気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 3月9日に西武ライオンズによるアマチュア2選手への利益供与問題が発覚してから、約1カ月が経過しました。2005年にアマチュア選手への利益供与で3球団の当時のオーナーが引責辞任をし、倫理行動宣言を採択してからわずか2年後の出来事です。 今回はたまたま明るみに出たこの裏金問題ですが、これがこの2年間で唯一の不正行為だとは到底考えられません。実際、西武球団は4月5日、最初に明るみに出たアマチュア2選手以外に5選手にも裏金を渡していたなどとする中間報告をしました。過去の球団の利益供与を阻止する直接的な制度作りが急務であると同時に、「自浄能力」を期待することができない日本球界の抜本的な改革が迫られているのではないでしょうか。 今回の西武の事件を受け、既