在なくして成り立たないという。高齢化する職人の問題は、コロナ禍によって深刻度を増している。建設需要が急減し
日本相撲協会は23日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、宮城野親方(38=元横綱白鵬)に2階級降格と報酬減額の処分を下した。 同協会の処分は7段階に分かれ、降格は解雇、引退(退職)勧告に次いで3番目に重い。委員から、再雇用者の参与を除けば、最下位の年寄に転落した。 後輩力士への日常的な暴力行為が判明した弟子の幕内北青鵬に対する監督責任を問われた。 協会は史上最多の45回の優勝など数々の記録を残した大横綱が師匠として正しく対処していれば、このような事態にはならなかったのでは、としている。 理事会の発表資料には、次のような記述がある。 「宮城野は、令和4年七月場所中、北青鵬のBに対する暴行を把握しながら、当事者であるBと北青鵬に事情を直接確認もせず、Bの被害写真の確認すらしなかった。また、北青鵬に注意もしておらず、先代親方にさえ直接報告をしなかった。この機に、宮城野が、Bと北青鵬に事情を直接
会社が人件費などを節約しようと、実質的に雇っている人を請負の個人業者だと偽装するケースが問題になっている。三重県では最近、建設作業員が「一人親方」(個人事業主)に仕立て上げられたまま労災に遭い、自己責任とされそうになったが、裁判を通じて権利が回復された。建設関係の労働組合は、通常はありえない「ティーンエージャーの一人親方」の存在も指摘している。偽装一人親方とはどんなものなのか。実態と問題に迫った。 国の待遇改善策が裏目も 偽装一人親方の最大の問題は、名目は「親方」だが、福利などの待遇がかえって低下することだ。偽装一人親方が横行する一つのきっかけは、皮肉にも国土交通省が建設業に人材が集まるよう作業員の待遇の改善に取り組んだことだった。 国交省は2012年以降、建設会社に対し、作業員を厚生年金や健康保険などの社会保険へ加入させるよう強く指導してきた。このため、建設業の社会保険の加入率は「他産業
Published 2020/11/06 07:00 (JST) Updated 2020/11/06 16:19 (JST) 中国政府が内モンゴル自治区で9月から標準中国語(漢語)の教育強化を始め、国内外のモンゴル族やモンゴル人が反発している。同自治区出身の大相撲の荒汐親方(36)=元幕内蒼国来=も「母語が失われる」と強い危機感を示した。(47NEWS編集部) ―現地の状況は把握できているのか。 会員制交流サイト(SNS)で抗議デモの映像を見たり、知り合いから話を聞いたりしている。(漢語教育強化は)突然だったので何が起きているのか分からず、食事も喉に通らないほどショックだった。 ―抗議活動でたくさんの人が拘束されたとの情報がある。 様子が分からないので心配だ。内モンゴルの人口は8割以上が中国人(漢族)で町中はほぼ中国語。モンゴル語を話せる子どもが激減しており、モンゴル語の将来を心配してい
再び訪れる栄光への一歩となるだろうか。大相撲の元前頭・北青鵬(ほくせいほう)の暴力問題を受けて、所属していた宮城野部屋が閉鎖された。力士たちは新年度から伊勢ケ浜部屋に転籍し、宮城野親方(元横綱・白鵬)も部屋付きの親方として再出発を切った。 38年の相撲取材経験がある元NHKアナウンサーの刈屋富士雄さん(64)は「部屋の閉鎖というのは破格に厳しい。でもそこに至る理由があるんです。そして考えていくと、その原因を作ってしまったのは間違いなく宮城野親方なんですよ」と厳しい表情で語る。 角界を揺るがした北青鵬による暴行問題と宮城野部屋の閉鎖。問題の背景には何があったのか。一連の騒動に何を思うのか。大相撲をよく知る2人に語ってもらいます 「公正ではない」宮城野部屋閉鎖 相撲ライター和田静香さんの違和感 大相撲は「プロスポーツ」じゃない 宮城野親方の降格、減俸、師匠・親方としての再教育――。刈屋さんは日
突っ張り一本やりの気っぷのいい相撲と、甘いマスクで一世を風靡(ふうび)した元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。父が名関脇、3兄弟も関取で逆鉾との兄弟同時関脇も達成。通算出場など、数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど、116キロの細身の体ながら“鉄人”の異名も誇った。以前から不整脈など心臓に持病を抱えていた。先月の九州場所も全休して約2カ月間入院。その後退院し、復帰に向けてリハビリを続けてきたが、体調が急変した。 錣山親方の危篤の報を受け、弟子の小結阿炎(29)らは急きょ、冬巡業が開催されていた関西から帰京した。入院していた都内の病院で錣山親方は、関係者らにみとられたようだ。先月の九州場所も不整脈で入院し休場していた。昨年九州場所で愛弟子の阿炎が、錣山部屋史上初の幕内優勝を果たした時も心臓の病気で入院中だった。「心臓で入院しているのに
「いまは逆に清々しい気持ちです」 3月24日に引退を表明した元横綱・鶴竜親方は、土俵を去った心境をこう表現する。現役時代は決して大きいとはいえない体で、動きの速さを生かした技巧派の相撲が人気だった。土俵外では、心優しい穏やかな性格で多くの人から愛され、後輩力士たちからは「人格者」として崇められている。ファンから惜しまれた、突然の引退から約3ヵ月。鶴竜親方はいま、何を思うのか――。引退の胸中と、20年の土俵人生を、インタビューで振り返る。 親方として後進の指導に当たるいま――親方としてのいまの生活はいかがですか。 「20年ぶりに、また新弟子に戻ったような感覚です。力士のときは必死だったけど、親方になったから、いまは気が楽です。その代わり、今度は自分の部屋の子たちの相撲を一生懸命見ているので、また見る目が変わりました」 ――現在の仕事のやりがいは。 「教える立場になったので、若い子たちを鍛えて
大相撲の元幕内 時津海の時津風親方が、感染防止のために不要不急の外出を禁止する行動制限に反して、先月マージャン店などに繰り返し出入りしていたとして、日本相撲協会は「退職勧告」の懲戒処分としました。時津風親方は、22日付で退職しました。 日本相撲協会は22日、東京 両国の国技館で臨時の理事会を開き、不要不急の外出が禁止されていた、先月の初場所中に行動制限に違反して外出し、マージャン店に出入りしていたことが分かった、元幕内 時津海の時津風親方の処分について協議しました。 相撲協会のコンプライアンス委員会の調査によりますと、時津風親方は初場所中にマージャン店だけでなく、マッサージ店や風俗店にも出入りするなど外出を繰り返していたということです。 相撲協会は、時津風親方が過去に懲戒処分を受けているにもかかわらず、反省の態度や師匠としての自覚がみじんも見て取れず、厳しい非難に値するなどとして、退職勧告
大相撲で史上最多となる45回の優勝など数々の記録を打ち立てた元横綱 白鵬の宮城野親方が28日、断髪式に臨み、まげに別れを告げました。 元横綱 白鵬の宮城野親方は史上最多となる45回の優勝を果たしたほか、通算1187勝など数々の記録を打ち立てて、おととしの秋場所後に引退しました。 その後、部屋付きの親方として後進の指導に当たってきましたが、去年7月、宮城野部屋を継承し、部屋の師匠として新たなスタートを切っていました。 そして、引退からおよそ1年4か月がたった28日、東京 両国の国技館で断髪式に臨みました。 式に先立って、宮城野親方は最後の一番として中学2年生の長男、眞羽人さんと相撲を取り、館内をわかせると、太刀持ちに初場所で優勝した大関 貴景勝が、露払いに関脇 豊昇龍を従えて土俵入りに臨みました。 現役時代さながらの「不知火型」の土俵入りを力強く披露すると、大きな歓声と拍手が起きていました。
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