台湾・屏東県での演習で、対戦車ミサイル「TOW2A」を発射する台湾軍(2023年7月3日撮影)。(c)Sam Yeh / AFP 【7月3日 AFP】台湾軍は3日、毎年恒例の最大規模の軍事演習を前に、2日間のミサイル実射演習を開始した。 台湾国防部(国防省)報道官は、最南端の屏東(Pingtung)県で始まった演習で、米国製対戦車ミサイル「TOW2A」を発射したと明らかにした。 中台関係が緊張感を増す中、中国は過去1年間に台湾周辺で2度の大規模な軍事演習を行っている。 今回の台湾のミサイル実射演習は、中台を隔てる約180キロの台湾海峡(Taiwan Strait)とその周辺での中国軍による上空や海上での作戦を想定している。(c)AFP